立冬だそうです。それらしい写真が撮れないかと思ったのですが、なかなか難しいもの。散歩途中に休憩したベンチに落ちていた桜の木の葉っぱで、それに代えます。散歩は、全くいつも通り。「判で捺したような」パターンで、住吉神社、九華公園、京町、寺町と5.1㎞。8時40分から11時過ぎ。家内の父親の命日ですので、真宗高田派のお寺にお参りしてきたのが、いつもと違うところ。

たまにはカワウさんを取り上げましょう。というのも、この頃、九華公園には

カワウがよく集まって来ていて、「カーニバル」かと思う状態になりそうなことがあるのです。右の写真は、本丸跡南の吉之丸堀に15羽ほどが集まっているところ。集団で魚を追い込むということではないようです。

今日は、何度かボラを捕まえているところが見られました。面白いことに、1羽が獲物をゲットすると、必ずと言って良いほど、それを横取りしようとする輩が登場するのです(笑)。しかし、この獲物を咥えたカワウさん、このあと、無事に丸呑みしていましたので、ご安心下さい。

そのほか、九華公園、今日は、ゴイサギとホシゴイが、1羽ずつ。2回目、10

時20分頃、登場していました。ただ、ゴイサギは、後ろ姿のみ。このあとは、木の上の方に隠れてしまいました。ホシゴイは、ゴイサギのすぐ近くから、北の方へ移動、さらにまた戻って、その後飛び去って行きました。

さて、カモたちは、合計61羽。ホシハジロのオス1羽、ヒドリガモのペアが2

組、ハシビロガモが、オス4羽、メス1羽。ほかはキンクロハジロ。去年の今頃も、ハシビロガモが7羽ほどいたりしました(その後減りましたが)。

ハシビロガモといえば、クローズアップ写真が撮れました。幅の広い嘴の内側の縁にある、くし歯突起(板歯とよびます)がお分かりいただけると思います。くし歯突起は、すべてのカモの嘴の内側縁にあるようですが、とくにハシビロガモはその密度が高いといいます。

さて、話を戻して、住吉神社東の揖斐長良川の中州には、アオサギが6

羽。例年ですと、多いと20羽くらいが密集していることもあります。右は、吉之丸コミュニティパークで見たハクセキレイ。

鎮国守国神社の社務所裏のアオサギ、9時に九華公園についたときにはすでにいました。昨日、木鶏と書きましたが、今日も同じような体勢です。その後、10時過ぎ、ゴイサギを見つけたときには不在。

ハクセキレイは、公園内の野球場でも。この直前、餌を食べていたように

見えました。ユリカモメは、今日は、4羽。昨日同様、野球場のフェンスの上に。右から2羽目を除いては、若い個体のようです。というのも、色が薄く、足の色が黄色っぽいからです。

そのほかには、モズ。公園に着いた頃から、あちこちで鳴き声は聞こえていましたが、見つけたのは、ゴイサギを見てから。本丸跡の西側の電線上。メスのモズのようです。

このあと、京町を経て、寺町へ。高田派常信寺へお参りしてから、大谷派桑名別院・
本統寺にも立ち寄ってきました。写真は、本統寺の境内にある、松尾芭蕉の句碑。「冬牡丹句碑」といわれますが、貞享元(1684)年、野ざらし紀行の初旅の折り、この地で詠んだ句「冬牡丹千鳥よ雪のほととぎす はせを」が句碑になっています。

寺町交差点を渡って、三崎見附から住吉入江へ。ここでまず、ジョウビタキのメスに遭遇。「ひょっとしたら」と期待したらその通りになりました(微笑)。ただし、ちょっと距離のあるお宅の2階の屋根のテレビアンテナの上に。

ここでは、ジョウビタキを見ているときに、メジロの鳴き声が聞こえていま

した。頭上にある桜の木にいて、賑やかにその存在をアピール。ただ、逆光気味でしたので、このようなよく分からない写真に(苦笑)。

さらに、モズのオスも登場。最後に来て、恵まれました(微笑)。三崎見附から玉重橋あたりの住吉入江(拙宅から南)あたりは、けっこう野鳥が出てくるスポットです。以前は、イソヒヨドリなども見たところです。

明日は、曇り時々雨の予報。来週の相談会の準備をもう少し進めなくてはなりませんから、ちょうど良いかも知れません。話は飛びますが、娘がどういうわけか、Canonのミラーレス一眼を買いました。明日は休みなので、どこか撮影の練習に行こうと行っています。雨のやみ間を見て、出かけられたら行くことにしましょう。
コメント
おユキさん、こんばんは。
カワウ、この頃けっこう集まってくるようになりました。
去年の今頃は、あまり来ていなかったと思います。
昨日は、ちょうど揖斐川から堀に水を入れていましたので、その流れに乗って魚も入ってきたかも知れません(常時、川から水が入っているわけではなく、大潮の頃に入れています)。
ゴイサギは、この場所で見ていると実に上手に隠れています。
そのため、「忍者」と勝手に呼んでいたのですが、「ダーウィンが来た」でもそう言っていましたね。
ハシビロガモのくし歯突起、ようやくはっきりと撮れました。
あの部分、私は案外柔らかいように思うのですが、どうでしょうね。
ハクセキレイの仕草は、なかなかかわいらしく、興味が尽きませんね。
鏡のような、自分の姿が映る対象があると、戯れるようにしているところも見ます。
ユリカモメ、まずまずのペースで来ていますが、九華公園については「様子見」「偵察」という印象です。
これから本格的にやって来て、数が増えると思っています。
娘のカメラは、父親の影響は怪しいものです。
どうもひいきのアイドルグループの写真を撮りたいという動機から来ているようです。
おユキさんのIXY650は、なかなか良いチョイスだと思います。
おとりになった写真、是非ともブログにも載せて下さい。
投稿: mamekichi | 2017年11月 8日 (水) 17時42分
pnさん、こんばんは。
逆光のメジロ、ジョウビタキを狙ったすぐあとのことで、おっしゃるとおり、プログラムオートで、露出補正をしないまま、取り敢えず撮ったという代物です。
モタモタしていると(以前に比べ、鈍くなってきているのを自覚しています)、逃げられそうでした。
ご助言、ありがとうございます。
次の機会に試してみます。
投稿: mamekichi | 2017年11月 8日 (水) 17時29分
mamekichi先生、こんばんは。
カワウさん、たくさん居ますねぇ。
確か、昨年はあまりいなかったように記憶していますが、勘違いでしょうか。
今年はお魚がいるのでしょうかねぇ。
ゴイサギさん、先日の「ダーウィンが来た」でも、忍者と言われていましたね。
忍者というのは、ゴイサギさんに対する、共通認識なのでしょうか。
ハジビロガモのくし歯突起、ハッキリ映っていますね。ほほぉ~。
噛まれたら痛そう、と想像してしまいました。
吉之丸コミュニティパークのハクセキレイさん、「なんですのん?」とでも言っているようです(笑)。
野球場の子も、円らな瞳が可愛らしいですね。
そう、ユリカモメですよ、ユリカモメ。
はぁ~、本当に冬近しなんですね。あっという間の一年を感じて、ため息が出てしまいます(苦笑)。
それと、娘さんがカメラを?! お父さんが大好きなんですね

奇遇にも私が購入したコンデジも、Canonさんのものです。
おかげさまで、色々に惑わされず、IXY650というのを買いました
投稿: おユキ | 2017年11月 7日 (火) 21時25分
mamekichiさん、こんばんは。
逆光のメジロ、露出補正なしなのですね。
絞りがF8であることからオートで撮影しておられるのでしょうか。
・モードダイヤルをAvして絞りを開放に
・中央重点測光に変更
・逆光なら露出をプラス補正
・シャッタースピードが落ちたらISO感度を上げる
こんな感じでチャレンジしてみてはどうでしょうか。
今回なら露出をプラス1以上にしても良さそうです。
投稿: pn | 2017年11月 7日 (火) 21時24分