
歩いたルートはこの地図の通り。左上の「安永交差点」近くでバスを降り、町屋橋のたもとから町屋川左岸を歩いてきました。6.1㎞。湾岸道近くで堤防道路を降りて、福岡町、萱町、福江あたりの町を通って、日の出橋のバス停まで。バス代は、行き¥210、帰りは¥340。8時40分に出て9時10分のバスに乗車。帰りは、11時34分に乗って(これを逃すと3時間後!)、帰宅は12時20分頃。

期待したほどの鳥果は上がらなかったのですが、日の出橋の下流あたり

で、セグロカモメが3羽飛来。歩いていた小生のすぐ上を何回も旋回してくれ、それなりの写真が撮れ、まぁ満足です(微笑)。

このあと、ミサゴの姿も国道23号線町屋川橋の方に見えたのですが、いかんせん、距離が遠すぎました。一応、写真には収められたものの、これくらいのものでした。

さて、見てきた順にそって。国道1号線の町屋橋。橋の上流から下流にか

けて、大きな中州がありますが、このあたりにいた鳥は限られました。まずは、オオバンが2羽。

その他は、このセグロセキレイや、ハクセキレイ、キセキレイなど。ハクセ

キレイは3羽ほどを見ました。散歩する方の姿もありました。川の方を見つつ、クルマに注意しながら、ほとんど黙々と歩いて行きます。右前方に見えるのは、中電川越火力発電所。

しばらく行くと、町屋川緑地公園があります。ここには、ツグミ、ムクドリな

どがいました。川の方には、まずは、カルガモが1羽。集団でいることが多いのに、この1羽のみ。

そこへ、アオサギが2羽、上流側からやって来て、あとから来た1羽だけが川に降り立ち

ました。アオサギが見られたので、少しだけ満足(苦笑)。遠征に来て、アオサギが見られると、気分も少し良くなるのです。

河原の草木の中などでは、ツグミの姿がよく見られました。原っぱに来な

いでこういうところにいるのかも知れません。その他には、ホオジロ。肉眼では、逆光の位置だったこともあって、よく分かりませんでした。

この緑地公園のあたりからしばらくは、アオジが河原の茂みにたくさんい

ました。しかし、背景が背景ですから、なかなかうまくピントが合いません。

河原の木には、カワラヒワの群れ。まさに正真正銘の「カワラヒワ」です(
河原鶸)。思わずうなってしまいました(微笑)。リンク先にその説明があります。

まもなく国道23号線の町屋大橋をくぐります。1号線は、「町屋橋」で、

名前だけ見ると、ちょっと紛らわしい。歩いていた時間帯満潮だったようで、水が多くなっています。低い中州は、川の中。 川幅も広く感じます。町屋大橋のあたりには、カンムリカイツブリが2羽、点在。

町屋大橋から300m足らずで日之出橋に来ます。橋を渡ると(右岸側)、

向こうは川越町。こちらには、「桑名市」という表示板があります。町屋大橋からこのあたりまでは、鳥影なし。ちょっと不安になってきたのですが、ここで冒頭に載せたように、セグロカモメや、ミサゴが登場してくれました(微笑)。

前回来た時には、日之出橋の下流の中州あたりから、カモやオオバン、

チドリの姿が見られたのですが、今日はなかなか。もう少し下って、目をこらしてみると、右岸側に水鳥の姿が見えてきました。前回は、川の中央や、左岸に近いところにもいたのですが、今日は様子が違いました。風向きや、潮の満ち干にも影響されるのかも知れません。

超望遠コンデジの威力を借りた上で(駆使してと書きたいところですが、

このあたり川幅が180mほどで、距離がありすぎ)、さらにトリミングの助力を得て、これくらいの写真。ヒドリガモ、オオバン、オカヨシガモ、オナガガモらしき姿が見えます。

対岸の右岸堤防したに上陸しているのは、コガモや、ヒドリガモがほとん

どのようです。水に浮いているカモの中には、キンクロハジロも混じっているようでした。

川の中に橋桁の遺稿のような構造物がありましたが、この上には、カワ

ウと、カモメらしき姿が見えます。さらにその向こうの水面には、マガモも浮いていました。この構造物の近くには、セグロカモメと思われるカモメがたくさん浮いていました。皆、風上の北西方向を向いています。

その中に、1羽だけ、もっと小型のカモメが混じっていました。ユリカモメの

ようです。ユリカモメが何気なく混じっているという雰囲気。それにしても、歩いた左岸側や、川の中央に水鳥がいてくれないと、よく見えませんし、写真もきちんと撮れません。今度は右岸側を歩くか、潮汐表を確認してから来ないといけません。

9時25分に1号線の町屋橋をスタート、10時45分頃に伊勢湾岸自動車道あたりに到着。この頃には北西の風がかなり強くなってきましたし、期待したほど鳥もいませんでしたので、ここらで堤防道路を降りることにしました。田んぼでケリなどを見たいと思ったのですが、バスは11時34分。これを逃すと大変なことになりますので、集落の中を行くことにしました。時計を眺めながらです(苦笑)。
このあと、福岡町、萱町、福江あたりの町を通って、日の出橋のバス停まで戻ったのですが、あちこち寄り道をしていました。それを書くと長くなりますので、
別の記事にします。
コメント