風がないので、日当たりにいればそれなりに暖かいのですが、気温は低い日が続いています。今日も、最高気温は10.5℃、最低気温は、何と0.6℃でした。そのせいか、九華公園を散歩する人も激減という感じです。小生は、8時50分から11時半まで、いつものように、住吉神社、九華公園、貝塚公園、入江葭町、寺町と5.8㎞を歩いてきました。

このところ毎回のように書いていますが、冬の鳥が少ないままです。「住吉キンクロウズ」も今朝は、1羽。揖斐長良川の中州のアオサギはゼロ。揖斐川には、キンクロハジロが5羽ほど、カンムリカイツブリが2羽浮いていただけ。ユリカモメが1羽通過していったくらい。

「鳥が少ない」とぼやいている声が聞こえたのか、今朝は、久しぶりにゴイサギが登場。何やらこちらの様子をうかがっているようにも見えて、笑えます。ただし、2度目に見に行ったときには、姿を消してしまっていました。アオサギもこの頃は、来てくれません(涙)。

九華公園にある筏橋の近くに、オスのモズが一瞬だけ姿を見せてくれました。こちらも、同情してくれたのかも知れません(苦笑)。モズたち、高鳴きを聞かなくなった頃、それは、おそらく縄張りを確保した頃から、あまり姿を見なくなりました。

カモは、今日は合計55羽。ヒドリガモのペアが3組、オスが1羽、ハシビロガモのオスが2羽、メスが1羽、ホシハジロのオスが2羽、メスが1羽。他はキンクロハジロたち。カモではありませんが、オオバンが2羽。左の写真は、よくホシハジロや、カルガモが日向ぼっこをしているところ。今日は、このヒドリガモのペアもいました。キンクロハジロはほとんど上陸しません。

ホシハジロ、今日は、九華橋近くにて、お休み中。左はメス、右はオス。

どのカモも同じですが、お休み体勢であっても、時々は目を開けて周りの様子をうかがっています。

ユリカモメ、今日は9羽。公園内の野球場のフェンスに止まっています。はじめにも書きましたように、急に寒くなったので、散歩をする方が減り、その結果、餌をやる人もほとんどいませんので、集まってこないということだと思います。カモも、ユリカモメも去年より少なめの数で推移しています。

このところ、カワウが漁をするもあまり見ませんでしたが、今日は、久しぶりにそれを目撃。吉之丸堀にて。こちらのカワウさん(白くなっているのは、繁殖期である証拠)が魚を捕ったのですが、すぐに飲み込まず(飲み込めず?)、何度も咥えなおしたり、落としたりしていたのです。

そんなことをしていると、必ずといってよいほど、他のカワウが横取りしよ

うと寄ってきます。左のシーンのすぐ後、このカワウさんまたもや、獲物を落としてしまうのです。そうしたら、案の定、左の写真で手前にいたカワウが、それを横取り(右の写真)。このあとすぐに丸呑みに至りました。もともと魚を咥えていたカワウ、なんだか呆然としているように見えます。

公園についたとき、イソシギが飛ぶのを見たものの、他に確認したのは、ヒヨドリ、ムクドリ、ドバト、カワラヒワくらいでした。カワウの横取りシーンを見られたからまあよしとしましょう。左の写真は、九華公園の野球場のフェンスにいたスズメ。貝塚公園では、カワラヒワ、ヒヨドリの他、ツツジの植え込みで移動する小型の野鳥を追ったのですが、何かは確認できず。鳴き声は、
ウグイスの地鳴きのように思えました。

寺町からの帰り道、住吉入江の脇では、メスのジョウビタキを見かけたのですが、こんな証拠写真のみ。メジロもいたものの、写真は撮れずじまい。

昨日は、更新しませんでした。散歩に入ったものの、昼頃から家内の実家に出かけ、帰宅が遅くなったのです。カモ、ユリカモメの数だけ、記録として残しておきます。12/6のカモは66羽。ハシビロガモのオスが2羽、メスが1羽、ホシハジロのオスが2羽、ヒドリガモのペアが2組、オスが1羽、他はキンクロハジロ。ユリカモメは20羽。

余談であります。先日から、寺町商店街に「『マチ工場のオンナ』コーナー」というものが、設置されています。実は、これ、11月24日からNHKで放映されている「
マチ工場のオンナ」というドラマ(全7回)にちなむものなのです(金曜22時~、12/29迄;再放送は、翌週木曜0:10~(水曜深夜))。内山理名さんが主演で、「主婦だけど、社長やります!」というキャッチフレーズ。

このドラマ、原作は東京、舞台は愛知(名古屋)なのですが、実は、ロケ

のかなりの部分が桑名で行われているのです。ドラマのスタートシーンは、桑名駅前の「
桑栄メイト」という、いささか古いビルと、駅前の広場でした。舘ひろしが出て来たのが、この桑栄メイトビル。また、「ダリア精機」という町工場が舞台なのですが、それは、我が家から徒歩10分ほどのところにある
水谷精機工作所さん。内山理名さん扮する有元光の実家、須藤家もその近くのお宅なのです。この頃そちら方面にはあまり散歩に行きませんが、以前はよく歩いたところで、「オーっ、あそこだ!」といいながら、ドラマを見ています(微笑)。
伊勢大橋が写ったり、車で走っているのが、
中堤だったりするのです。
桑名フィルムコミッションのサイトにも、ロケ地紹介があります(
こちら)。ドラマももちろん面白いのですが、知っているところが出てくるのを見つける楽しみもあります。また、このドラマ、「舘ひろしさん演じる父親が亡くなり、倒産寸前の父の会社を立て直していくところから始まるストーリーですが、物語が進み父親の会社に触れることによって、今まで知らなかった父の姿を知っていくという、実は父と娘の話でもあります」という内山さんのコメントがありました。自分の親のことは知っているようで知らないことが多いと実感しています。
コメント
おユキさん、おはようございます。
寒いですね。
10℃前後というのは、1月上旬の気温です。
ゴイサギさん、はじめは気がつかなかったのですが、「ゴイサギ汁(排泄物)」が落ちてきたので、探しました(笑)。
隠れていても、出るものは出るということです。
「よう来たなぁ」といわれた気がします。
ヒドリガモのオスは、きれいですよ。
光の当たり方によっても、色合いは微妙に変わります。
あの場所は、私がいつも行く9時過ぎ頃は、日当たり抜群です。
カワウ、繁殖が盛んなのは、春以降ですが、冬でも婚姻色を呈する個体がけっこういます。
横取りされた方のカワウは、獲物を何度も咥えなおしたりしていて、「早く飲み込めば良いのに」と思っていたら、こんな始末でした。
呆然とする気持ちも分かりますが、ちょっとドンくさいかも(笑)。
「マチ工場のオンナ」、ストーリーも面白いのですが、我が家では何といっても地元ロケということで興味津々です。
その昔、メ~テレの「昼まで待てない」に、勝手にチラッと出演したことがありましたが、今回は、残念ながら、ロケ地には出没しておりません m(_ _)m
投稿: mamekichi | 2017年12月 8日 (金) 08時49分
ミリオンさん、おはようございます。
ミリオンさんもご覧になっているんですね。
我が家では、知っている場所が出てくると、盛り上がりますし、知らないところは、「あれ、どこ?」と騒いでいます。
夏にNHKのドラマのロケをしていると、知人から聞きました。
昭和が舞台のドラマですが、確かに桑栄メイトや、駅前の感じはレトロ感がありますね。
ダリア精機の会社は、1号線の宮前交差点から東に入ったところにあります。
その近くのお宅が、「須藤家」です。
以前は、よくあの辺りを歩いていました。
投稿: mamekichi | 2017年12月 8日 (金) 08時31分
mamekichi先生、こんばんは。
寒いですね。
いくらなんでも、雪が降るか降らないか、などというほど寒いとは、急すぎるように思います。
ゴイサギさん、いつになく目がバッチリ開いていますね。
私には、なじみのよしみで撮らせてやるよ、と言っているように見えます(笑)。
月代(ハゲ)カモさん、キレイな赤茶ですねぇ。
光の当たり方でこのように見えるのでしょうか。
カワウさん、白くなるのは婚姻色だったのですね。先日ご説明を読んで、またひとつ謎が解けました。
横取りされたカワウさん、確かに呆然として見えます(笑)。
「マチ工場のオンナ」、私は観ていないのですが、桑名で、それもご自宅付近で撮影されていたのですね。
桑名は、色々と賑やかなんですね。
もしかしたら、知らないうちにチラッと、先生が写っているかも知れませんよ。
投稿: おユキ | 2017年12月 7日 (木) 20時34分
こんばんは、「マチ工場のオンナ」のロケは地元だそうで私もドラマ見ましたよ。
夏頃かな駅前でなにかロケしてる・・とか舘ひろしさんが来てるとかツイッターで呟いてる人も。
工事前の駅前古い感じがちょっと・・と思ったけど、
あの雰囲気がドラマの時代設定にあってるのかも。
ダリア精機の会社は1号線から東側に見える三角っぽい屋根が特徴ですね。
知ってる所が出てくるとなんか嬉しくなりますね。
投稿: ミリオン | 2017年12月 7日 (木) 20時02分