
まずは、その
ミコアイサですが、いてくれました。下池の方に、です。オスは

1羽、メスが7羽と見えました(ただし、右の写真にはメスは6羽しか写っていません)。オスは、まだエクリプスの状態のようで、「パンダ顔」ははっきりしていません。150m以上の距離がありますので、小生のカメラでは、トリミングしてもこれくらいの写真にしかなりません。去年は、三ツ又池公園にも来ていましたので、そちらもまた見てこなくてはなりません。

そして、想定外でしたが、カワセミもゲット。下池でも飛んでいくのが見えましたが、この写真は、上池の方で撮影。30mくらい先でした。湖畔の石の上に降りたところ。オスのカワセミ君。このあと、林の中へ異動していきました。

こちらは、イカルチドリと思います。アイリングはあるものの、あまり鮮明でないこと、嘴がコチドリより長い感じで、しかも先端が細くなっているからです。イカルチドリらしき姿は、上池・下池ともにあちこちに見られました。この写真は、上池の方で撮影。

その両ヶ池、上池・下池とも水量がかなり少なくなっていました(左は上

池、右は下池)。散歩中の方に伺ったところ、最近ずっとこういう状態だそうです。しかし、最近、カモの数は増えてきたとおっしゃっていました。今日は、両方の池の周囲をそれぞれ一周してきました(ほぼ3㎞)。

上池の方、サギは、アオサギ3羽ほどと、ダイサギ1羽。アオサギは、離れて、

点在。アオサギは群れません。ミルクロードに近いあたりにはダイサギがいました。ダイサギは、このあと異動して、餌探しを始めています。

上池にもっともたくさんいたのは、コガモ。オスも、かなりオスらしくなって

きています。石の上で休んでいるものがいたり、浅瀬にまで行って、餌をとっているものがいたりとさまざま。他に、ハシビロガモがいるのも確認できました(右)。

一周してきたところでは、カイツブリがいるのも発見。上池の方にいたカモは30~40羽ほどでした。去年は、マガモや、オオバンなども含め、もっとたくさんいましたが、これだけ水が少ないと、カモたちも棲みにくいように思います。

こちらは、下池の様子。カモは100羽以上、カルガモも30~40羽くらい。他

にミコアイサ、アオサギ、カイツブリ、シギの仲間などがいました。カモは、キンクロハジロが最も多く、他には、ホシハジロが多く、ハシビロガモやコガモもいました。

こちらもアオサギは3羽。やはり、あちこちに離れています。が、それぞれ、カワウの近くだったり、カルガモの側にいたりと、他の種類の鳥は近くにいても平気なようです。

遠目には、ユリカモメか何かと思えました。かなり距離がありますし、全体が白っぽく写っていて、何か今ひとつよく分かりません。シギのように見えるのですが、シギの多くは、旅鳥。こんなに寒くなってから、こんなところにいるものか? などと動きがぎこちなくなったアタマを働かせていますが、写真も不鮮明ですし、分かりません。
歩いている途中、飛び立った鳥がいましたので、取り敢えず何枚か撮

影。現地で肉眼で見たときは、チドリか何かと思ったのですが、こうやってみると、?マーク(苦笑)。ヒバリの後ろ姿とは違います(
こちら参照)。いやぁ、こうしてみると(そうでなくても、ですが)、まだまだ修行が足りません。

下池の東では、アオサギが飛ぶところを捉えられました。両ヶ池の周りでは、以前、ジョウビタキ、ベニマシコその他を見ました。今日も、小型の野鳥を見かけたものの、はっきりとは確認できず、写真にも収められませんでした。

ところで、両ヶ池に行く前に、いなべ市大安町内のとあるところで、田んぼに寄り道。2年ほど前に、ここでタゲリが目撃されたことがあったのを思い出して、「ひょっとしたら……」と淡い期待を抱いて、です。が、期待は裏切られるためにありました(苦笑)。

タゲリの代わりに、ケリが数羽。はじめは気づかず、驚かせてしまいまし

た。ケリは、春の繁殖期以来(桑名市長島町の田んぼや、某駐車場で見て以来)。

他は、ホオジロと思います(左の写真)。数羽。そして、ハクセキレイ、セグロセキレイの姿がありました。

冒頭の写真とこの写真、両ヶ池公園の上池の北側で撮

りました。散策路があるのですが、最近は清掃や整備がされていないようです。西側には、東屋や板敷きの遊歩道もあるのですが、こちらも放置されたまま。野鳥観察を始め、自然観察には好適なところと思います。もう一度整備してもらうとありがたいところ。
コメント
ひらいさん、こんにちは。
去年も今頃確認に行ったので、それを思い出して行ってきました。
が、あの水の少なさには驚きました。
鳥の数も、激減でしたが、ミコアイサがいてくれてよかったです。
一眼デジカメの超望遠レンズはとても手が出ませんので、超望遠コンデジでもと思ってしまいます(微笑)。
今度はまた、三ツ又池も確認してきます。
投稿: mamekichi | 2017年12月 1日 (金) 12時19分
pnさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
シギ、「アオアシシギと思われる」と書きかけたものの、「この時期にシギ?」と考え込んでしまっていました。
「九州などでは越冬することもある」という記述もありましたが、判別は、難しいですね。
?マーク、タシギとは思いもよりませんでした。
何年も前に一瞬だけ、市内の水田で見たことがあったのみです。
両ヶ池公園は、池が大きいので写真は難しいのですが、鳥見には楽しいところです。
ただし、鈴鹿おろしの風がきついので、お気をつけください。
投稿: mamekichi | 2017年12月 1日 (金) 12時17分
mamekichiさん、こんばんは!
両ケ池にミコアイサ到着ですね、そろそろだとは思っておりましたが、ちょっと行ってくるかという距離では無かったので、行けず仕舞いでした、そしてカワセミやシギの仲間など野鳥も多く、絶好の撮影スポットになっておりますね、広い所なので、超望遠レンズが無いと中々綺麗に撮影出来ないところですが、また近々行ってみたいです。そしてそろそろ琵琶湖にも行かねばと思いつつ、今週末も別の所へお出掛けとなりそうで残念です。(結局どこに行っても楽しんでおりますけどね(笑))
投稿: ひらい | 2017年11月30日 (木) 21時16分
mamekichiさん、こんばんは。
いつもの予想になりますが、
シギはアオアシシギ、?マークはタシギだと思います。
広くて写真は難しそうですが、種類がたくさんいて
楽しそうですね!
旅鳥のはずのシギが越冬することもあるようです。
投稿: pn | 2017年11月30日 (木) 21時05分