金曜はプチ遠征(笑)……河口堰でコアジサシ20数羽、キアシシギ、M池公園でもコアジサシ、カイツブリは営巣中、1号線沿いのケリの巣は消滅?
金曜日ですので、恒例のプチ遠征の日(笑)。行き先はこのところ、毎度同じ。長良川河口堰(左の写真)と、弥富のM池公園(右の写真)、帰りに1号
線・長島町内でケリの巣確認というパターン。8時50分に河口堰に到着、10時まで。花市場に立ち寄って、熱帯スイレンが入荷していないか確認(まだ入りません)。M池公園は10時35分から11時15分。帰り道にケリの巣を見て、12時前に帰宅。
まずは、長良川河口堰。いくつか収穫がありました。東側の魚道、下流側でコサギが小魚を捕っていました。けっこう頻繁に魚
を捕って食べていましたので、不思議に思ったのですが、写真をパソコンで見て、納得。コサギの足下を見ると、小魚がかなりたくさん上っていくのです。写真をクリックして拡大していただくと、ご覧いただけると思います。右は、咥え直して、飲み込む寸前のシーン。開けた嘴の間に小魚が写っています。
そして、コアジサシ。最終的には、20数羽が来ているのを確認しました。左の写真は、管理橋往復し、東側(左岸)に戻って来たとき(10時前の河口堰下流側の様子)。小さくて分かりにくいものの、ここだけで12羽が写っています。西側にも何羽かいました。
河口堰に到着して、管理橋を渡り始めた頃、東側には2羽。ちょっと距離があったので、なかなかうまく捉えられませんでし
た。いつものように「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」方式で、何枚かはそれなりに見られるものとなりました。左の写真は、これからダイビングしようというところ。右は、ダイビングして小魚をゲット、上昇しつつあるところです。
証拠写真レベルではありますが、ミサゴも目撃。管理橋を中程まで進んだあたりで、西の空を悠然と飛んでいました。下を見
ていますので、獲物を探していたようです。そのまま揖斐川の上空へ行き、揖斐川を上流の方へ飛んで行きました。河口堰の西側では、まずはダイサギ(右の写真)。
そして、アオサギ。アオサギは、魚道の上流側に2羽。左の写真は、そのうちの1羽ですが、色
が薄いので若い個体と思われます。写真を撮っていると、例によって、すぐに気づいて逃げます。毎回思うことですが、もう少しフレンドリーになって欲しいもの(苦笑)。コサギも何羽か見られました(右の写真)。
親水広場に回って、上流・西側の監視塔近くにシギと、何とコアジサシの姿も! ビックリ。左の写真に写っているコアジサ
シは、この直前まで上空を飛び、ダイビングしたり、右の写真のコアジサシのところへ飛んで行ったりしていました。たぶんオスなのでしょう。残念ながら、求愛給餌は見られませんでした。シギは、2羽はイソシギ。左の写真で向かって左にいる、やや大きいシギはキアシシギかと思います。それにしても、コアジサシとシギのコラボ写真も撮れ、ちょっと嬉しい(微笑)。
近くの、別の浮きのところにもシギがいました。これもキアシシギと思います。しばらく見ていたのですが、シギたちはそのうちにいなくなり、コアジサシも20分くらいしたら、姿がなくなっていました。
親水広場ではハクセキレイが4羽ほど。そのうち、左の写真のハクセキレイは、若い個体のようです。今風に
いえば、「令和生まれのハクセキレイ」かも知れません(微笑)。巣立って、一人で生きているかと思うと、「頑張れよ」と励ましたくなります。親水広場を回って、管理橋に戻る途中では、ホオジロのオス。中洲からは、オオヨシキリの鳴き声がかなり聞こえるのですが、ここではどこにいるか見分けられません。
河口堰からM池公園に向かう途中、ひょっとしてコアジサシがいないかと思って、某臨駐を見てきましたが、鳥影はゼロ。ヒバリも、ケリも、コチドリもいませんでした。
さて、M池公園。カイツブリの営巣状況のチェックに来たのですが、ここでもコアジサシ2羽を目撃。これまた証拠写真です
が、ダイビングして小魚をゲットしていたようですし、2羽がシンクロして飛んでいるようでもありました。そのまま北の方へ飛び去って行き、見失いました。どこかに営巣地があると思うのですが、どこでしょう?
カイツブリの巣。営巣していたのは、6ヶ所でしたので、先週と同じと思います。左の写真では、カイツブリは巣に向かって右
にいます。卵があるかどうかは分かりません。卵があるときに巣を離れる場合、隠していくということですし。右の写真のように、まだ巣を直しているかと思われるものもあります。抱卵期間は20~25日といいますから、早くて今月終わりに雛が孵るかどうかということでしょう。
M池公園のカイツブリは、発泡スチロールの上に巣をつくっています。空の巣が4ヶ所ほどあり、よく見ると(左の写真)、何かの枝で固定してあるようです空、これは間違いなく、人為的に置かれたものでしょう。自然の状態では、水辺近くの水生植物や杭などに水生植物の葉や茎を組み合わせた逆円錐状の巣をつくるといいます。
公園の遊水池を一回りしていると、東のエリアで、カイツブリ同士がトラブっている様子。前回来たときにも見ました(2019
年5月17日:河口堰魚道観察室でコサギに大接近、コアジサシも1羽、M池公園のカイツブリは巣作り中)。仔細はよく分かりませんが、繁殖期には縄張りを形成しますから、それを侵したという可能性が高い気がします。
帰り道、長島町内の国道1号線沿いで、ケリの巣をチェックしに行ったのですが、何と、もう1ヶ所の方も不在。先週土曜のひらいさん情報では(2019.05.18~19 お散歩週報(オマケはN里))、「余り暑く無いのでウトウトしていました」ということだったのですが、何かあったのでしょうか。これで1号線沿いの巣はなくなっていました。残念。
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コメント
ひらいさん、おはようございます。
河口堰、面白かったですねぇ。
親水広場や、その東の閘門へのアプローチ、監視塔の辺りにいろいろいます。
20分ほど座り込んでみていました。
コアジサシと思ったのですが、アジサシでしょうか?
パッと見では私には区別がつきませんので、また見に行ってみます。
M池公園、営巣しているのは6ヶ所。
卵もあると思うのですが、確認はできていません。
昨日の場所、ケリはいませんでした。
ケリがいないと、あそこで蓮がどこにあったか判然としません。
ひらいさんもお時間がおありでしたら、ご覧になってみてください。
投稿: mamekichi | 2019年5月25日 (土) 07時37分
mamekichiさん、おはようございます!
河口堰が凄い事になってますね!、普段見た事のないシギの仲間や、凄い数のコアジサシ、これからが楽しみな場所です。久しく近くで見てないので大きさの感覚を忘れてしまいましたが、シギの仲間と一緒に写っているコアジサシ、何となく一回り大きく見えますね、もしかしてアジサシだったりするのでしょうか。
そしてM公園もとても賑やか、そろそろカイツブリのヒナも生まれてくる頃ですかね、こちらも楽しみ。
最後に今年唯一のケリの巣、残念な事になってるようですね、自分も再度確認してみます。
投稿: ひらい | 2019年5月25日 (土) 06時32分