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2020年4月 6日 (月)

町屋川にてミヤコドリと、まさに“black-headed gull”の「ガングロユリカモメ」

Img_0601c Img_1154c_20200406174901  今日も風が強い日でした。桜はまだ散らないでしょう。風が強いと桜の水鏡写真はダメですし、町屋川にミヤコドリがいるという情報を得ましたので、プチ遠征としました。うまい具合に、干潮は11時ちょうど(四日市港潮汐表によります)。1月25日と同じく、「20200125勝手に三岐鉄道・三交バス『バードウォッチング@町屋川」」です(微笑)。このときと同じく、三岐鉄道北勢線で西別所駅まで行き、員弁街道を横切って町屋川の堤防へ。JR関西線・近鉄名古屋線の鉄橋、国道1号線、国道23号線と渡って、伊勢湾岸自動車道の橋の近くまでいって、三交バス・日の出橋バス停に戻り、バスで桑名駅前に帰ってきました。8時44分の電車に乗って出かけ、桑名駅前に戻って来たのは、12時過ぎ。電車賃とバス代で、¥540。現地で歩いたのは7.3㎞。駅までの往復が、2.1㎞。合計9.4㎞、15,584歩と、今日もよく歩きました。

Img_0942c_20200406175101 Img_1062c  まずは、目的のミヤコドリ。伊勢湾岸自動車道の橋から上流300mほどのあたりの中洲というか、干潟になったあたりに35羽ほどがいました。ただし、町屋川左岸堤防からは、たぶん130mほどのところにいて、デジイチの250mmではいかにも非力。超望遠コンデジでもさほど大きくは写りませんし、コンデジでは画像が今イチ。たぶん200枚以上撮ったのですが、アイキャッチは難しい。しかし、初見、初撮影ですから、それなりに満足。

Img_1010c_20200406175701  在原業平が「名にしおはば  いざこと問はむ みやこどり 我が思う人は ありやなしやと」と詠んでいますが(伊勢物語9段、「東下り」;古今集にも掲載)、ここに詠まれている「都鳥」は、ユリカモメとされています。業平一行が、都を離れ、三河、駿河と旅をし、武蔵の国と下総の国の間に位置する隅田川まで足を運んだところで目にした鳥の名前を都鳥と聞いて詠んだ歌とされます。「『都』という名を持っているのなら、(都の事情に詳しいであろうから)さあ尋ねよう、都鳥よ。私が恋い慕う人は無事でいるのかいないのかと」という意味で、都や都に残してきた人を思う気持ちが強く感じられます。伊勢物語も、古今集も、そしてこの業平の和歌も高校時代に習いました。「みやこどり」は、大友家持も詠んでいるそうですし、枕草子にも出てくるそうです(日本野鳥歳時記、大橋弘一著、ナツメ社)。ただし、家持の歌と、枕草子に出てくる「みやこどり」が、ミヤコドリなのかユリカモメなのかは、定かではないようです。

Img_0953c  業平が詠んだミヤコドリは、ユリカモメ。そのユリカモメ、ミヤコドリがいたさらに下流の干潟に大集合。これ、全部というか、ほとんどすべてがユリカモメ。このほか、少数Img_0898c が他のところでエサを探していたり、波に浮いていたり。カウンターを持っていきませんでしたし、これほどいると数えるのは面倒。「かなりたくさんいた」ということにしておきます(微苦笑)。

Img_0858c  珍しい鳥がいる! と思いかけたのがこちら。落ち着いて、よく見たら、何のことはなし。ガングロになったユリカモメです。夏羽にモデルチェンジ済みということ。すぐ上右の写真もよく見ると、ガングロユリカモメがかなり混じっています。

Img_0865c  堤防から高水敷に降りて休憩していたら、目の前にもやって来ました。ユリカモメは、英語では“black-Img_0910c_20200406180801 headed gull”といいますが、この容貌から来ているのでしょう。講釈ついでに和名を漢字で書くと「百合鴎」。

Img_1940c_20200406183801  さて、このほか見て来た鳥たちなど。町屋川の堤防にあがってすぐに、モズ。Img_0618c_20200406183801 遠くて、こんな証拠写真。モズは、もう1羽を見ました。ホオジロのオス。枝というか、幹が被ってしまっています。盛んにさえずっていました。ウグイスのさえずりも、何ヶ所かで聞こえて来ました。

Img_0651c_20200406184001  アオサギさんには、4羽に遭遇。1羽は飛んで行くところを見ましたが、それ以外は、JR関西線・近鉄名古屋線の鉄橋よりもImg_0659c 上流側で、中洲にいました。左の写真と、右の写真とは別もの。2羽は、嘴がピンク色になってきていますが、右の写真で向かって右にいるアオサギさんの嘴は色が変わっていません。

Img_1990c_20200406184501  国道1号線のすぐ上流にある安永第一公園(ここは、旧東海道の町屋橋がかかっていたあたImg_0674c り)ではツグミ。

Img_0688c_20200406184701  安永第一公園の隣は、すし清という料理旅館。創業164年Img_1992c_20200406184701 で、藤が美しいのです。2~3回、見に来たことがあります(2015年4月30日:すし清の藤を見に行く)。最近、新聞とかで紹介されませんが、また見に来たいと思います。つぼみは右の写真のようでした。

Img_0696c_20200406185201  国道1号線を越えたところで菜の花。さらに、町屋川緑地公園の手前でソメイヨシImg_0701c_20200406185201 ノ。あちこちハイキングやウォーキングで歩きましたが、こういう何気ないところにも美しい桜の木があるのが、何ともありがたく、楽しいです。

Img_0727c
 日の出橋。ここまでで5kmほど。ここからさらに伊勢湾岸自動車道の橋の近くまで行きまImg_0732c_20200406193801
す。前回来てから2ヶ月半ほど。変わったことが1つありました。堤防のところどころから町屋川に降りる階段があるのですが、その入り口のほとんどが新たにコンクリートで塞がれていたのです。ここは、ときどき立ち止まって、町屋川にいる鳥を見るのに便利なところだったのに、残念。

 セグロカモメ。ずっと佇んでいました。そして、川の下流なのに、セグロセキレイ。セグロ続き(微笑)。Img_0737c 海岸には出ませImg_0752c_20200406194101 ん。飛行は上下に揺れる波型を描き、その時には「ジジッ ジジッ」といった濁った声を出しています。
近年、日本では急速に分布を拡げているハクセキレイとの軋轢(あつれき)があり、個体数が減少する傾向にあります。

Img_0772c  こちらは、イカルチドリと思います。パッと見たときは、コチドリかと思いましたが、目のあたりの模様かImg_0794c_20200406194101 らしてイカルチドリと考えました。カモはほとんどがヒドリガモでしたが、コガモや、オカヨシガモも混じっていました。他には、マガモのオス。カモの仲間の代表種とされますが、桑名あたりではキンクロハジロや、ヒドリガモの方が多数派。

Img_1029c  このほかには、ダイサギや、コサギなど。キジも見たいと思ったのですが、見当たらず。セイタカシギもいImg_1120c_20200406194101 たという情報もありましたが、こちらも見当たらず。しかしまぁ、ミヤコドリが見られたので、かなり満足したプチ遠征でした。

Img_2184c_20200406194101  猛禽類もいませんでしたが、飛ぶものがいると写真を撮りたくなります(苦笑)。中日本航空のヘリでした。日の出橋のバス停には15分ほど早く戻ってきましたので、近くの神社2社を回って来ました。

Img_1140c  バス停に行って、ビックリ。私がいうところの「チンチクリンバス」からマイクロバスに変Img_1144c_20200406194101 わっていました。ちなみに新車のようで、最近変わったばかりと思われます。2ヶ月半ほどの間に変わったのでしょう。普通の路線バスは、「後ろ乗り、前降り」などになっていますが、乗降口は1つ。なのにICカードをタッチするところは、乗り降りで別(2つありました)で、迷いそう(苦笑)。乗客は必ずしも多くはありませんから、やむを得ません。

32de1db6s  ちなみに私がいう「チンチクリンバス」はこちら。普通の路線バスを縮めたようなバスのことをいっています。

 

 

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コメント

じゅほうさん、おはようございます。

ミヤコドリに出逢えてラッキーでした。
ちょっと遠かったのですが、初見でもありますから、一応は満足しました。

キジやセイタカシギも見たかったのですが、いませんでした。

私はインターネットで四日市港潮汐表を見て、干潮の時刻を確かめています。

堤防が塞がれてしまったのは、残念です。
私も歩きながら、あそこから川を覗いていたのです。

投稿: mamekichi | 2020年4月 7日 (火) 08時04分

mamekichiさん おはようございます。
昨日も西別所からたくさんの距離を歩かれたのですね。
最終地点で目的のミヤコドリに出会えてよかったですね。
河口の水が大きく引いて干潟になっている時がチャンスですね。機会があれば見に行きたいと思います。

堤防、コンクリートにふさがれて川が見えなくなりました。あの空いている所からよく見えたので、防災の為とはいえ残念です。

投稿: じゅほう | 2020年4月 7日 (火) 07時59分

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