20200126近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 細川酒造の銘酒『上げ馬』と多度大社・追儺祭」へ……祝ご当選!でめでたく「完」
朝方まで細かい雨が降って心配しましたが、天気も回復してきましたので、今日は、近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 細川酒造の銘酒『上げ馬』と多度大社・追儺祭」に行ってきました。細川酒造は桑名市多度町古野にあります。ここへは去年(2019) 9 月14日に近鉄ハイキングで訪ねました(20190914近鉄ハイキング「オクトーバーフェストな気分でハイキング 多度大社と細川酒造『上馬ビール』」(予告編))。このときは、上馬ビールが目的でしたが、今日は、日本酒「上げ馬」を味わうため。同級生K氏に近鉄ハイキングと、酒蔵みてある記の話をしたら、大変興味を持ち、「是非とも行く」ということで、二人旅。
養老鉄道多度駅で9時半から11時が受付でしたので、桑名駅を9時25分に出る大垣行き普通電車に乗車。多度駅には9時38分の 到着。¥310。受付の行列が、改札口を出たすぐのところまで並んででいるくらいの大賑わい。コースマップを受け取り、9時50分頃出発。コースは、昨年9月と全く同じ。多度駅から多度の町並みを楽しみながら、多度大社へ。そして、地名でいうと猪飼の辺りを回って、細川酒造で酒蔵見学、ゴール。帰りは、ふれあい広場・岩や姫から三重交通の臨時バスに乗って、多度大社経由で多度駅へ。歩くのは約6㎞。コースマップには、試飲券とお楽しみ抽選会の番号も印字されていました(#354)。
こちらは実際に歩いたルートマップ。ほとんどコースマップの通りです(微笑)。鯉料理の大黒屋さんで上がらせてもらい、お庭を拝見して来たくらい。多度大社は、お参りは省略。追儺祭ということで、節分に先立って、今日、特別に豆まきがあるのですが、それもパス。神馬の顔だけ拝んできました。細川酒造では、しっかり楽しんできました。去年9月14日と同じコースですので、今回はかいつまんで。
鯉料理の大黒屋さん。江戸時代中期に多度大社の参詣者のための旅籠として創業したが後に旅館となりました。幕末に近くの木曽三川で獲れる天然の鯉を使用して鯉料理を始め、現在では鯉料理の専門店。江戸時代の旅館の建物をそのまま使用しており、古い日本庭園とともに多くの和室があります。門を潜って、お庭だけ覗こうと思ったら、大黒屋さんの方が「どうぞ上がって、庭を見ていって下さい」といってくださったノで、お言葉に甘えて来ました。ここは、2019年に公開された実写映画「アルキメデスの大戦」でロケ地として使われ、主人公らが出会う舞台となる老舗料亭として登場しています。
お庭は、なかなかのものでした。日本庭園の見方を良く理解している訳ではありませんが、高低差などをう まく利用している感じもあります。これは手入れも大変でしょう。ちなみに、鯉料理も、あの池波正太郎さんが絶賛するほどのものだそうです。川魚が苦手で、まだ一度も食べたことはありませんが、ここの料理に使う鯉は、仕入れ、池に放して、2ヶ月の間餌を与えずに泳がせるといいます。 そうするときれいな水のおかげで、臭みがなくなるとともに、身も締まって美味しくなるのだそうです。
多度大社。10時半頃に到着。2月3日に節分で豆まきがありますが(節分祭)、今日も「追儺祭 特別豆撒き」で、11時、14 時の2回豆まきがあるということでした。まだ1月ということもあって、初詣という方も多かったようで、賑わっていました。
K氏と「どうしよう?」と相談したものの、「まぁいいか」ということで参拝はまた次回(苦笑)。神馬の錦山号の顔だけ拝んできました(微笑)。多度大社を出たあたりでスタートからは約2㎞。このあと、猪飼地区を回って、細川酒造のある古野(この)へ。アップダウンのあるところを4㎞近く歩きます。「歩いたあとの日本酒は、うまいぞ!」などといいながら……。
細川酒造には、11時半に到着。この頃には青空も見えてきました。「酒蔵みてある記」は、いつも人気で、どこも大賑わい。着いたときには、アタマの中は「上げ馬の試飲」一色でした(苦笑)。6㎞近く歩いてきて、ようやく試飲にありつけるのです。
入り口の建物に「お楽しみ抽選会の番号 当選番号」が張り出されていました。話に夢中になってきて、す っかり失念していたのですが、コースマップに抽選番号が印字されていたのでした。ここまで、何番かもまったく確認もせずに来たのですが、「#354」です。ほとんど期待せずに当選番号を見たら、ラッキー! 見事、「西美濃・北伊勢観光サミット賞」ということで「純米酒 上げ馬720ml」が当たりました。
こちらがその賞品。試飲はさておき、賞品をいただき、リュックに大事にしまい込みました。酒蔵みてある記のとき、いつも720ml入りを1本くらい買ってくるのですが、今日は、これで買わずに済みました(微笑)。しかし、同行のK氏の悔しがること。「オレの番号はないぞ!」「どこかでお前のと入れ替わったのではないのか」などなど。
それはさておき、試飲は、冒頭に写真を載せた酒樽から。木の香りもして、これがまた美味しいこと。「上げ馬」は、三重県産米の「山田錦」・「神の穂」・「みえのゆめ」 を使用し、養老山系の自然水で仕込んであります。「米」と「水」以外の原材料は使われていません。さらに、新酒の状態より、秋まで熟成させて、「秋上がり」にします。秋上がりにすると、冷やでも燗でも崩れず、杯を重ねても飲み飽きることはないそうです。
こういうお酒ですから、当然、試飲だけではとても味わい足りません。ワンカップを¥250で売っていましたので、席が空くのを 待って、購入。桑名宗社前にあるとらや饅頭さんが、饅頭の他にみたらし団子を売っていましたので、まずはそれをつまみに。せっかく来たから、ゆっくりしていこうという次第。遊びに来たのですから、慌てて帰る必要は全くありません。
「もう少し」ということで、2人でワンカップをもう1杯買い、半分ずつ飲むことに。桑名・寺町商店街にある貝新フーズの若大将がハマグリを焼いて売っていましたので、それをゲット。若大将とは以前からの知り合い。彼もカメラ、写真、動画などが好きなのです。
俗な表現になりますが、これがまた絶品。プリプリ。焼いてから出汁につ けているのですが、この出汁もいい味が出ています。2個で¥750でした。食べる前はちょっといい値段だなと思っていたのですが、納得しました。ということで、これほど楽しんだ酒蔵みてある記は、初めて(微笑)。K氏に感謝です。そして、結局2時間も細川酒造にいました(爆)。
さすがにけっこう飲みましたので、バスが必須。岩や姫まで500mほど歩いてバスに乗ります。13時40分に到着。最終のバ スに間に合いました(14時10分)。時間がありましたし、つまみは食べたものの、昼ご飯がまだでしたから、ここで焼きそば。¥350。バスは、多度大社を経由して、15分ほどで多度駅へ。9月の時も感じたのですが、歩くと大変ですが、バスに乗るとあっという間で、あっけないくらい。しかし、歩くからこそ見えるもの、楽しめるところがあるのです。
多度駅を14時42分に出る桑名行きの普通電車に乗車。桑名には、14時58分着。¥310。東急から導入された電車に乗りたかったものの、行き帰りとも近鉄時代の車両でした。K氏の近鉄ハイキングand/or酒蔵みてある記デビューは、無事終了。しっかり楽しんでくれたようで、また行こうということになりました。
今日のALKOOのデータ16,379歩。ハイキングで6.3㎞プラス桑名駅~自宅往復が1.8㎞ですので、合計8.1 ㎞。まあまあです。あみま倶楽部のスタンプは3個目をゲット。
以上、今日の近鉄ハイキングは、細川酒造をしっかり堪能し、オマケに、祝ご当選!で「完」。
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コメント
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おユキさん、おはようございます。
ツッコミどころ満載、なるほど(微笑)。
いつもの散歩コースの九華公園は、水を抜いていますし、町屋川やら、多度への酒蔵みてある記やら、いろいろありますからね。
当選したのは、おっしゃるとおり、一升瓶でなくてよかったかも知れません。
重くてかさばります。
酒蔵で試飲以外に飲むというのはこれまでにもありましたが、宴会というほど盛り上がるのは初めてでした。
K氏のお陰です(微笑)。
知り合いのハイキング仲間も、盛り上がっていましたので、これで追いついた感じです。
弥次喜多珍道中でもありました。
けっこうしゃべっていたのですが、興味が似たところがある一方で、目の付け所が全く違うこともあり、そういう意味でも面白かったですね。
大黒屋さんは、3回目でした。
これまでは門のところからのぞき見ただけでしたが、今回は中に招き入れてもらえましたので、上がり込んで庭を拝見。
立派な庭になっていましたね。
鯉の煎餅、信州で食べたことがあります。
川魚は苦手でしたが、あれは美味しかったですね。
投稿: mamekichi | 2020年1月28日 (火) 05時27分
mamekichi先生、こんばんは。
ここ数日、突っ込みどころ満載の記事が続いていますね。
拝見しているこちらが、ウロウロしてしまいます(笑)。
まずは、当選おめでとうございます!
賞品一覧を拝見すると、一等でなくて良かったなぁ、と、他人事ながら思います。
一升瓶を背負って帰るのは、さすがに・・・(苦笑)。
酒蔵酒盛り遊びも、とうとう(?)デビューですね。
同級生のKさんとの楽しそうなご様子、東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さんを髣髴とさせます(微笑)。
読んでいないので、知りませんが(大阪でいう「知らんけど」です)。
大黒屋さんの日本庭園、「これが庭よね」と思いました。
公園のような、大名屋敷跡の日本庭園をよく拝見するので、比べるとコンパクトに思えますが、この規模でも立派な庭園なのですよね。
造園の狙いでもあると思うのですが、ミニチュア感があって、面白いです。
余談ですが、私は、鯉のおせんべいの作り方を知っています。
以前、旅館で板前をしていた方に教わったのです。
鯉のお刺身が残った時、その切り身をめん棒で叩いて潰し、片栗粉をまぶして揚げるのだそうです。
戴きましたが、美味しかったですよ。
投稿: おユキ | 2020年1月27日 (月) 20時00分