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2017年12月17日 (日)

雪もちらつく中、JRさわやかウォーキング(関西線・南四日市駅)へ……10.9㎞コース(その1)

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 曇天、寒さの中、予定通り、JRさわやかウォーキングへ行ってきました。今Img_7597c 日は、関西線南四日市駅がスタート&ゴール(醸造文化(味噌・醤油・酒)が残る四日市を丸ごと体験ウォーク)。しかし、今日は、桑名で最高気温が5.8℃(ただし、真夜中の0時13分)、最低気温は1.0℃(9時45分)。歩いている途中、雪もちらつくという悪条件でした。とても「さわやか」とは行きません。小生の心がけが悪いワケではないと思っています(苦笑)。
171217sawayakaminamiyokkaitic 歩いたコースは、こちら。四日市市南部の日永、泊、四郷あたり。パンフレットでは、約10.9㎞、約2時間50分となっています。8時40分に歩き始め、ゴールしたのは12時10分と3時間半かかり、距離測定ツールで調べると、11.5㎞でした。前回のように、コースから少し外れた寺社や、旧蹟を見てきています。
Dscn5493c 中身に入る前に、今日の土産(微笑)。コースにあった神楽酒造で試飲させImg_7778c てもらった新酒をゲットしてきたのです。10日ほど前から販売開始になったばかりの「神楽(特別純米生酒)」(720ml)です。わずかに甘口の感じがしますが、香りは芳醇、酸味はまろやかです。神楽酒造さんでは、甘酒もいただけました。寒さで冷え切った身体に、とてもうれしいサービスでした。
Img_7609c さて、コースも長かったのですが、見てきたところも多いので、何回かに分Img_7611c けて記事にします。3回くらいを予定しています。JR南四日市駅から西へ。国道1号線を渡って、旧・東海道に入り南下します。1㎞半ほど歩いたところで、味噌醤油醸造の伊勢蔵へ立ち寄ります。創業大正3年。味噌汁の試飲をさせてもらいました。
Img_7617c 伊勢蔵からすぐ近く、日永の追分の手前に東海道日永郷土資料館があImg_7618c ります。日永郷土史研究会が中心になって、土蔵付きの商家の建物を借りて、平成25年11月に開館しました。館内には、「日永足袋」「日永うちわ」をはじめ、地域に残る歴史・民俗・文化・街道(東海道・伊勢街道)などに関わるさまざまな資料が、古代から昭和30年代ごろまで時代別、テーマごとに展示してありました。もとは、「八木新」というタバコや雑貨を販売していた店の建物だそうです。
Img_7625c これまたすぐに日永の追分があります。追分は、道が二つに分かれるところ。日永の追分は、江戸と京を結ぶImg_7623c 東海道と、伊勢に向かう伊勢街道との分岐点です。右の写真は、北から南を採っていますが、手前から来て、信号を右に向かうのが東海道(国道1号線)、信号で左に向かうのが伊勢街道(県道103号線)です。現在は、公園のように整備されています。
Img_7629c この日永の追分は、昭和13年4月に県の史跡に指定されています。まImg_7630c た、ここには、鳥居があり、桑名・七里の渡し跡の伊勢一の鳥居に対して二の鳥居と呼ばれました。四日市を描いた浮世絵には、このあたりの風景が数多く描かれています。鳥居は、安永3年(1774)年に一志郡須ヶ瀬村(現在の津市)出身の伊勢商人・渡辺六兵衛が東海道を往来する人のために遥拝鳥居として建てさせたのが最初です。その後、たびたび建替えが行われ、最近は、伊勢神宮の式年遷宮の際に、伊雑宮(いざわのみや)の鳥居を移建されています。現在のものは、平成28年10月に建替えられました。
Img_7641c 現在の追分には、常夜燈、道標、手水場があります。常夜燈のひとつは奉献Img_7645c 時から存在したと推定されるといいます。道標は、明暦2(1656)年に建てられたものが、現存し、それは、現在日永神社に移されています。道標には、「右京大坂道 左いせ参宮道」「すく江戸道」「嘉永二年己酉春二月 桑名魚町尾張文助建之」と刻まれていました。思わぬところで、桑名の人の名前が出て来ました。
Img_7635c 手水場は、導水の関係もあって一段低くなっており、これで原位置を保っているようです。手水場の水は、ここで湧いているのではなく、ここから500m程西に位置する丘陵地、泊山(登城山)からの湧水です(註:ネットで調べると、そのほとんどがこのように、「500m西」と書いていますが、距離測定ツールで調べると、登城山は北西へ1.5㎞のところにあります)。昭和4(1929)年、地元実業家・稲垣末吉が、泊山に別荘を建てた時、掘った井戸からとても良い水が湧き出したので、自費で配管を敷設して、日永の追分まで引き、旅人達に供したのだといいます。「追分鳥居の水」と呼ばれ、名水の評判が高く、たくさんの人が汲みに来ます。
Img_7660c 日永の追分からは、泊町内を、四日市あすなろう鉄道の内部線沿いにImg_7669c 北に戻ります。鉄道好きの方は、ご存じでしょうが、狭軌の線路に小さな電車が走っています。ちなみに、小生、まだ乗ったことがありません。一度は乗ってみたい路線です。
Img_7675c 県道44号線に出て西へ。ここから、丘陵地帯に向かいまImg_7676c すので、上り坂(苦笑)。白鬚神社へ。ちなみに、この道路は、海軍道路と呼ばれていたと聞きます(第2次大戦中、沿岸部の第二海軍燃料廠と泊山の「山の工場」を結ぶ軍用道路でした)。
Img_7684c 白鬚神社は、白髭大神(猿田毘古神)を祀っています。紀伊国から泊村Img_7689c に移り住んだ郷士・吉村家の祖先が近江国・高島町鵜川の白髭大神を崇めていたので、慶長年間(1596~1615)にここに勧請して、鎮守としたことに由来すると由緒書きにありました。由緒書きには、12月5日開催される開帳際では、本殿の扉が開かれ、御幌を掲げて、ご神体のお姿を目の当たりに配することができる、類例のない神事が催されるとありました。
Img_7691c 神社は丘の上にあって、階段をかなり上らねばならなかったのは、大変でした。が、なかなか雰囲気のよい神社で、宮司さんともお話しでき、一息ついてきました。ここにも、神宮遙拝所が設けられていました。
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 この先は、三重県総合医療センター、泊山小学校のところを通って、南部丘陵公園の北ゾーンに入っていきます。その名の通り、丘陵なので先が思いやられます(苦笑)。公園の西にある笹川団地に住んでいましたので、子どもたちを連れてきたこともありますし、最初の勤務先で患者さんたちのレクレーション、遠足に来たこともあります。
Img_7714c 公園北ゾーンの東の端に、この日永冒険の森というものがありました。ここは、登城山。日永の追分にあった「追分鳥居の水」の水源はここだと思われます。ちなみに、四日市の工場夜景の撮影スポットの1つだそうです。ここまでで4㎞半ほど。全行程のまだ半分にも届きませんが、今日の記事はここまで。明日に続きます。
【余談】 「泊村」という地名、四日市・笹川に住んだときから(25年以上前)疑問でした。今日は行っていませんが、泊山崎町に光明寺があります。その由来に答えがありました(Wikipediaの説明は、こちら)。
聖武天皇(724年 - 749年)のころ、行基菩薩によって、現在地の西側にある、泊山の高台に、開山されたと伝えられ、本尊の聖観音像は、弘法大師一刀三礼の作といわれる。
その昔、西国三十三観音霊場を再興した花山法皇が谷汲山参詣後、京への帰路、当山にて一泊したときに、法皇が本尊を拝されると、奇しくも光明が輝いたので奇異に感じ入り、寺号を光明寺と称するよう勅したと伝えられ、法皇がこの地に泊まられたことを機に、地名を泊村と呼ぶようになったとされている。

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コメント

ひらいさん、おはようございます。

無事、予定通りに行ってきました(微笑)。
歩いたところでは、白鬚神社辺りから南部丘陵公園を抜ける頃まで雪がちらついていました。
寒いのにたくさんの人で、帰りは南四日市駅に臨時停車した快速みえに乗ったのですが、ラッシュアワー並の混雑でしたよ。
コースマップには、コースと立ち寄りポイントが書かれているだけですが、私は歴史にも興味があるので、それを調べますし、コース近くの寺社や名所旧跡には立ち寄るようにしています(コースを少し外れますが)。
天白川では、コガモ、コサギ、カワセミを見てきました。
ひらいさんも、よろしければまたご一緒にお願いします。

ひらいさんもずいぶん歩かれたようですが、私も、歩行距離は、駅まで歩いたのを含めると、12.6㎞。
さすがに疲れました(苦笑)。

投稿: mamekichi | 2017年12月18日 (月) 06時01分

mamekichiさん、こんばんは!

予告通りのさわウオシリーズでしたね、朝方結構雪が降ってたりしましたのでどうなる事かと思いましたが、無事開催されて良かったです。自分は参加した事は有りませんが、偶然開催されている駅に遭遇した事が数回有りました、歴史を調べながら歩くのも面白そうです、一度は参加したいと思いつつも、勝手に川とか海方面に行ってしまいそうです。(笑)

本日の歩行距離11.5km、かなりの運動量になりそうですね、実は自分も予告通り四日市の海岸を散歩して来ましたが、歩行距離12km程でした。(笑) 足が痛いです。

投稿: ひらい | 2017年12月17日 (日) 22時12分

こころんさん、こんばんは。

今日は、寒かったですね。
年齢的にも、寒さが身にしみるようになって来て、参ります(苦笑)。

今回もたくさんの参加者でした。
普段、南四日市駅の乗降客は少ないと思いますが、ホームも混雑、帰りの電車はラッシュアワー並でした。

土産の酒は、新酒でしたし、本当においしかったですよ。
ウォーキングに行って、その土地のお酒を買ってくるのが、楽しみになりそうです。
このほか、伊勢蔵の味噌汁もおいしかったですが、ここの味噌・醤油は買ってこなくてよいという指令がありました(苦笑)。
お菓子屋さんにも立ち寄ったのですが、買い物はパスしてきました(次回、このお店について書きます)。

南四日市駅周辺には、規模の大きい工場がいくつかありますので、工場向けの貨物を取り扱うのがメインかも知れません。

南部丘陵公園は、改めて調べてみましたら、本当に広い公園で、一部しか知らなかったのだと思いました。
ここに限らず、最近、四日市方面を歩いていますが、実際に歩くと、土地勘もできますし、いろいろ発見もあります。
少し下調べをしていくと、さらに楽しめます(調べたのに、見逃してきたということもありますが……)。

追分の鳥居は、七里の渡しのものより、小ぶりでした。
私も、四日市に住んでいたとき、日永の追分のところは、車で何度も通りましたが、実際に行ったのは初めてでした。

白鬚神社も、前は何度か通っていたのですが、お参りしたのは初めて。
滋賀県高島町が本宮のようです。

「さわやかウォーキング」シリーズ(になるかどうか、解りませんが)、楽しみにしてくださって、ありがとうございます。
あと2回のつもりです。

こころんさんも、さわやかウォーキング、いかがですか?

投稿: mamekichi | 2017年12月17日 (日) 21時25分

こんばんわ
雪がちらついて寒かったですね。
今回もたくさんの人だったでしょうか?
さわやかウォーキングシリーズ好きです(^^)
お土産のお酒、感想を拝読すると美味しそうですね。
グルメリポートもバッチリ!
恥ずかしながら南四日市という名前の駅があるとは知りませんでした(^_^;)
南部丘陵公園とか行ったことがありますが
実際に歩いたことはないので歩くとまたいろいろと
発見や感じるものがあるでしょうね。
追分の鳥居と七里の渡の鳥居は同じ大きさですか?
ここも車で通り過ぎたことありますがこんな感じになってるんですね。
ここにも白鬚神社という名前の神社があるんですね。
続きも楽しみにしてます(^^)

投稿: こころん | 2017年12月17日 (日) 19時53分

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