昨日に引き続き、地域貢献事業の一環としての知能検査、WISC-Ⅲの研修会でした。
今回、初の試みとして(ただし、自分として、ですが……)、日曜日も午後からの開催としました。私自身が、休日に朝からバタバタして出勤するのがいやだから、という、きわめて自己チューの理由によります。参加して下さった皆様、お付き合いさせてしまい、大変申し訳ありません。ただ、私自身としては、お陰様でラクでした。
というのも、朝はゆっくりでき、また、帰ってからは、すぐにシャワーを浴びて、夕食になるという好条件が待っていたからです。申し訳ありません。ペコリ。
今回は、検査器具が十分用意できる見通しが立ちませんでしたので、30名前後に限定させてもらい、募集ルートも、名古屋市教育センターと、mamekichi研究室のみとし、結局28名+αでした。αの部分は、人間文化研究科のNw教授と、そのNw教授のところへ来ていらっしゃる韓国のP教授でした。P先生は、お茶の水女子大学で学位を取得されていますので、日本語に不自由はありません。今日は、結構楽しんでいただいたようです。
さて、そのWISC-Ⅲ知能検査の実施方法ですが、今日は、動作性の下位検査の説明と、粗点からIQや、評価点、群指数の標準得点を求めるという演習をしました。私が、一通り説明をしたあとで、グループごとに実際の検査器具で、実施方法を確認するという手順で講習を進めます。うちの研究室の秘書のIsさんが、TAを務めてくれています。
その演習が、実に傑作でした。
たとえば、説明通りではなく、全く勝手な方法で検査をしてしまい、講師である私から、「良いですか?先生のいう通りにやって下さい」という注意を受けたグループがあります。いずれも、名古屋市立の某小・中学校の先生方です。
一同、爆笑でした。
もう一つ爆笑があります。それは、最後の演習で、粗点から換算表を用いてIQや評価点を求める場面で、評価点をすべて足し算するところで、起こったのです。何かといえば、足し算をしたのですが、その結果が一致しないのです。
そこで、mamekichi教授は、すかさず、「先生方、よろしいですか、いつも子どもたちにおっしゃっているように、よ~く確かめて下さいね」とか、「きちんと検算をなさって下さいね」と、ご注意申し上げたところ、またまた爆笑でした。
小中学校の先生方も、教室で、皆さんが教師役をしているときと、今回のように、研修会の受講者であり、生徒になっているときには、先生としての役割行動はどこかに飛んでしまって、すっかり生徒になりきっているのでした。
どうりで子ども用の知能検査なのに、皆さん、課題に熱中して、盛り上がっている訳です。教育センターの先生方もいらっしゃいましたので、これで、しっかり実態を把握していただいたと思います。一方では、今回は、教育委員会指導室の先生方には、声をかけなかったのですが、それは大正解だったのではないかと、邪推しています(爆笑)。
ということで、週末、半日ずつ2日間にわたった講習会も無事終了しました。来月は、この連続講義は、オープンで、WISC-Ⅲによるアセスメントと指導として、続ける予定です。
お陰様で、講師としても、十二分に楽しませてもらいましたので、疲れもほとんど感じないで済みました。ご参加の先生方に感謝(?)申し上げます。
と同時に、休日返上でTAをして下さったIs秘書さんと、北部地域療育センターで非常勤心理判定員をしているHsさんにも感謝します。Is秘書さんは、明日が定例の出勤日ですので、3日間連続、私の相手をしてもらうことになります。くれぐれも、“もういや!”といわれないよう、留意したいと思います。Hsさんは、私が人文社会学部の兼担講師として教えた、いわば教え子の一人ですが、準備その他に大活躍してくれました。
大学の地域貢献や、社会貢献、あるいは、産官学連携というと、すぐにお金儲けの話になりがちなのですが、こういう形で、小中学校の先生かたという専門職の専門性を向上させる取り組みを通して、間接的に地域住民や、市民の皆さんに貢献する方法がある、ということを、法人化された大学の幹部の方々には、理解してもらいたいと言う思いを、改めて強く持った2日間でした。
さて、明日は、大学院の授業のあと、午後は、研究指導が3件あります。水曜日には、放送大学のラジオの録音にいかないといけません。ここを乗り切れば、少しはマイペースを取り戻すことができます。いわば、正念場です。スモール・ステップ方式で乗り切ることにしましょう。
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