酒蔵

2018年12月27日 (木)

20181223近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 酒蔵めぐり油正『初日』と桃園三地蔵」へ(その3)……真光寺からいよいよ油正で酒蔵見学と試飲をして「完」

181223kintetsuhikinghisai2  12月23日、年内最後の近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 酒蔵めぐり油正181223kintetsuhikinghisai3 『初日』と桃園三地蔵」のその3です。今回でゴールできる見込み。光明寺、宝樹寺、栄松寺と回って、桃園三地蔵を拝観してきました。栄松寺でスタートから4.6㎞。栄松寺を11時に出て、この先、昔からの久居の町に入っていきます。右の実測ルートマップその3には、しまむらなどが見えますがこのあたりには来たことがあります。

Img_7154c 栄松寺から1㎞ほど、津市久居元町にある野辺山真光寺。11時25分着。こちらも天台真Img_7165c 盛宗のお寺。残念ながら、ここもネット検索では情報は出て来ませんし、久居城下案内人の方にいただいたパンフレットにも載っていません。このお寺は、かなり格式が高いお寺だったということで(久居城下案内人の方のお話し)、本堂の天井に、ご住職が江戸時代から明治時代にかけて葬儀や法要に出かけるときに使ったという駕籠が2つ下げてありました。
Img_7163c 山門の脇に地蔵堂があり、そこに石造の地蔵菩薩立像がおられます。高さImg_7158c 170cm。船底方の石に刻まれいます。体の割りに顔が大きく、優しいまなざしをしていらっしゃいます(津市指定文化財)。像には、慶長14(1609)年の銘があり、真光寺のために建立されたといいます。
Img_7166c 津市教育委員会の説明板。地蔵堂内に「石造五輪塔 3基」ともありまImg_7160c す。右の写真の端に写っているのがそれかと思います(が、5基ありますのでそのうちどれかは不明)。一石五輪塔(一本の石を刻んでつくったもの)。室町時代後半の天文年間(1532~55)につくられ、亡くなった人の供養に建てられたといいます。また、本堂には、鎌倉時代初期の作とされる木造地蔵菩薩立像があります(津市文化財)。
Img_7168c 境内にはこのほかにも、古いお地蔵様がいらっしゃいまImg_7171c したが、こちらについては詳細は不明。何らかの説明があるとありがたいのですが……。
Img_7156c 六地蔵様もおられました。
Img_7179c 栄松寺の先を右折し、昔からの町へ入っていきます。久居元町から久居Img_7181c 本町。商店街に向かいます。途中、神社が見えました。川併(かわい)神社です。門松がすでにしつらえられているのも見えましたが、油正さんも目前ですし、Gさんと一緒でしたので、寄り道はせず。創始は不詳ですが、このあたりは旧・野辺村といい、「野辺惣社」と称されて、久居城下設置以前は氏神であったといいます。戦国時代、荒廃していたものの、寛永2(1625)年、現在の本殿が造立され、また同7年には山城国宇治郡木幡神社より八王子を勧請したといいます。
Img_7183c 油正さんを目前にして通ってきた道を振り返ってしまいました(苦笑)。4Img_7185c 差路の交差点のすぐ脇にここまで来た道が通じていて、変則的な5差路になっています(左の写真で向かって左がここまで来た道)。中央の建物に「右すぐ江戸善→」とあります。さらに、西を見るとバス停が「江戸善前」となっています。気になります(笑)。これは何かすごいところかと思ったら、食器、包丁、金物類を売っているお店でした。
Img_7186c 与太話はこれくらいにして、いよいよ最大の目的地である油正さんへ到Img_7188c 着。12時ちょうど。スタートからは、6.2㎞。つい1ヶ月前に来たばかりのところ(2018年11月23日:油正さんの蔵開きと、かかしコンテスト……家内の実家方面にて)。
Img_7191c まずは、蔵見学へ。蔵の奥へと進んでいきますと、「初日(はつひ)」のしImg_7201c ぼりたてが出て来ています。「あらっぱしり」は、「荒走り(あらばしり)」。荒走りは、(もろみ)を圧搾濾過して、清酒と清酒粕に分離する操作をいい、あげふねとも呼ばれます。自動圧搾機が普及する以前は、酒袋(さかぶくろ)に醪をつめて、槽(ふね)の中にならべて搾ったそうです。まず、醪を酒袋(5~9リットル入り)につめ、槽(ふね)の中に並べて積みます。この間に、最初に出てくる白く濁った清酒を荒走り(あらばしり)というのです。
Img_7204c 早速、試飲をいただいてきました。前回、初めて飲んだときの方が、濃くImg_7208c て、アルコール度数も高いような感じがしましたが、微妙な差が分かるほどの通ではありません。決して「呑兵衛」ではありませんが、これは堪りません(微笑)。機会があれば、是非賞味なさることをお勧めします。
Img_7211c 試飲のあとは、これまたお約束の甘酒の振る舞いをいただいてきました。酒蔵で、そこの酒粕で造った甘酒も美味しいもの。何がどう違うか説明できるほどの味覚は持ち合わせていませんが、とにかく美味しい(微笑)。同行のGさんは、大吟醸の酒粕が欲しかったようですがあいにく売り切れ。
Img_7213c この日は、お楽しみ抽選会もありました。その商品は、油正さんのロゴ入Img_7237c りの前掛け。自分で使う機会はなさそうですが、これ欲しかったですねぇ。当選番号は、コースマップの番号の下2桁が72。残念。619番でしたから、掠りもせず(苦笑)。Gさんは、720番。惜しかった。
Img_7215c いつものように即売コーナーで、試飲した「あらっぱしり」を買ってきましImg_7241c た。720ml入りで¥1,400。ラベルには、「このお酒は、上糟(しぼり)中にくみ上げた“そのまま”の生原酒です。酒蔵でしか味わえない”味”をお楽しみください。含まれているもろみの発酵時のガスは、徐々に消えてしまいます。お早めにお召し上がり下さい」とあります。が、大晦日か、正月にと思って、冷蔵庫にキープ中。10日以内に飲むようにとありましたから、大晦日か元旦ならセーフ。
Img_7222c またもや余談。油正さんには、「油正ホール」があります。木造2階建、切妻造桟瓦葺の土蔵、149㎡のホールですが、もとは醸造のための米蔵兼精米所でした。江戸末期の建築で、登録有形文化財になっています。展覧会やコンサートなどが行われるそうです。
Img_7228c これにて、この日の近鉄ハイキングの予定は無事終了。久居本町の昔からの商店街を通って、近鉄久居駅へ。ゴールは、12時半。スタートから7.4㎞。Gさんは、これから四日市へ向かうということでしたので、一緒に久居駅を12時47分の名古屋行き急行に乗車。私は、桑名まで。13時40分に到着。¥820。一緒に行ってくださる方があるのも、また楽しという感じでした。
Img_7235c あみま倶楽部の会員証を更新して、この日でスタンプは3個目。これで、年内のウォーキング/ハイキングはすべて終了。新年は、まだ思案中。1月5日に近鉄ハイキングで伊勢神宮参拝のコースがあるのですが(特別企画ハイキング 新春初詣ハイキング 新春初願い・平成最後の伊勢神宮初詣~足神さんへもお参り~)、この日では伊勢も、近鉄電車も大賑わいでしょうね。まぁ、ゆっくり考えます。
Img_7196c オマケ。年末特別サービス(笑)。「初日」の樽の前で記念撮影。これらの樽は、伊勢神宮猿田彦神社二見興玉神社、護国神社、結城神社に奉納し、飾られた後、引き上げてきたものだそうです。まぁ、縁起物の一種。これで何か良いことがあるかもしれません(微笑)。

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2018年12月23日 (日)

20181223近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 酒蔵めぐり油正『初日』と桃園三地蔵」へ……予告編、年内のウォーキング/ハイキング納め

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 出がけに小雨がぱらついたりして、今ひとつの天気でしたが、年内のウォーキング/ハイキング納めということもあり、近鉄ハイキングに参加してきました。今回は、「酒蔵みてある記 酒蔵めぐり油正「初日」と桃園三地蔵」です。今日のところは、例によって予告編。
Img_6936c 受付・集合は、近鉄名古屋線・久居駅。すでに何度も利用したことがあり、Img_6931c 勝手知ったる駅。9時半から10時半が受付でしたので、桑名駅を8時42に分に発車する松阪行き急行に乗車。9時34分着。¥820。改札口に向かう階段・エスカレーターは、右の写真のようにラッシュ並みの混雑。酒蔵みてある記は大人気。
Img_6939c_2 本日のコースマップ。久居駅の東口駅前広場で受付、陸上自衛隊の久居181223kintetsuhikinghisai_2 駐屯地の南を歩いて、光明寺、宝樹寺、栄松寺から、真光寺を回り、酒蔵・油正さんで酒蔵見学。ゴールは、スタートした久居駅(ただし、西口がゴール)。マップ上7㎞。右は、実測ルートマップ。今日は、寄り道をしたのは、2ヶ所でしたので、実際に歩いた距離は、7.4㎞でした(立ち寄り先内で歩いた距離はカウントしていません)。これから訪ねる桃園(ももぞの)地区は、かつては桃園村と呼ばれ、鎌倉時代後期(正和3(1314))年につくられた石造地蔵菩薩が3体残っており、これが「桃園三地蔵」と呼ばれています(三重県文化財)。3体の地蔵尊は、次の通り:
  • 栄松寺地蔵菩薩立像(津市川方町)
  • 光明寺地蔵菩薩立像(津市新家(にのみ)町)
  • 宝樹寺地蔵菩薩坐像(津市牧町)
 製作年の明らかな石仏では、三重県内最古のものです。
Img_6948c スタートの久居駅東口広場前には、「緑の風公園」があり、その一角には、「上野英三郎博士とハチ公」という銅像があります。あの忠犬ハチ公です。飼い主の上野英三郎博士が、現在の津市久居元町(一志郡本村)に生まれたという縁でここに平成24(2012)年10月銅像が建てられたのです。2016年4月28日にこれを見に来ています(久居駅で忠犬ハチ公、自衛隊の駐屯地など……家内の実家へ)。
Img_6968c 久居駅のすぐ東には、陸上自衛隊の久居駐屯地があります。主要部隊は、第33普通科連隊Img_6928c この駐屯地の歴史は古く、明治41(1908)年に旧日本陸軍の駐屯地として発足しています。大正14(1925)年には、名古屋市の守山駐屯地から歩兵第33聯隊がここに移ってきています。
Img_6992c スタートから約2㎞。来迎山光明寺天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)のお寺。地蔵菩薩立像Img_6999c の他、木造阿弥陀如来立像と、木造二十五菩薩像があります。二十五体の仏像群はいずれも江戸初期の作で、阿弥陀如来が西方浄土から二十五菩薩をしたがえて来迎される様子を彫刻化したもので、二十五菩薩象がすべて揃っているのは極めて珍しいそうです。
Img_7007c 地蔵菩薩立像は、本堂脇にある地蔵堂に安置されています。高さ2.11mで光背があり、半浮き彫りになっています。先に述べたように、正和(しょうわ)3(1314)年の建立銘があるそうです。こちらのブログの情報に寄れば、
「栄松寺が同年8月16日、光明寺が8月24日、宝樹寺が8月29日の造立、殆ど同時期に同一作者だと思われる石工の作」だといいます。写真を並べてみると、姿形が何となく似ている気もします。
Img_7044c 光明寺から近鉄名古屋線・桃園駅の南を通って1.2㎞、桃園駅からは300mほどでしょうか、宝樹寺へ。こちImg_7049c らも天台真盛宗のお寺。本堂は新しい感じです。
Img_7054c 宝樹寺も、地蔵堂があり、その中に地蔵菩薩坐像がおられます。高さ2.17m。円形の基台に複弁の反花(かえりはな)我刻んであり、その上に扁平にした丸形で、蓮の花弁を並べた「しきなす」、さらに単弁の台座を置いて座像が安置されていると、説明板にありました(微笑)。もう少し勉強しないといけませんねぇ。顔を洗って出直してきます。
Img_7078c 宝樹寺を出て、少し行ったところに道標(津市牧町)。写真は、西から宝樹寺の方角を撮っています。「左 さんくうみち 右 ならみち」と刻まれています。あれこれ眺めていたら、私よりも高齢の女性、二人連れの方が「何と刻んでありますか?」とお尋ね。現地では、「さんくう」が読めませんでした(苦笑)。このあと永松寺で久居城下案内人の方に伺ったところ、この道は、「奈良道」だそうです(まだ十分には調べが付いていません)。
Img_7086c 道標の先にかなり古びた神社がありました。立ち寄りポイントではありまImg_7104c せんが、ここに立ち寄らなければどこに立ち寄るということで、寄り道。社号標などはありません。帰ってから地図で調べたら、八柱神社。郷里にも同じ名前の神社がありました。残念ながら、ネット検索では何も出て来ません。ここには、山の神が6柱合祀されている他、神武天皇御陵遙拝所がありました。
Img_7114c コースに戻り、いったん雲津川の堤防に出て、すぐに北上。細い川というImg_7130c か、水路というかそれ沿いに歩いて行きます。地図を見ても、名前が書かれていないくらい(調べが足らないだけかもしれませんが)。遠くに青山高原や、そこにある風力発電の風車も見えました。
Img_7140c 宝窟山栄松寺。真宗高田派のお寺。山門は、コウヤマキでできていまImg_7145c す。桃園の集落は、以前は、もっと雲津川に近いところにあったそうですが、洪水を避けて少し高い、現在地あたりに移ったそうです(久居城下案内人の方のお話し)。洪水で流されるということもあって、このようなコウヤマキ山門になったということでした。
Img_7147c  桃園三地蔵の3体目、地蔵菩薩立像が安置されています。像高66cm。方形の凝灰岩の一材を光背の形に彫りくぼめて(がん)(厨子)状にし、その中に半肉彫りになっています。龕は、仏像を納めるため,岩壁を掘りくぼめた場所。桃園三地蔵は、これですべて拝観しました。
Img_7154c 栄松寺から1㎞ほど、津市久居元町にある野辺山真光Img_7165c 寺。こちらも天台真盛宗のお寺。このお寺は、かなり格式が高いお寺だったということで(久居城下案内人の方のお話し)、本堂の天井に、ご住職が江戸時代から明治時代にかけて葬儀や法要に出かけるときに使ったという駕籠が2つ下げてありましたし、葛籠と思われるものも2つありました。本堂には、鎌倉時代初期の作とされる木造地蔵菩薩立像があります(津市文化財)。
Img_7158c_2 真光寺にも石造地蔵菩薩立像があります(市文化財)。こちらは、江戸時Img_7160c 代のもの。慶長14(1609)年の銘があるそうです。真光寺のために建立されたといいます。地蔵堂に納められていますが、同じお堂内には、津市文化財に指定された石造の五輪塔も3基あります。1つの石を刻んでつくられる「一石五輪塔」で、室町時代後半の天文年間(1532~55)につくられました。
Img_7190c 真光寺から、本日のメインイベントである、油正さんの酒蔵見学は目のImg_7191c 前。4~500mほど。1ヶ月前にも蔵開きで来ました(2018年11月23日:油正さんの蔵開きと、かかしコンテスト……家内の実家方面にて)。蔵開きのときに比べると、静かでした(微笑)。あのときは大賑わい。
Img_7201c 今日も蔵見学&試飲。油正さんは、「初日(はつひ)」というブランド。蔵開Img_7204c きのときもそうでしたが、しぼりたての「あらっぱしり」を今日も試飲させてもらいました。前回の方が、濃くて、アルコール度数も高いような感じがしましたが、微妙な差が分かるほどの通ではありません。
Img_7213c 今日のハイキング、配られたコースマップに振られた番号で、抽選会がImg_7237c ありました。油正さんの「初日」の前掛けが当たるということでしたが、残念ながら外れ。当選は、下2桁が72でしたが、私のマップのナンバーは、619。
Img_7215c 今日も、即売会でお買い上げ(苦笑)。いつも通り、試飲をしたお酒を買Img_7241c います。もちろん「あらっぱしり」です。720mlで、¥1,400。年越しか、新年の酒と思って買ったのですが、「含まれているもろみの発酵時のガスは、徐々に消えてしまいます。お早めにお召し上がり下さい」と書いてあって、気になりますねぇ(笑)。10日ほどは大丈夫そうですから、予定通りのつもり。
Img_7228c ゴールの久居駅には、12時半に到着。今日、途中の栄松寺で、旧知のG先生と合流。油正さんの蔵開きに行きたいということです。G先生も、「あらっぱしり」と酒粕をお買い上げ。四日市に行くとおっしゃるので、一緒に久居駅を12時47分の名古屋行き急行に乗車。私は、桑名まで。13時40分に到着。¥820。一緒に行ってくださる方があるのも、また楽しという感じでした。
Img_7235c あみま倶楽部の会員証を更新して、今日でスタンプは3個目。これで、年内のウォーキング/ハイキングは終了。新年は、まだ思案中。1月5日に近鉄ハイキングで伊勢神宮参拝のコースがあるのですが(特別企画ハイキング 新春初詣ハイキング 新春初願い・平成最後の伊勢神宮初詣~足神さんへもお参り~)、この日では大賑わいでしょうね。まぁ、ゆっくり考えます。
 本編は、また明日以降、年内には書き終えるつもり。ただ、ネットだけでは調べが付かない気もしています。

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2018年12月18日 (火)

20181209近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 青木酒造の銘酒「米宗」をたずねて」へ(その2)……青木酒造、源空寺に立ち寄った後コースミスで余分に歩いて弥富駅へゴール(完)

20181209kintetsuhikingyatomi2  12月9日の近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 青木酒造の銘酒「米宗」をたずねて」の続き(その2)です。その1では、薬師寺の大楠、鯏浦城跡を見て、難畑地蔵尊、興善寺地蔵を巡ってきました。東名阪自動車道・弥富インターのあたりから北へ向かいます。青木酒造までは1㎞あまり。

Img_5622c スタートからほぼ3㎞地点。西に養老山地が見えます。雪をかぶっていますImg_5626c し、養老山地から吹き下ろす風がけっこう冷たい。田園地帯を黙々と進みますが、今シーズン初の酒蔵みてある記ですから、期待も高まるのです(苦笑)。
Img_5662c スタートから3.8㎞、青木酒造に10時半に到着。実は、近鉄弥富駅から東名Img_5669c 阪自動車道を越え、愛西市(青木酒造は、愛西市本部田町)まで行かねばならないということで、かなり遠いイメージを持っていました。しかし、歩いてきてみて、けっこう近かったのに驚き。青木酒造さんの創業は、文化2(1805)年。江戸時代後期、210年以上の歴史があります。
Img_5637c まずは、抽選会の結果を確認。近鉄ハイキングのコースマップには、ナンバーが振ってあります。このナンバーで抽選というワケ。今回のナンバーは113。何度も見ましたが、残念ながら、何も当たらず(苦笑)。掠りもしませんでした。
Img_5642c 気を取り直して、試飲コーナーへ。ここは無料試飲。別に1杯100円でのImg_5639c 有料試飲コーナーもありました。まずは、「純米 米宗(こめそう)」を。「完全発酵 初しぼり 無濾過生原酒」だそうです。ここに出ている「初しぼり 若水しぼりたて」と同じだと思います。純米酒で、辛口。トロッとした印象。美味い!
Img_5647c 飲みながら試飲コーナーを見ていますと、お代わりしても大丈夫そうでしたし、純米・米宗の他に、梅酒も出て来ていましたので、これも試飲をお願いしました(微笑)。山廃本醸造原酒と梅酒用品種である剣先梅を氷砂糖は控え目にして漬け込んだ梅酒だそうです。梅酒のエキスがかなり感じられました。
Img_5649c 続いて、甘酒の振る舞いへ。酒蔵の酒粕で造られた甘酒は、どこでいたImg_5634c だいても美味しい(微笑)。体も温まります。
Img_5654c 続いて即売コーナーへ。たいていは、試Img_5736c 飲した酒を買ってきます。「純米 米宗(こめそう) 完全発酵 初しぼり 無濾過生原酒」の720ml入りを買ってきました。¥1,300と、なかなか良いお値段ですが、たまにはいいでしょう。この頃、愚息もこれを密かに楽しみにしています。
Img_5658c ところで、土産を買っていると、試飲コーナーから、「いきなり開けると危険だから、ちょっと待って」という話が聞こえImg_5657c て来ました。「危険な酒?」とは、気になります。そういえば、即売コーナーでも、小生が買った酒の隣にあった瓶に「危険 生原酒」と書かれたものがありました。これも試飲できるならと、無料試飲へ再度突入(笑)。「米宗の活性ふなくち 手汲みどぶ」です。どぶろくでした。純米生にごり酒で、瓶の中で2次醗酵させているため、いきなり開けると、炭酸ガスが吹きこぼれるということでした。最後に、最初の「純米 米宗」をもう1杯いただいて、試飲も、青木酒造みてある記も無事終了(微笑)。都合4杯も試飲してしまいました。
Img_5666c 青木酒造滞在は15分ほど。寒かったせいもあるのか、さほど飲んだ感じImg_5675c もありませんでした。ましてや酔っているという自覚はほとんどゼロ。青木酒造からは東に向かいます。300mほどのところに源空寺というお寺がありましたので、立ち寄って来ました。
Img_5681c 浄土宗のお寺。稱名山源空寺。由緒などを記した看板なImg_5684c どはありませんでしたが、例によって、ネット検索すれば何か分かると高を括ったのが間違いでした。浄土宗のお寺を検索するサイトでは出てきたものの、それ以外は分かりませんでした。楠でしょうか、大木が印象的です。
Img_5677c お寺の入り口に地蔵堂。さらに境内の墓地への入り口あたりには、お社Img_5685c が3つあったのですが、これも不明。木柱が建っていたものの、文字は読めず。やむなく、境内を一通り拝見してそのまま出て来ました。
Img_5691c このあとすぐの道を右折するのが、本来設定されたコースでしたが、「違うな」と勝手に思い込んでさらに300mほど先に行ってから右折。ところが、マップにある神社が見えず。「間違えたな」とは思ったのですが、正規ルートを行っても、再び東名阪自動車道に突き当たって右折し、西に向かいますから、そのまま間違ったルートで行くことにしました。同じあたりで、女性の参加者の方も、「私、地図が読めないんです」といって迷っておられたのですが、お誘いして同行。「旅は道連れ、世は情け」とばかりに(笑)、世間話や、ハイキングの話をしながら、本来のコースに戻りました。帰宅してから確かめたら、500mほど余分に歩いていました(苦笑)。冒頭の実測ルートマップには、正規ルートも入れてあります。「何本目で曲がる」ということもきちんと確かめないといけないという教訓を得ました。
Img_5694c 青木酒造から弥富駅までは立ち寄るところもありませんので、ひたすらゴImg_5696c ールの近鉄弥富駅を目指します。途中、愛西市西條町あたりで、アヤシげな(失礼)漢方薬局を発見。営業しているのかどうかも定かではありません。この日は閉まっていました。「薬草」と大書されていたり、「スッポンまむし」という看板があったりでした。
Img_5698c 往きに通った西中地北交差点で左折すると、弥富市内に戻ります。ここ20181209kintetsuhikingyatomi1 から南下。西中地の交差点からは、往きのルートをそのまま戻ります。再び難畑地蔵尊を見て、このあたりで7㎞。弥富駅も近づいてきます。
Img_5711c 11時43分に近鉄弥富駅に戻ってきました。歩いたのは7.7㎞。コースミスをしなければ、7.2㎞でしたが、まぁ歩きに来たのですから、多少はいいでしょう。養老でしでかしたように2㎞も余分に歩くといけませんが……。要した時間は、2時間15分。立ち寄り先が少なかったのと、あまりウロウロと見て回るところがなかったからです。11時55分に五十鈴川行き急行がありましたので、それで帰宅。桑名駅着は、12時1分。¥260。
Img_5744c 前日に続き、あみま倶楽部のスタンプをゲット。12月16日にはJRさわやかウォーキングがありました。神楽酒造へ行くものでしたが、研究会で参加できませんでした。この次は、12月22日の近鉄ハイキング「巨大かぼちゃ「中風封じの田村寺」と垂坂公園を訪ねて!」。去年も行ったコースですが、今年も行こうと思っています。

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2018年11月23日 (金)

油正さんの蔵開きと、かかしコンテスト……家内の実家方面にて

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 冬の空です。桑名では、最高気温が 12.8℃だったといいます。今日は、予Kurabiraki 定通り、津市久居本町の油正さんの蔵開きに行ってきました。今日は、オヤジの命日ですが(15回忌)、家内の実家へ行きがてら、覗いてこようと考えた次第。ここの「初日」という日本酒は、家内の父が愛飲していたものなのです。酒蔵見学としぼりたてのお酒の試飲が、午前10時~正午まで。しぼりたての“あらっぱしり”の販売もあるのです(こちらは午後2時まで)。きわめて勝手ながら、両方の父親の供養になるということです(微笑)。
Img_3065c 8時15分にクルマで出発、10時20分頃到着。油正さんは、津市久居本町にImg_3108c あります。創業は明治2(1869)年ですが江戸時代に久居城下で店を構えていた「油屋」から屋号を引き継いだ酒造業「油正商店」に遡るそうです。昭和5(1930)年に油正醸造合名会社を設立して醤油・味噌の醸造を開始し、昭和32(1957)年、株式会社になっています。
Img_3072c 入場無料ということで、小生が到着したときにはすでに大賑わい(笑)。昨Img_3090c 冬、近鉄ハイキングやJRさわやかウォーキングで酒蔵巡りをいくつか経験しましたが、同様の賑わい。皆さん、即売の酒を買って、地域の物産販売や飲食店の出店でつまみを買い、あちこちで宴会状態(爆)。
Img_3073c 小生も、酒蔵見学&試飲会にまっしぐら(笑)。しぼりたての新酒(生原Img_3079c 酒)を試飲できるのです。名付けて「あらっぱしり(荒走)」。しぼりたての新鮮な風味を味わえるのです。昨日(11/22)に上槽(しぼり)中にくみ上げたという、そのままの生原酒。酒蔵でしか味わえないというもの。一人一杯。
Img_3081c 試飲のあと、早速お買い上げ(微笑)。720mlで¥1,400なImg_3080c り。決して「大酒飲み」ではないと思っていますが、こういうのは堪りません。
Img_3244c こちらが買ってきた「あらっぱしり」。耐えきれず、先に飲んでしまいましたImg_3247c (苦笑)。このように蔵元で買ってきた生原酒は、酒飲みの方でなくとも、十分楽しめます。辛口。口当たりは抜群。87歳の家内の母も我が家に来てもらいましたが、供養の酒ということで味わってもらいました(家内の父の命日も、11/7なのです)。
Img_3217c 油正さんで試飲のあと、近鉄久居駅まで歩いて、バスに乗り、実家へ。Img_3157c 実家あたりでは、「秋の収穫祭」(11/25)にあわせて、第11回かかしコンテストが開催されています。毎年、これを見るのを楽しみにしています(かかしコンテスト作品その1かかしコンテスト作品その2)。
Img_3172c 左は、今年の最優秀賞。「弓引きする兎と蛙」。久居総合誌所地域振興Img_3147c 課の皆さんの作品。その他に目だったのは、テニスの大阪直美選手。大阪直美選手をモチーフにした作品は2体ほどありました。
Img_3195c かかしコンテストの会場近くでは、トビを目撃。家内の実家方面では、トビImg_3235c がたくさんいます。さらにある温泉旅館の裏を流れる川では、アオサギ。いやぁ、充実した1日でした。明日は、JRさわやかウォーキングへ出かけ、夜は桑名水郷花火大会の予定。

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2018年11月22日 (木)

揖斐川でミサゴのダイビング……午後からの散歩【野鳥リストを追加(11/26)】(

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 午前中は雨という予報でしたので、おとなしくお仕事(微笑)。来月の研究会(こちら)の予習をしていました。心理アセスメントを行ったり、スーパーヴィジョンをするときには、自分で検査結果をあれこれとグラフに描き直したりして考えます。話を戻しますが、雨は、結局、ほとんど降りませんでした。しかし、昼頃からは、北西の風が数m/s。冬らしくなりました。二十四節気では、今日は、小雪。冬めいて乾燥した冷たい空気が張り詰めてくる頃。まさにその通りという1日。
Img_3024c 午後になって晴れてきましたので、14時25分から散歩。住吉神社、九華公園を往復して、4.7㎞。午後からでは鳥もいないだろうし、誰にも知り合いには会わないだろうと思ったのですが、そうでもありませんでした。九華公園では、アコーディオン奏者のMさんにずいぶん久しぶりにお目にかかりました。木曜の午後、公園に来て演奏しておられます。帰り道では、Aくん(散歩友達のワンちゃんです)のお母さんにも。こちらも久しぶり。いずれもしばらくお話ししていて、帰宅は16時。日が陰ってきますし、メダカの世話をしないといけないからです(笑)。
Img_2718c 今日のトピックスは、こちら。三の丸水門に来たとき、揖斐川上空からミサゴImg_2722c がダイビングしてきたのです。慌ててカメラを構えて撮れたのがこれら。100mほど先。ボラと思われる魚をゲットして、長良川との中洲方面へ飛び去りました。
Img_2697c 話を少し戻します。住吉神社の前、揖斐川の堤防では、土曜日(11/24)のImg_3019c 桑名水郷花火大会の準備がかなり進んでいました。招待席&有料席の椅子が並べられています。招待席は、弁当が付くらしい(愚息の情報)。当日の天気予報は、晴れ時々曇り、最高気温14℃、最低気温7℃。ちょっと厳しいのではないかという気がします。散歩友達の方々とは、「どうせ冬にやるなら、大晦日とか、正月にやればいいのに」という話をしています。
Img_2704c 打ち上げ場所の中洲でも準備が進んでいます。花火を打ち上げるための筒なども並んでいますし、テントも張られていました。当日(11/24)、昼間は四日市で開催されるJRさわやかウォーキング(日本最古の鉄道可動橋と四日市旧港まちあるきウォーキング)に行こうかと思っています(これは、去年、鉄道会社のハイキング/ウォーキングに初めて参加したのとほぼ同じコース)。花火は18時半から1時間。2尺玉は20発ということです。いつも通り、拙宅玄関前から見るつもり。
Img_2702c 揖斐川ではヒドリガモが16羽ほど。折からの強風でかなり波立っているところを漂っていました。ヒドリガモたちは、こういう強風の日でも平気で川にいたりします。
Img_3042c 九華公園。カモは合計55羽。左の写真は、カウントしようと思って、橋にImg_2770c 立ったら集まってきたところ。近くをふと見たら、旅ネコさんが覗き込んでいました。「狩りの本能」をかき立てられるのでしょう。ハシビロガモのオス1羽、メス4羽、ヒドリガモはⅡペア+オス1羽、ホシハジロのオス1羽、メス2羽で他はキンクロさん。
Img_2760c ヒドリガモは、先日も見たのと同じようなディスプレイ行動を魅せてくれまImg_2762c した。こちらのブログにある行動とよく似た行動と思われます。やはり求愛のディスプレイと思えますが、2組が同時にするのがおもしろい。九華公園に出かけたとき、また注意して見ることにします。できれば動画も記録したいところ。
Img_2751c アオサギはいつものところ。ゴイサギ&ホシゴイは、肉眼ではそれぞれ1Img_2754c 羽でしたが、かえってから写真を確認したら、ゴイサギが別にもう1羽いたようでした。
Img_3048c 朝日丸跡ではモズのオス。このほか、本丸跡では、シジュウカラやヤマガラの鳴き声が聞かれたものの、姿は見えず。管理事務所に立ち寄って、管理人Sさんとしばらく歓談して来ました。
Img_3024c_2 ところで明日は、オヤジの命日ですが(丸14年)、久居にある蔵元・油正Kurabiraki (あぶしょう)さんで蔵開きが行われます。家内の実家へ行きがてら、覗いてこようと思っています。ここの「初日」という日本酒は、家内の父が愛飲していたものなのです。酒蔵見学としぼりたてのお酒の試飲が、午前10時~正午まで。しぼりたての“あらっぱしり”の販売もあるのです(こちらは午後2時まで)。
 野鳥リスト(11/26追加):
  • カワラヒワ(諸戸氏庭園)
  • ヒヨドリ(諸戸氏庭園、九華公園)
  • ヒドリガモ(住吉神社前の揖斐川)
  • ハクセキレイ(七里の渡し跡)
  • ミサゴ(揖斐川、ダイビング)
  • アオサギ
  • ゴイサギ
  • ホシゴイ
  • ハシビロガモ オス、メス
  • ヒドリガモ オス、メス
  • ホシハジロ オス、メス
  • キジバト
  • モズ オス
  • カワラヒワ

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2018年4月 7日 (土)

風雨をついて、灯街道・桑名宿イベントへ……「青雲 樽酒」をゲット(笑)

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 夜6時半を過ぎてから、灯街道・桑名宿のイベントへ。空模様が怪しかったImg_1035c のですが、あとから書きますが、「青雲 樽酒」をゲットしようと出かけていったのです。しかし、住吉神社を過ぎ、七里の渡し跡へ向かう途中から、雨が降り始め、風も強くなってきて、春の嵐状態(苦笑)。初志貫徹!とばかりにそのまま柿安コミュニティパークへ。
Dscn6630c 初志貫徹という気持ちはともかく、雨風と寒さで写真を撮るのはけっこう難Img_1043c しい(苦笑)。家内に無理矢理頼んで傘を持ってもらい、写真を撮ってきたものの、不出来写真のオンパレードでした。右上(七里の渡し跡)、左の写真(蟠龍櫓)は、いつものライトアップ。右は、柿安コミュニティパークにあった大型屏風絵行燈。
Img_1049c こちらは帰り道に、七里の渡し跡にある伊勢一の鳥居に立ち寄って撮ってDscn6631c きました。去年も同じアングルで撮っています。撮影スポットの一つなのですが、あいにくの雨でカメラを持った方もごく少数。右は、料亭・船津屋。旧・大塚本陣の跡にあり、建物と相まってなかなかの風情を醸し出すはずでしたが、雨で当てが外れました(苦笑)。
Img_1055c 小降りになって来たので、住吉入江の三崎見附近くまで足を伸ばして、「傘Dscn6641c あかりオブジェ」を確認。先日の夜来たときは、ライトアップされていませんでしたが、今日はしっかりと後ろからライトが当たっていて良い感じ。右は、ここから帰る途中、住吉入江脇の遊歩道で撮ったもの。鑄物灯籠の明かりが、濡れた遊歩道に反射し、また、側の街灯の明かりも当たっていてなかなかの光景。今晩のベストショット(笑)。
Img_1048c 貫徹した初志は、こちら。後藤酒造場の「青雲 樽酒」。ブースでは1杯Dscn6653c2 ¥200。720ml入りの瓶を1本購入。¥1,000。「できるだけお早くお召し上がり下さい」という注意書きに素直に従いました(微笑)。

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2018年3月 8日 (木)

JRさわやかウォーキング「老舗造り酒屋で利き酒と蟹江のまちを散策」へ(その3)……日吉神社で「蕃塀」を見て、いよいよ山田酒造へ(続く)

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 3月4日に出かけたJRさわやかウォーキング「老舗造り酒屋で利き酒と蟹江のまちを散策」のその3です。調べながら書いていますが、調べてもよく分からないとか、情報がスッキリ整理できないとかけっこうあります。たとえば、神社について、三重県内の神社については「神社検索(三重)」というサイトがあり、大変参考になります。皇學館大学現代日本社会学部神社検索システム研究会と三重県神社庁教化ホームページ委員会とが共同で制作しているサイトです。神社庁に所属している、三重県内の神社の基本的な情報が載っていて、御祭神、由緒などが分かります。ここから、各県の神社のリストにリンクがあるものの、蟹江町のある愛知県については、神社名、住所しかリストアップされていないのです。
Img_2481c  さて、その3は、こちら、日吉神社からとなります。地図でお分かりのように、コースもほぼ半ばまで来Img_2483c_2 ています。ただし、今回のウォーキングでは立ち寄りスポットにはなっていません。蟹江新町にあります。
Img_2486c 由緒書によれば、江戸時代の天和2(1682)年以前に創建されたと伝えられ、祭神は大山咋命(オオヤマクイノミコト、別名 山末之大主神(ヤマスエノオオヌシノカミ))です。「大山に杭(咋)を打つ神」、つまり大きな山の所有者を意味する山の神といいます。この日吉神社は、江戸時代には「山王社」と呼ばれ、明治時代に「村社日吉社」と改められています。明治時代の神仏分離令により、本社である「日吉山王(滋賀県大津市)」が、「日吉神社」に改めたのに倣っています。平成6(1994)年に蟹江第二学戸土地区画整理事業に伴い、蟹江新町字村西にあった神社を現在地に移し、本殿・祭文殿・拝殿・神楽庫を再建、社務所を造営したといいます。
 なお、明治時代に地区内の地蔵寺の鎮守神であった白山社とともに、秋葉社も合祀されています。それにしても、このあたり秋葉社の多いこと。何か理由があるかも知れません。
Img_2489c ここ日吉神社で目を引いたのは、拝殿前にある幅2m半ほど、高さ2mあまりの石造の塀のようなものでした。これまでにこういうものを見た記憶はありません。調べてみますと、「蕃塀(ばんぺい)」というものでした。分かりやすく言えば、「神社の拝殿の前にある衝立状の塀」ということです。
Img_2501c 「蕃塀マニア」というブログによれば、伊勢神宮にもあるようですし、愛知県尾張地域にかなりたくさんあるそうです(特有といっても良さそうです)。このブログの説明によれば、“「不浄除け」、「透垣」、「籬」などとも呼ばれる。正殿を直視しない(できない)ようにするとか、不浄なものの侵入を防ぐために造られたと思われるが、正確な目的は不明である”ということでした。この日吉神社の蕃塀についても、蕃塀マニアさんのブログのここに説明があります。
Img_2493c 拝殿前の狛犬は、かなり古いものと思われました。台座には大正時代のImg_2496c 文字が見えましたが、狛犬の方はもっと以前のもののように見えます。
Img_2490c_2 この日吉神社には、日吉社の神使である猿が本殿に保存されていて、魔除けの猿といわれていることや、文政年間に作られた神楽屋形があり、また、これらが日吉神楽とあわせて蟹江町無形民俗文化財に指定されているのですが、事前のリサーチが不十分で、この時点ではつゆ知らず。そのまま次へ向かってしまいました。
Img_2512c次のポイントは、ポンレベック(Pont-l'Eveque)というココット料理とパンで有名なお店。家内は行ったことがあるそうですが、普段から大人気、大賑わいの店と聞いていました。今回は、JRさわやかウォーキングの立ち寄りポイントにもなっていて、店からお客さんがあふれていました(笑)。やむなく写真を撮っただけでここも通過。「カフェを併設したパン屋です。多い日には1日に400本近く焼く1本100円(外税)のバゲットとそのバゲットを使った明太バゲットが一番人気です」ということですから、また別の機会に是非とも来てみたいと思います。
Img_2517c 「漬け物 若菜」もあった県道29号線を渡り、北へ。JR関西線の線路沿いImg_2520c を歩きます。途中で踏切を渡って、関西線の北側へ。水田などもあるところを歩きます。5km地点あたりで線路脇にアオサギがいるのを見つけました(微笑)。
Img_2525c 5km地点を過ぎて、右手にお寺や神社らしきものが見えました。が、山田酒造さんが近いようなので、そちらへ急ごうというモチベーションが強すぎて、パス(苦笑)。ちなみにお寺は、八幡山松秀寺(曹洞宗)。寺伝によれば、天文23(1554)年草創の古刹です。以来幾多の易地におよび、困窮、試練に遭遇し、平成15(2003)年4月、約430年ぶりに草創の地である現在地に移転したといいます。神社は、八幡神社。
Img_2530c 5km半ほどのところ、須西小学校の東で、再び蟹江川を渡ります。この橋Img_2528c は、「飾橋」となっていて、右の写真のような飾りが、親柱にありました。須成祭の時、飾られた祭船に役者や供の者が全員乗船し、ここから天王橋に向けて出発します。祭船を飾ったことから飾橋の名が付けられたといわれています(こちらを参照)。
Img_2534c 飾橋を渡ると、山田酒造さんの建物が見えてきます。ようやくここまでやImg_2535c って来ました(微笑)。いよいよ「老舗造り酒屋での利き酒」です。ちなみに、蟹江川は木曽川や庄内川の分流で、酒造りに適した伏流水が湧き出ていたため、江戸時代から明治にかけて酒造りが盛んで、明治の初めころ、蟹江町内には十数件もの造り酒屋があったそうです(現在は、ここ山田酒造さんと甘強酒造さんのみ)。
Img_2536c 屁理屈、講釈はさておき、試飲コーナーへ。ところが、ここで若干迷う羽目に陥りました。無料の試飲と、純米大吟醸一杯300円の試飲と2ヶ所あるのです。純米大吟醸の方は、係の方が呼び込みを掛けていて、「とても300円とは思えないくらい美味しいお酒ですよ」などと誘うのです(苦笑)。迷わされますねぇ。こういうのを心理学では、「接近-接近型コンフリクト(葛藤)」といいます。つまり、両方とも好ましいものから1つ選べといわれて、迷う事態。
Img_2541c ちょっと考えた末、取り敢えずは無料でいただける試飲を1杯。のどごしもよく、軽くて美味しいお酒でした。酒飲みではありませんから、小生には十分なお酒です(微笑)。
Img_2551c 余談めきますが、この山田酒造さん、明治4(1871)年に創業しておられImg_2554c ます。けっこう立派なお庭があったり、玄関先にには錦鯉が飼われていたりと、なかなかの風情でした。このお庭あたりで試飲のお酒をいただきました。叶うことならば、ゆっくりと味わえる機会が欲しいものです。
Img_2556c さらに余談は続きますが、今回はこのように歓迎していただきましたImg_2559c (爆)。「酔泉」と「最愛」というのが、山田酒造さんのブランド。このあと、甘酒の振る舞いをいただきました。熱々、なかなか冷めません。今までに振る舞っていただいた甘酒の中でも好みの部類に属します。
Img_2681c このあと、土産を探しに即売所へ。今回の試飲のお
Img_2685c 酒ではないと思いますが、この「酔泉 しぼりたて 生原酒」(720ml ¥1,000)。をお買い上げ。季節限定商品であります(限定に弱いのです)。「やや甘い感じで、濃いめ」でした。先だっての近鉄ハイキングの酒蔵みてある記で試飲した「早川酒造部」の「天一 蔵出し 生原酒」に似た感じでした(こちら)。どちらも川の伏流水を用いていますが、河口部に近いという共通点があります。
Img_2565c 山田酒造さんの東で、JRさわやかウォーキングにあわせてイベントが開催されていました。小生が行ったとき、ちょうど「戸山流居合道美濃羽会」の演武が始まるところでした。「戸山流居合道」は、「戦時中陸軍戸山学校にて創設された日本に於ける実戦を想定且つ経験した最新にして最後の居合道」だそうです。
Img_2571c 真剣で真竹を試し切りする演武も行われました(こちらの戸山流居合道のサイトにも画像があります)。蟹江町PR隊によるイベントの一つでした。「新選組 蟹江に見参!!!」という文字も見えました。尾張国海部郡須成村(現在の蟹江町須成)出身の佐野七五三之助(天保5(1834)年生まれ)が江戸で北辰一刀流を学んだ後、元治元(1864)年、30歳のとき新選組の隊士となり京へ行ったのです。
Img_2593c 真剣による試し切りの演武を見た後、どうしても気になり、もう一度山田Img_2599c 酒造さんに戻りました(苦笑)。気になったのは、もちろんこちら。純米大吟醸の試飲です。いい年をしているのに、欲求には勝てません。まだまだ修行が足りません。こちら、山田錦を使っています。普通に買えば、720mlで¥2,500という良いお値段(こちら)。
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 「清水の舞台から飛び降りる」気持ちで、という大げさなほどではありませんが、ものは試しと思って、¥300と引き替えに試飲をしてきました。こちらの試飲、メジャーカップできちんと分量を量って飲ませてもらいました。上品な感じでしたし、さすがに大吟醸でした。飲み比べもできましたので、これで心置きなく次へ進むことができます。11時半に山田酒造を出発。
 このあと、神社がもう一ヶ所あります。その4で完結予定です。

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2018年3月 4日 (日)

今日は、JRさわやかウォーキング「老舗造り酒屋できき酒と蟹江のまちを散策」へ(予告編)

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 今日は、JRさわやかウォーキングで「老舗造り酒屋できき酒と蟹江のまちをKaniecoursec 散策」へ行ってきました。桑名駅を9時2分発の普通電車・名古屋行きに乗車。蟹江駅には、9時21分着。コースマップを受け取り、9時27分にスタート。曇天でしたが、寒くはなく、多少汗ばむほどでした。右は、今日のコースマップ。マップ上は、6.2㎞、約1時間半で、家族向きということでした。
20180304jrwalkkaniec 実際に歩いたコースは、こちらの地図の通り。いつものように若干寄り道をしましたので、7.1㎞。ゴールも蟹江駅で、11時53分に到着。ほぼ2時間半でした。今日も予告編です。
Img_2349c スタートは、こちら、JR関西線・蟹江駅。桑名駅からは、名古屋に向かって4駅目。関西線は、まだ単線区間が残っていますので、途中では「行き違い」があります。受付は8時半からでしたので、蟹江駅に着く前には、すでに歩いている方も多数見えました。
Img_2357c 最初の立ち寄りポイントは、漬け物屋さんの若菜。1㎞足らず。試食や、即Img_2366c 売会がありましたが、写真を撮っただけでパス。若菜さんを出ると、城のような建物が見えてきて、気になっていましたが、ここが2つめの立ち寄りスポットである、蟹江町歴史資料館が入っている産業文化会館。商工会なども入っています。
Img_2378c 蟹江町歴史資料館では、「子供と祭礼・行事」という企画展と、写真にあるような「ユニークな郷土ひなたち」というミニ企画展も開かれていました。ここには、蟹江町出身の探偵小説家である小酒井不木(こさかいふぼく:明治23(1890)年~昭和4(1929)年)に関する資料も展示されているはずでしたが、気づきませんでした。小酒井不木は、愛知一中、旧制三高を経て、東京帝国大学医学部へ入学。生理学・血清学を専攻し、東北大学助教授職を拝命しています。江戸川乱歩と交流を深め、探偵小説やSF小説を書きますが、持病の結核のため、39歳で亡くなっています。
 ちなみに歴史資料館の前には「蟹江町道路元標」ものこっていました。
Img_2387c 歴史資料館の南西には、蟹江城址があります。ここは是非見たかったところですが、ほとんどのウォーキング参加者はこちらに足も向けません。もったいないです。蟹江城は永享年間(1429年頃)、北条時任(ときとう)が城塞を築いたのが初めと言われます。戦国時代には、本丸、二の丸、三の丸の三郭(さんかく)がありましたが、天正12(1584)年に起きた蟹江合戦と翌年の大地震(天正大地震)で壊滅しています。
Img_2401c 次の目的地である銭洗尾張弁財天富吉神社に行くまでに、秋葉神社が2Img_2422c つありました。秋葉神社が多い地域なのでしょうか? この2つの秋葉さんの間には、名称不詳の神社や、地蔵堂もありますし、昔の商店街の後を通ってきました。
Img_2462c こちらが、銭洗尾張弁財天富吉神社。尾張で唯一の銭洗弁財天だそうでImg_2444c す。室町時代、永享年間、北条平八郎時満が蟹江城を築くにあたり神のご加護を頂くため、鎌倉より銭洗弁天を勧請し、黄金の井戸銭洗いを造り、その浄水で軍資金を粗い、この福銭をもって蟹江城を築城したと伝えられています。
Img_2447c 勧められるままに、100円玉を取り出して洗ってきました。ここは、昭和Img_2440c 39(1964)年、海門寺大池を埋め立てることとなり、約400年ぶりに尾張弁財天富吉神社として祀られました。また蟹江合戦の犠牲者を祀る、「蟹江城主、先祖代々供養塔」があります。
Img_2472c 弁財天で2㎞を過ぎたくらい。このあとは、蟹江町役場の前など、町中を通り、こちらの「まちなか交流センター」へ。通称は、「みちくさの駅楽人:だそうです。8年ほど前に、町民が主体となった活動を町全体の活性化につなげるためという目的で設立されたところです。商工会の抽選スタンプがもらえると思っていたのですが、それは先着順、人数限定で対象外でした。もっと早く来なくてはなりませんでした。
Img_2481c まちなか交流センターの近くにある日吉神社へ寄り道です。江戸時代、天和2(1682)年以前に創建されたと伝えられています。祭神は大山昨命(オオヤマクイノカミ)で、または山王権現とも呼ばれています。この神社は、江戸時代を通して「山王社」であり、明治6年「村社日吉社」と改められました。
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 次のスポットは、ポンレヴェック。カフェを併設したパン屋ですが、ここは普段から大賑わいだそうで、今日は、店内に入れないくらいでしたので、パス。多い日には1日に400本近く焼く、1本100円(外税)のバゲットとそのバゲットを使った明太バゲットが一番人気だそうです。このあたりでちょうど4㎞くらい。
Img_2517c JR関西線の線路沿いに出て、1㎞半ほど、JR関西線の線路沿いを歩いImg_2531c_2 て行きます。踏切を渡って、一路山田酒造へ向かいます。蟹江川にかかる飾橋(かざりばし)を渡ると、山田酒造さんの向上が見えてきます(ホッと一息)。
Img_2536c 近鉄ハイキングの「酒蔵みてある記」と同様、たいそうな人気です。「日本Img_2541c_2 酒好き」の方が多いのか、試飲につられるのか、定かで。はありません。山田酒造さんでは、無料の試飲の他、大吟醸の試飲もありました。ただし、こちらは¥300でした。写真は、無料の試飲の方です。
Img_2556c 酒蔵では、甘酒の振る舞いもありましたし、他に即売会や、イベントも開Img_2681c 催されていました。自分用の土産と、ご近所さんに差し上げる土産を2つをお買い上げ。合計¥1,550なり。自分用の土産は、右の写真。「酔泉 しぼりたて 生原酒」でした。アルコール度数も19~20%と高く、濃いお酒でした。まったく勝手な好みを書かせていただくならば、三重県の酒の方が、良いなと思います。
Img_2604c 山田酒造さんの南に善敬寺というお寺があったものの、ルートをちょっと外れて歩いていましたので、寄り道はしませんでした。
Img_2623c 最後の立ち寄りスポットは、ここ三明神社でした。きれいに整備され、掃Img_2631c 除も行き届いている神社でした。由緒は定かではないものの、「慶長9辰年(1605年)再修造ス(西暦は、筆者が追加しました)」という文書が残っているそうですから、かなり古くからこのあたりの村で崇敬されていたものなのでしょう。
Img_2651c 三明神社を出ると、ゴールはすぐ間近。1㎞ほど。再びJRImg_2660c 関西線・蟹江駅に戻ってきました。11時53分に到着。いつもと同じ完歩記念のパネルがありました(微笑)。JRさわやかウォーキングは、これで3回目。
Img_2670c ちょうどタイミングよく、12時に四日市行きの電車がありましたので、これに乗って、帰宅の途へ。桑名駅~蟹江駅は、片道¥240。今日もほとんど電車賃だけで遊べました。詳細は、また明日以降書きます。
 なお、近鉄ハイキング“昭和レトロな町でおひなさん 早春の鈴鹿山脈を眺め「あげきのおひなさん」へ”のその4(完結編の予定)も明日、記事を載せます。

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