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2019年9月15日 (日)

20190914近鉄ハイキング「オクトーバーフェストな気分でハイキング 多度大社と細川酒造『上馬ビール』」(その1)……多度駅を出発して、鯉料理・大黒屋、清めの池を見て、多度稲荷神社、多度観音寺から多度大社前で道路元標を発見

 9月14日の近鉄ハイキング「オクトーバーフェストな気分でハイキング 多度大社と細川酒造『上馬ビール』」の本編、その1です。「オクトーバーフェストな気分」というのが今ひとつよく分かりません。フェストはどうも“fest”らしいので、“festival”、つまり「祭」。ということは「10月の祭の気分で」ハイキング?? 祭なんかやってるのかなぁ?? 屁理屈はともかく、今回は、細川酒造に釣られて参加(苦笑)。清酒も造っておられるのですが、まだ暑い今の時期なら、タイトルにもあるようにビール。ここは「上馬(あげうま)ビール」という地ビールの醸造元なのです。ビールの名前は、多度大社の上げ馬御神事に因んでいます。

Img_9409c_20190914162801 養老鉄道多度駅で9時半から11時の受付でしたから、桑名駅を9時25分に出る大垣行き普通に乗車。多度には9時38分着。多度Img_9427c は、桑名から4駅目。¥310。養老鉄道、普段は空いていますが、この電車は、近鉄ハイキングの参加者で座席が埋まっていました。多度駅の受付でも、参加者が駅舎南に設けられた受付までずらりと並び、近鉄ハイキング史上初めて「最後尾」という看板をみました(微笑)。

Img_9429c  多度駅でのハイキングは、去年4月28日以来の参加(2018年4月28日:20180428近鉄ハイキング「多度観音堂から美濃街道を歩き雨尾山飛鳥寺へ」(予告編))。このときは多度大社前の信号から左折して、美濃街道に入り、養老鉄道に沿って桑名の下深谷駅までを歩いています。

Img_9422c  こちらがこの日のコースマップ。コースマップの番号は#246。酒蔵がコースに入っていると、参加者が多い気Img_9817c がします。今日のコースは多度駅から多度の町を歩いて、多度大社へ。そこからさらに多度の奥(西)に歩き、細川酒造が目的地。ここで、上馬ビールの試飲。その後、少し歩いて、ふれあい広場・岩や姫がゴール。ここから三重交通の臨時バスが多度駅まであります。コースマップ上、約6㎞。バスが出るのは、飲酒してまた6㎞、暑い中を歩くのはアブナイということか(微笑)? あみま倶楽部のスタンプは、24個目を無事にゲット。

190914kintetsuhikingtado  実際に歩いたのは、このルート。上述のように、多度駅から多度大社辺りまでは、去年(2018年)4月28日の近鉄ハイキング「多度観音堂から美濃街道を歩き雨尾山飛鳥寺へ」で歩いたのと同じコース(20180428近鉄ハイキング「多度観音堂から美濃街道を歩き雨尾山飛鳥寺へ」(予告編))。このときは多度大社前の信号から左折して、美濃街道を歩いたのですが、今回はそこを右折。地名でいうと、多度町猪飼から古野を歩いて、細川酒造を目指します。多度大社までがおおよそ2㎞、そこから細川酒造までは4㎞です。

190914kintetsuhikingtado1  詳しい実測ルートマップ(その1)。上のマップとあまり代わり映えしません(苦笑)。何度も書きますが、去年4月28日の近鉄ハイキングでかなり見て回りました。ただし、多度大社では、摂社・末社を周り切れておらず、また、芭蕉の句碑なども気づかずに通過していましたので、今回はこれらをしっかり見てこようと思って出かけました。また、多度観音寺のところで石碑を十分に確認しなかったところもありますが、これはまぁいいかということにしています(苦笑)。

Img_9431c  多度駅を9時45分にスタート。北に向かい多度川を多度橋で渡ります。多度橋を渡ったところで左折。橋のたもとに多度大Img_9438c_20190914161601社の社号標が建っており、ここから多度大社の参道ということになります。

Img_9440c_20190914161701  この参道、多度の町並みが並んでいるところなのですが、ダラダラと上り坂が多度大社までImg_9439c 続くのです。晴れていてけっこう暑かったので、坂登りは大変でした。かなり汗を掻いた次第。キョリ測で見ると多度駅辺りは標高16m、多度大社のところはほぼ60mなのです。多度大社まで野道の途中、楽しみは、多度山が右手(北側)に見られることです。昔は、多度大社はこの多度山そのものをご神体としていました。また、この日は、アキアカネがあちこちで飛んでいました。

Img_9875c  多度山は、我が家の玄関先からもよく見える山で、このブログにもしょっちゅう写真を載せています。標高403m。養老山地の南端にあります。一度登りたいと思いつつ、まだ果たせていません。この左の写真は、今日(9/15)、散歩から帰ってきたときの多度山方面。中央、バローとマンションの建物の向こうが多度山。この麓を歩いていた訳です。

Img_9444c_20190914161701  スタートから1.1㎞のところ、右側(北側)に鯉料理の大黒屋さんがあります。江戸時代中期に多度大社の参詣者のための旅籠として創業し、幕末に近くの木曽三川で獲れる天然の鯉を使用して鯉料理を始めています。個人的には、川魚はあまり好みません。昔、信州に心理検査の研修会の講師として出かけたとき、主催者の方は気を遣って、鯉料理でもてなしてくださったことがあったのですが、私としては往生しました(個人の嗜好の問題故、ご容赦あれ)。ここ、大黒屋さんの鯉料理は、仕入れた鯉を清流の中で数か月、餌を与えず飼育することで鯉特有の臭みを完全に消しているそうです。「これが鯉か?!」と驚くほど洗練された味と食感という話ですから、毛嫌いせず、一度、試してみる価値があるかも知れません。

Img_9447c  大黒屋さんは、庭園も立派なものですし、座敷からは多度山が借景として眺められるそうです。建物の一部が桑名まちかど博Img_9442c_20190914161701 物館として公開されています。「大黒屋旅の資料館」です。何代にもわたって継承されてきた品が並んでいました。天保時代の銃器や江戸時代の双六盤、古文書、銅鏡などもあります。

Img_9455c  大黒屋さんのほぼ正面、道を挟んだ南側には、清めの池があります。ここは、多度川の伏流Img_9461c_20190915172401 水を利用した、垢離・掻池(こり・かきいけ)です(みそぎ池)。昔、多度大社の参拝者は、ここで手を洗い、口をすすいで身を清めたといいます。いまでも、多度祭には、この池の水で御旅所行列の途中、各御厨(奉仕地区)の祭馬にそれぞれに水を飼い、足を清めるといいます。

Img_9462c  大黒屋さんのすぐ先に愛宕神社の鳥居があります。その脇に「いにしえのコース」という石柱が建っていました。去年は気づきませんでしたが、多度ハイキングコースの1つを示すものでした。距離約360m、所要時間約5分で、愛宕神社から多度大社参道までの近道だそうです。

Img_9466c_20190915172701  清めの池から西へ140mほど行くと、宮川常会集会所の脇に地蔵堂があります(宮川地蔵堂)。室町末期から江戸初期(1500年代~1600年代初め)のものとされる半跏像(片足を組んだ像)が、江戸時代から延命地蔵として(半跏延命地蔵尊)、ここ柚井(ゆい)の人々の信仰を集めたそうです。薬師如来も並祀されていますが、その由来も不明ですが、地元の方たちの信仰が厚く、ここに併せ祀られています。去年見てきましたので、今回は写真を撮って通過。

Img_9471c_20190914161701  10時を過ぎて、多度大社近くに到着。多度大社の手前には、多度稲荷神社があります。ここは、多度大社摂社・末社ではなImg_9474c く、別の神社。御祭神は、宇迦之御霊大神。元治元(1864)年、多度の庄屋が伏見稲荷大社に参拝したときに御分霊を拝戴してここにお祭りしたといいます。去年来たときは、婚活に力を入れていて、社務所に「婚活守を授与する」という掲示が出ていました。

Img_9484c_20190914161701  多度稲荷神社の奥(北)には、多度観音堂があります。正式には、多度山法雲寺。真言宗のお寺で、御本尊は、千手観音(平安時代前期の作とされ、多度神宮寺に関わりがあるといいます)。伊勢西国三十三観音霊場第三十三番札所。明治に至るまでたびたび洪水に出会い、元の御堂の位置は定かではないそうですが、明治34(1901)年の本堂再建以来、この場所にあります。本堂は、昭和38(1963)年に改築されています。多度神宮寺は、天平宝字7(763)年に満願(まんがん)禅師が建てたといいます。ここまで見てきたところについては、昨年の近鉄ハイキングの記事もご参照ください(2018年5月14日:20180428近鉄ハイキング「多度観音堂から美濃街道を歩き雨尾山飛鳥寺へ」(その1)……多度駅から、鯉料理大黒屋、宮川清めの池、地蔵堂、多度稲荷神社を経て、多度観音堂へ)。

Img_9476c  3枚前の写真で、奥に鳥居と常夜燈が見えます。その向かって右脇に道路元標がありました。これは、去年4月のハイキングでImg_9478c は気づきませんでした。碑表には「津市元標 十五里十四町」、碑陰には「大正十年三月 三重縣」とあります。右側には「員弁郡大泉原村へ二里三十一丁五十間/桑名郡古浜村へ二十一丁五十二間」、左側には「 桑名郡桑名町へ二里三十五丁十間/桑名郡野代村へ一里一丁四十七間」と刻まれていました。大正10年は、1921年。

Img_9490c  いよいよ多度大社へ。しかし、多度大社であちこち見て回ってきましたので、記述が長くなりそうですから、その1はここまで。その2は多度大社から。

 

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コメント

ひらいさん、こんばんは。

ひらいさんの準地元だなぁと思いながら歩いていました。

多度大社、私はお参りしたのは2回目ですが、神社ファンとしては前回同様あちこち見て回ってきました。
境内には、摂社・末社が合わせて9社ありますね。
鉾立社のように、どうして逆向きに建っているのかなど、興味津々です(笑)。

他にも芭蕉の句碑、筆塚など、私には面白いものが多数でした。

多度川にも、秋・冬は野鳥がたくさんいるんですね。
後半は、肱江川沿いの猪飼辺りも歩きました。
こちらは、川はあまりよく見えませんでしたが、冬鳥が来ているかも知れませんね。

投稿: mamekichi | 2019年9月15日 (日) 20時14分

ミリオンさん、こんばんは。

コメント、ありがとうございます。
昨日は予想以上に暑くて参りましたが、その分、ビールは美味しくいただけました(微笑)。

お陰様で「オクトーバーフェスト」の意味が分かりました。
毎年秋にドイツ・ミュンヘンで開催、200年以上の歴史を持つ世界最大のビールのお祭りなのだそうですね。
これで今晩、ゆっくり寝られます(笑)。

大黒屋さんは、おっしゃるように映画「アルキメデスの大戦」のロケ地だそうですね。

投稿: mamekichi | 2019年9月15日 (日) 20時09分

mamekichiさん、こんばんは!

近鉄ハイキング、このコースは全て良く知っている所ですが、知ってるだけで実際に寄った事のない所が多く、興味津々に読ませて頂きました。多度大社は、正月・上げ馬・ちょうちん祭りの年3回行っておりますが、周辺の小さな神社も存在すら気付いておりません。(笑) また正月に確認してみます。
最近、多度大社へ行く時には、多度川沿いを移動するので、大黒屋とかも余り見ておりません、多度川は夏はちょっと少ないですが、秋~春は色々な野鳥が居て面白いですよ。

投稿: ひらい | 2019年9月15日 (日) 20時09分

こんばんは、近鉄ハイキングお疲れさまでした。
天気がいいからあつかったでしょう、汗をかいたあとの地ビールの味は格別でしょうね(^^)v
オクトーバーフェストはビールを飲む祭りなのかな。
名古屋でも久屋大通公園で「名古屋オクトーバーフェスト」してたそう、行ったことないですけど。
多度の大黒屋さんは、映画『アルキメデスの大戦』の料亭のシーンでロケが行われたそうですね。

投稿: ミリオン | 2019年9月15日 (日) 19時45分

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