今シーズン初めて町屋川へ……初見のミミカイツブリに、セグロカモメ、オナガガモ、マガモなど【鳥名を訂正しました(12/29)】
今日は、風も弱く、10時過ぎからはよく晴れてきました。昨日のリベンジではありませんが、町屋川まで出かけてきました。今シーズン初です。桑
名駅前9時10分発の日の出橋行きのバスで、9時27分着。¥350。町屋川左岸を伊勢湾岸道の下を潜った先まで往復したのと、日の出橋を中程まで往復して、5㎞ほど。四日市港潮汐表で満潮が7時48分、干潮が13時10分とちょうどその間。帰りのバスは、11時44分。2時間あまりの時間があります。
カモやカモメのほとんどは、川の中洲にいるものがほとんど。近い側にはヒドリガモとコガモくらいしかいません。なかなか何がいるか確認もできず、また写真もうまく撮れません。その中で、今日のベストはこちら。セグロカモメの若い鳥と思います。何度か、川の上空を飛んでいました。
さて、日の出橋から歩き始めてすぐに、アオサギが廃船の上に。何となくよく似合う光景。しかし、さすがにアオサ
ギ、かなり離れたところから写真を撮ったにもかかわらず、逃げる、逃げる(苦笑)。今日もっともたくさんいたのは、ヒドリガモ。左岸側にも、中洲にも、右岸の川越町側にも、無数といってよいほどいます。
ヒドリガモ、帰ってくるときに見た光景。遠くからは、白いカモがいるのかと思えたくらい。川面に逆立ちし
て餌を採っていたようです。他に割とたくさんいたのは、コガモ。コガモも町屋川左岸の堤防にあがっていたり、堤防すぐ下でエサを探していたりします。
セグロカモメは、3枚目の写真の若い個体の他にもう1羽が中洲にいました。中洲あたりに
は、ユリカモメも2羽。
こちらはハジロカイツブリミミカイツブリ。町屋川で見たのは、初めて。遠くにも似たような鳥がいたのですが、カンムリカイツブリだったかも知れません。しかし、プレジャーボートが1隻、遡ってきて、どこに行ったか不明。
カワアイサのメスかと思うのですが、こんな不鮮明な写真ですし、自信はありません。2週間ほど前に、カワアイサが10羽くらいの群れでいたという話を聞いています。
10時10分を過ぎて、伊勢湾岸自動車道の下まで来ました。この頃からよく晴れてきて、風もなく、気持ちよ
く感じられます。湾岸自動車道を潜ると、南には、中部電力川越火力発電所が見えます。川越火力は、我が家からもよく見えます。
もう少し先まで行くと、ナガシマスパーランドがよく見えます。このあたりにいたのは、キンクロハジロの群れ。20羽くらい。揖斐長良川の先にある導水堤も見えるのですが、今日はそこには鳥影は全くなし。ここらから引き返します。
往きにも見かけましたが、イソシギを何ヶ所かで見ましたし、ハクセキレ
イも同様に、あちこちで見ます。
遠く、右岸、川越町に近い方には、オナガガモの姿がありました。といっても、肉眼で見ても分かりませんし、単眼鏡で見ても今ひとつ、ハッキリしません。超望遠コンデジで撮って、パソコンで確認して、ようやくオナガガモだと判明した次第。しかし、このオナガがもがいたあたり、右岸に回ると見えるかというと、ちょっと難しいところなのです。
中洲あたりには、オカヨシガモらしき姿もありましたが、今ひとつハッキリはしません。また、これも肉眼や単眼鏡で見たと
きには気づかなかったのですが、マガモの姿もありました。超望遠コンデジのお陰(微笑)。しかし、これでは、「見た」とはいえません(苦笑)。
日の出橋まで戻って来たのが、11時20分頃。帰りのバスまで、まだ時間がありますので、
日の出橋の中程まで行ったり、23号線の方へ少し足を伸ばしたり。日の出橋から中洲を見ると、ホオジロらしき鳥が行き交っていました。いたと思われるあたりにデジイチを向けて撮ったら、写っていました(苦笑)。
23号線の方へ行くと、ツグミが樹上に。もう1羽もいたのですが、カラスが来ると、場所を譲ってしまい、こんな枝かぶりの写真しか撮れません。このあたりでは、ジョウビタキのオスも目撃し、さらにもう1羽小型野鳥もいたものの、何だかは分からず仕舞い。
という次第で、肉眼、単眼鏡で見て確認できた鳥は多くはなかったものの、写真に写っていた鳥はそれなりにいたという、今日のバードウォッチングでした。ちょっと不満が残りますから、年明けにまた何度か行きたいと思っています。いつもは、日の出橋から伊勢湾岸自動車道あたりまでの往復なのですが、もうちょっと上流、たとえば、JR・近鉄の鉄橋あたりからずっと見て歩きたいと考えています。三岐鉄道北勢線で西別所駅まで行って、町屋川左岸に出て、JR・近鉄の鉄橋、国道1号線町屋橋、国道23号線町屋大橋と進み、日の出橋まで来ると4㎞ほどあります。さらに伊勢湾岸自動車道あたりまで行って日の出橋に戻ると、7㎞弱。これなら歩けます。朝、早めに出て北勢線に乗っていけば、昼までに十分見て回れそうです。次は、このコースにチャレンジしてみましょう。
【鳥名を訂正しました(12/29)】 何の疑問も持たず、ハジロカイツブリと書きましたが、pnさんのご教示により、ミミカイツブリであったことが判明しましたので、訂正しました。初見の鳥です。全長は35cm、日本では冬鳥として海岸、河口、湖沼に少数が飛来するということです。とくに日本海側に渡来するようですが、ハジロカイツブリより数は少ないといいます。
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コメント
じゅほうさん、こんばんは。
用事が重なっていけなかったのですが、今シーズン初めて町屋川に行きました。
ミミカイツブリは、私も全くそうとは思わず、ハジロカイツブリと思い込んでいました。
未熟者です。
ミミカイツブリの方が珍しく、ハジロカイツブリは、住吉入江や、四日市港などで見たことがあります。
投稿: mamekichi | 2019年12月29日 (日) 19時24分
mamekichiさん こんばんは。
町屋川まで遠征してこられたのですね。
私もこの日、時間は違いましたがもう少し上流で車の中からカンムリカイツブリを見ていました。
河口の方にいても多分カンムリカイツブリだと思ってしまいそうですが、珍しい種類のカイツブリが飛来しているのですね。
ハジロカイツブリもミミカイツブリも初めて知りました。
時間がある時、カイツブリを見かけたらよーく観察してきます。
投稿: じゅほう | 2019年12月29日 (日) 17時04分
pnさん、おはようございます。
いつもありがとうございます。
全く疑いもせず、ハジロカイツブリと思っていました。
訂正します。
ミミカイツブリがいたのは、町屋川の河口から300~400mあたりでした。
MMI、先日、私が行ったとき、ミコアイサは池の中を割とよく移動している感じもありました。
カワウなどが近くに来ると、嫌がって、離れた場所に行ったりするという風です。
私は、この間は、9時前から10時頃、行っていました。
投稿: mamekichi | 2019年12月29日 (日) 07時15分
mamekichiさん、こんばんは。
ハジロカイツブリとされているのは
ミミカイツブリです。くちばしがまっすぐで
顔の白と黒の境界が明確なのがポイントです。
川まで遡ってくるのは珍しいのではないでしょうか。
本日MMIをのぞいてきました。
ミコアイサは雌が一羽だけで雄は不在でした。
昼頃に行きましたが、朝早い時間が良いのかも
しれませんね。
投稿: pn | 2019年12月28日 (土) 21時49分