今日は、29.1℃と、たぶん桑名では今シーズンもっとも暑くなっています。寒ければ寒いと、暑ければ暑いと文句をいいたくなりますが、困ったもの(苦笑)。今日は、久しぶりに弥富野鳥園にほど近いサギ山の様子を見てきました。あちこちにアオサギのヒナたちの姿が見られ、大満足。カワイイといえるかどうか、分かりませんが……(笑)。

細長い林がサギ山になっています。Google Earthで見ると、林に転々と白い

スポットが見えています。とても数は数えられませんでしたが、中央部は、写真のような状態。アオサギがほとんどですが、今年は、ダイサギの姿も結構増えていて、去年より多いと思います。

また去年はいなかったと思いますが、ゴイサギもわずかに混じっていました

し、なぜかホシゴイの姿までありました。ホシゴイがここに何用があるのでしょうか? 付き添ってきた? よく分かりません。

ここには1月下旬くらいからアオサギが集まり始めます。卵を産むのは、4~5月で、1回に3~5個の卵をうむといいます(
Wikipediaの説明)。抱卵期間は23~28日、ヒナは孵化してから50~55日で巣立ち、生後2年で成熟します。左の写真のように、ヒナというにはずいぶん大きくなったものも見られました。早くに卵から孵ったものと思います。

左のヒナたちも、孵ってから少し日数が経っているように見えます。いやぁ、この時期のここは、パラダイスであります。しっかり楽しめます。難を言えば、上には湾岸高速、目の前は県道71号線で名古屋港を出入りするトラックや、トレーラーなどがビュンビュン走り抜けること。この県道越しに南から観察せざるを得ないのです。

アオサギや、ダイサギはときどき飛び回っています。100mほど先を飛び

ますので、けっこう迫力があります。9時過ぎに到着したのですが、エサを咥えているところは見られませんでした。ダイサギは、まだ巣作りor補修をしている個体もいて、枝を咥えているものもいました。

こちらのダイサギ夫婦は、巣作りor補修中。右の写真のダイサギ夫婦

は、眼先が緑がかっており、これは婚姻色。飾り羽を広げている方がオスで、求愛のポーズかなという気がします。これ、けっこう美しいシーンと思います(自画自賛ですから、気になさらずに)。

あっという間に30分以上の時間が経ってしまいました(笑)。アオサギさんの、この変なポーズもゲットできましたので、次の目的地に向かいます。次は、三ツ又池公園です。カイツブリの様子と、オオヨシキリを見るのが目的。

ここは、宝川の遊水池を利用した公園。水面と空が大きく開けた、この空間はいつ来ても気持ちの良いものです。スッキリ晴れていればいうことはありませんが……。

到着してすぐに、駐車場の西でコアジサシを見つけたのですが、残念ながらこのような証拠写真しか撮れませんでした。小魚を咥えて、南の方へ飛び去っていきました。今年、コアジサシたちは、どこでコロニーを作っているのでしょう?

カイツブリは、合計20羽を確認(公園を一周していますので、重複があり

得ます)。前回ほど、さえずりの声は聞こえませんでしたが、巣に就いているところは、7ヶ所と、前回(5/11)に比べ、プラス1。

巣を離れたところも見てみたのですが、卵までは確認できませんでした。

巣はいずれも、岸からはけっこう離れています。右の写真のように、巣作り中というカップルも1組ありました。カイツブリの抱卵期間は20~25日といいます。前回も巣に就いていたカイツブリがいましたから、今月下旬にもう一度確認に行くと、ヒナがみられるかも知れません。

オオヨシキリは、合計4羽を確認。元花菖蒲園(蘆が生い茂ってしまっています。花菖蒲園の看板も撤去されています)の中や、周囲の街路樹で3羽。左の個体は、その花菖蒲園から街路樹に出て来たもの。もう1羽は、前回同様、蓮田にいました。多だし、声はすれども姿は見えず、でした。

このほか、三ツ又池公園では、オオバンが1羽、西の水田にある電柱にモズの姿も1羽見えていました。この時期、このあたりでオオバンを見るのは珍しい。

蓮田では、スイレンが数輪咲き始めていました。しかし、ここの遊歩道は、日陰があまりありませんので、暑いこと。しっかり汗を掻いてきました(笑)。とうとう、散歩が難行苦行になる季節になってきてしまいました(苦笑)。ヒナを見られるのを楽しみに、乗り越えなければなりません。

しかしまぁ、三ツ又池公園も楽しめました。左の写真のカイツブリ、向かって右はやや小さいのですが、去年生まれ? カイツブリは、生後1年で性成熟するそうですから、去年生まれとしても、もう繁殖可能ということでしょうね。

オシマイは、ミドリガメの甲羅干し。三ツ又池公園にて。大きさがずいぶん違います。「親亀の背中に子亀を乗せて……」といいますが、親が目の背中にひ孫亀が乗ったような感じ。
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