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2019年1月10日 (木)

「旅展 たびの途中~四日市かいわいの旅事情~」(四日市市文化会館)と、「昭和のくらし 昭和のまちかど」(四日市市立博物館)へ

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 寒いというか、冷たいというか、この冬一番冷えていると思います。桑名のDscn0731c アメダスを見ても、最低気温は、朝5時55分に-2.2℃、最高気温も何と、3.3℃ (14時8分)。こんなに寒い日は、コタツで丸くなるということはありません。今日は散歩には行かず、別のところへ。四日市であります。
190110yokkaichi 四日市市文化会館と、四日市市立博物館で展覧会をハシゴしてきました。どちらも近鉄四日市駅の西にあり、徒歩1キロ圏内。いずれも9時半スタートでしたので、近鉄桑名駅を8時57分に出る準急四日市行きに乗車。近鉄四日市駅には9時23分着。左のマップのルートで回って来ました。
Dscn0632c まずは、文化会館。四日市駅の北口を出て、ララスクエア四日市に向い、ラDscn0634c ラスクエアのところから近鉄湯の山線の高架沿いに歩いて10分あまり。ここには、平成3(1991)年から平成13(2001)年にかけて、松坂屋四日市店がありました(当時は、「アムスクエア」といっていました)。その後、再開発が行われ、平成16(2004)年109シネマズ四日市店とゲームセンターなどが開業。平成17年になってアピタ四日市店などの入居が決まり、「ララスクエア四日市」となっています。
Dscn0640c 9時40分に四日市市文化会館に到着。ずいぶん久しぶり。四日市に住んでDscn0644c いた頃(27~8年前)、枝雀の落語会に来たことがあります。その前、最初の職場にいた頃、患者さんたちのバンドの演奏会をここの第2ホールで開催したこともありました。ホールのある建物とは、別の展示棟へ。
Dscn0648c この第2展示室(常設展示室)で、昨年11月から「旅展 たびの途中~四日市かいわいの旅事情~」という展覧会が1月20日まで開かれているのでDscn0650c_2 す。去年12月始めの新聞記事で知って、これは是非とも見たいと思っていたのです。ただ、これだけに来るのはと思い、博物館の「昭和のくらし」展が始まるのを待っていました。
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 四日市は、東海道五十三次の宿場町として発展してきましたし、市内の190110tabi 日永は、東海道と伊勢街道(参宮街道)の追分となっています(日永の追分)。それゆえ、江戸時代に街道が整備されてからは、たくさんの旅人で賑わったのです。いました。この展覧会では、それらの旅人を取り上げ、東海道中膝栗毛に登場する弥次さん喜多さんにも注目し、当時の風習や設備が紹介されています。右は、出品リスト。安政6(1859)年に刷られた「東海道中膝栗毛」の本、江戸時代の旅人が持っていた耳かきやはさみなどの、今でいうトラベル用品、おかげ参りのシンボルになった「柄杓」、広重の東海道五十三次の浮世絵などが出ていて、興味深く見て来ました。これで一つ念願を叶え、四日市市立博物館へ。
Dscn0728c 文化会館からは10分足らずで四日市市立博物館。こちらは、何度も来てDscn0683c います。去年8月には、ミュージアムマイスターカードをもらい、今年8月までは2割引で入館できます(微笑)。今回は、
昭和のくらし 昭和のまちかど」という、開館25周年記念の企画展。毎年この時期に「昭和のくらし」展があり、何年か続けて通っています(2018年2月28日:四日市市立博物館で「なつかしいくらしと昭和の元気な子どもたち」展を見る……鉄道図録とマンホールをゲットし、ちょっとだけ散歩 、2017年1月13日:「昭和のくらし・昭和の子ども」展へ……四日市市立博物館)。小学生の学習支援展示にもなっています。¥400のところを¥320で入館。
20190110shouwanokurashi1 今回の個人的な目玉は、佐溝力さんがコレクションなさった琺瑯看板が20190110shouwanokurashi2 たくさん見られることでした(サミゾチカラコレクション)。琺瑯看板(ホーロー看板)は、屋外用の表示として使用される看板で、主に光沢のある塗装ないし印刷で仕上げられた金属製のものを意味します。明治20年代の初め(1888年~1889年頃)に誕生したとされ、明治・大正・昭和中期まで商品宣伝の主な手段としてよく用いられていました。しかし、商品サイクルの加速化や住宅事情、新聞やテレビ等のメディアの発達に伴い、昭和50(1975)年頃から次第にその姿を消していきました。今でも、古い住宅などに残っていることがあります。大村崑さんのオロナミンCの宣伝や、金鳥の蚊取り線香、ボンカレーの松山容子さんの看板などは、ある年齢以上の方ですとご記憶かと思います。
 琺瑯看板の他、昭和のくらしに使われた道具なども多数出展されており、私のように還暦を過ぎた者にとっては大変懐かしく見て来ました。黒電話はもちろん(小学生向けに黒電話の使い方の説明があるくらい)、ワープロ専用機、初期の携帯電話も展示されており、「おいおい、ちょっと待ってくれよ」という感じがしないでもなかったのですが……。
Dscn0695c 四日市市立博物館へ来ると、もう何度も見ている展示なののですが、ついついDscn0699c 時空街道に足を運んでしまいます。とくに江戸時代の四日市宿を再現したエリアが気に入っています。左は、旅籠、右は焼き蛤屋(焼き蛤は、正確には四日市宿ではなく、桑名藩領の富田や、小向(現在の朝日町)で売られていました。焼き蛤屋は、季節によっては、饅頭屋に模様替えされています。
Dscn0713c 左は、焼き蛤屋の店を外から見たもの。建物や、設備、人形も本当によくできています。時空街道は、四日市の原始・古代から江戸時代までの歴史が扱われています。明治時代から現代までの四日市のあゆみは、2階の四日市公害と環境未来館で見ることができます。こちらの展示も充実しています。
Dscn0723c 博物館を出たのが11時前。ララスクエアにある宮脇書店と、四日市近鉄百貨店にある丸善、文房具店に立ち寄って来ました。司馬遼太郎の「街道を行く 43 濃尾参州記」と、「松浦武四郎入門」、ボールペン替え芯を買って、近鉄四日市駅を12時28分に出る名古屋行き急行で帰宅。桑名には12時40分着。運賃は片道¥300。
【オマケ】
B5a67f01s 桑名近辺にたくさん残っている琺瑯看板の1つが、左の写真の「結納品 宝石 羽田」のもの。これは、2018年2月7日に町屋川へ行ったときに撮ったもの(町屋川遠征3回目余談……大貝須神社と、古い看板の話など)。三重県の北勢地方では、結納品屋さんの琺瑯看板が多い気がします。

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コメント

makoさん、おはようございます。

羽田さんの看板は、まだまだあちこちに残っていますね。
近鉄のハイキングなどであちこち行くと、けっこう見つかります。

このお店、現地を確かめてはいませんが、検索しても出て来ませんから、もうないのでしょうね。
お店には、おばあさんがいらしたんですね。

投稿: mamekichi | 2019年1月11日 (金) 08時01分

mamekichiさん おはようございます。

いきなり看板の話ですが^^;
羽田さんの看板懐かしいですね。
かつて住んでいた家の車庫の壁に貼らして欲しいと言われ、
ずーっと貼ってありました。
錆びて、まさにこんな感じの看板になりましたね。
名物? 店にはおばあさんがいらした記憶です。

投稿: mako | 2019年1月11日 (金) 07時34分

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