桑名市地蔵,国道23号線の揖斐長良大橋のたもとから,すぐ南にある浜地蔵堂の常燈明です.揖斐川の堤防上にあります.もともと揖斐川の堤防は,もう少し東の,現在では川の中程になっていたところにあったとされていますが,伊勢湾台風の時に流出してしまいました.享保2年(1717年)に御城米(幕府米)運送に従事していた回船業者によって寄進されたものだそうです(新桑名歴史散歩).「九波奈名所図会」にも「濱地蔵堂」として描かれ,ここから,知多半島はもちろん,二見浦や富士山まで見渡せたとあります.竜頭の松と呼ばれた名木に囲まれた風光明媚なところのようでした.松尾芭蕉は,ここで,「明けぼのや 白魚しろき事 一寸」と詠んでいます.曇っていたので,大変暗い写真になってしまい,残念です.