花冷えといっても良いのでしょうか?今日も、15度くらいの気温で、北風が強い1日でした。ソメイヨシノは、あちこちで満開に近い状態になっています。勤務先の大学の玄関の横にも2本のソメイヨシノがありますが、ほぼ満開です。
さて、今日は、千客万来、笑う門には福来たる、というような日でした。何から書くとよいのか、よく分かりませんが、一応、時系列に沿って書くことにしましょう。
朝、桑名駅で、いつもの売店で新聞を買おうとしたとき、売店のお姉さんから、「先生、赤福はどう?今日は、珍しく売り切れてないよ。」といわれました。グッドタイミング、“渡りに船”とは、このことです。実は、今日は、某院生さんから、「赤福餅を買ってきて下さいね~。」といわれていたのでした。お姉さんは、まさに、赤福餅の小サイズ(8個入り、\700)を、レジ袋に入れて渡そうとしていました。「今日は、院生に、赤福を買ってくるように」といわれているからということで、タイミングよく、買って(買わされて??)来たのでした。
10時前、研究室に着いたのですが、早速やってきたI助教、「あ!赤福だ!」と、さすがに、直ちに目を付けます。「あ~、Sbさんが、買ってくるように」といっていたからね、と今朝の状況も含めて話しをします。そして、「昼からのおやつね」と念を押しておきます。そうでないと、今にも箱を開けそうな勢いでした。I助教は、31日付で退職して、保健師学校進学の予定のため、今日は、自分の荷物を片付けているのです。
そして、いよいよ問題の午後になります。午後からは、D1のSbさん、研究員のMkさん、M1のNkさんと、1時以降、1時間おきのアポが入っています。I助教は、赤福が気になるのか、時々、覗きに来ます。本当に、片付けをしているのでしょうか?
Sbさんは、あとから聞いたのですが、どうやら昼食抜きでやってきたようです。赤福餅に備えて準備万端なのかどうかは不明です。早速I助教がやってきたのですが、「Sbさん、私のグリーン、いりませんか?」と、自分が共同研究室その他で育てていた、四つ葉のクローバーや、何とかバンブー他、3種類ほどを売り込んでいます。研究室なのか、ホーム・センターなのかよく分からない状況になっています。Sbさんは、何を思ったか、ジャガリコを1個取りだして、「これと交換して」と言い始めます。どうやら、物々交換のようですが、交渉は成立し、「これ欲しかったの」と、すべてSbさんが引き取ることになりました。神聖なる研究室を何と心得ているのでしょう?不届きな教え子達ですが、“リハビリ出勤”も無事に1ヶ月を迎えられそうですので、とくに赦すことにしました。
14時には、修士の1期生である、Mkさんが、研究員の継続届の件で来てくれました。書類は、すでに郵便で送ってくれていたのですが、「こういうことでもないと、お邪魔できませんから」と律儀に尋ねてくれたのです。手みやげに、シュークリームを1ダースほど持参してくれました。こうなりますと、もう収拾がつきません。Sbさんも、I助教も入り乱れて、研究室の片付けは放り出して、いきなりティー・タイムに突入です。とくに匿名にしておきますが、某嬢は教授であり、研究室の主である私に断りもせず、赤福の包みを開け、あれよあれよという間に、1つ、2つと食べ始めました。しばらくしてから、はっと気づいたように、「先生のご諒解も得ずに、まるで自分のもののように、食べてしまいました。大変失礼しました。」とおっしゃっていました。といいつつも、その後も含め赤福餅8個のうち、3個を平らげて下さいました。驚くよりも何よりも、敬語を使いたくなります。
怒る暇も、呆れる暇もなく、“勝手知ったる何とか”状態でした。いやぁ、たいしたものです。女性は、と書くと、“セクハラまがい”になるかも知れませんが、慣れてくると、もう何10年も前から居るような顔をして、振る舞うようになるということを、経験上よく知っています。
Mkさんが持ってきてくれたシュークリームも好評で、売れ行きも上々でした。15時にやってきたM1のNkさんは、まだまだ当研究室に十分適応していないようで、“いったい何が起きているのか?”という表情でしたが、赤福とシュークリームは、しっかり召し上がって行かれました。
そして、最後に登場されたのが、精神看護学のKt准教授でした。この間の投稿論文の話しをしたあと、最近出版された現代のエスプリ489号“統合失調症の家族心理教育”を頂戴しました。Ktさんは、残り物の赤福餅1個を召し上がって行かれました。彼女は、きわめて常識的な人格を持っています。とくに他意はありませんが、その通りなのです。
Mkさんにいただいたシュークリームは、まだ残りがありましたし、“本日中にお召し上がりください”とありましたので、共同研究室を片付け、引っ越し準備をしている助教の皆さんに進呈すべく、I助教に託してきました。
ということで、今日は、千客万来、甘いもの出血大セールで、笑顔のうちに終了した、mamekichi研究室でした。学部長をはじめ、他の先生方からは、“どういう研究室だ?”と不審感(不信感?)をもたれているかも知れません。まあ、笑う門には福来たる、と申しますし、今後の飛躍を、乞うご期待というところでしょうか(と、やや不安です)。
ところで、Ktさんからいただいたエスプリに彼女が書いている“家族心理教育と看護教育”という論文は、私にとってはとても参考になる論文でした。というのも、看護学の先生方の発言や、書かれたものを読んだり、聞かせていただいたりする中で、“看護の実践や、看護学というのは、こんなに楽しく、興味のあるものだ”と思わせてくれるお話しは、数少ないのです。Ktさんの論文は、そうした数少ないものの1つでした。名前を挙げては恐縮なのですが、これまでにそういうことを感じさせてもらえたのは、初代学部長のKd先生、以前の基礎看護学助教授のYmさん、短大から学部の初めの成人看護学の教授のAm先生といった方々で、さほど多くはないのです。
赤福やシュークリームなどもよかったのですが、今日は、このKtさんの論文をいただけたのと、Mkさんに久しぶりに会うことができたという、春休みの佳き一日でした。週末は、連休で、明日は、ルミオンの納車が予定されています。
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