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2018年6月 1日 (金)

ツバメのヒナへの給餌シーンがすごい……博物館で古萬古も見てきました

Img_4391c

 気持ちよく晴れました。こういう日に江戸橋方面へ行きたいような、もったいImg_5345c ないような(微笑)。8時半から12時前まで散歩と、博物館へ。住吉神社、九華公園から桑名市博物館へ。博物館は京町にあります。そして、寺町、田町とまわり、5.6㎞。冒頭の2枚の写真は、住吉神社の前で撮ったもの。左は揖斐川上流から、多度山、伊勢大橋方面。右は、余り載せませんが、下流方向。蟠龍櫓と、旧・本陣の船津屋、旧・脇本陣の旅館山月が見えます。風があり、川面がきらきら光ってきれいでした。
Img_4480c 今日は何といってもこれ。九華公園、吉之丸堀の上の電線にて。ツバメのヒImg_4489c ナが2羽、親がエサを運んでくるのを待っていましたので、1時間近く見ていました。親のアタマまで食べそうな勢いで、笑えます。親が近くへ飛んでくると、猛烈なアピール。
Img_4437c 公園内を回って、吉之丸堀に浮かぶ東屋のあたりまで来たら、ツバメのヒナの鳴き声がしてきたのです。探すと、本丸跡の辰巳櫓近くに2羽のヒナがいたのです。たぶん巣立ってきたばかり。ここの電線には、毎年今頃から、ときどき、こういう巣立ったばかりのヒナが来ています。
Img_4399c 今日は、他でも巣立ったツバメのヒナを見ました。まず左は、三の丸水門近Img_4538c くで。地面に降りていたので、飛べなくて困っているのかと思ったのですが、大丈夫でした。近寄ったら、飛んで逃げました。右は、京町の呉服屋さんの前の電線にいたヒナ。この呉服屋さんで育ったものかという気がします。
Img_4545c こちらは、京町のマンション駐車場のヒナ。4羽いたはずですが、3羽しかImg_4549c 見えません。ちょっと気になります。ここも親がエサを運んできます。右は、マンションの向かいにある公園に降り立ったツバメ。この巣の親と思います。
Img_4416c さて、九華公園は、花菖蒲まつり。といっても昨日書いたように、花菖蒲Img_4412c に関わるイベントはありません。桑名市や、観光協会ももうちょっと気合いを入れて欲しいところ。小生自身は、花菖蒲はもうかなり楽しんでしまいました。という訳だからでもありませんが、カメの産卵シーンが見られないかと思っています。右の写真のように、産卵のための穴を掘っているところはよく見るのですが、今年はまだ産卵そのものは見られていません。
Img_4402c カメといえば、九華公園名物の甲羅干し。元々はアヒル、ガチョウの小屋へ上がるスロープ。今ではすっかり甲羅干しスポットになっています。大賑わいです。子どもたちはこれを見ると大喜び。ただ、大人の中には、砂や石を投げて、カメが堀に落ちるのを楽しむという、ちょっと困った方もいらっしゃいます。
Img_4532c 鳥は相変わらず少なし、というところ。今日もエナガは見たものの、遠くて証拠写真。このほかは、カワラヒワ、ドバト、ムクドリ、スズメ、カラスくらい。シジュウカラの鳴き声もしていましたが、姿は確認できず。
Img_4427c 奥平屋敷跡入り口の花菖蒲園では、アゲハチョウ(ナミアゲハ)がやって来ていました。花菖蒲からも蜜が吸えるということなのでしょうね。まさに花から花へと移動しつつ、蜜を吸っているようでした。
Img_5373c 九華公園の後は、桑名市博物館へ。しばらく休館していたのですが、今日から7月8日(日)まで“水無月の企画展「古萬古とそれを継ぐ者」「絵画展―水無月余情―」”が開催されています。今年は、萬古焼の創始者である沼波弄山の生誕300年にあたりますので、この展覧会も、沼波弄山生誕300年記念として開かれています。ちなみに、弄山生誕300年萬古焼所蔵館連携事業として、近隣の3ヶ所の博物館、美術館でも展覧会が予定されています。
Img_5367c 古萬古を中心とした展示となっています。主な展示作品20180328155500 は、沼波弄山「古萬古 赤絵人物文水盤(市文化財)」、同「古萬古 赤絵獅子文燭台(市文化財)」、同「古萬古 オランダ写手焙(市文化財)」、森有節(初代)「再興萬古 舶来草花模様菓子鉢(桑名市博物館蔵)」、森翠峰「五節句絵菓子鉢(桑名市博物館蔵)」などです。併せて、水無月にちなんだ絵画も展示されています。右は、沼波弄山の「古萬古 赤絵窓山水文雪輪鉢」です(博物館のサイトからお借りしました)。今回は、高校生以上は¥150と有料。今日、小生が訪ねたときは、他に来館者はなく、独占して、ゆっくりと見て回ってきました。ちなみに、「古萬古」は、後代の萬古焼と区別するため、弄山のものを指しています。
Img_5384c 午後からは、江戸橋方面の授業の準備。新しい科目の準備に勤しんでおりました。自転車操業とまでは行きませんが、前の授業で次の授業資料を渡して、予習できるようにしていますので、早めの進行になるのです。ちょっと余裕をつくりたいのですが、なかなかどうも(苦笑)。明日は、四日市で近鉄ハイキングがあるのですが、暑そうな中、約10㎞というコース設定で思案中。四日市市立博物館が立ち寄りスポットになっていて迷っています。明後日まで「開館25周年記念 特別展浮世絵十人絵師展」が開催されているのです。

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コメント

こころんさん、こんばんは。

九華公園にいらしたんですか。
私は、近鉄ハイキングに行ってしまいました。
お目にかかれず、残念です。

今日は、花菖蒲、いかがでしたか?
人でも多かったのではないかと思います。

また一度、是非お目にかかりたいと思っています。

投稿: mamekichi | 2018年6月 2日 (土) 20時18分

こんにちは
この記事の九華公園のお写真を拝見して
今朝、菖蒲を撮りに行ってきました。
2時間ぐらい公園内をブラブラと^^;
今日はハイキングに出掛けられたのですか?
似た感じの方が通られたので
先生かなと間違えて挨拶しそうになりました^^;

投稿: こころん | 2018年6月 2日 (土) 17時23分

おユキさん、おはようございます。

昨日は気持ちよく晴れました。
揖斐川沿い、河口堰、三ツ又池公園などのように、開けていて、水があるところは気持ちいいですね。
散歩する方もたくさんいます。

昨日は余り期待しなかったのですが、ツバメのヒナで楽しませてもらえました。
ヒナたちは、巣立ってきても、飛行能力はまだまだ、エサも自分では取れません。
図体の大きな甘えん坊に見えますが、エサくれアピールはものすごい勢いで、エサをもらうときは親を飲み込みそうなくらい(笑)。

ヒナが地面に降りているところは余り見ないので、飛べないのかと思ったのですが、勘違いでした。
助けるといっても、なかなか難しいのですが……。

甲羅干しをしているカメを脅かして落として喜ぶのは、見ている限り、大人だけです。
先日、見ている前で、砂や石を投げている高齢男性外増したが、悪びれもせずで、呆れたのです。

子どもたちは単純にカメがいる!と喜びます。

今日のハイキング、これまでに行ったことのあるところがコースにかなり含まれているのと、約10㎞という距離(近鉄の駅でいうと、3駅分)で迷っています。

投稿: mamekichi | 2018年6月 2日 (土) 05時30分

mamekichi先生、こんばんは。

晴れましたねぇ
湿気も少なく、カラッとした良い天気だったかと思います。

揖斐川堤防、開けた場所というのは、気持ち良いですよね。
昨日までの雨との落差もあって、キラキラ光る川面も、一層美しく見えるような気がします。

ツバメのヒナが餌をもらう瞬間、仰るように、親鳥の頭まで食べてしまう勢いですね。
これだけ大きく口が開くということにも、驚きます。

地面に座り込んでいる(?)ツバメさん、これまた仰るように、体型からして、飛べなくて困っているように思えます(笑)。
それに、こんな表情で見られたら、助けてくれというサインを出している?とも、勘違いしてしまいます。

甲羅干しスロープの亀さん、砂や石を投げる大人がいるのですか。
子どもがするようなことですね。子どもでも、そんなことをする子は珍しいと思います。

明日のハイキング、今は入梅前の貴重な晴れ間ということなので、是非にも行かれるのがよろしいかと思います。
行っておかないと、欲求不満でどうにかなってしまわれても、困りますから(爆)。

投稿: おユキ | 2018年6月 1日 (金) 19時47分

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