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2020年1月 4日 (土)

津市・辰水神社のジャンボ干支……金色のネズミ

Img_6676c  昨日の午後から、家内の実家に母親を送りがてら出かけて、一泊してきました。山里の戸建ての家は、寒いというのを改めて実感してきました。マンションは、本当に暖かくて助かります。実家では、墓参りや、室内の整理をしたほか、私は、普段の日課通り散歩。町内を一周して、氏神様にもお参り。4.3㎞。さらに、これは恒例行事になっていますが、津市美里町にある辰水(たつみず)神社のジャンボ干支を見てきました。

Img_6772c  まずは、その辰水神社のジャンボ干支から。金色に仕上げられたネズミは、鉄骨と発泡スチロールでつくられています。全長Img_6786c 4m、高さ3mという立派なもの。昭和61(1986)年から毎年、地元の「ふるさと愛好会」がつくって奉納しています。今年のものは、東京オリンピックを盛り上げるため、ネズミが聖火リレーのトーチを掲げています。ネズミに添えられた門松の切り口が、五輪のマークになっています。初期のジャンボ干支は、いかにも手作りという感じでしたが、最近は、相当凝ったものとなっています。私たちのように、これを目当てにお参りに来る方も多く、地域を盛り上げることにつながっています。2月一杯見られるということです。

Img_6790c  この辰水神社、私は今までお参りしたことがありませんでした。というのも、ジャンボ干支の潜門をくぐってImg_6801c から、150段ほどの階段を登っていかねばならないからなのです。しかし、今日は、お誘いして同行してくださった、家内の母の友人(御年80歳)が、「私、ちょっとお参りしてくるわ」と言い残して、スタスタと登って行ってしまったのです。「これは、いかん。負けてはならない」と思って、私もお参りしてきたという次第(苦笑)。「キョリ測」でみますと、ジャンボ干支があるあたりが標高70数m、頂上の拝殿あたりは110mくらいでしたから、40mほどの高低差。

Img_6815c_20200104211401  膝が笑うほどではなく、助かりましたが、拝殿まで行ってお参りしてきました。家内と、家内の母の分の賽銭を預かって、です。主祭神は、鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと;神武天皇の父とされています)。相殿神は、多紀理毘売命をはじめ、21柱。創始は不明ですが、前身は辰の口神社といい、天文8(1539)年、大和国から家所に領主・美川守藤安、同帯刀等とともに宮司が移り、この社を崇敬し、東高倉山に遷座して氏神としたといいます。天文の兵乱に一族が滅亡したとき、社殿も破却、村里も落薄してしまいました(元亀3(1572)年)。寛永年間(1624-43)、藤堂高虎公が伊勢、伊賀の領主となったのを機に社殿復興に力を尽くしたといいます。明治42(1909)年、辰水地区内の各神社を合祀し、辰水神社と単称しました。

Img_6818c  高いところにありますので、拝殿前からの眺めも利きます。左の写真は、青山高原の方を見たもの。青山高原にある風力発電Img_6810c_20200104211401 の風車までよく見えました。また、境内には、神宮遙拝所もあります(昭和56(1981)年に建てられた、比較的新しいものでした)。

Img_6512c  ところで、散歩では、野鳥その他を見てきました。エナガは、九華公園あたりのいつもの散歩コースでは見なくなっていたのですが、久しぶりに。このほか、アオジも見ましたが、枝かぶりの写真。セグロセキレイ、シメ、カルガモなどもいました。

Img_6526c_20200104211401  地区の集会所の前には、山の神が並んでいます。家内の実家あたりでは、Img_6529c 正月7日に山の神の祭りをすると記憶しています。その準備のためと思いますが、二股になった木の枝(三ツ又になっているのもあります)が置かれていました。たぶん、男女のシンボルで、五穀豊穣を祈るものだと思いますが、もう少し調べてみたいと思っています。

 明日は、令和2年の「勉強始め」。恒例の三重K-ABCアセスメント研究会があり、日本版WISC-Ⅳの著者のお一人である、大六一志先生のご講演を聴講に行く予定です。大六先生のお話を聞いて、1年が始まるのです。

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コメント

おユキさん、おはようございます。

家内の母は、年末に1度、年末年始にもう1度、合わせて10日あまり、我が家で過ごしていました。
お陰様で元気に過ごしています。

さて、ジャンボ干支は、私の散歩友達に写真を差し上げるのですが、毎年好評です。
初日の出、赤須賀漁港の大漁旗と、3点セットで、「開運写真」と勝手に名づけています(微笑)。

ジャンボ干支は、確かこれで35代目になると思いますが、失礼ながら、最初の頃に比べると、格段の進歩を遂げています。
リアルで、見応えのあるものになるのと同時に、今年のようにちょっとした遊び心も含まれています。
年末、テレビのニュースでも取り上げられます。

田舎へ行くと、神社が山の上にあるということがあります。
普段、平らなところを歩いていますので、「ちょっとねぇ」と思ってしまいます(苦笑)。
今回は、ヘンな負けじ魂が発揮され、初参拝できました。

恒例行事とか、「マイ何とか」をつくると、楽しみも増えますし、生活のアクセントもできますから、お勧めです。

投稿: mamekichi | 2020年1月 6日 (月) 03時24分

mamekichi先生、こんばんは。

親孝行、お疲れ様でした(微笑)。

ジャンボ干支、毎年の楽しみになっています。
金ピカでこんなに大きなねずみなんて・・・ちょっと怖いです(苦笑)。
オリンピックイヤーに因んで、門松の竹が5色になっていたり、ネズミさんが聖火を持っていたりするんですね(微笑)。

辰水神社、目の前に階段がズズッと立ちはだかっていたら、怖気付いてしまうの、分かります。
しかし、一回り以上も年嵩のご婦人には、負けるわけにいきませんねぇ(笑)。

ウォーキング&ハイキングでの鍛錬の成果かと思います。

大六先生のお話を聴いて一年が始まるとは、羨ましいです。
私も恒例行事を作ろうか知らん。

投稿: おユキ | 2020年1月 5日 (日) 19時26分

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