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2020年1月17日 (金)

ゴイサギコロニー、博物館の「書院の茶と草庵の茶」展、そして「へこきまんじゅう」

Img_8009c  今日も曇天で寒い1日でした。夜には雨という予報です。冒頭の写真、よく分からない写真ですが(今日は、あちこち行こうと思って、超望遠コンデジしか持っていきませんでした)、名古屋駅当たりの高層ビル群とその背後に見える雪山です。中央アルプス(木曽山脈)あたりかと思います。最高峰は木曽駒ヶ岳の2,956mですが、私には区別がつきません。

Img_8000c  8時半少し前から、3時間もウロウロ。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園から桑名市博物館、アピタ、Img_8017c_20200117172201 銀行と回って、7.6㎞も歩いてきました(微笑)。揖斐川では、今シーズン初めて、シラウオ漁の船がでているのが見えました。右の写真、向かって右の漁船がそれです。ただし、2隻が組みになって大きな網を引きますから、この写真だけでは分かりません。市内小貝須(こがいす)には、芭蕉の句碑「明けぼのや白魚しろきこと一寸」があります(こちらを参照)。「野ざらし紀行」で、貞享元(1684)年の冬に詠んだ句。

Img_8025c  昨日に引き続き、まずは、中橋のゴイサギコロニーをチェックしてきました。今日、ここにいたのは、ゴイサギ3羽、ホシゴイ3羽Img_8031c でしたが、木の中には他にもゴイサギ/ホシゴイがいそうな雰囲気でした。というのも、見ている間に、木の中からゴイサギ、ホシゴイが合わせて3羽出て来たのです。

Img_8029c_20200117173001 Img_8042c  そして、もう一つ分かったことは、以前の記事で書いたように(2017年4月8日:「美白スズメ」の巣作り、ゴイサギたちは2軒の家を使い分ける?……桜は、水鏡と、霧の中)、ゴイサギ/ホシゴイは、この中橋と、鎮国守国神社の社務所裏とを往き来していました。今日、両地点で見てきたのですが、その間に往き来しているのを確認できました。

Img_8088c Img_8066c  揖斐川にはほとんど鳥影はありませんでした。赤須賀の漁船が漁に出ていたためと思います。十万山の先、長良川の方にはカモらしき姿がありました。三の丸公園などにも鳥はいません。九華公園に来ても、アオサギはいません。ゴイサギとホシゴイは、先に見に行っていた中橋から、1羽ずつ飛んで来ていました。見ている内に、両方とも飛び立って、中橋付近に降りるのを確認できました。九華公園のカモは、合計52羽。ハシビロガモのオス6羽、メス5羽、ヒドリガモのオス1羽、メス2羽とキンクロハジロです。

Img_8074c_20200117174201  ユリカモメは、餌をやる人もあって、入り乱れていましたが、カウントできた範囲では、34羽。BIRDERの最新号(200年2月号)を見ていたら、「ユリカモメは元祖都市鳥か?」という記事がありました(鳥の都会暮らし始めましたという連載の23回目)。繁殖地では人が出すゴミで増え、また飛来地では、給餌によって内陸部にも進出してきたということが書かれていました。人との関わりの中で都会暮らしをしているといえそうです。

Img_8069c_20200117174201  奥平屋敷跡でシメ。昨シーズンは、九華公園だけで3~4羽同時にいたのですが、今年はどうも1羽のみ(三の丸公園でも見まImg_8084c_20200117174201 すが、同一個体かどうかは不明)。辰巳櫓跡あたりでジョウビタキのメス。ビンズイも1羽いたものの、すぐに逃げられ、撮れず仕舞い。このほか、ツグミの鳴き声が何度か聞こえていたものの、姿は見られませんでした。そういえば、ヒヨドリの姿がいつもよりかなり少ない気がしました。

Img_8095c  貝塚公園は静かでした。ヒヨドリもカワラヒワも少ないのです。いなくなったのかと心配したのですが、いつもいるあたりで、シロハラを確認できました。ここのシロハラも、昨シーズンは少なくとも2羽いたと思うのですが、1羽しか見られません。

Img_8127c_20200117175101 20200117kuwanacitymuseum  このあと、桑名市博物館へ。1月11日(土)から2月16日(日)まで、新春企画展「書院の茶と草庵の茶」を開催中。臨済宗の僧・栄西が中国から持ち込んで以来長い歴史がある喫茶文化の発展を辿るという内容。室町時代には、将軍の館や寺の書院に貴人を招いて茶や和歌を楽しんだのですが、それが戦国時代から安土桃山時代になると、千利休の影響で2~6畳の茶室で茶を嗜むように変わっていきました。これがタイトルの「書院の茶と草庵の茶」になっています。初出品約40点を含め、136点が公開されています。私が気になったのは、「起絵図(おこしえず)」。江戸時代、主として茶室建築を対象に開発された日本建築独特の立体見取図です。折りたたむと平面状になり、たとうに納まります。高校生以上は¥150。午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)、原則として月曜休館。

Img_8129c_20200117180501  そしてさらに、アピタ桑名店へ。昨日の記事にも書きましたが、19日まで出張販売されている「へこきまんじゅう」を買おうという算段。ずいぶん久しぶりにやって来ました。この前いつ来たか、覚えがないくらい。現在、小規模ながら、九州物産展もやっていましたが、今日は「へこきまんじゅう」。三重・名張の赤目四十八滝にある「たまきや」が製造販売しています。テレビで何度か見て以来、気になっていたのです。たまきやさんは、昔から、赤目四十八滝の入口でお土産屋さんをしていたのですが、嫁いできたお母さんが「お客さんに、何かホッとできるお土産をつくりたい」と考えて生まれたそうです。

Img_8170c_20200117180501  こちらがそのパッケージと、へこきまんじゅう。たくさんのサツマイモで焼き上げられた饅頭で、「忍者福笑門」の形になImg_8181c_20200117180501 っています。プレーン(1個¥200)と、こしあん入り(1個¥250)を2つずつ買ってきました。食べてみたら、ふっわふわの柔らかい焼き芋という感じ。これは、癖になるかも知れません(微笑)。名前がユニークですが、「へこき」は「屁こき」。できあがった試作品を店のお父さんが食べたところ、「プッ!!!!!」 嘘みたいな話ですが、おならをしたそうです。そして、お父さん一言。「へこきまんじゅうや!!!」 家族大笑いで、これがこのまんじゅうの名前になったそうです。赤目四十八滝入り口のお店に行くと、店頭に「名前で笑って、食べて満足」とあるそうですが、美味しいです。ちなみに、私、まだ、「プッ!!!!!」という音はさせておりません(微笑)。

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コメント

ミリオンさん、こんばんは。

へこきまんじゅう、今まで気づきませんでしたが、たまに売っているんですね。
今度は、抹茶味も試してみます。
あんこが入っていなくても十分甘いですよね。

はあぶ工房さんのみかんは、吉津屋町でも売っているんですね。
これは知りませんでした。
我が家では、家内が、正月過ぎのみかんは美味しくないので買うなといいますから、最近は買っていません(私は買いたいのですが……苦笑)。

お味はいかがでしたか?

投稿: mamekichi | 2020年1月17日 (金) 20時17分

こんばんは、へこきまんじゅう美味しいですね。
アピタでたまに売ってるときは買います。
今日買い物に行ったけど売ってるとは気がつかなかったです。
抹茶味が私は好きです、種類があるので色々試してみたいです。

はあぶ工房Togetherさんのみかんですが、
吉津屋町にあるNPO法人の千姫さんでも売ってるらしいので今日買ってきました。
こちらの方が我が家からは近いのでありがたいです。

投稿: ミリオン | 2020年1月17日 (金) 19時22分

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