今日も良い天気で、暖かい日です。来週は寒波が襲来するというので、恐ろしい気もしますが、まあ、今は楽しむことにしましょう(微笑)。ということで、いつものように8時40分から11時半まで、住吉神社と九華公園へ。5.2㎞。このところ、鳥たちもそれなりに来て、面白いシーンにも遭遇しました。

今日の主役は、こちら、セグロカモメ。9時半過ぎに九華公園上空に飛来、いったん北の方へ飛び去ったものの、二の丸堀の東側に戻ってきました。九華公園では、この二の丸堀の東でよく見ます。

80~90m離れたところから、逆光という条件のもとで見ていましたので、詳細は

よく分からなかったのですが、獲物となる魚を攻めていたように思えました。これら2枚の写真にあるように、何度もジャンプし、足で何かを押さえ込むような動作を繰り返していたのです。

次いでの話題はこちら。「忍者ゴイサギ」です(笑)。今日も、いつもいるク

スノキから堀を挟んで対岸からは、見えなかったのですが、稲荷社の参道などからよく見たら、2羽いるのが分かりました。右の地図で赤丸のところに、アオサギ、ゴイサギがいる木があります。「宮光稲荷大明神」とあるのが、稲荷社。その南の参道から、社務所ともう一つの建物の間から見ると(朱い矢印)、左の写真のようにゴイサギが1羽見えました。

堀を挟んだ西側に移動してみると、左の写真のように見えます。上の赤

丸で囲んだところにいるのが、稲荷社参道から見えたゴイサギ。ところが、南側から撮った写真(ほぼ黄色い矢印の視線)をよく見たら、アオサギの背後にゴイサギが写っていました。左の写真をもう一度よく見直したら、黄色い丸の仲にわずかにゴイサギらしき姿が見えていました。やはり、昨日考えたように、ゴイサギ・ホシゴイはここにいて、上手に隠れているものと思われます。これからは、場所を変え、目を皿のようにして見てこないといけないということです。

もう一つ、九華公園でのエピソードは、コサギの登場です。年に1回くらい

の出来事です。朝日丸跡から、セグロカモメを見ていて、ふと横を見たら、コサギがいたのです。刺激しないつもりでしたが、20mほど先にいたので、当然逃げられました。堀を挟んだ、南側の外周遊歩道へ逃げ、さらにどこかへ姿を消してしまいました。

さて、散歩のはじめから。住吉入江には、キンクロハジロのオス1羽と、オオバン1羽。揖斐川にもキンクロハジロのメス1羽、ヒドリガモのペア1組などを見ましたが、他の鳥はおらず。蟠龍櫓東の堤防に来て、ツグミが1羽。吉之丸コミュニティパークでは、グラウンド・ゴルフが行われる日で、鳥影はなし。

九華公園では、上の写真にも写っていますが、定位置にアオサギ。アオ

サギを見ていた足下あたりには(地図で、青い矢印のスタート地点あたり)、シロハラが1羽。このところ、この辺でシロハラをよく見ます。気に入った場所なのでしょう。

九華橋から見た吉之丸堀の西側付近。カモはのんびりしています。奥に見える小屋は、「甲羅干しスロープ」のあるところ。カモは、今日は、57羽。メンバーも変わりなく、ホシハジロのオス1羽、ハシビロガモのオス2羽、メス2羽とキンクロハジロ。ハシビロガモは、相変わらずオスはオス、メスはメスでつるんで行動しています。オオバンの姿も2羽見かけました。九華公園の常連になっています。

ユリカモメは、久しぶりに100羽を越え、106羽をカウント。餌に苦労してい

るのか、九華橋に立って、カモを数えていたら、凄い勢いで集まってきました。そのときの写真が左のもの。餌がないと分かってからも側のガードレールで物欲しそうな顔をしていました。

最近お話しするようになったある女性(この方は、毎日のように散歩にいらっしゃり、鳥にもご興味がおありです)、「ユリカモメって、見かけはかわいいけど、けっこうエゲツないですよね?」とおっしゃいます。最近、正体がばれてきているようです(苦笑)。

奥平屋敷跡への入り口に歩きには、シメがいました。この直前、シメの鳴き声が複数、それもちょっと険しい感じの声が響き渡っていました。縄張り争いでもしていたような気がします。1つの鳴き声は次第に南に遠ざかっていったのですが、確認できたのは、このシメ1羽。

吉之丸堀の西側には、カイツブリ。色から見て、若い個体で、先日から

時々見る個体のように思います。「カモの子どもですか?」と聞かれることもあります(もちろん、違います)。右のハクセキレイは、公園の外周遊歩道の東、桜の木に止まったところ。小首をかしげるような仕草も見せてくれ、和みます。

枝かぶりで、ピントもアヤシいのですが、ツグミ。この頃ようやく少し見かけるようになりましたが、去年に比べると、「激減」という印象。いつもであれば、揖斐川の堤防や、吉之丸コミュニティパーク、貝塚公園のそこかしこにいるのですが、どうなっているのでしょう?

帰り道、玉重橋のところでハクセキレイ。何か上の方が気になるようでした。持っていたパンくずを与えたら、寄って来て食べてくれました。オオバンなどは逃げていきますが、キンクロハジロやハクセキレイは寄って来て、楽しませてくれます。
コメント
ひらいさん、こんにちは。
セグロカモメのこの動作、初めて見ました。
ユリカモメもするんですね。
そうするとおっしゃるように、カモメの仲間に特有の雁の仕方かも知れませんね。
コサギは、セグロカモメに見とれていて気づくのが遅れました。
九華公園にはたまにしか来ませんので、うれしくなります。
ユリカモメのあの噂、見る人が見るとバレてしまうようです。
投稿: mamekichi | 2018年1月20日 (土) 15時31分
mamekichiさん、おはようございます!
セグロカモメ、面白い動きですね、エサを捕まえてるのでしょうね、ユリカモメがこのような事をしてるところは見た事が有りますが、カモメの仲間の狩方法なのでしょうか。
そしてコサギ、久しぶり?に九華公園に登場ですね、決して珍しい野鳥では有りませんが、普段見ない所に居ると新鮮です。
最後にユリカモメの噂(笑)、既にバレているようですね、生きる為とは言え、さすがにあのエゲツなさは酷過ぎますよね、キンクロさんがカワイそうです。
投稿: ひらい | 2018年1月20日 (土) 07時27分