2019年10~12月の九華公園におけるカモ・ユリカモメ観察数
令和元年10月から12月にかけて、九華公園で観察したカモとユリカモメの数の記録です。個人的な記録でもあり、ここ九華公園での野鳥観察も始めてからかなりの年数になります。折に触れてまとめておく意義もいささかはあろうかと思います。
まずは、令和元(2019)年10~12月の九華公園におけるカモとユリカモメの観察の推移を示したのが、左のグラフ。観察は、
ほとんどが、午前中8時半から10時頃に行っています。ゼロのところは、観察に行ったもののカモ、ユリカモメが確認できなかったことを示しています。データが欠損しているところは、九華公園には行かず、観察していません。右は、平成30(2018)年の同時期のデータ。今シーズン、カモが少ないような印象でしたが、昨年同時期とあまり変わりようです。ユリカモメは、見るからに今年の方が少ないようです。
グラフを描き直してみます。カモの観察数について、今シーズンと昨シーズンとを比較したものです。日々の変動は、どちらも多少ともありますが、概ね、同様のカーブを描いています。また、11月中旬以降は、60羽前後で推移し、両シーズンで顕著な相違はないといえます。今シーズン、昨シーズンとも、観察できるのは、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ハシビロガモの4種類が基本。ヒドリガモ、ホシハジロ、ハシビロガモの3種類は日による数の差はあまりありません。キンクロハジロは、増減があります。今シーズンは、揖斐川で数10羽から100羽を越えるキンクロハジロがいるのが、今までとは異なる所見です。
こちらは、ユリカモメの観察数の比較。ユリカモメがやって来るのは、11月中~下旬からで、それに大きな差はありません。過去のデータから、ユリカモメの飛来数は、日による差がかなりあります。今シーズンは12月に入ってから20羽以下という日が多くなっています。昨シーズンは変動が大きいのですが、50羽くらいの時や、100羽を越える数を記録したときもありました。ユリカモメは、普段は他で過ごしていて、九華公園に飛来してきます。
平成27(2015)年の冬から、毎年、カモとユリカモメの観察数の記録があります。今シーズンも4月末頃まで観察を続け、データを整理ししたいと思っています。
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