写真の正面が,桑名の山林王といわれた,初代諸戸家・諸戸精六氏の旧宅の玄関です.諸戸家は,大正年間には,全国で1,870㌶の田畑をもち,小作人3,745戸をもつ,全国でも十本の指に入る大地主だったようです.この邸宅は,もともと慶長年間の桑名の豪商・山田彦左衛門良順の屋敷でした.庭園を整備し,その池の水は,揖斐川から引いたので,潮の干満により水量が増減する仕組みであったといいます.ちょうど我が家(マンション9階)からは,目の前にお屋敷とその庭が広がっていて,ほどよい「借景」が楽しめます.桜もよし,新緑もよし,紅葉や積雪も楽しめます.