2022年5月20日 (金)

コゲラファミリーに再開

Dsc00857c  今日は、曇天に戻ってしまいました。スッキリした好天は続かないようですが、いつも通り、7時半から散歩を開始。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、吉津屋町、新築公園、常磐町、常信寺、御坊さん、寺町、田町、三崎通と6.9㎞。こんなに歩いたのは、九華公園で「牛に引かれて……」ならぬ、鳥に引かれてウロウロしたからです。冒頭の写真は、常信寺で咲き始めたカシワバアジサイ

7069668a  鳥に引かれてウロウロした原因は、こちら。とはいえ、今日、九華公園で撮った写真ではありません。去年の6月のもの(2021年6月20日:河口堰にてオオヨシキリとホオジロ、上之輪新田でケリの巣2ヶ所発見【オマケ:ロバのパン屋さん】)。奥平屋敷跡に向かっていたら、神戸櫓跡と辰巳櫓跡の間からオオヨシキリの鳴き声が聞こえたのです。急いでそちらに回ったら、辰巳櫓跡の松の木の高いところにいたのですが、写真は撮れず。どこかに行ってしまいました。その後、公園内を歩いていたら、2回目の鳴き声。辰巳櫓跡あたりにいたら、二の丸橋のところのクスノキから鳴き声。さらに、掘の南へ移動したので、追ったのですが、見失いました。このあたりでは、揖斐長良川の中洲にある葦原にいますが、迷ってきたのかという気がします。

Dsc00620c Dsc00644c  まず、柿安コミュニティパークで、ハクセキレイ。どういうわけか、オスが2羽、一緒にいました。ハクセキレイの幼鳥は、今シーズンはまだ見ていません。右は、コミュニティパークの駐車場の周囲にあるクチナシ。3月頃、剪定されてしまいましたので、今年はたぶん花はつきません。残念。「伸びていてみっともない」と役所にクレームが入ったため切ったのだそうです。

Dsc00760c_20220520154601 Dsc00786c  九華公園の北門あたりには、コゲラファミリー。左の写真は、嘴に黄色いところが見えますから、先日巣立ったヒナと思われます。右の写真は、親コゲラでしょう。南の方からエサを探しながら、少しずつ北へ移動し、柿安コミュニティパークの方へ行ってしまいました。元気そうで何より(微笑)。

Dsc00793c_20220520154501  コゲラの巣が空っぽになりましたので、見るものもほとんどなく、張り合いなし(苦笑)。やむなくハシボソガラスの巣を見上げて来ました。巣には誰もおらず、その近くに3羽の影。これはたぶんヒナだろうと思います。ヒナとはいえ、ずいぶん大きくなっています。孵化後約1ヶ月で巣立つといいますので、これも巣立ちは近いという気がします。

Dsc00791c Dsc00795c  花菖蒲園では、昨日書いたとおり、花菖蒲の補植作業が行われていました。花菖蒲園は3ヶ所ありますが、写真は、管理事務所の南にあるところにて。3ヶ所すべてに実施したかどうかは、分かりません。さらに、奥平屋敷跡では、ステージのペンキの塗り直し作業。たぶんこの10年以上、ここを公的な行事で使っているのを見たことはありません。さくらまつりの時に、知人が個人的に借りて、ライブをしたことは何回かあるくらい。

 九華公園では、あちこちでスズメのヒナを見ます。Dsc00829c_20220520154501親にエサをねだっているシーンをよく見ます。ついこの間も書きましたが、今年はカワラヒワのヒナを見ません。というよりも、最近になってカワラヒワそのものをあまり見なくなっています。

Dsc00995c Dsc00964c  京町のお宅や、田町の商店の巣には、今日も、親ツバメが座っていました(写真は割愛)。こちらは、三崎通のお宅の巣。親はせっせとエサを運んで来ます。ヒナは4羽だと思っていましたが、実際には5羽いました(右の写真)。

Dsc01069c  ところで今朝は、いつになく早くに目が覚めました。前期高齢者になって以降、早寝早起きがしっかり習慣づきました(微苦笑)。もっと寝ていたいとか、寝ていられればいいのにと思うのですが、なかなかそうできないのです。しかし、そのお陰で今朝は、一昨日の授業のQ&Aをゆっくり、しっかり確認できました。写真は、アマリリスと思います。

| | | コメント (0)

2022年5月19日 (木)

アジサイの季節になりつつあります

Dsc00263c 今日も好天で、26℃ほどになりました。散歩日和です。いつも通り、7時半から住吉神社、江戸町、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、京町、南魚町、田町、三崎通と6.0㎞ちょうど。もっと歩いたような気がしたのですが、案外伸びていませんでした。天気はよいものの、歩いている方は案外少ないので、もったいないと思います。

Dsc00486c 今日は、こちらから。京町の呉服屋さんにあるツバメの巣なのですが、空っぽでした。想定外(苦笑)。これは、一昨日の午後から昨日の間にツバメのヒナ4羽が、勝手に巣立ってしまったということ。まぁそんなものなのですが、あんなに気にしていたのですから、ひと言くらい挨拶があっても良いのではないかなどと思ったりもするのです。そうは思っても、皆、元気にしていてくれることを願っています。

Dsc00280c_20220519184601 Dsc00274c  今日の散歩コースを冒頭に書きましたが、江戸町に行っています。どこかというと、歌行燈本店があるところ。ここは、毎年、さまざまな種類のアジサイが見事に咲くのです。そろそろ咲き始めるかと思って立ち寄って来ました。ボチボチと何種類かが咲き始めていました。5月中、またときどき行ってみなくてはなりません。

 

Dsc00290c 九華公園には7時50分に到着。コゲラ・ファミリーは奥平屋敷跡の南側にいたのですが、写真は撮れず仕舞いで、残念至極。ヒナの姿も確認しましたが、元気にしていました。奥平屋敷跡では、スズメとハシボソガラスくらい。ハシボソガラスの巣には、今日は3羽くらいの姿がありましたので、まだヒナはいるものと思われます。しかし、大きさでは区別できないくらいになっています。

Dsc00304c 九華公園では、久しぶりにカルガモの姿が1羽。ただし、今日までは堀の水が抜かれていましたので、このあとすぐにどこかに去ってしまいました。ほかには、ムクドリ、カワラヒワ、ハクセキレイくらい。これほどかというくらい、鳥はいません。代わりに管理人さんのNさん、前管理人のOさんと30分以上話をしてきました。

Dsc00318c これからちょっと先の話題としては、花菖蒲。何度か書きましたが、全体として生育状況は貧弱。これでは、「花菖蒲まつり」もあったものではないと思っていたら、さすがに市役所も何とかしないといけないと考えたようで、明日にでも補植するそうです(今年は、リンク先にあるような咲き具合は、たぶん望めません)。こういう「対象療法」ではなく、もっと根本的、基本的にどのにするかから考えないといけないと思います。いやしくも「桑名市の花」に指定しているのですから。

Dsc00450c  5月も後半になりました。そろそろだろうと思っていたら、見つけました。ミドリガメが上陸して来ています。本丸跡の中央。産卵シーズンを迎えつつあります。これから、九華公園でも、鎮国守国神社の境内でもミドリガメが産卵場所を求めてウロウロしているのをみられます。タイミングが合えば、産卵シーンも見られます。

Dsc00475c Dsc00499c  京町あたりからはツバメの巣チェック。左の写真は京町にあるお宅の巣。右の写真は、田町の商店の巣。どちらも、親ツバメが巣に就いていました。

Dsc00551c  一昨日、ヒナが誕生した三崎通のお宅の巣では、ヒナは4羽とも元気でした。写真を撮っていたら、親ツバメに睨まれました(苦笑)。見て、写真を撮るだけで、無事に育つのを切に祈っていますから、もうちょっとフレンドリーにして欲しいところ。

Dsc00494c  昨日の授業のQ&Aは、散歩から帰ってから着手し、夕方までに一通り完了。プリントアウトして寝かせてあります。熟成しているのではなく、時間をおいて、印刷したものでチェックしないと、おかしなところや変換ミスに気づかないからです。明日の朝にでも見直して、修正が必要ならそれを施すつもり。

| | | コメント (0)

2022年5月18日 (水)

絶好のウォーキング日和なのに……

Dsc_6452c  朝は12.4℃と肌寒い感じでしたが、日中は久しぶりによく晴れて、26.8℃と暑いくらいになりました。私にとっては、絶好のウォーキング日和ではありますが、残念ながら、今日は、江戸橋方面での仕事。いつも通り、桑名駅を8時40分に出る五十鈴川行き急行で出勤。江戸橋駅を12時42分発の名古屋行き急行で帰宅という、判で押したような行動パターン。写真は、帰りに江戸橋駅で撮ったもの。

Dscn5281c  出勤途中、車窓から見える景色も、田植が済み、青々としてきて気持ちよく感じられるようになりました。やはり、水田があり、稲が植わっている景色はいいものです。

Dscn5288c 1652837342516c  授業は、昨日も書きましたように、今日で5回目。これで1/3を無事に終了したはず。学生たちの出席率も約95%と好調。授業がおもしろくて出てくるというのであれば、それに越したことはありません(微笑)。だんだんと暑くなっていきますから、マスクをして1時間半話をするのが、苦行になっていきます。加齢効果もあるでしょうが、授業をして帰宅すると疲れたと思うようになりました。今年度は、出席票に氏名と日付しか書いていないというものが、ほとんどありません。まぁ、学生たちが、出席票に書いてくれる質問、感想、コメントを励みに何とか責任を果たしましょう。

Dscn5292c  非常勤講師控え室の前の軒下に、昨年、コシアカツバメがつくった巣が残っています。今年もコシアカツバメが来るかと思ったのですが、これまでのところ確認されず。それどころか、スズメが利用しているようです。助手の先生の情報でもスズメが出入りしていたそうですし、非常勤講師控え室前でスズメのヒナの鳴き声がよく聞こえていますから。今年は、また、去年校舎のところにあった巣にも、ツバメは来ません。ちょっと残念。

Dscn5293c  「こんなに天気がいいと、寄り道していかなくてはなりませんね」と助手の先生からもいわれましたが、もちろんです(微笑)。ちょうど干潮に向かう時間ですし。しかし、残念ながら、今日は、ご覧の通り、鳥はまったく見当たりませんでした。ウ~ン、これからの季節、志登茂川でのバードウォッチングは、難しくなります。

Dscn5299c  いささか余談。こちら、近鉄名古屋線の江戸橋駅。三重大学前という副駅名があり、急行停車駅で、利用者は少なくありません。

Dscn5301c Dscn5302c  最近、駅員さんがいなくなりました(調べたら、昨年9月から「改札口での窓口業務を廃止」とありました)。左の写真で、自動改札機に向かって右にインターフォンが設置されています。右の写真は、駅事務室の窓ガラスに貼ってあったもの。「定期券は発行しておりません」「用があるお客様は、インターフォンでお話しください」と書かれています。急行も止まり、利用者もそれなりにあるのに、こういう具合では、そのうち無人駅がデフォルトになるのかも、などと思ったりします。

Img_2510c Dscn5313c  ベランダ園芸のその後。サギソウは、今日で到着から1週間。今のところ、5鉢すべてが順調に成長しています。アサガオは、3鉢に種を蒔きましたが、こちらもすべて順調です。

Dscn5315c  「おつまみ枝豆」は、まだ芽が出て来ません。もうしばらく待ってみましょう。

| | | コメント (0)

2022年5月17日 (火)

「コゲラ・ロス」は一挙に解消!!……コゲラ一家に遭遇

Dsc00003c  今日も薄曇りで、気温は20℃。風はほとんどありません。「コゲラ・ロス」から立ち直っていませんが、朝イチは家事を行い、8時20分から散歩へ。いつものように、住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀公園、京町、吉津屋町、新築公園、常磐町、常信寺、寺町商店街、田町、三崎通と歩き回って、6.4㎞。2時間半コース。冒頭の写真は、寺町商店街の荷捌き広場のところに咲いていました。今までここにあったかどうか、よく覚えていないのですが、調べたら、アツバキミガヨラン(ユッカ)だそうです。漢字で書くと、厚葉君が代蘭。リュウゼツランの仲間。和名のキミガヨランは学名(Yucca gloriosa)のgloriosa(栄光ある)から「君が代」へ関連付けたものだとか。いろいろとあるものです。屁理屈、講釈好き故、調べて書いた次第。

Dsc09576c Dsc09632c  冒頭に「コゲラ・ロス」と書きましたが、それが実は、一挙に解消されました(微笑)。九華公園の二の丸跡から朝日丸跡にかけて、公園内某所の巣から巣立ったと思われるヒナを連れたコゲラ一家を発見したのです。これらの2枚は、二の丸跡にあるクスノキで撮影。「チィーチィーチィー」という感じの鳴き声が聞こえてきたので、探しました。左の写真は、ヒナ。右の写真、枝が邪魔ですが、親からエサをもらっているところ。

Dsc09721c Dsc09821c  こちらは、朝日丸跡にて。左の写真は、ヒナ。右の写真は、直前にヒナはエサをもらっていました。親の陰になってしまい、そのシーンは撮ったものの、ペケ写真でした。

Dsc09867c Dsc09880c  ヒナは、親にエサをもらうだけと思っていたのですが、松の雌花のところに来たヒナを見ていると、花の辺りを盛んにつついて、虫を咥えているように思えます。コゲラのヒナは、2~3ヶ月は親と一緒にいるそうですから、もうしばらく観察したいと思っています。

Dsc09541c  その九華公園の奥平屋敷跡にあるハシボソガラスの巣。直前に見てきたという散歩友達は、ヒナはいたというのですが、私が見てみると、何も動くものは見えません。巣立ちまでは、30~40日といいます(こちら)。コゲラの巣の方に関心が向いて、こちらのカラスの巣はあまりまじめに見ていませんでしたので、ヒナがいつからいたかよく分かりません。4月26日にヒナがいるかも知れないと書いていますが(2022年4月26日:コゲラの巣にヒナがいるのは確実)、確認したわけではありません。5月9日には、親ガラスよりやや小さめのカラスを見ています(2022年5月 9日:コゲラの雛の姿を捉えました!)。来年、また九華公園にカラスが営巣したら、よく見ることにしましょう。

Dsc00113c Dsc00167c_20220517144901  貝塚公園その他では、スズメ、ムクドリ、カワラヒワくらい。ツバメの巣チェック、今日は、三崎通のお宅の巣で、ヒナが孵っていました。ここにヒナがいるとは、実は予想外。ここは修復された巣で、親が巣にいるのを最初に確認したのは、4月28日でした(2022年4月29日:揖斐長良川の中洲からオオヨシキリの声)。その後、見に行ったときには、いたり、いなかったりで、どうなっているのかよく分からなかったのです。ツバメの抱卵日数は、13~17日。4月28日頃から卵があったとすれば勘定は合います。屁理屈はともかく、ヒナは4羽。まだ目が開いていませんので、孵ったばかりと思われます。

Dsc09951c Dsc09978c  話を戻して、京町の呉服屋さんの巣では、ヒナはいよいよ元気。大きくなってきて、巣の中でヒナが体勢を入れ替えるのも窮屈そうです。これらの写真では、向かって左のヒナがエサをもらっています。

Dsc09907c Dsc00026c_20220517144901  京町のお宅の巣(左の写真)、田町の商店にある巣(右の写真)では、いずれも親が巣に就いていました。

Dsc00012c  明日は、水曜日で、江戸橋での仕事、5回目。気が早いのですが、これで1/3に到達します(全15回ですから)。天気はよいようで、ありがたい(微笑)。アジサイは、八間通の郵便局近くで撮ったもの。

Dsc00230c  ところで、今朝の中日新聞に石取祭が、今年は開催されるというニュースが載っていました(こちら)。8月6日(土)、7日(日)に予定されています。3年ぶりの実施です。祭りの参加者にはワクチン接種か検査による陰性確認を要請し、練りながらの飲食や飲酒を禁じるそうです(ということは、今まではそうではなかったということです)。一般客に対しても食べ歩きを控えるよう求め、見物で混雑する一部で立ち入り禁止区域を設けるといいます。食べ歩きを控えるよう求めるということは、露店が出るということでしょう。

| | | コメント (0)

東海地区K-ABC研究会オンライン研修会(6月19日開催予定)のお知らせ

 東海地区K-ABC研究会では下記のようにオンライン研修会を開催します。ご関心がおありの方は、是非ご参加ください。詳細は、東海地区K-ABC研究会のサイトでご確認ください

  1. 日時:令和4(2022)年6月19日(日)
     13時00分 Zoomミーテイングルーム オープン
     13時30分 開始
     14時50分 終了
  2. 研修内容①:「心理検査のフィードバック~検査を受けるクライエントの視点から」(和光大学・熊上崇先生)
    ※日本K-ABCアセスメント学会の会員専用ページからしかアクセスできない「オンラインレクチャー動画」を事務局でホストをし、ライブストリーミング配信を行います。
    研修内容②:事例紹介「高校生の書き障害の事例」
    ※「字がうまく書けない」という困難さを抱えた高校生の事例です。
  3. 参加費、定員、申込締切
    配信はZoomで行います。参加費は無料です。定員は100名(定員になり次第〆切、申込サイトは自動で閉鎖されます)。申込〆切は、2022年6月15日(水)です。
  4. 参加申込方法、詳細の確認方法
    東海地区K-ABC研究会のHPの『研究会のご案内・参加お申込』よりお申込ください。詳細もそちらでご確認下さい。

| | | コメント (0)

2022年5月16日 (月)

2022年九華公園コゲラ観察日記

Dsc07141c Dsc06018c  先の記事に書きましたように、九華公園で繁殖していたコゲラは、昨日、巣立ちました。九華公園でコゲラの巣作りから巣立ちまで観察できたのは、初めてですので、その記録を作ってみました。取り敢えず、ブログの過去記事から拾って、主な出来事を列挙しています。このあと、できれば、写真をつけるなど、この記事のバージョンアップをしたいと考えています。また、コゲラは巣立ってからも2~3月は親と一緒にいて、エサをもらったりするそうです。もうしばらく九華公園で、コゲラの姿を追い求めようと思います。

  • 2022/3/24 奥平屋敷跡でコゲラが巣穴を掘っているのを発見
  • 2022/3/28 コゲラの巣穴は、身体が入るくらいの深さになった(尾は出ている)
  • 2022/4/4 親コゲラが入って中で向きを変えられるほど、深い穴を掘ったようである
  • 2022/4/5 木の幹の中から「コンコンコン」と木をつつく音が聞こえ、入り口から顔を覗かせ、木くずを何度も放り出している
  • 2022/4/7 2羽が入れ替わりで巣にいるようだ。前日までは、巣の中にコゲラが入っていくと、木をつつく音が聞こえたり、ときどき木くずを外に放り出したりしていたが、今日は、そういう様子はない。卵を産んだかもしれない
  • 2022/4/9 1羽がやって来たものの、近くの木でエサ探しを始める。巣穴からコゲラが顔を出す様子は、見られない。木をつつく音は聞こえないので、中で卵を抱いているように思われる
  • 2022/4/12 親は巣穴に入っていて、ときおり交代する
  • 2022/4/25 親が30分に1回くらい、鳴き声を上げずにエサにすると思われる虫を咥えてやって来るので、ヒナが孵ったものと思われる
  • 2022/4/26 親鳥は交代で餌をたくさん咥えて戻って来たので、ヒナが孵っていると思われる
  • 2022/4/29 親コゲラは口いっぱいにエサを咥えてやって来る。親2羽が同時に巣に入ることもある。動きはすばやく、顔を覗かせたかと思うと、飛び出していく。餌を持ってきたときは、慎重で巣よりやや下に止まり、周りを確認してから巣に入っていく
  • 2022/5/2 親は交代で頻繁にエサを運んで来て巣穴に入っていく
  • 2022/5/6 親はエサを運んでくる以外に何回か、糞らしきものを咥えて巣穴から出てくる
  • 2022/5/8 親は、やって来て短時間巣穴を覗き込むようにして、エサを与えているようだ。ヒナの顔らしきものが写真に写っていたが、不明瞭
  • 2022/5/9 親はエサを運んで来ても、巣穴には入っていかず、入り口でエサを与えているようだ。エサを与え、親が飛び立ったあと、初めてヒナが巣穴から顔を覗かせているのが見えた。ヒナがエサをもらっているところも撮影できた
  • 2022/5/10 親が餌を与えたとき以外ににも、ヒナが巣穴から顔を覗かせるようになった。親は頻繁にエサを運んでくる。8時45分頃、親は糞らしきものを咥えて出ていく
  • 2022/5/12 ヒナは巣穴から顔を覗かせており、親はときどきエサを運んでくる
  • 2022/5/13 ヒナが巣穴からかなり身を乗り出すようにして外を見ている
  • 2022/5/14 ヒナが巣穴から顔を出す。ヒナが覗いていると親が餌を運んでくることが多い
  • 2022/5/15 ヒナ2羽が朝8時過ぎに巣立ったという

 コゲラの子育てに関する日数の目安は、次の通りのようです。私たちの観察記録もあわせて記しておきます。

  1. 巣作り(12日):3月24日に巣をつくっているのに気づき、4月6日まで木をつつく音がしていた。この間14日であった
  2. 産卵(3日):4月7日から巣穴の中で木をつつく音が聞こえなくなったので、産卵したと思われる
  3. 抱卵(14日):4月7日からヒナが孵ったと思われる4月25日までは、18日間であった
  4. 巣立ちまで(20日):4月25日にヒナが孵り、5月15日に巣だったと思われるので、ちょうど20日で巣立ったと考えられる

| | | コメント (2)

散歩の楽しみが激減……コゲラの雛が勝手に巣立ってしまい、「コゲラ・ロス」

Dsc09104c  昨日と同じように、今日も薄曇り。朝方は北風だったこともあってか、ちょっと肌寒い感じでした。家事を済ませて、8時15分から散歩。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、京町、吉津屋町、田町、三崎通、桑名七里の渡し公園と5.4㎞。遅かった上に途中で久しぶりに会った人があり、30分近くも話し込んでしまいました(苦笑)。

Dsc09132c  トピックスは、こちら。「コゲラの巣じゃないのか? コゲラはいないの?」と疑問を持たれるでしょうが、その通り。すでにいませんでした。九華公園前管理人Oさんによれば、昨日、朝8時過ぎに2羽が飛び出していって、それっきりだったそうです。「河口堰なんかに来ていると、その間にコゲラが巣立つかも知れない」という気がしていたのですが、まさにその通りでした。今朝、九華公園の北門を入ったあたりで幼い感じのコゲラらしい鳴き声が聞こえていました。まぁ、無事に巣立ってくれたのですから、喜ぶことにしましょう。コゲラの巣は、枯れた枝につくられ、使用は1回限り。管理事務所にお願いして、この枝を切り取って、半分に割って、巣がどのような構造になっているのか見てみたいと思うのですが、無理でしょうね。

Dsc09192c さて、そうなると、散歩の楽しみがかなり減ってしまいました。いつもの年なら、すでに今頃、カワラヒワがヒナを連れている姿が見えるのですが、今年はサッパリ出会いません。どうしたのでしょう? 頼りは、奥平屋敷跡にいるハシボソガラスのヒナ。今日、よく見ていると、ヒナは2羽がいるようでしたが、盛んに動き回り、ときどき羽ばたく練習をしていました。こちらも巣立ちは近いようです。

Dsc09236c Dsc09116c  他の鳥は少なく、あちこちでスズメのヒナを見かけたのと、ハクセキレイのオスを1羽見たくらい。スズメのヒナは、もちろん、ふっくらモフモフでカワイイのですが、他の鳥のヒナも見たい! 以前は、エナガのヒナも見たのですが、最近ではエナガそのものが来なくなってしまっています。

Dsc09212c Dsc09224c  花菖蒲、例年ならそろそろ咲いている頃で(2021年5月15日:九華公園で花菖蒲が咲き始め、京町ではツバメのヒナが誕生……コロナワクチンの接種予約も無事完了)、今年は咲くのか、心配していました。しかし、成長具合は芳しくはないものの(花菖蒲の背丈が、せいぜいいつもの2/3くらい)、つぼみはけっこう出て来ていました。これらは、奥平屋敷跡すぐ北の花菖蒲園で撮りました。去年は株分けもされていませんし、施肥なども未実施なのです。

E8981a53 Dsc09252c_20220516144601  もう一つ、九華公園の話。二の丸跡の南西隅で、石垣が崩れていました(左の写真は、今年4月22日撮影)。ようやく修理されるようで、堀の水がかなり抜いてありました。ここ、去年の11月から崩れ始めていたのです(2021年11月19日:円通寺の大イチョウ……法盛寺で渡部平太夫の墓、顕本寺でもイチョウを見てきました)。ただ、心配なのは、一昨年2月、別の箇所の石垣の修理がされたのですが、そのやり方が素人目に見ても、いかにもテキトーと思われたこと(2020年2月10日:初雪、薄氷の中、ウグイスにカワセミ……九華公園の石垣修理は、どうもねぇ)。同じようなことにならなければよいが、というのが、現在の散歩友達一同の心配です。

Dsc09314c_20220516144601  途中、端折って、京町でのツバメの巣チェック。これらの写真は、京町の呉服屋さんの巣。ツバメはかなり育ってきて、巣から溢れんばかり。5月6日にヒナがいるのを確認しました(2022年5月 6日:ツバメのヒナが登場……「桑名城下切絵図」を入手)。実際には、もう1~2日前に孵ったと思いますが、ツバメの巣内での育雛日数は、20~24日とされます。来週半ば頃には、巣立ちを迎えそうな気がします。

Dsc09293c Dsc09382c  今日も、親ツバメは、短いと10分おきくらいにエサを運んで来ていました。左の写真は、向かって左端の雛にエサを与え、またすぐ飛び出そうとしているところ。

Dsc09263c Dsc09423c  こちらは京町のお宅の巣。今日も親が巣に就いていました。右の写真は、田町の商店の巣。こちらも、親は巣に就いています。三崎通のお宅の巣は、今日も留守でした。

Dsc09454c  諸戸氏庭園前まで戻って来て、一休みしようとしたら、ベンチに先客あり。イソヒヨドリのメスでした。

Dsc09254c Dsc09258c  オマケ。九華公園近くにある知り合いのお宅で見つけました。斑入りのドクダミです。私は、初めて見ました。検索すると、通販でも売っていました。右は、同じお宅にあったクワ。ここの方は、「クワだといわれて買ったけど、実は小さい頃食べたのと同じだけど、葉っぱが違う気がする」とおっしゃっています。Wikipediaでは、ヤマグワ、シマグワなど品種が多いとありますから、そのためかも知れません。地元の年配の方は、子どもの頃、この実をよく食べたとおっしゃいますが、私にはまったく記憶がありません。

| | | コメント (2)

2022年5月15日 (日)

コアジサシの求愛給餌とオオヨシキリ@長良川河口堰

Dsc09087c  晴れるかと思ったのですが、終日、曇天。風もややあったのですが、プチ遠征。いつもの散歩コースでは、コゲラとツバメ、スズメのヒナくらいしかいませんし、気になって、見たい鳥たちもいるからです。7時15分に出て、上之輪新田、長良川河口堰方面を回って来ました。

Dsc08601c_20220515180301  Dsc08522c まずは、長良川河口堰で見てきたこちらから。コアジサシ。曇天で、イマイチではあるものの、左の写真は、求愛給餌シーン。ただし、このカップルは、すでに関係が成立していたようです。右の写真は、給餌シーンよりも前に見られた、たぶん交尾シーンではないかと思います(しかし、自信はありません)。

Dsc08433c Dsc08091c  コアジサシは、長良川河口堰の親水広場から見えるところに。しかし、今日見たのは、実数で10羽ほど。ずっと以前のようにたくさん来るということはなくなりました。このあと、管理橋を渡って長良川左岸に戻る途中、ダイビングが見られないかと来したのですが、管理橋あたりでは、今日は飛んでいませんでした。

Dsc08233c  そして、もう一つ、長良川河口堰では、オオヨシキリ。いつもの散歩コースで揖斐川の堤防を歩いていますと、揖斐長良川の中洲から盛んに「ギョギョシ ギョギョシ ギョギョシ」あるいは「ケケス ケケス カイカイシ」などと聞こえてきます。これが聞こえると見たくなるのです。今日は、中洲の揖斐川に近い方にしか姿が見えず、600mmで撮って、かなりトリミングしました。

Dsc07567c Dsc07573c  さて、話を始めに戻して、上之輪新田。水が入って、代かきが行われたところもありました。前回、ケリが巣をつくって座っていたあたりも(2022年4月30日:ムナグロの日……コアジサシは超証拠写真)、代かきがされてしまい、巣は見つけられませんでした。右の写真は、前回、巣があったあたりにいたケリ。遠くからは巣に就いているように見えたものの、そうではなく、残念。

Dsc07654c Dsc07627c_20220515180001  ケリは、あちこちにおり、合計8羽ほどが見られました。くまなく探してはいませんが、見た範囲では巣はありません。警告してくるケリもいませんでしたので、巣もなく、ヒナもいないと思われます。コチドリらしき鳥も1羽(右の写真)。

Dsc07697c Dsc07763c  これまた遠くにシギが降りて来ました。大トリミングしましたが、イマイチ(苦笑)。タシギのように思われます。さらに、アオサギさんもやって来ました。もっとあちこち丁寧に見回った方がよいのでしょうが、長良川河口堰が気になったので、20分ほどで切り上げ。

Dsc09034c Dsc07833c  7時45分から2時間近く、河口堰にいました。半分以上は、コアジサシとオオヨシキリ観察。東側の魚道、上流側にはコサギ1羽。

Dsc07845c Dsc07872c  下流側には、管理橋のすぐ下にアオサギ、コサギ。このアオサギさん、視線がこちらに向いた気がしたものの、逃げませんでした。こういうフレンドリーな態度、好ましいですねぇ(微笑)。コサギは2羽いました。いずれも斜め上からの写真。右の写真のコサギさんは、婚姻色を呈しています。

Dsc07884c  こちらは、もう1羽のコサギ。アオサギもコサギも、水面からはかなり高いところにいました。これでは、エサはゲットできません。ダイビングするにしても、水の流れが急過ぎる気がします。

Dsc07937c Dsc07959c  河口堰西側の魚道。下流側では、ダイサギさんが大股開き。上流側では、魚道に降りているコサギが合計5羽。次から次へと獲物をゲットしているコサギさん(右の写真)。

Dsc08162c Dsc08054c  親水広場では、コチドリ1羽。「ピウ ピウ」という鳴き声が遠くまでよく聞こえます。しかし、全長16センチと大きくないので、探すのに苦労することがよくあるのです。ハクセキレイも1羽。

Dsc08027c_20220515180101  さらに、今の時期、いつもは見ないのですが、オオバンが1羽。また、こちらも例年なら見なくなるのですが、カルガモが3羽(写真は割愛)。

Dsc09056c  ブロ友のひらいさんが、ケリ情報をくださったので、それを含めて何ヶ所か回って来ました。教えていただいたところでは、ケリは見られず。生きものですから、いるとは限りません。左の写真は、教えていただいた、あるところの近くにいたケリ。1羽のみで、このケリも、私には威嚇も、警告もしてきませんでした。ウ~ン、今年、ケリのヒナは見られるのでしょうか?

Img_2490c_20220515180301 Img_2500c_20220515180301  オマケ。毎日になっていますが、さほど変わりはありません(苦笑)。サギソウは、わずかに成長した気がします。測定はしていませんので、あくまでも印象。アサガオ、3鉢あるうちこの鉢は昨日に比べてもかなり成長。庭があれば、植え替えたいくらい。ベランダ園芸ですから、近いうちに間引かねばなりません。

Dsc07922c  今週のdutyは、水曜日の江戸橋での仕事のみ。「散歩生活、ときどき仕事」ですから、あとは散歩生活。読書と、桑名の歴史の勉強。市民大学郷土史学科の第1回のまとめは、一通りできましたので、チェック中。「久波奈名所図会」の個人的解読もボチボチ進めたいところ。そうそう、来週は、講演会を1つ頼まれていますし、来月の東海地区K-ABC研究会の研修会ではコメントせねばなりません。これらも忘れないようにしないといけません。

 

| | | コメント (4)

2022年5月14日 (土)

散歩コースで2ヶ所のツバメの巣に新たに親が就いていました

Dsc07537c  午後からは青空もでてきましたが、午前中は雨は上がったものの、曇天。故あって家事を済ませ、8時半から散歩。住吉神社、九華公園、貝塚公園、内堀南公園、外堀、京町、田町、三崎通と、2時間ほどで5.4㎞。やや短め。時節柄、また、こんな天候では鳥はいませんでした。

Dsc07141c  ただ、九華公園内某所のコゲラの巣では、今日もヒナが顔を出していました。先に来ていた散歩友達は、ヒナが覗いていると、親がエサを運んでくることが多いといっていました。しかし、私がいた15分ほどの間には、親はやって来ませんでした。今日は、シルバー人材センターから来られた方々が、この近くで草刈りを始められたので、撤収。

Dsc07221c Dsc07195c  九華公園には、スズメのヒナ、ドバト、ムクドリ、シジュウカラ、カワラヒワなどが少数ずついましたが、ほとんど鳴き声も聞こえません。このスズメのヒナは、二の丸橋のたもとにて撮ったもの。ほかに、鎮国守国神社の鳥居のところで、たぶんミドリガメの赤ちゃん。今年の産卵期はまだこれからですので、去年孵ったものと思います。

Dsc07260c  貝塚公園、内堀南公園にはスズメ、ムクドリくらいしかいません。京町でツバメの巣を巡回。今日はよいことがありました。京町のお宅の巣、修復したのに、なかなかやってこなかったのですが、今日は、親ツバメが巣に就いていました。

Dsc07290c Dsc07427c  京町の呉服屋さんの巣では、ヒナ4羽が皆、元気でした。15分ほど見ていましたが、親がエサを運んで来たのは、2回。大騒ぎになります。連休中(5/2夜~5/5)は私が留守にしていましたので、いつヒナが孵ったかは不明ですが、5月6日にはヒナがいました(2022年5月 6日:ツバメのヒナが登場……「桑名城下切絵図」を入手)。ツバメの巣内での育雛日数は20~24日とされますので、巣立ちまではまだ余裕がありそうです。

Dsc07446c  こちらは、田町にある商店の巣。こちらは巣を新築したものの、やはりずっときていませんでした。昨日、一昨日と雨でしたから見に来ていませんでしたが、今日見たら、親ツバメが巣に就いていました。一方、三崎通のお宅の巣には、親は不在。卵があってもときどきは巣を留守にすることがあるようです。

Dsc07501c  オマケその1は、ソメイヨシノの実。色づいてきました。小さな実です。食べられないことはありませんが、とても渋いので、食用には不適(以前トライしたことがあります)。

Dsc07541c Dsc07551c  オマケその2は、ベランダ園芸。アサガオは、ニョキニョキとかなりの勢いで伸びたり、新しい芽が出たりしています。たくさん蒔きましたので、そのうち間引きが必要です。サギソウは、少し伸びた気もしますが、定かではありません。去年の失敗を繰り返さないようにと思っています。

| | | コメント (0)

20220507東海道ウォーキング「亀山宿~関宿」(その4)……念願の関宿はおもしろい(完)

Kameyama3  5月7日の東海道ウォーキング「亀山宿~関宿」の本編その4です。その3では念願の関宿に入りましたが、途中の延命寺山門までとなっています。

Img_1985c_20220513160801 Img_1988c_20220513161401  延命寺から東海道に戻り、スタートから8㎞の手前に見どころが集まっています。まずは、関まちなみ資料館。江戸時代末期に建てられた関宿を代表する町屋建築のひとつです(旧別所家)。亀山市関町の文化財・歴史資料の展示・町並み保存事業による、関宿の町並みの移り変わりを写真展示しています。

Img_1996c_20220513160801 Img_2006c  ここで見たもののうち、興味のあるものをいくつか。左の写真は、明治10年代(1877~1886年)につくられた自転車。自転車がステータスシンボルであった頃で、かけそばが1銭8厘のとき、自転車1台が150~250円と高価でした。しかし、このサドルの位置、ちょっと前過ぎるような気がします。右の写真は、長火鉢。時代劇などにもよく出て来ます。中央の丸いところで酒の燗がつけられます。

Img_2018c_20220513162601  階段箪笥と、その奥は薬箪笥。この階段箪笥を登って2階に行きます。薬箪笥は、医者や薬屋が使ったもので、薬剤を入れるための引き出しがたくさんついており、百味箪笥や百目箪笥と呼ばれる場合もあるそうでます。

Img_2014c_20220513160901  2階には、有栖川宮親王が明治初期に関宿に泊まられたときの宿札が保存されていました。この有栖川宮親王は、有栖川宮熾仁親王(天保6(1835)~明治28(1895)年)かと思ったのですが、確認は取れませんでした。

Img_2020c_20220513171301  関まちなみ資料館の向かいに鶴屋。玉屋、会津屋とともに関を代表する旅籠の1つ。「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」という、伊勢参りの旅人などが歌ったとされる歌があるそうです。江戸時代の終わりには、脇本陣も務めた波多野家。脇本陣ですから、本陣に準ずる宿で、主に身分の高い商人たちの宿泊の用を勤めましたが、平素は一般庶民も泊まれました。鶴屋は、西尾吉兵衛を名乗っていましたから、西尾脇本陣ともいったそうです。2階に千鳥破風を載せた独特のデザインになっており、その格式を示しています。

Img_2025c_20220513172201 Img_2030c_20220513172201  中町三番町山車庫。その3で書きましたように、現在は4台の山車が残っていますので、山車庫も4ヶ所あります。また、ここは、問屋場跡でもあります。この西に川北本陣跡があります。現在ここには遺構はありません。その3で見てきた延命寺に、川北本陣の門が移築されているだけです。川北家は、本陣ととともに宿継ぎ問屋を勤めていたそうで、今も450点余りの古文書・古記録が伝えられているといいます(こちら)。

Img_2034c_20220513172201 Img_2048c_20220513172301  その向かいに百六里庭(ひゃくろくりてい)・眺関亭(ちょうかんてい)があります。小公園になっています。関宿が江戸から百六里あまりにあることから名付けられました。通りに面した建物は、眺関亭。

Img_2037c_20220507193101 Img_2044c  眺関亭の2階に上がると、こんな景色が眺められます。まさに「関を眺める」亭。西を見ると(左の写真)、瓦屋根の間に通る東海道とその突き当りにある地蔵院本堂の大屋根、さらには鈴鹿峠の方を、また、東を見ると(右の写真)、軒の並ぶ関宿のまちなみを望むことができます。展望台から西を見た様子は、関宿の成り立ちが現れた関宿の最も特徴的な景観だそうです。

Img_2053c_20220513173901  百六里庭・眺関亭の西には、伊藤本陣跡。川北本陣と並んで関宿の中心的な役割を果たしました。間口11軒あまり、建坪69坪、西隣の表門は唐破風造りの檜皮葺だったそうです。現在残っている街道に面した部分は家族の住居と、大名宿泊時に道具置き場に供した建物です。木造2階建、切妻、桟瓦葺、平入、開口部が格子窓で2階外壁両側には袖壁が設けられ、2階の外壁が前に張り出す「せがい造り」になっています。

Img_2083c_20220507193101  続いて、関宿旅籠玉屋歴史資料館。鶴屋のところに書きましたように、関を代表する旅籠の1つ。江戸時代の貴重な旅籠建築を修復し、旅籠で使われていた道具や歴史資料が展示してあります。宝珠の玉をかたどった虫籠(むしこ)窓が魅力的。この虫籠窓は、屋号にちなんで、宝珠の玉(玉から火焔があがる様)をかたどったものとなっているのだそうです。

Img_2080c_20220513174301  ここの裏手にある土蔵には、本物のというか、実物の歌川広重の浮世絵などが展示されていました。「行書版 東海道五十三次 関宿」などなど。もちろん写真は撮れませんので、土蔵の外観だけ。

Img_2065c_20220513174301 Img_2059c_20220513174301  その他、興味があったものについて。左の写真は、主屋1階の帳場。ちょんまげを結った初老の男性が、帳場に座っています。番頭さんでしょうか。手前の上がり口には、足を濯ぐための水を入れる盥と、草鞋も見えています。右の写真は、資料館の入り口にあった駕籠。一般庶民が乗った駕籠と思われますが、これでエッサエッサエッサホイサッサと揺られたら、乗り心地はよくないというか、結構大変そうです。

Img_2062c_20220513174301  これについては知りませんでしたが、江戸時代の関宿の名物・特産品として火縄がありました。火縄は火奴ともいい、鉄砲に用いたため大名の御用があったほか、道中の旅人が煙草などに使うためにも購入したそうです。新所を中心に数十軒の火縄屋がありました。 火縄は自生する竹を薄くへぐように削り、これを縄を編むように作ったといいます。

Img_2092c_20220507193101 1651900657728c  続いては、深川屋。創業約380年。江戸幕府3代将軍・家光の時代から続くそうですし、「忍びの隠れ蓑」だとも。江戸時代寛永年間より作り続けられている「関の戸」は、忍者の末裔 服部伊予保重により考案されたお餅菓子だそうです。令和元(2019)年、ここ深川屋に残る古文書から当時の忍びの記述が発見されたため、忍びの隠れ蓑の和菓子屋としています。ここで、土産に関の戸を買おうという算段。先日、三重県総合博物館で「第30回企画展 名所発見、再発見!~浮世絵でめぐる三重の魅力~」を見たときにも買ってきました(2022年5月 4日:イソヒヨドリに何度も遭遇……午後からはMieMUで「名所発見、再発見!~浮世絵でめぐる三重の魅力~」を見る)が、ずっと昔から私の好物なのです。赤小豆の漉し餡をぎゅうひ餅で包んであります。伝統的な和三盆をまぶしたものと、石臼でひいた亀山茶をまぶしたもの、6個ずつのセットをお買い上げ。

Img_2100c Img_2104c_20220507193101  土産もゲットし、一安心(微笑)。関郵便局のところへ。郵便局の敷地は、天正20(1592)年、家康が休憩したので、御茶屋御殿屋敷と呼ばれ、幕府代官陣屋、亀山藩役人詰所となっています。高札場もここにありました。亀山藩が管理した高札場跡で、キリシタン禁令などの法規的な内容から隣接宿場までの人馬駄賃の規定、生活に関わる様々な張り出しが行なわれた場所です。明治10(1877)年に撤去されましたが、江戸時代後期、寛政年間から天保年間頃の高札場が復元されています。掲示されている文言は、天保年間(1831〜1845年)の調査と推測される『東海道宿村大概帳』に記された内容を読みやすい楷書に変えたものです。

Img_2096c_20220507193101  ポストが、宿場の雰囲気に合わせてつくられていますし、敷地内に「関町道路元標」があります。標石は一辺27㎝、地上高57㎝で頭は丸みを帯びています。「関町道路元標」と刻字があります。

Img_2158c_20220513193501 Img_2145c_20220513193501  この先で天台真盛宗の福蔵寺。ここは、織田信長の三男織田信孝の菩提寺であり、また、関の小萬の墓があります。さらに、英照皇太后が駐泊されたところ。

Img_2155c_20220513193501  織田信孝は、本能寺の変で亡くなった信長の冥福を祈るため、神戸の住人にして旧臣出会った大塚俄左衛門長政に命じてこの寺の建立にかかったのですが、信孝は秀吉との後継争いに敗れ、天正11(1583)年、尾張国野間において、自害させられました。長政が当山に首を持参し信孝公の菩提寺としました。信孝の墓石は不詳であったので、400年忌を迎えたとき、菩提を弔うために建立されたのが、この写真の墓。

Img_2136c_20220513193501  こちらは、関の小萬の碑と、墓。裏門の横にあります。関の小萬については、その3で触れたとおり、若くして父の敵を討った烈女として伝えられています。15歳から風雪にもめげず、亀山の道場に通って修行に努め、武を練り、天明3(1783)年8月、本懐を遂げました。また、客殿の奥には英照皇太后孝明天皇の后)が宿泊された書院が現存するそうです(非公開)。

Img_2165c_20220514031901  関宿もかなり見て回ってきました。このあと地蔵院へ行くつもりでしたが、その前にもう1ヶ所見なくてはなりません。それは、会津屋です。関宿を代表する旅籠の1つで、もとは、山田屋といいました。関の小萬が育ったのがここです。江戸後期に建てられました。今は、食事処。

Img_2162c_20220507193201 Img_2174c_20220514031901  関宿は西の追分まで続きますが、今回の最終目的地は、九関山宝造寺関地蔵院です。関の地蔵さんと呼ばれます。天平13(741)年、奈良東大寺の僧行基が、諸国に流行した天然痘から人々を救うため、この地に地蔵菩薩を安置したと伝えられています。この地蔵菩薩は、わが国最古のものです。「せきの地蔵さんに振袖きせて奈良の大仏むこに取る」という俗謡があるほど、関に暮らす人々に加え、東海道を旅する人々の信仰も集め、全国の数あるお地蔵様の中でも最も敬愛されているといわれています。本堂、鐘楼、愛染堂の3棟の建物は国の重要文化財に指定されています。聖武天皇の勅願所、明治天皇関行在所でもあります。明治天皇は関町には5回来られ、明治13(1880)年7月10日、12日の2回、地蔵院で食事休憩されました。この明治13(1880)年7月11・12日には、亀山で大阪鎮台名古屋鎮台の合同演習が行われ、それを明治天皇がご覧になっています。ちなみに、7月11日には、亀山の東町にある伊藤市治郎宅に宿泊されました。この時、明治天皇が宿泊された建物は、現在、亀山城多門櫓の隣りに移築され、明治天皇行在所遺構として残っています。ここは、前回の「井田川~亀山ウォーク」で訪ねたところ(2022年4月23日:20220423東海道ウォーク「井田川~亀山」(予告編))。

Img_2178c_20220514033501 Img_2171c_20220514033501  左の写真は鐘楼、右は愛染堂。鐘楼の脇に上右の写真に載せた「明治天皇関行在所」の石柱があります。ここにはまた、一休禅師の逸話も伝わっています。関東行脚の時、関宿を通りかかった一休和尚に修繕をした地蔵の開眼供養をしてほしいと村人たちが、頼んだところ快く引き受けてくれたのですが、一休和尚は「釈迦はすぎ 弥勒はいまだ いでぬ間の かかるうき世に 目あかしめ地蔵」と詠み、立小便をして立ち去ってしまったそうです。怒った村人たちは別の僧に開眼供養をやり直してもらいましたが、その晩、高熱を出したある村人の夢枕に地蔵が立ち、供養を元のようにせよと命じたといいます。あわてて桑名の宿にいた一休和尚に助けを求めると、地蔵の首にかけるようにと古びた下帯を手渡され、言われたとおりにしたところ、高熱は下がったそうです(寛政9(1797)年に発行された『東海道名所図会』にかかれている話)。

Img_2196c_20220514032001  関地蔵院で14時。途中亀山の清福寺で1度、20分くらい休憩して、おやつを食べただけで、ここまで歩き続けてきました。このあと昼食。国道1号線から関駅あたりに行けば、食べるところがあるだろうと思ってそちらへ。地蔵院口の交差点のところに関地蔵堂への道標(関地蔵堂エ 二町)と、「街道 おんな唄」の石碑。鈴鹿馬子唄の一節などが刻まれています。

Img_2202c_20220507193202 Dsc_6434c  JR関西線・関駅の近くに道の駅関宿があります。ここなら何か食べられるだろうということで立ち寄ったら、定食屋みくらという店がありました。冷やし海老おろしうどんをチョイス。¥840。

Img_2214c_20220507193201 Img_2242c_20220507193201  JR関西線・関駅には、14時45分頃にゴールイン。9.3㎞を歩きました。ここは、JR西日本のエリア。亀山までは1駅なのですが、この時間帯には1時間に1本のみ。しかも非電化区間。右の写真のように1両のディーゼルカーが走っています。

Img_2258c_20220507193201 Img_2266c_20220507193301  14時59分発の亀山行きに乗車。亀山には15時5分着。ここでJR東海の関西線に乗り換え。15時26分の名古屋行き快速。ただし、快速になるのは、四日市から。桑名には、16時6分着。料金は、通しで¥770。9.3㎞も歩き、また、暑かったのでそれなりに疲れました。しかし、この日は、念願の関宿を訪ねられましたので、心地よい疲労感でした。歩数は、22,266歩。現地で9.3㎞、自宅から桑名駅往復が2.4㎞で、計11.7㎞。

Img_1567c_20220514041001 Img_2193c_20220514032001  オマケ。マンホールの蓋コレクション。左の写真は、亀山市のもの。右は、旧関町のもの(現在は、亀山市と合併して、亀山市関町になっています)。亀山のものは、多門櫓に花菖蒲の花の絵柄になっています。旧関町のものは、関宿の町並みにお地蔵様が立っているデザイン。

Sekistampc Kameyamastampc  もう1つオマケ。スタンプです。自作コースマップの裏に押してきましたので、それが透けてしまっていますが、ご愛敬。左は、亀山の加藤家屋敷、旧舘家住宅、旧佐野家でゲット。右は、関宿にある3つの資料館(関の山車会館、関まちなみ資料館、関宿旅籠玉屋歴史資料館)のもの。これにて「亀山宿~関宿」の東海道ウォーキングは、「完」。

| | | コメント (0)

«学習しないので、今日も降られる(笑)……三八市でみたらし団子&ベランダ園芸のその後