研究室

2013年1月12日 (土)

久しぶりに学会誌に論文掲載が決定……WISC-Ⅳによる高機能広汎性発達障害の子どもたちの認知的特徴

Img_5284 3連休の初日です。朝は、マイナス1.1度と冷え込んでいましたが、幸い天候には恵まれ、風も弱く、昼は10℃ほどになりそうで、良い日です。本日は、桑名市主催の成人式が、市民会館で開催されますので、愚息も先ほど出かけていきました。どうも私に似て、セレモニーの類いは面倒くさいようで、「今日は、何があるんや?」と聞いておりましたが、親に五月蠅くい われるのも……というところなのでしょう(笑)。

Img_5288 会場の市民会館は、わが家のベランダからも見えているほど近くです。たぶん駅に行くよりも近く、700mあまりの距離でしょう。今頃は、一応は、おとなしく座って(?)、市長さんかどなたかの挨拶でも聞いていることでしょう。ただし、「早く終わらないか」などと思っているものと推測できます。

 さて、小生の方はお陰様で、風邪もかなり症状が抜けてきて、鼻水、咳ともに軽くなりました。降圧剤を止め、5日目に入りました。例の公式によれば、アムロジピンの成分も75%は抜けたと思われますので、血圧は、少しずつ、微妙に上がってきています。これがどのあたりで収まってくれるのかということと、頭重感その他が軽くなってくれるかどうかというのが、さしあたりの関心事です。ただ、寒の内という、1年でももっとも寒い時期といわれますから、この寒さが影響しないことはありません。まぁ、あまりあれこれ気にしすぎても、却って良くないかも知れません。

 ところで、たまにはアカデミックなことをマジメに書かせていただきます。

 元教え子・元秘書の I さんが、筆頭著者となって、投稿していた論文の審査が通り、近々、学会誌に掲載されることが正式に決まりました。論文は、高機能広汎性発達障害の子どもたち、42名に実施したWISC-Ⅳの所見に基づいて、この子どもたちの認知的な特徴についてまとめたものです。投稿していた学会誌は、日本小児精神神経学会の「小児の精神と神経」です。今年3月発行予定の第53巻1号に掲載されることになっています。

 I さんは、小生がA学院大学の大学院博士前期課程(臨床心理士養成コース)で担当した実習の授業を受講していました。その後もおつきあいがあり、一時期は、小生の研究室で週1回、秘書業務をお願いしたこともありました。今は、学位を取って、この論文の共著者である、児童精神科医のK先生のクリニックで臨床心理士として勤務しています。小生は、第3著者ですが、退職以来初めてと申しますか、久しぶりにと申しますか、査読付論文に名を連ねることができます。

 「桑名発達臨床研究室」の所属としては最初の論文ですが、ひょっとすると、これが最後の論文になるかも知れません。数だけいえば、これで71本目の論文になります。心理屋としては、決して少なくはないと思いますが、まぁ今の立場としては、かつてのように「業績! 業績!」と目の色を変えて騒ぐ必要もありませんから、気楽なものです。

 その論文の内容を、簡潔にまとめるならば、次のようなものでした。すなわち、高機能広汎性発達障害のある子どもたちでは、理解や推理能力は平均的もしくはそれ以上の力があるものの、一時的な記憶や作業速度などが弱いということが明らかになりました。これらの点を、教育や支援の際に十分配慮すれば、子どもは最後まで与えられた課題をやりきることもできるでしょうし、さらには、それによって達成感を持てるようになり、現在および将来の自己肯定感につながっていくと考えられます。

 もちろん、子どもたちには認知能力だけでなく、他の面においても個人差があります。したがって、個々の子どもさんにおいて、その生育歴や家庭・学校環境なども含め、その子どものおかれている状況を丁寧に把握したうえで、適切な対応や支援方法を模索していくことが大切です。

 詳しいことは、論文が出ましたらお読みいただければありがたいと思いますし、必要でしたら、reprintを差し上げたいと考えています。論文が公刊されましたら、またこのブログでお知らせ致します。

 教育研究は、もともとやりたい仕事でしたから、こういう風に論文が出せるとなりますと、多少とも元気も出て来ます。「老いては子に従え」ということわざがありますが、小生自身、それに加えて、「老いては、教え子に助けられ」だなぁと、独り言をつぶやいております。

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2012年12月30日 (日)

2012年桑名発達臨床研究室収支決算と、PR【体調についての付記あり】

 いよいよ今年もあとは、今日、明日を残すだけとなりました。

 今日は、昨夜からの雨。それもかなり冷たい雨となっています。この「冷たさ」は、たぶん、気温が、ずっと7~8℃とほとんど変化しないことが関係しているのでしょう。

 そのお陰で、小生、今朝からふらつきが続いています。医学的には、動揺性めまいというのでしょう。いやぁ、フワフワ、フラフラして、何となく気持ちも悪い感じです。それと、冬季うつではありませんが、これまた、朝から睡いのです。すぐにでも寝られそうです(笑)。しかし、めげずにある方からのご依頼で、お子さんのWISC-Ⅲの結果を分析し、アセスメントをボチボチと続けています。

 雨ですから、当然、散歩には出ておりません(笑)。

 さて、昨年、退職した翌日から、一応、「桑名発達臨床研究室」の看板を掲げておりました。今年5月には、もう少しマジメにやろうと思い立ち、税務署と、県税事務所に、自営業の開業を届け出ました。それなりに縁起を担いで、「先勝」である5月1日に届け出ています。「届け出」ですから、許可、認可は必要ありません。その場で即「受付」してもらい、当日午前中には、設立完了であります。

 この発達臨床研究室、県税事務所の分類では、「コンサルタント業」だそうであります。たしかに、コスト・パフォーマンスなどを考え、普通の心理相談室であればたいていは構えてあります「リアル相談室」は、あえて設けませんでした。インターネット上にホームページを設けているだけです(というか、旧・研究室のサイトをリニューアルしただけです)。

 事業内容も、いわゆる個人カウンセリングではなく、臨床心理士の資格を生かした「臨床心理的地域援助」を目的としていますから、まさにコンサルタントといってもよいかと思っています。

 税金関係は、年度ではなく、年単位での計算になりますので、明日の大晦日を前に、今年の収支決算をみてみました。といっても、自慢できるほど、また、公開できるほどの収入がある訳ではありません(笑)。まぁ、遊び呆けている訳ではありません、という証拠です。

  • 収  入 ¥117,000
  • 支  出 ¥150,000
  • 差し引き  ¥33,000 

 収入は、主に、印税、講師謝金からなっています。ブログの左側のコラムの下に著書が掲げてありますが、まだ売れているものがあり、わずかずつ印税が入ってくるのは、とてもありがたいことです。支出の方は、学会参加費、研修会参加費、交通費、専門書購入費などの他、初期投資として、ノートパソコンとプロジェクタを購入したのが、尾を引いています。

 いやぁ、なかなか自営業で稼ぐというのは大変です。年が改まりましたら、もう少し積極的に営業をして、収入アップを図らなければと思っています。ホームページの内容、文章が硬いので、ソフトにして、また、検索にかかりやすくした方が良さそうだと考えています。

 ところで、マジメなお話、と申しますか、PRです。

 WISC-ⅢやWISC-Ⅳ、WAIS-Ⅲなどの知能検査を受けたものの、その結果をどう解釈してよいか分からず困っているというご本人や、ご家族の方、あるいは、担任の先生や、特別支援教育コーディネーターの先生方、どうぞ是非一度ご相談ください。K-ABCや、DN-CASなどの認知能力検査にも対応しています。検査結果の解釈、その意味するところから、どのような考え方で支援計画をつくったらよいのか、日常生活ではどのような工夫をしたらよいのか、心理アセスメントに基づいて、提案させていただきますし、ご質問にもお答えしています。

 「桑名発達臨床研究室」をご覧ください。WISCや、WAISの結果をどのように説明するかのサンプルも載せてあります。心理アセスメントの研修会の講師もお引き受けしています。

 うつの方のご相談も承ろうかと、思案もしています。心理教育や、療養生活の過ごし方などを中心に、と思っています。ご希望があれば、マジメに、前向きに考えます(何だか、役人みたいな言い方で、いけませんが……)。

【体調についての付記】

 夜になって、血圧を測ってみましたら、上が103、下は63と小生にしてはかなり低い値でした。ひょっとしたら、昼間もこういう低い値で、そのためにめまい、眠気があったのかも知れません。この時期、血圧のコントロールも難しいです (>_<)

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2011年10月23日 (日)

段ボール38箱で、整理は一応完了!

Rimg0051  時雨れたり、晴れたり、曇ったりと、めまぐるしい天気の1日でした。それに、何とも生暖かい風、空気で、ヘンに蒸し暑い日でした。

 さて、予定通り、研究室整理第4弾に出かけてきました。本日は、10時半前に出て、16時半過ぎに帰宅致しました。朝は、10時にはでたかったのですが、とても役に立つ(?)愚息を、布団から引きずり出すのに時間がかかってしまいました(笑)。朝食を食べる時間も与えず、そのまま車で連行した、という次第です。

Rimg0041  冗談はさておき、本日の作業で、一応、私物はすべて運び出すことができ、研究室の整理は、これで一応、完了ということになりました。関係の皆様には、ご心配をおかけしたかと思いますが、ご安心ください。写真は、今日、帰り際に撮ってきたものです。研究用図書900冊ほど、備品などが残っているだけであります。

Rimg0048  13時前には、お願いしていた、D堂書店さんから、お二人の男性の方が大型のワゴン車で来てくださり、1時間半ほどで、1,000冊の図書と、無数の学会誌、雑誌、報告書を手際よく段ボールに詰めて、運び出していただきました。その数、何と38個でした。段ボール箱の大きさは、ちょうどミカン箱くらいのものです。書籍が、25箱で、雑誌その他が13箱だったと思います。さすがプロ、手際はとてもよく見とれてしまうほどでした。なお、買い取り価格については、28日に見積もりを出します、ということでした。

 古書店の「買取票」に記入していたときに、店員さんが、「ウチの書店をどこでお知りになりましたか?」と聞いてこられました。「学生時代、今から、30数年前くらいから、出入りしていました。」とお答えしたら、ものすごく恐縮されてしまいました(笑)。

Rimg0044  ところで、これで私物はすべて搬出しましたので、本棚などもご覧の通りRimg0046 であります。残っているのは、図書館に返却する研究用長期貸し出し図書です。院生だった方達から帰ってきていないものが10冊ほどありますので、900冊ほどが残っています。

Rimg0059  そして、こちらは、我が家の和室の片隅の様子です。先週持ち帰ったものと合わせて、このように段ボールが積まれています。本300冊あまりと、仕事の資料、CD、DVDなど若干です。このほかにも、まだ少し別のところにおいてありますが、これからこれらを整理し、片付けないといけません。それは、まあ、期限はありませんから、ボチボチと年内には何とかしたいと思う次第です。

 ということで、さすがに今日も、疲れました。出かける前も、「ちょっと疲れたなぁ。あまり気が進まないかも」という気分もありましたが、「今日で、片付けてしまおう」と、気合いを入れて出かけてきました。家内と愚息にはずいぶん助けられました。娘も、私の研究室には一度も行ったことがないこともあって、行きたいという気持ちは強かったのですが、あいにくと予定がうまく合いませんでした。

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2011年10月 3日 (月)

散歩へ、そして研究室の私物の本の数は??

 前のエントリでの予告通り、午前中は、10時過ぎから1時間あまり、散歩をしてきました。午後からは、一休みした後、土曜日(10/1)に撮って来た写真で、研究室にある私物の本の数をカウント致しました。正解は、あとで発表(?)致しますが、研究用図書の860冊あまりを大幅に上回っておりました! 大変なことでありまする。

Rimg0001  さて、まずは、散歩です。一番の目的は、八間通郵便局でした。大学宛に傷病手当金の書類を郵送するのと、「せせらぎの里美術館(東京都西多摩郡奥多摩町)」から発行されています「新装版 犬飼勉作品集(改訂第4刷)」の代金・送料を送金するためでした。この犬飼勉さんの作品は、ネットのお友達の女性のところで知ったのですが、あいにく奥多摩まではとても出かけられそうにもありませんし、名古屋への巡回展もなさそうでしたので、作品集を購入して見てみたいと思った次第です。リンク先にいくつか、紹介されていますので、ご覧ください。小生の屁理屈を並べるよりも、一見に如かずです。

Rimg0004  散歩コースは、諸戸水路沿いから寺町に出て、郵便局。ついでに桑名別院Rimg0011 にお参り。そして、多少寄り道をして、近所のサーKを経て、帰宅というほぼ2㎞のコースでありました。今朝のエントリで書きましたように、大学へ行った疲れが今頃出ており、かなりフラフラしておりましたが、どうやら無事に帰宅できました。身体的な疲れも少々ありましたが、メインはやはり、脳の問題のような気がしました。

Rimg0019  例によって、デジカメ(RICHO CX-3)をぶら下げて歩いてきました。最初Rimg0018 の写真は、アサガオなのですが、毎年同じところに生えてきますし、かなりの高さまで蔓が伸びています。また、秋が深まっても咲いています。それ故、普通にある品種ではなく、多年草で、かなり丈夫なもののように思えます。たぶん、ノアサガオではないかと思います。チョウは、ツマグロヒョウモンだと思いますが、さすがにかなりくたびれた姿で、少々かわいそうです。そして、桑名別院。今日は、10月3日ですので、寺町商店街は三八市でした。平日ですので、先日のお彼岸の時ほどの混雑はありませんでした。境内も閑かで、しばし休憩を楽しめました(笑)。

Rimg0074  ところで、本日のメイン・イベントであります。小生の研究室にあります、私物の本のカウント作業、無事に終了致しました。もちろん、図書館に所属した本ではありませんので、ピッタリ1冊単位まで間違いのないよう数える必要はありません。おおよその数が、まずは把握できればそれで上出来であります。先日も書きましたが、どうやって数えるか、一応考えた末に、デジカメで写真に収めてきて、それを元にカウントすることにした次第です。

 土曜日、愚息に依頼して、同行してもらい、彼に写真を撮ってもらいました。指示しなくとRimg0121 も、念のためということで、1カ所に付き2枚ずつ取ってくれていました。いつの間にやら、それなりに間に合うよう成長したようです(驚)。これでは、「老いては子に従え」であります(本来の意味からは、外れておりますが、ご容赦あれ)。老兵は消えゆく方がよろしいという好例でもある、そんな気もしてきます。

Rimg0101  それで、屁理屈はともかくとして、ほぼ60枚の写真を元に、カウントを試みました。その結果、あくまでも概算ではありますが、何と、1,300冊を越える私物の本が、詰め込まれているということが判明したのであります。自分でも驚きの結果でした! 図書館の本(860冊あまり)よりは、多いだろうという見当はついていたのですが、まさかそれよりも500冊近く多いとは。いやはや、大変です。今日数えた限りでは、1,327冊でしたが、ここには、学会誌の正確な数や、報告書などの類いは含んでいません。文庫・新書は、手前と奥とで、2段重ねに入れてありますから、実際の冊数としては、これを遙かに凌駕するものが所蔵されていることになります。

 さらにその他、会議の資料、修論、他の先生方からいただいた論文のリプリント、論文のコピーなどもあります。いやぁ、我がことながら、気が遠くなりそうであります。

 いやいや、そんなことをいっていられる余裕はありません。本の数が把握できましたので、次は、写真をプリントして、必要なもの・持ち帰るものと、処分するものとを仕分けする作業に入らなくてはなりません。民主党による事業仕分けを遙かに超える、厳しいレベルでこの作業に取り組まねばなりません。

 

研究室の私物の本の数……1,327冊でした

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2009年11月13日 (金)

プチ散歩は、古本屋巡り

091113_152401  今朝は、いつもより1本早く、8時29分発の準急に乗ることができました。準急ですと、名古屋駅まで約30分です。行きがけに、内田樹さんの新刊「日本辺境論(新潮新書)」が、入荷していないかと、大名古屋ビル入り口の三省堂へ立ち寄りましたので、大学着は、9時40分頃でした。

091113_152301  地下鉄では、久しぶりにG先生にお会いしました。本当は、復職したら、一度ご挨拶に伺おうと思っていたところでした。積もる話しもあったのですが、今池からの5分くらいですから、それはまたの機会にと思います。大学の内部も、いろいろと展望の開けないことも多いですねぇ、という話しを少しだけして桜山駅で別れました。

 さて、早くも週末、金曜日ですが、再来週の授業準備がまだ残っていましたので、午前中からそれに専念していました。というよりも、11時からの打ち合わせ以外は、それにかかり切りでした。

091113_152302  午後になって、一区切りつけられましたので、プチ散歩に出かけて、気分転換を図ってきました。今日は、大学から環状線に沿って、南の方角、博物館の方へ歩いて行ってみました。瑞穂通商店街です。最初の写真は、ちょうど博物館の向かい、西側あたりです。そこから大学の方を振り返ってみたものが、2枚目の写真です。そして、この3枚目が、名古屋市博物館です。現在開催中の妙心寺展を見に行きたいところですが、勤務時間中でもありますので、また来週にでもと思います。

091113_151902  ファミリーマートの市立大学病院前店あたりに、古本屋が2軒あります。091113_152002 存在は、以前から知ってはいたのですが、入ったことがありませんでしたので、両方とも覗いてみました。この頃は、古本屋というと、Bookoffというイメージが強いかも知れませんが、今日行ってみた2軒は、traditionalな古本屋さんです。学生時代には、よく鶴舞公園近くの古本屋街を歩いたり、松坂屋本店の向かいあたりの古本屋をブラブラしたりしていました。古本屋さんの雰囲気は、好きです。古本屋の店主なんかも、良いかもと思ったこともあります。実際は、目利きが必要でしょうから、決して楽な商売ではないということは分かっていますが、店の奥のカウンターに座って、お客が入ってきたら、ちらっと見て……というのをやってみたかったのかも知れません。

091113_152601 残念ながら、今日のところは、私が欲しいような本には遭遇しませんでした。しかし、古本屋さんの雰囲気は十分味わえ、ちょっと学生時代を思い出したりすることができ、わずかに“良いひととき”を過ごせました。こちらは、帰りに通ってきた秋葉神社です。市大病院交差点の南、東側にあります。

 研究室に帰ってからは、仕事もはかどり、一応、再来週の授業準備は、最後まで到達しました。ただ、分量が若干多いようですので、また月曜日にでも、一部をカットするなり、補足説明に移すなりしないとと思っています。

 帰宅途中、今度は、テルミナ地下の三省堂へ行き、やっと「日本辺境論」を手に入れてきました。ネットで検索したときには、入荷していないような表示でしたが、「あったら儲けもの」と思って立ち寄ってみて、ラッキーでした。ついでに新書を見て回っていましたら、スリランカ初期仏教長老である、アルボムッレス・スマナサーラ師の「怒らないこと(サンガ新書)」を見つけましたので、合わせて買ってきました。初期仏教の法話集です。

 今週は、天気が悪い日も多かったためか、少々疲れ気味ですので、週末はスローペースで、読書でもして過ごそうと思っています。

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2009年8月 3日 (月)

整理整頓は、ほぼ終了

 やっと、ようやく、ついに(くどい!)東海地方も、梅雨明けが宣言されました。が、しかし、どうやら、天気がよいのは明日くらいまでで、その後は、曇りときどき雨の予報が4日間ほど続いています。無理矢理、梅雨明け宣言を出したのではないかと、へそ曲がり者としては思えてしまいます。

 さて、リハビリ出勤開始から、まもなく丸2ヶ月が経とうとしています。ようやく、研究室内の整理整頓がほぼ終了という運びになりました。今日は、電気ポットやコーヒーカップ、お茶、コーヒーなどと、それらが入れてある水屋の整理が終わりました。もう1つ、ロッカーにため込んでいた紙袋や、クルクルワイパー、ウェットティッシュなどの類も整理が終了しました。

 あと、物の類で残っているのは、ファイル、コピーした文献などですが、これらは、またいずれ使いますので、明後日にでも適切な場所に収納すれば、物の整理整頓に関しては、すべて完了の予定です。

 その後は、メインのパソコンのマイ・ドキュメントに保存してある、仕事関係のファイル&フォルダを整理しようと思っています。不要なファイル(院生の方たちの、論文指導の途中で添削したファイルや、計算処理途中のファイルなど)を整理し、また、カリキュラム改訂によって、そもそもなくなってしまった科目のファイルなども整理する必要があります。これらを、今週の水・金のリハビリ出勤でやってしまおうと考えています。

 これらがすべて完了した暁には、後期からは復職できると見なして(まだ、主治医とは相談はしていませんので、結論は出ていませんが……)、後期の科目や、大学の「学び直し講座」で担当する内容についての準備をボツボツと始めようという予定です。

 それと並行して、自分の専門領域である心理アセスメントや、特別支援教育、発達障害や認知障害の神経心理学的な分野についての勉強も再開したいところです。ブランクがありますので、最新の知見にできる限りキャッチ・アップを図るつもりです。ただし、オーバーワークにはならないよう、ペース配分は十分に考えなければなりません。

 ところで、今朝、とんでもないことが発覚しました。先日、マンションの駐車場の2階の防水工事が行われているというエントリーを書きましたが、その影響で、わが家の愛車・ルミオン(1階に駐車スペースがあります)に、天井から液体が漏れてきていて、それによって、ボンネットなどの塗装の一部が剥げてしまっていたのです。

 工事業者の方に申し出て、先方の負担で塗装とコーティング処理のやり直しをしてもらうことに話を付けましたが、まだ、1年半も乗っていませんので、ちょっとガッカリです。当方には、まったく瑕疵はありませんが、業者さんも、たぶん請負代金から保険をかけていることと思われますので、何となく微妙な気分がしなくもないというところです。修理には、明日から、3日ほど要するようです。

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2008年6月12日 (木)

看板に偽りあり

 朝方は、かなり強い雨が降っていましたが、子どもたちが登校する頃にはほぼ上がり、午後からは晴れてきました。今日も心地よい風が吹き抜けていきます。

 さて、週刊文春や、週刊新潮を眺めていましたら、秋葉原の事件の際、被害者の方や、その救急措置を懸命にしている人たちの傍ら、あるいは、歩道橋の上などから、デジカメ、ケータイカメラなどでその様子を撮影したり、メールで送信したりしていた人たちがたくさんいたという記事がありました。マスコミの映像では、そういう場面はほとんど分かりませんでしたが、ネットなどでは流れているようです。

 今風に言えば、“ありえない!”ということになるのでしょうが、そういうとんでもないことを相当多数の人たちが行っていたというのですから、恐ろしいことです。被害にあった方たちや、そのご家族の痛み、思い、さらには、懸命に救助を行っている方たちの気持ちなどに考えが至らないための行動なのでしょう。

 こういう行動をしてしまう背景には、昨日書いたような、現実の生活や、具体的な他者が記号化してしまっているということがあるかも知れません。そう考えると、事件そのものを引き起こした加藤某と、他者の不幸に群がってシャッターを切っている、一般の人たちとの間に、何か違いがあるのか、はなはだ疑問に思います。上に“恐ろしいこと”と書いたのは、こういう意味で恐ろしいと考えたからです。

 前置きが長くなってしまいました。今日の“看板に偽りあり”というタイトルは、このブログのサブタイトルにある“研究室日記”ということばについてです。自分で、自分のブログを見ていて、「そういえば、長く休ませてもらい、しかも院生や研究員の方たちの指導まで代行してもらって、研究室は開店休業状態だよなぁ」と、自覚を新たにした次第です。などと暢気なことを書いていると、院生・研究員諸氏からお叱りを受けること必至です。もちろんずっと、頭の中では気になっていたのですが、中途半端な関わりをして、また放り出すような始末になっては、余計に申し訳ないという考えでいます。

 自分自身も、もどかしく思うのですが、余りくどくどと書きますと、言い訳がましくなりますので、敢えて割愛させてもらいます。そのエネルギーは、療養に専念することに向けることにします。うつは、再発すると、治りが悪くなると文献にはありますが、どうも例外ではないようです。ただ、4月半ばから5月のはじめと較べてみますと、遅々としてはいますが、回復方向には向かっていると実感できます。もうしばらくは、“看板に偽りあり”といいますか、“看板倒れ”といいますか、そういう状況をご容赦ください。

 

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2008年4月14日 (月)

拍子抜けとリサイクルのお話し

 今日からは、いよいよ学部の授業も始まりました。2時間目に、4年生対象の選択科目“保健行動論”があり、4時間目には1年生対象の“ゼミナール”です。朝から、気分的には、週末のlow tensionを引きずっていましたが、2時間目に授業をしてからは、多少スッキリしました。こういう状態の時には、声を出すというのは、適切な対応かも知れません。その昔の森田健作の青春ドラマのように、夕日に向かって海岸を走りながら、「バカやろ~」とでも叫ぶのが、low tension&stress発散には、適した行動なのでしょう。

 冗談はさておき、保健行動論の授業ですが、選択科目ですので、事前には何名が受講しているか、分からず、まったくの当てずっぽうで授業資料を用意していきました。昨年の実績を元にすると、60人分くらいが適切、と思われたのですが、蓋を開けてビックリ!という有様でした。20人くらいしかいません。全く、拍子抜けしてしまいました。実際のところ、受講者は、22名でした。ほぼ40名分のプリント資料が、日の眼を見ずに、リサイクルボックスへ直行!です。

 今日は、イントロダクションとして、保健行動の最近のとらえ方と、保健行動の形成・維持に関わる心理学的要因という話しを準備していったのですが、受講者数としては、全くの読み間違いでした。私の知る限り、これまでのうちでは、最少の受講者数でした。

 オマケに授業は、新しいVAIOでプレゼンをしようと思ったのですが、何度やり直しても、プロジェクタには画像が放映されません。プラズマ・ディスプレイもあるのですが、そちらにはきちんと映像は出ていたのに、です。後から、冷静になって考えると、たぶん、PCの液晶ディスプレイの解像度と、プロジェクターの解像度が一致していなかったためだと思われますが、気づいた時点では後の祭り。仕方なく、別のPCを持参して授業をしてきました。

 用意したプリント資料の大半は“お持ち帰り”でした。これでは、“紙くず製造業”か、もしくは“リサイクル用紙製造業”です。トホホ……。

 4時間目のゼミナール(これも、普通は、“○○ゼミナール”と限定する名詞なり、形容詞が付くはずだと思うのですが、そうではないようです。今風にいえば、“意味、分からん”です。その教室は、市立大学病院の旧・西棟に新たに設けられた、“ゼミ室1”という部屋です。そもそも、この“旧・西棟”は、新しい病院が完成するまでは、“新棟”と呼ばれていました。その1階には、学内保育所が新設され(院内保育所の存在を知らずに、新設したという噂もあります)、3階には、医学部のPBL教室や、看護学部のゼミ室が設けられています。3階は、もともと病室でしたので、ここでもリサイクルです。私が割り当てられた部屋は、まさに病室のリサイクルで、部屋の内部こそ、塗り直して、明るくなっていますが、壁に設けられたいた酸素や、吸引のコンセントはそのままですし、ナースコールのスイッチをつなぐコンセントもそのままで、6人部屋だったことが、丸分かりという状況です。

 まぁ、看護学部のゼミ室としては、好適な環境のかも知れませんが、“なんだかなぁ~!?”という場所です。先日も書きましたが、再利用をすると、ランニングコストだけで年間、数1,000万円が必要だから、使わない、といわれていた建物だったという経過もあります。学生は、16名と、文系の教員のセンスとしては、多すぎる人数でゼミをやらなければなりません。これもまたまた、“なんだかなぁ~!?”という感じです。同僚の社会学の教員と、しばしぼやきあっていたくらいです。

 ということで、今日は、拍子抜けしたのと、リサイクルの連続という一日でした。まぁ、めげずに淡々と仕事に取り組むのが、一番ということでしょう。そういう思いを新たにしました。

 夕方は、M2になったUzさんの研究指導でしたが、レッド・カード続出で、彼女は引きつっていました。きちんと基本を押さえ、整理してものごとを考えてやらないとダメだ、というお話しでした。文献と参考書を渡して、「はい、来週までにやり直し」ということでした。別に、昼間のストレス解消をしたというわけではありませんが、夕方は、「ニコニコしながら、キツ~イことをいう」と、私の評判通りの研究指導でした。Uzさんにも、めげずにやってもらうことにしましょう。

 明日は、2時間目に3年生の臨床心理学、そして、15時からは、キョーフの教授会ですが、学部の分は、議題はさほど多くなく、ちょっと安心しましたが、研究科の方はどうなのでしょう??若干の不安を抱いています。

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2008年4月10日 (木)

夜のお仕事、スタート

 いよいよ今日から、学部・大学院ともに、前期の授業開始です。小生は、昼は、M2の院生の研究指導があり、夕方、17時50分からの6時間目に大学院博士前期課程の“精神保健看護学特論Ⅱ”の授業です。大学院は、昼夜開講制ですので、この前期には、この科目の他に、“看護学研究方法論”が、火曜日の7時間目(19時30分~21時)にあります。こちらは、オムニバスですので、5月末から6月前半に3コマ担当すればオーケーです。

 昼夜にわたって仕事をするのは、やはりキツイものがあります。今日の“精神保健看護学特論Ⅱ”は、4名の院生の方が受講してくれます。当初2回は、私が、心理学の研究法、方法論についての講義を行い、その後は、院生達のレポート&プレゼンで、演習を行う予定です。一応、14回の授業がありますので、一人あたりは、3回のプレゼンということになりました。

 受講するのは、私のところの院生2名と、成育保健看護学の院生2名です。成育保健の院生のうち、1人は、短大の教え子だそうです。“だそうです”というのも、何となく無責任な響きがありますが、顔は見覚えがあったのに、名前が思い出せなかったのです。このように、年齢・経験が増すとともに、こちらははっきりと覚えていないのに、相手の方は、私のことを知っているということが結構あるようになり、正直、ちょっと困ったなと思います。もちろん、相手の方に失礼だという自覚があってそう思うのですが、教え子すべてを記憶している訳ではありませんので、ご容赦願いたいと思います。それから、とくに悪事を働いているということもありませんので、念のため。

 本格的な授業は来週から、また、院生によるプレゼンは5月に入ってからということで、オックスフォード大学出版局から発行されている本から、各院生が関心がある、または、研究テーマに関連する項目についてレポートをするという形式にしました。ただ、院生全員が英語がきちんと読めるというわけではありませんので、テキストには訳本も出ているものを選んでいます。

 今日は、午前中に定例の受診でしたので、あちこちと移動し、授業と研究指導をしましたので、ちょっとお疲れです。その間、研究倫理委員としての仕事(倫理審査の迅速審査)が1件入ってきました。仕事に出ていると、こういう予定外のことも入ってきますので、なかなか大変です。明日の仕事にしようと決めて、帰ってきました。

 その明日は、博士後期課程の授業が1コマ(心理学研究特講)と、後期課程の院生であるSbさんの研究指導です。その他、上記の倫理審査、学会誌の査読1編、論文添削1編、研究費の申請書2件……と、いくつかストックができています。締切の日程を睨みつつ、1つずつ処理していかないといけません。

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2008年4月 8日 (火)

朝から会議2つは、ちとキツイ

P4060022  今日は、朝9時半からの臨時教授会と、もう一つ、地域貢献委員会が予定されていました。今の状況で、混雑した通勤電車は、とても耐えられないと思い、贅沢なのですが、特急に乗っていくことにしていました。近鉄特急で、桑名から名古屋は、1区間、料金500円です。しかし、全席指定ですので、着席して行けるというのは、ありがたいと考えてのことです。昨日の帰りに前売りで特急券は買っておいたのですが、自分では、「8時22分発で」といったつもりだったのですが、朝、駅について、改めて特急券を見たら、1本前の「8時12分発」となっていました。この頃、徒歩のスピードも遅いので、用心してかなり余裕を見て、家を出ましたので、事なきを得ましたが、まだまだ、注意力は鈍いようです。

 もう一つ、注意力の問題なのか、思いこみのせいなのか、定かではありませんが、地域貢献委員会P4060036 は、13時30分からと手帳に書いてありましたので、そのつもりでいました。ところが、10時半過ぎに、「地域貢献委員会ですが、先生、ご出席になりませんか?」という電話をもらって、ビックリ。またもや、ミスをしていました。地域貢献委員会では、他のメンバーが気を遣って下さり、幸い、たいした仕事は割り当てられませんでした。

 ということもあって余計になのか、9時半から、ほぼ連続して2つの会議に出たせいなのか、とにかく疲れました。黙って座っているだけでも、うつの回復途上にある我が身にとっては、会議の場にいるだけで疲れます。また、朝早めの時間帯から、時間を設定されて、それに向けて行動するというのも、同様に、厳しいものがあります。

P4060037  午後からの予定のつもりが、時間が空きましたので、オムニバスで2コマだけ担当する授業の資料の修正を済ませて、15時前には、研究室を出て、帰路に就きました。名古屋駅で、テルミナ地下1階の三省堂に立ち寄って、本を2冊購入し、4時半前には帰宅、ということです。このあたりは、「みなし勤務制度」のお陰で、フォーマルにも問題にはなりませんので、ありがたいところです。

 以前、元気で、大車輪で働いていたときには、明るいうちに帰宅すると、罪悪感を感じたものですが、今は、やむを得ないことと割り切らせてもらっています。明日は、学部の新入生のオリエンテーションがあります。新入生達は、1日がかりですが、小生は、午後からのハラスメント相談の説明と、指導教員紹介だけですので、11時~3時くらいの勤務で、了解してもらおうと思っています。

P4060063  今日の写真は、6日(日)に撮影した桜の写真です。最初のものは、拙宅マンションの玄関です。次の2枚は、いつもの諸戸氏邸と桜を、惣構堀越しに撮っています。最後の1枚は、住吉ポンプ場裏の、惣構堀の端にある、2本のエドヒガンザクラです。よく見ていただくと、ピンクの濃いものと薄いものとがあり、2本の木ということがお分かりいただけるかと思います。昨日の雨風で、桜も散り始めています。

 

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