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2018年4月10日 (火)

デザイン公園と船頭平閘門で御衣黄、治水神社でアオサギ

Img_8496c

 暖かくなりましたし、そろそろ咲いているだろうと思い、御衣黄を見に行ってImg_1236c きました。場所は、桑名・大山田にある藤が丘デザイン公園。3月29日にも行ったのですが(播磨中央公園で花見&鳥見……イワツバメも寄り道してみてきました )、そのときはまだまだでしたが、今日は満開。7本ほど御衣黄がありますが、盛りを過ぎたと思われる木もありました。冒頭の2枚の写真は、デザイン公園の南東にあります。
Img_1259c こちらは、丘の下、公園の北東エリアにある御衣黄。色が薄くなってきておImg_1253c り、また、赤い筋が出て来ていますので、早くから咲いたのかと思ったのですが、Wikipediaの説明によれば、花の「色は白色から淡緑色」とありますので、バリエーションの範囲内なのかも知れません。
Img_8507c この木にも「御衣黄」という札がかかっていたのですが、花はかなり白っぽい感じ。赤い筋はあるものの、ひょっとしたら違うのかななどと思ったりします。しかし、それを判断するほどの知識、スキルはありません(苦笑)。まぁ、今年も御衣黄が見られ、満足。
Img_1276c 藤が丘デザイン公園へ来ると、この「ジャックとつたの木」と名付けられた展Img_1280c 望台に登ります。高いところに登りたくなるのです(微笑)。ここは、夜景スポット。ずいぶん昔、夜景を見に来たことはありますが、最近はそういう元気はありません。ただ、ここに上がって行くには、ちょっとした「山登り気分」を味あわなければなりません(苦笑)。それでも、小生がいる間に女性がお二人、登ってこられ、展望台の上で体操! 毎日のように登っていらっしゃるようでした。
Img_1263c 展望台の上は、360度のパノラマが広がり、気持ちよいことこの上なし。Img_1273c 左は、多度山方面。右は、南の、藤が丘小学校の方向。鈴鹿の山並みは、残念ながら、春霞の中でハッキリとは見えませんでした。
Img_1296c クルマで出て来ましたので、ついでにあちこちと遠征。まずは、船頭平公Img_1298c 園へ。左の建物は、国土交通省船頭平閘門管理所・木曽川文庫。ここにも御衣黄が1本あるのです。建物の南側にあるはずで、見に行ったのですが、白い花が咲いた木しかありません。
Img_1300c 去年も見たこの木、御意黄のはずですが、ほとんど真っ白。来るのが、かなり遅かったようです(涙)。去年の様子は、こちら(2017年4月18日;御衣黄を見に行く……コアジサシ営巣地と、長良川河口堰もチェック )。藤が丘デザイン公園の御衣黄と同じく、かなり緑色をしていました。
Img_1312c ちょっと落胆しつつも、せっかく来たからということで、鳥がいないか探しImg_1328c ながら、船頭平閘門のまわりを散歩(ウグイスの鳴き声はよく聞こえていたものの、姿は見つけられず)。去年は、ここの舟巡りに来たのですが、今年はそのイベントはなし(2017年4月 3日;船頭平閘門舟めぐりへ……長良川河口堰にも立ち寄り【御衣黄について付記あります】)。船頭平閘門は、明治35(1902)年に完成、今も現役ですが、通る船はかなり少なくなっています。閘門近くには、平成6(1994)年の改築工事で取り外された旧門扉が展示されています。閘門は、重要文化財。
Img_1307c 公園内には、明治20(1887)年から44(1911)年にかけて行われた木曽三川の分流工事に関わったオランダ人技術者・ヨハネスデレーケの銅像もあります。この分流工事では、一本の川となっていた長良川と木曽川の間に
背割堤を築いて川を分けました。
Img_1408c このあとは、治水神社へ。宝暦治水に携わった薩摩藩士の功績を讃え、Img_1420c その責任者であった平田靱負の遺徳を偲び、犠牲となった多くの藩士達を慰霊するために設立された神社ですが、目的は神社の鎮守の森で繁殖するアオサギの観察。まずはお参りしたあと、境内を回って来ました。右の写真は、拝殿、社務所を南から撮ったものですが、背後の森の赤い○をつけたあたりにアオサギが巣を作っています。
Img_8572c 上・右の写真で向かって左側の赤丸の部分。ご覧のように、5つの巣がImg_1367c あるのが見えました。混雑しています(苦笑)。ただ、まだ巣作り中という感じです。弥富のサギ山よりも、こちらの方がスローペース。
Img_1365c 11時前にここに着いた時は、飛んでいるアオサギも見えたのですが、治Img_1436c 水神社にいた間は、そういう姿は見られませんでした。巣を手直ししたり、身繕いをしたりで、比較的ゆったりと過ごしていました。それぞれの巣にも1羽ずつしか姿は見られませんでした。
Img_1379c 治水神社から道を1本隔てて、木曽三川公園センターがあります。現在、Img_1381c チューリップ祭が開かれていて、平日にもかかわらず、かなりの来場者がありました。中には入ったものの、花は見てこず(苦笑)、もっぱら治水神社の森を観察(微笑)。右の写真で赤丸をつけたあたりにアオサギの巣が見えるのです。
Img_1440c ということで午前中3時間半あまりかけて、3ヶ所回って来ました。明日は、今年度第1回の江戸橋でのお仕事。雨は午後からのようで、ちょっと安心。

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コメント

ひらいさん、こんばんは。

御衣黄、きれいでした。
ただ、もう少し早めに見に行くべきだったかと反省しています。

ブログ、拝見しました。
ひらいさんがご覧になったのも御衣黄だと思います。

今年は桜も含め、花が咲くのが早いので、こちらの気持ちも、チェックも追いつきませんね。

治水神社のコロニー、巣は10個くらいだったと思います。
まだ巣作り、補修中という感じでした。

弥富方面にも出かけたいのですが、頼まれ仕事がいくつかあり、また、明日からは江戸橋方面ということで、思うに任せません。

ところで、腰痛は、私も最初の仕事のときに1週間入院せざるを得なかった経験があります。
無理をなさらず、お大事に。

投稿: mamekichi | 2018年4月10日 (火) 20時40分

mamekichiさん、こんばんは!

御衣黄、相変わらず綺麗な花ですね。今年は運悪く体調不良になってしまったので、遠征には行けずでした、先程ブログ更新しましたが、もしかしたらなばなの里にも御衣黄が有るかもしれないとの事で昨晩と本日寄って来ました。但し行くのが遅かったようで、綺麗な緑色には見えず、本物かどうかの判断も出来ずでした。
そしてアオサギ山、こちらは少なめですが、今年も始まりましたね、3月17日以来、アオサギも見ていないので、今週末辺りはアオサギ山に行きたいところですが、腰痛完治まではまだまだかかりそうで、今週末も行けるかどうか怪しくなってきました。(笑) 

投稿: ひらい | 2018年4月10日 (火) 19時34分

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