M池公園にてコアジサシの求愛給餌
「エッ?! こんなところに」と思ったのですが、コアジサシがカイツブリ用に浮かべてある発泡スチロールの上にいました。 珍しく30分以上も粘ってみていたら、右の写真のような求愛給餌のシーンを3度ほど目撃できました(微笑&喜)。久しぶりであります。今日は金曜日、なぜか分からないうちに「定例プチ遠征日」となっております。曇り空ではありましたが、長良川河口堰と、臨駐、某所、M池公園と回って来ました。冒頭の2枚の写真は、M池公園にて撮影。
求愛給餌が成功すると、オスはこの写真のように、伸びをして胸を張るような動作をします。「どうだ!」というか、「やったぁ!」という感じもしますが、これはたぶん本能的な行動。遺伝プログラムに書かれているのだろうと思います。
そのM池公園には、もちろんカイツブリを見に行ったのですが、コアジサシが合計4羽飛んでいたのです。最初にいたのは3羽、 あとからもう1羽。オス3羽、メス1羽かと思っていたのですが、オス、メス2羽ずつだったかも知れませんし、途中で入れ替わりがあったかも知れません。しかし、しっかりと楽しめましたねぇ(微笑)。
割りと大きな魚をゲットして、メスのところに急いでいたと思われるのですが、何と、次の写真を見たら、右のように落として しまうという失態をおかすコアジサシも。弘法も筆の誤りというか、上手の手から水が漏るというか(苦笑)。慌てすぎたのでしょうか?
もう1つ別の求愛給餌シーン。オレンジの球形の浮きの上で待つメス。そこへオスが、小魚を運んで来ました。どうするのだろ うとみていたら、オスの方は着地せず、「空中求愛給餌」。メスに小魚を渡したら、そのまま向かって左の方へと飛び去って行きました。
さらに失敗シーン。こちらは、最初の2枚の写真の発泡スチロール。向かって左はそれと同じメス。間隙を突いて、別のオスが 小魚を咥えて求愛に訪れたのですが、メスはそっぽを向いて相手にせず(苦笑)。オスはしばらくウロウロした挙げ句、結局は、自分で食べてしまいました。その後も未練たらしく、同じ発泡スチロールの上にいましたが、メスからは視線も合わせてもらえませんでした。チョンチョン。
さて、ついでにM池公園の様子。カイツブリは合計12羽。営巣している巣は6ヶ所。卵はあると思われますが、ヒナはまだの ようです。そして、M池の西を歩いているとき、北から南に向かってゴイサギが1羽通過。いきなりでちょっとビックリ。
オオヨシキリは、蓮田にも、元・花菖蒲園の周りにもいました。近寄ると逃げますので、なかなかよい写真は撮れません。またチャレンジしましょう。
話を戻して、長良川河口堰。今日は、サギはゼロ。まったくいませんでした。カワウは小数。 他に目だったのはハクセキレイのみ。合計6羽ほど。アユのぼりも心なしか、元気なし(苦笑)。「まぁ、こういうこともある」とは思ったものの、ちょっとガッカリ。コチドリの鳴き声はしたものの、写真には撮れず。カルガモが1羽飛んできたくらい。
西の親水広場まで往復して、東側の魚道まで戻って来て、しばらく待っていたら、9時半を過ぎる頃からコアジサシが3羽ほど登場。しかし、いかんせん遠い。早々に撤退し、臨駐へ。
その臨駐、念のためと思って立ち寄ったところ、今日は、オスのヒバリが1羽のみ。ケリ、コアジサシ、コチドリの姿はやはりありませんでした。今年は諦めた方がよいかも知れません。
そして、某所へ。コアジサシのミニ営巣地。今日も10数羽がいるのを確認できて、一安心。ひらいさん情報では、コチドリも いるということでしたが、前回は確認できず(2019年5月26日:河口堰と某所へ臨時プチ遠征(微笑)……コアジサシのダイビングなど)。今日も肉眼では気づかなかったのですが、帰宅してパソコンで見たら、写っていました(苦笑)。まぁ、よくあることですが……。コチドリも巣に就いているように見えます。コアジサシも、コチドリも無事に子育てをしてもらいたいと願っています。
週末、6月2日の日曜に、近鉄ハイキングに行こうかと思案中。「斎王まつり 日本遺産斎宮散策と王朝絵巻「斎王群行」」です。斎宮には一度行きたいと思っていましたし、斎王まつりはけっこう絢爛豪華のようですし。斎宮は、松阪から少し伊勢寄りのところ。左の写真は、M池公園で咲き始めたアジサイ。
最近のコメント