« コサメビタキにムシクイの仲間、ヒガンバナにナミアゲハ……念願の戊辰殉難招魂碑とヒガンバナのコラボ写真も【黒っぽいアオサギの写真を追加(9/30)】 | トップページ | 20180922JRさわやかウォーキング「国宝高田本山専修寺御影堂・如来堂と一身田寺内町を訪ねて」へ(その3)……高田本山専修寺を見てJR紀勢線・一身田駅にて「完」 »

2018年9月29日 (土)

20180922JRさわやかウォーキング「国宝高田本山専修寺御影堂・如来堂と一身田寺内町を訪ねて」へ(その2)……勝楽寺、伊勢別街道、下津醤油、春乃舎であられをゲットし、取り敢えず一身田寺内町の館でゴール(まだ続く)

Img_3097c  秋雨前線の影響で雨で、今日の近鉄ハイキング&JRさわやかウォーキングへは出かけません。9月22日のJRさわやかウォーキング「国宝高田本山専修寺御影堂・如来堂と一身田寺内町を訪ねて」のその2を書くことにします。その1では、宗宝院と三重県総合博物館について書きました。博物館では念願だったミエゾウを見て、また、これも知りたかった松浦武四郎の展覧会も楽しみ、土産もすでにゲットしてしまいました。

20180922jrwalkingtsu11 その1で歩いたのは、このマップのあたり。地図を改めて見て気づいたのですが、いつも仕事に行く江戸橋の駅の真西あたりに、宗宝院や三重県総合博物館があるんですね。実際に歩いてみた上で地図を確認すると、位置関係が改めてよく分かります。博物館は、三重県総合文化センター、県立図書館と隣り合っています。
Img_3098c こちらがその三重県総合文化センター。文化会館、生涯学習施設、男女共Img_3101c 同参画施設を兼ねています。会合や研修会の講師で何度か来ていますが、最近はご無沙汰。博物館を出たのが11時半。このとき、総合文化センターのエントランスでは、ブラスバンドの演奏をしていました。「Saturday & Sunday Concert」とあり、この時間に演奏していたのは、津市立一身田中学校の吹奏楽部の皆さんでした。今から行くのも一身田。
20180922jrwalkingtsu12 これからのルート。博物館・文化センターから東へ下り、県道10号線に戻ります。このあたりは、1月11日の近鉄ハイキング「高田本山専修寺『お七夜』と寺内町散策」であるきました(2018年1月11日:近鉄ハイキング「高田本山専修寺『お七夜』と寺内町散策」へ(その1)……勝久寺、大乃巳所神社、魚歳食品)。ただし、このときは、本の王国のところから一本西側の道に入り、勝久寺に立ち寄って北西に向かい、魚歳食品に行くというルートで、いわば大回りして高田本山専修寺へ行きました。
Img_3111c 博物館から県道10号線に下る道筋には、ヒガンバナ。シロバナヒガンバナも咲いていました。シロバナヒガンバナは、普通のヒガンバナと一緒に咲いていると、その白さが一段と引き立つ気がします。ちなみに、このあたりはマンションも建ち並んでいます。
Img_3116c 県道10号線。道の西側には、マックスバリュのショッピングセンターとか、Img_3122c いろいろ立ち並んでいますが、東側は水田。少し向こうにJR紀勢本線と伊勢鉄道線が望めます。そして、ここまで来ると、遠くに高田本山専修寺も見えるのです(右の写真)。しかし、しばらくは立ち寄りポイントもなく、ひたすら歩くという感じ。
Img_3123c マックスバリュ・ショッピングセンターの入り口からクルマが渋滞。何Img_3128c 事? と思ったら、マクドナルドのドライブスルー待ちの行列のようです。お昼ですからねぇ。お腹も空いてきましたが、まだまだ3㎞も歩いていません。高田本山専修寺までは、3㎞以上もあります。皆さん、黙々と歩いておられますので、小生も(笑)。
Img_3142c 津駅から3.4㎞。名前のない交差点を右折。さらに水田地帯を進みます。Img_3134c左の写真で中央左に見えるのは、一身田中学校。文化センターで吹奏楽部の皆さんが演奏していました。遠くには、三重大学の病院も見えます。というよりも、ダイサギらしき姿が気になりました(笑)。どこへ行っても野鳥は気になります。というか、バードウォッチングは、どこでも楽しめるということです(微笑)。
Img_3142c_2 南を振り返ると、総合文化センターや、近くのマンション群が見えます。Img_3143c 交差点を曲がって少し行くと、大里窪田の町に入っていきます。窪田は、東海道関宿と参宮街道を結ぶ伊勢別街道の宿場町。江戸時代には本陣や問屋場が置かれ、旅籠が軒を連ねたとされています。伊勢別街道は、江戸時代、京都滋賀方面から伊勢神宮へのルートとして、賑わったそうです。窪田には、市内最大の常夜灯があり、これは1月11日のハイキングで見て来ました(1月12日:近鉄ハイキング「高田本山専修寺『お七夜』と寺内町散策」へ(その2)……石積神社、窪田の常夜灯、高田本山専修寺)。
Img_3145c JR紀勢線の踏切を渡る直前、スタートから3.8㎞で、大古山勝楽寺に立ち寄りまImg_3150c す。真宗高田派。お彼岸ですので、宗宝院も、ここも本堂の扉は開けていただいてあり、ご本尊を拝むことができました。11時50分を過ぎた頃。
Img_3158c
 JR紀勢線の踏切を渡り、すぐに五六川。この川は、江戸橋の方まで続Img_3160c き、非常勤先の近くで志登茂川に合流しています。大古曽橋を渡って一身田の町に入っていきます。直進すれば、一身田の寺内町に行き、近いのですが、すぐに右折して、しばらく伊勢別街道を歩くコースになっています。たぶん距離を稼ぐのと、次の立ち寄りスポットに行くためでしょう。
20180922jrwalkingtsu13 勝楽寺の手前から伊勢別街道、下津醤油、一身田寺内町の館、高田本山専修寺、そして、JR紀勢線・一身田駅あたりの地図は、こちらの通り。右端に半分だけ入っているのは、伊勢鉄道・東一身田駅。
Img_3161c 伊勢別街道を歩いたのは500mほど。途中、伊勢木綿の臼井織布さんのImg_3166c ところを通ります。1月16日の“勝手に「JR・近鉄さわやかハイキング(笑)」……高田本山専修寺と一身田寺内町散歩”ここは歩いています(1月21日:勝手に「JR・近鉄さわやかハイキング(笑)」……高田本山専修寺と一身田寺内町散歩(その4)環濠を巡り、伊勢別街道を通って、一身田駅で「完」)。「伊勢木綿」は、江戸時代から続く伝統の布なのですが、現在では臼井織布一軒だけが作っています。
Img_3167c 4.6㎞地点、一身田中学校の北で右折。伊勢鉄道を見ながら北へ進みまImg_3172c す。これから向かう先の一身田の寺内町や、伊勢鉄道の東側あたりは、何度も来ました。毛無川を渡ります。この川は一身田の寺内町では、町を取り巻く環濠の一つとなっています。毛無川も江戸橋の方まで流れ、志登茂川に合流します。
Img_3174c 途中、コスモスを見つけたので撮ろうとしたら、風に煽られご覧のようなImg_3177c 写真に(苦笑)。まぁ、これも良し。そしてスタートからちょうど5㎞で、下津醤油さんに到着。ここも2度目(2018年1月13日:近鉄ハイキング「高田本山専修寺『お七夜』と寺内町散策」へ(その3)……一身田寺内町、一御田神社、下津醤油、おぼろタオル、江戸橋常夜灯と道標そして江戸橋で「完」)。
Img_3179c 工場見学会もあるということでしたが、付いたのがあいにくと昼休み(12時10分)。どなたもいらっしゃらず、勝手にちょっと覗いただけ。ここから西へ400mほど行くと、いよいよ一身田寺内町。
Img_3183c ここが寺内町の東の入り口、栄橋。環濠に架かった橋の一つ。この通りImg_3184c をまっすぐに行くと、高田本山専修寺の山門、唐門のあるところに出ます。栄端から見た、北側の環濠。
Img_3201c 話が逸れます。一身田は、高田本山専修寺の門前町ですが、専修寺は、もともとは、栃木県の高田というところにありました。そこが戦火に見舞われたため、真慧上人が一身田に移って来たことで、一身田が高田教団の中心となっています。それに先立つ、寛正5(1464)年、真慧上人は東海北陸地方の布教活動の中心として、この地に無量寿院(専修寺の前身)を建立していました。一身田寺内町がいつごろ成立したのかは明らかではありませんが、文禄元(1592)年の一御田神社の棟札に「寺内」という呼び方がみられることから、その頃にはすでに寺内町が成立していたものと考えられています。
Img_3006c ところで、スタートの時、「一身田商店街のすてきなプレゼント引換券」をImg_3191c_2 もらっていました。先ほど立ち寄った下津醤油さんでも「専修寺醤油」と引き替えられたのですが、それはパス。その他、まんじゅう(2ヶ所)、あられ、こんにゃく、ハンカチ、活命茶などと引き替え可能でした。専修寺近く、一身田寺内町の館(ここが今日のゴール)の手前に菓子司・春乃舎さんがありましたので、ここであられと引き替えていただきました。
Img_3188c 「花舞煎(はなまいせん)」と名付けられたもの。春乃舎さんでは、桜おこし、みのり、四季折々の生菓子を製造販売しておられます。桜おこしは、黒糖を使った昔ながらの高田本山土産。桜おこしは、1月16日の“勝手にJR・近鉄さわやかハイキングの時に別のお店で買っています(2018年1月16日:勝手に「JR・近鉄さわやかハイキング(笑)」……高田本山専修寺と一身田寺内町散歩(予告編))。
Img_3193c この春乃屋さんの隣が、今日のゴールに設定されている一身田寺内町Img_3189c の館。JRさわやかウォーキングは、駅がスタート、駅がゴールというキャッチフレーズだったと思いますが、今日は例外。さらに、本来の今日のコースは、高田本山専修寺や、一身田商店街を回ってからゴールすべきだったのですが、先に&勝手にここでゴールすることにしました(笑)。12時25分、ここまでスタートから5.7㎞。
Img_3190c まだ完歩していないのに、「完歩記念」のパネルも撮影(苦笑)。スタンプImg_3357c もゲットしてしまいました。商店街はともかく、ここまで来て高田本山専修寺に行かないことはあり得ません。家内の父のお骨が収めてありますからお参りしていくつもりですし、1月の時に見逃しているところがあるのです(2018年1月20日:勝手に「JR・近鉄さわやかハイキング(笑)」……高田本山専修寺と一身田寺内町散歩(その3)専修寺の境内を歩く(後半))。
Senjujimap 1月に2回出かけたにもかかわらず、御対面所、賜春館、大玄関、大講堂などを見ていないのです。
 長くなりましたので、その2はここまで。取り敢えずゴールはしてしまいましたが、その3で高田本山専修寺のことと、JR紀勢線・一身田駅までの話を書き、「完」とする予定。

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