水鏡、花筏に挑戦するも、今ひとつ……桑名別院で花祭り
昨日たくさん歩いてきましたが、今日もいつも通りの散歩です。今日は、九華公園も空いているでしょうし、そろそろ花筏が見られるかも知れません。また、今年はまだ桜の水鏡に挑戦していませんので、そのあたりをと思って、8時20分から住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、入江葭町、京町、寺町、田町と回って来ました。九華公園の中を2周したら、何と7㎞。11時半まで。冒頭の写真は、拙宅マンション前の桜並木。手前がマイ・ソメイヨシノ。ここで十分花見ができます(微笑)。
せっかくですから、散歩コース沿いの桜を見ながらという趣向で(というよりも、白状しますと、鳥がいないのです)。左は、七里の渡し跡にあるヤマザクラ。1本の木に見えますが、実は2種類あります。異なった花と葉っぱがあるのです。ただし、この写真では区別は付きません。若葉が赤褐色の桜は、奥の方にあります。40年前、鳥居を立て替えるとき、古い鳥居の笠木に生えていた桜を植えたものだと伺いました。
蟠龍櫓と、三の丸公園の桜。この景色は私の好みのところ。マイ・ソメイヨシノ#2にしてもよいくらいに思っています。三の丸 公園には、周囲に桜の木がたくさん植わっています。右の写真は、西側エリアのもの。大きく育って見事な桜並木になっています。
蟠龍櫓を、三の丸公園の東にある柿安コミュニティパークのところから見た景色がこちら。手前の水路は、柿安コミュニティパ ーク西の池(堀)と揖斐川をつないでいます(向かって右手が三の丸水門)。いつもの散歩では、奥の方からこちらに歩いてきます(奥の方に七里の渡し跡)ので、私にとっては振り返って見たところ。右は、九華公園の西側の堀沿いの桜。北門のところから南を向いて見たもの。九華公園には、450~500本の桜があるとされています。
最初に今日は、九華公園内を2周したと書きましたが、それは花筏と、水鏡を求めてでした。結論から書けば、難しいという こと。風はほとんどなかったのですが、堀の水面にきれいに桜が映っているところがなかなかありません。少しクローズアップすればよいかというと、そうでもありませんでした。
続いて、花筏。今日も風が吹くと、花が散っているシーンが見られました。桜の花びらは、水に浸かると傷みやすいので、こ ちらは水鏡よりももっと期間限定でしょう。左の写真は、奥平屋敷跡の南、立教小学校に面した堀にて。あまりたく さん花びらが浮いているよりもよいかなという感じ。右は、外周遊歩道の南東エリア、キッチン寿さんというレストランの近く。このあたり、実は流れがよどむところでさらに難しい(正直に書くと、ゴミもたまってしまうところなのです)。水鏡も、花筏もまだまだ不十分。明日もチャレンジですねぇ。
去年、「遠山のカメさん」なる写真を載せました(2018年4月1日:この桜吹雪、見事散らせるもんなら散らしてみろぃ!(笑))。二匹目のドジョウを狙ったのですが、今日はあまりうまく行きませんでした。今日はこれが精一杯。花筏になっているところに出てくるミドリガメもたくさんいますので、もう少し探してみることにします。
さて、鳥見の方は、あまり成果がありません。住吉水門の下流・堤防上にヒドリガモが12ペア集まっていたのと、あちこちで ツグミ、シロハラを見たくらい(ドバト、スズメなどなどを除きます)。左のツグミは、九華公園の二の丸跡にて、右のシロハラは同じく奥平屋敷跡にて。このシロハラ、ヒヨドリとトラブっていました。
こちらのシロハラさんは、貝塚公園にて。超望遠コンデジの65倍ズームで撮り、ノートリミング。貝塚公園にもシロハラ、ツグミ、シジュウカラくらいしかいませんでした。
ツバメはあちこちで飛んでいますが、まだ巣をつくったり、直したりは、見てきた範囲ではしていません。左の写真は、京町 の呉服屋さんにある巣の前の電線での様子。よく分かりませんが、真ん中にいるオスが、向かって右にいるメスにちょっかいを出して揉めているような感じでした。この呉服屋さんには巣が3ヶ所あり、今年今のところ2組のつがいが来ています。右は、トラブルが収まった後、つがいで電線で休んでいるところ。
ところで、今日は4月8日で、花祭り。お釈迦様の誕生日。毎年、桑名別院の山門前に、写真のように、花御堂のなかに甘茶を入れたお盆(浴盆)を置き、そこに、右手で上を、左手で下を指し示したお釈迦さまのお誕生の姿をあらわしたお像が安置されますので、柄杓で甘茶を頭上からそそいで来ました。また、門前では甘茶をいただけましたので、いただいてきました。お釈迦様のお像に甘茶を注ぐのは、「お釈迦さまの誕生を慶び、天に九匹の龍が現れて、甘露の雨を降り注いだ」という故事に因むといいます。花祭りは、正式には、灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)と呼びますが、私はどうしてか、灌仏会と聞くと、徒然草の第19段にある文章が、反射的に浮かびます。
「灌仏会の比(ころ)、祭の比、若葉の、梢涼しげに茂りゆくほどこそ、世のあはれも、人の恋しさもまされ」と人のおほせられしこそ、げにさるものなれ。
「『四月の灌仏会のころ、葵祭のころ、若葉の梢が涼しげに茂っていく頃こそ、世のあはれも、人恋しさも高まるものだ』と、ある人がおっしゃっていたが、まったくその通りだ』という意味なのですが、高校での古文の授業で聞いたことがよほど印象に残っているのか、ことばの響きが関係しているのかという気がします。
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