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2018年10月10日 (水)

某排水機場は、トンでもないところでした……桜が咲き、ゴイサギ&ホシゴイ多数の上、ミサゴ、アジサシも登場

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 今日はプチ遠征。ブロ友のひらいさんから教えていただいた情報でImg_6735c2018.10.08 3連休最終日は、とんでもない所!)、左の写真のところへ。バードウォッチングの話もさることながら、このすぐ近くでとんでもない光景を目にしました。それが右の写真。どうぞ「目を疑って」ください。目を何度かこすって見直してくださっても構いません。桜がチラホラどころではありません。ネットで調べたら、次のようなことが書いてありました。
サクラの花芽は夏の間にできます。そして、冬の低温に備えるために葉から休眠ホルモンを出し、花芽を硬くして翌年の春まで咲かないようにしているのです。しかし、虫による食害や台風などでほとんどの葉を失ってしまうと、休眠ホルモンの供給がストップしてしまいます。すると、休眠できずに秋、気温が丁度良くなった頃に花が開いてしまうのです。休眠ホルモンはアブシジン酸といわれていますが、確定しているのかは知りません。秋に花開いた所には翌年の春に花はつきませんが、全部の花芽が狂い咲きするわけではないので、狂い咲きしたサクラでも翌春に花を楽しめるそうです。

 最後のところを読んで、ちょっと安心します。
Img_7777c とある川の排水機場のところ。ひらいさんがご覧になったときは、ゴイサギImg_6665c が無数にいたということでしたが、今日は、こんな風。10羽足らずしかいません。「あれ?!」という次第。しかし、この場所に近づいたら、木陰からさらに数羽が飛び出してきました。それにしても少ないなと思っていたのですが、このあと、冒頭の写真で奥に見える方に移動したら、とんでもないことに。
Img_8036c 水門近くにホシゴイ5羽、ゴイサギが1羽。そっと近づいて写真を撮っていImg_8060c たつもりが、このあと少し動いたら、あたりから数10羽が一斉に飛び立ったのです。ビックリしてしまい、きちんと撮れませんでしたが、右のような雰囲気。ゴイサギ&ホシゴイのいる場所が、こちらに移動していただけで、ひらいさんがご覧になったのと同じくらいいたのだと思います。
Img_6707c それにしても、こんなにたくさんのホシゴイが一堂に会しているところ、見たことがありません。ひらいさんはこういうところを見つける特殊能力をお持ちですが、これはまた近いうちに出かけないといけません。このあとの話をお読みいただくとそれがもっとよくお分かりいただけます。

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 ご覧のようにアオサギ、ダイサギ、コサギはもちろんいます。カワウはいImg_6691c うまでもありません。 ここは、小生の実家に行くときによく通るところで、水鳥などがいるのは知っていましたし、この夏、何度か来ていました。しかし、こんなすごいところとは思っていなかったのです。
Img_7672c ミサゴ。3枚目の写真に写っているあたりのすぐ東(左)にある棒の上に止まっていました。「あぁ、ミサゴもいるな」と思っていたのですが、5、6枚目の写真を撮ったところに移動したら、ミサゴが合計4羽もいるのに気づいたのです。この左の写真の方に2羽、海側に2羽。
Img_7935c 海側にいたミサゴのうち1羽は、漁港の上を旋回し、獲物を探しているよImg_7960c うでした。3~4回、ダイビングシーンも目撃したものの、写真はイマイチ。ピントが合わなかったり、バックに漁船などが写り込んでゴチャゴチャになっていたり。
Img_7986c 左の写真、ちょっと棒が邪魔で、これがなければよかったのですが。でも、まぁまぁImg_8011c (と自己満足)。獲物は、ちょっと小さいかなという気がします。これでは、ミサゴもお腹がふくれないかもしれません。ミサゴ、このあと、西の方へ悠然と飛び去りました。
Img_7745c これだけではありませんでした。ひらいさんの記事にもありますが、アジImg_7755c サシの仲間も2羽。幼鳥のような気もしますが、現段階ではよく分かりません。まだ調べが付いていないのです。
Img_7710c ダイビングシーンも撮れました。他の写真で見ると、何か小魚か、エビを咥えているように見えました。かなりの枚数を撮ったものの、ピントが合わないものばかり(苦笑)。やはり、リベンジに近いうちに行かねば(微笑)。
 ここにはその他、コガモや、カイツブリなどもいました。Img_6726c
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 この場所のもう少し南にマリーナがあります。マリーナ近Img_8080c くの水路では、これはマガモ? 「エッ? こんなところに?!」と思いました。マリーナ近くには、ここにもコガモらしき姿が。
Img_8087c 小雨がぱらついてきましたので、撤収することにしたのですが、せっかくImg_8089c ですから、木曽岬町の南をグルッと回ることにしました。木曽岬町の南は、昔、輪中でした。源緑輪中というところ。その南端に潮が引くと、干潟になるところがありました。向こうは、伊勢湾岸高速。ダイサギが何羽かいたほか、カルガモが多数。遠目には、大型のシギかと思ったのでですが、残念。アオサギもいました。ここもチェックポイントに入れるとよいかも。このあと、木曽川右岸もチェックしたのですが、これはというところ(水制)はありません。
Img_6879c 帰宅途中、九華公園でカモ・チェック。キンクロハジロのオスが1羽飛来し、合計2羽。去年は、10月27日から10羽以上が飛来するようになっています。それまでは、この先遣隊を見守りましょう。
Img_6887c もう一つ、九華公園の話題。といっても小生自身のことに関わる話で、恐縮。「桑名の東海道」のパネル展示、前管理人Oさんが、看板を設置してくださいました。パネル原稿をファイルに綴ったものは、管理事務所にあります。ご興味がおありでしたら、管理人さんにお尋ねくだされば、幸いです。

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コメント

おユキさん、今晩は。

本当にトンでもないところでした。

桜はビックリですが、調べてみればなるほど。
おっしゃるように、睡眠不足で目が覚めてしまったということでした。

ゴイサギ&ホシゴイは、最近、九華公園では姿を見ないのです。
いたという方もあるのですが、私は出会っていません。
水面にいたのはわずかで、隠れていたのが大多数。
不用意に近づいて驚かせた野ですが、しかしそれがなければこんなにたくさんいるとは気づきません(笑)。

九華公園のカモも、10月下旬になると2桁以上になるはず。
楽しみですねぇ。

投稿: mamekichi | 2018年10月12日 (金) 19時31分

mamekichi先生、こんばんは。

まさに、とんでもないところでしたね。
ひらいさんも書かれていますが、大興奮の様子が、よく伝わってきます(笑)。

桜、そうだったんですか。
ということは、寝不足の桜さんたちだったのですね。
ちょっと可哀想になります。

ゴイサギさん、久しぶりに見た気がします。
茶色の方が、ホシゴイさんですよね。
こんなにたくさんいるなんて、もしや、忍者の里でしょうか(笑)。

カモさんも、久しぶりです。
また、もっちりマッタリした姿を見れるのが、楽しみです。

投稿: おユキ | 2018年10月11日 (木) 18時35分

ひらいさん、こんばんは。

今日、行ってきました。
いやぁ、それにしてもやはりすごいところでした。
河口堰よりもおもしろいかも知れません。

ゴイサギは、排水機場の建物の東側に集まっていました。
それも、木陰というか、草の陰にたくさん休んでいたようで、不用意に近づいて驚かせてしまいました。

ミサゴ、当初は1羽しか気づきませんでしたが、排水機場あたりに移動したら、北、南に2羽ずつ出て来ました。

漁港側で何度もダイビングシーンが見られましたが、なかなかうまく写真には収められませんね。
再挑戦しなくてはなりません。

アジサシの仲間は、幼鳥のような気がしました。
種類の判別は私には、難しそうです。
弥富のあの場所は使えなくなり、河口堰でも今年はほとんど見ませんでした。
ネットで見ても、繁殖場所が減っているということで心配ですね。

源緑輪中は、もう少し早い時期ですと、シギ、チドリもいるかも知れないと思いました。
ちょっと足を伸ばすと、案外野鳥がいるところがあるかも知れませんね。
これからも、プチ遠征プラスアルファを心がけ、新しいところも見つけたいと思います。

九華公園のキンクロさん、去年のデータでは10月下旬以降が増えてきます。
楽しみですね。
また、お時間があれば、いらしてください。

なばなの里のイルミ、我が家から見える巨大なところは、漠然と富士山かなという気がしていました。
今年のイルミは、見物かも知れませんね。
たまには実際にいってみないといけません。

投稿: mamekichi | 2018年10月10日 (水) 21時05分

mamekichiさん、こんばんは!

例の場所、行かれたのですね、大興奮だったのがブログの内容から伝わってきました。(笑) ゴイサギ(ほぼホシゴイ)もの凄い数が集まっているようですね、昨年までは来ていなかったのか自分が気付いて無かっただけなのか判りませんが、木曽川から割りと近いので、当分の間要チェックポイントにする予定です。
ミサゴ、1羽くらいは良く居ますが、4羽は凄いですね、良くダイビングしているところも目撃しますが、写真に収めた事は一度も無く残念です。
アジサシの仲間、コアジサシより一回りくらい大きな感じがします、昨年も10月頃まで居ましたが、もっと夏の暑い時にしか居ない野鳥だと思っていたので、驚きです。残念な事は、あの場所のアジサシの仲間はどんどん飛来数が減っている気がします。河口堰も殆ど来なくなってしまいましたし、数年前弥富の工場跡地に居た500羽も、どこに行ってしまったのか気になります。カモ達もどんどん増えているようですね、この場所はこれからも楽しみです。
源緑輪中、一度行った事が有りますが、その時はモズくらいしか居なかったので、それ以来行かずでした、ここも定期巡回してみようと思います。
最後に九華公園、キンクロさんも揃って来ましたね、「桑名の東海道」パネル確認も含め、近々行ってみようと思っています。

別件ですが、なばなのイルミ、公式に発表が有りました、もう盗撮する意味は無くなりましたが(笑)、まだ変わった点灯状態が見れると思いますので、ギリギリまで続けようと思っています。

投稿: ひらい | 2018年10月10日 (水) 20時44分

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