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2019年9月20日 (金)

20190916近鉄ハイキング「特別企画ハイキング 菰野まるごとハイキング・夏 そろそろ夏納め♪ 菰野富士ハイキング」(その2)……いよいよ菰野富士に登り、眺望を楽しみゴールへ(完)

190916kintetsuhikingyunoyamaonsen0 9月16日の近鉄ハイキング「特別企画ハイキング 菰野まるごとハイキング・夏 そろそろ夏納め♪ 菰野富士ハイキング」のその2。その1では、菰野富士の登山口まで登ってきて、一息入れました。さぁ、今回は、いよいよ菰野富士に登ります。左の実測ルートマップでは、山の神とあるところの下(南)、国道477号線を潜ったところからです。その1でも書きましたが、歩いた距離を測定するのに使っているMapionの「キョリ測」というサイトでは、東海自然歩道や、登山道はルートが描かれていませんので、この先、菰野富士頂上を往復する道筋はおおよそのものです。

Img_0027c_20190916200001  登山道入り口にある案内板。途中までは東海自然歩道と重なっています。現在地とあるところの上(西)に鳥居道山キャンプ場という表示があります。その1で触れましたが、S病院で働いていた頃、入院していた筋ジストロフィーの子どもたち、ご家族と夏休みにキャンプに何度も来ました。このあたりのキャンプ場をすべて見て回って、車いすでも来られそうなところを探して、ここに決めたのですが、当時、こんなことをしている病院はありませんでした。大変でしたが、子どもたちも家族の方も喜んでくださったのが思い起こされます。

Img_0218c  すぐに下って、紅葉橋で鳥井戸川を渡ります。紅葉のシーズンであればとても美しいところと思えます。まさに渓谷という感じImg_0213c で、川遊びをしている方々の姿もありました。

Img_0040c_20190916183901  紅葉橋を渡るといよいよ登山道。個人的な印象では、最初のうちの方が、足場が悪く、登り坂も急なImg_0045c 感じでした。右の写真のように、階段状に整備されているところもありますが、岩がそのままであったり、木の根が露出したりしているところもかなりました。

Img_0051c_20190919123201  途中で登山道は、大石公園に向かう東海自然歩道と分岐します。ここから先は、アップダウンはかなり続くものの、ここまでほどの急な上り坂はなくなり、比較的楽になりました。

Img_0074c  頂上までの間、ところどころに石柱が建っています。数えたら5基ありました。「陸軍用Img_0069c_20190916184001 地」と刻まれています。明治43(1910)年から昭和20(1945)年まで35年間にわたって、陸軍の演習場である「千種演習場」がこのあたりにあったといいます(リンク先に演習風景の写真があります)。明治38(1905)年、日露戦争が終結すると、陸軍増設・海軍拡張の声があがり、名古屋駐屯の陸軍第三師団司令部は管下部隊の野戦訓練場として、菰野富士山麓の江野高原に目をつけたのだそうです。演習場は、昭和16(1941)年4月、京都第十六師団の管轄下に置かれましたが、戦争の拡大に伴い、演習場は拡張されます。同年12月8日、太平洋戦争へ突入すると、演習場の戦闘訓練も激しさを増し、野戦重砲・重機関銃・軽機関銃・小銃の射撃音の聞こえない日はないようになったといいます。終戦後は、しばらく進駐軍が巡視に来ることもあったそうですが、江野は県営開拓団が入植し、食糧の自給と酪農の基地となり、また、鳥井戸川以北は、千種村に払い下げられ、もとの水田や畑、牧野、山林となり、原形に戻りました。

Img_0109c_20190916184001  登り始めて25分、11時11分に頂上が見えてきました(微笑)。いやぁかなり長い時間がかかった気がしました。それに、正Img_0110c 直に書けば、かなりしんどい思いをしました(苦笑)。頂上は小さな広場にテーブルとベンチもあって、休んだりすることができるようになっています。が、この日は日差しがかなりキツくて、大半の方は木陰に入っていました。頂上でスタートからおおよそ3.4㎞。

Img_0129c  眺めは、コースマップに「周囲360℃ 展望」とあったとおり、山頂は開けていて、360°Img_0111c の眺望が楽しめます。これら2枚は、東側(平野側)の眺め。菰野、四日市方面が見えます。この日は、少し霞んでいて伊勢湾ははっきりとは見えませんでした。新名神高速道路などもよく見えます。

Img_0117c  山の側(西側)は、御在所岳など鈴鹿山脈と、湯の山の温泉街が一望できました。左の写真で御在所岳はもImg_0120c っとも左に写っています。ズームアップして見たのが、右の写真。頂上にある建物(展望レストランなどがあります)と、御在所ロープウェイの白い鉄塔が見えています。この鉄塔、晴れていると我が家からも見えます(知多半島からも見えるそうです)。ロープウェーの鉄塔の中で「日本一」の高さで、正式には「6号支柱」といいます。御在所岳の標高約943m地点に建ち、御在所ロープウエイを支えているのです。鉄塔の高さは61mで、日本一。開通当時の昭和34(1969)年には、世界一だったそうです。ちなみに、この日、ロープウェイのゴンドラが見えなかったのですが、後で調べたら、11時現在、頂上では15m/sの強風で、運行停止でした。

Img_0158c_20190919131701  「6号支柱」辺りをもう少しズームアップするとこんな感じ。ロープウェイの支索まで見えます。右は、湯の山の温泉街。向かって右に見えている橋は、「かもしか大橋」。平成30(2018)年8月に、住民や観光客の災害時や緊急時における安全な交通を確保することを目的に新しく開通したもの。

Img_0143c  頂上をあちこち見て回ったところ、ここにも「陸軍用地」の石柱がありました。テーブル・ベンチの南に詰Img_0145c まれていたケルンのすぐ脇に、です。頂上には20分ほど滞在。景色を眺め、写真を撮ったあとは、小休止&おやつタイム。下山しようと思ったら、知人に遭遇。去年4月28日の多度の近鉄ハイキング(20180428近鉄ハイキング「多度観音堂から美濃街道を歩き雨尾山飛鳥寺へ」(予告編))で知り合った、桑名・大山田にお住まいの男性。私より10歳以上は年長でいらっしゃるはずですが、お元気です。飄々と登ってこられました。

Img_0227c  11時半に下山開始。帰りはさすがに早い。童謡に「行きはよいよい、帰りは怖い」というImg_0224c_20190916184001 のがありますが、全くの逆(微笑)。15分で降りてきました。登山口まで降りてきたら(11時45分)、休憩小屋にどなたもいらっしゃいませんでしたので、ここでお昼にします(4.1㎞)。今日はまたもや、ファミマの弁当。「バラエティおかず&おむすび」(税込み¥368)。15分ほどで弁当を食べ、12時に再スタート。

 そうそう、「菰野富士」というからには、富士山のような形をしているはずですが、歩いているときには、どの山が菰野富士か、まったく意識していませんでした。それ故、全体像の写真もありません。帰ってから調べたら、「菰野富士チャレンジハイキング」のパンフレットに写真が載っていました。確かに富士山の形。また、このパンフレットには、次のような菰野富士誕生の「大男伝説」が載っていました。

むかしむかし、西の近江国にとてつもなく大きな男がいました。国のどまん中に大きな穴を掘り、その土をモッコに入れて棒でかつぎ、せっせと遠い駿河国まで運びました。

その土が積もり積もって富士の山になり、彫った大穴に水が溜まって琵琶湖ができました。

あるとき大男が鈴鹿の山をヨイショと越えたひょうしにモッコの土がこぼれ、その土で菰野富士ができたという話。

Img_0232c  国道477号線を再び潜って、希望荘の入り口へ。ここにある山神様へ、無事登山を済ませられたお礼参りに。「鳥居道山山Img_0235c_20190916202701 神」とありますが、社などはなく、石垣の上に山神と刻まれ、注連縄が飾られた大きな石が祀られていました。

Img_9932c  往きに来た道を「嶽不動 鳥居口」の石碑まで戻ります。ハイキングコースは、ここを右折Img_0253c (東へ)。ここから来たときとは違ったルートになるのです。5㎞を過ぎて、左側(北側)に「菰野陶芸村」の看板が見えてきます。故伊藤圭氏(1937~1999)が主宰し賛同者が集まったもので、12連登り窯があるそうです。陶芸教室なども行われています。

Img_0264c_20190919151401  5.5㎞地点にかもしかのオブジェ。なぜここにかもしかのオブジェがあるかといいますと、御在所岳一帯には特別天然記念物のニホンカモシカが生息していて、菰野町観光協会の公式キャラクターもそこから「こもしか」となっているのです。ただし、このオブジェの由来その他は不明。

Img_0289c_20190916203101  かもしかのオブジェのところで右折し、あとはひたすら南へ下っていきます。6㎞を過ぎて、往きに登っていった国道477号Img_0330c_20190919152201 線を渡り、今日のゴール受付があるグリーンホテルへ。12時30分に到着、ここまで歩いたのは、6.4㎞。ここでは、「菰野まるごとハイキング」というスタンプラリーの用紙をいただきました。春夏秋冬の4シーズンについてハイキングを達成すると抽選で記念品がいただけるという企画。来年でも、再来年でも構いませんということでした。グリーンホテルさんでは、今日のコースマップがあると、日帰り入浴が、通常¥700のところ¥550に割引でしたが、着替えを持っていませんでしたので、これはパス(ちょっと残念)。涼しいところで5分ほど休んで、湯の山温泉駅を目指します。

Img_0298c  スタートした湯の山温泉駅にゴールしたのは、12時40分に到着。スタートから3時間半ほどかかりました。次の四日市行き普Img_0300c 通電車が出るのは、13時ちょうど。時間がありましたし、暑くてたまりませんでしたので、珍しく自販機でアイスを購入(苦笑)。グリコ・セブンティーンアイスのチョコミントです(¥140)。お陰でクールダウン。

 

Img_0310c  13時の四日市行きに乗車。電車には、昨年の「湯の山温泉開湯1300年」のヘッドマークがまだつけられていました。近鉄四12041552_5843bd2f75fac_20190919152901 日市駅には13時25分に到着(¥380)。ここで途中下車して、四日市近鉄百貨店に寄り道。寿や(恵那市)の栗きんとんが出張販売で売られているのです。去年も同じように途中下車して寿やの栗きんとんを買っています(20180902近鉄ハイキング“「開湯1300年 ゆこうよ 湯の山」菰野藩主土方雄豊公ゆかりの見性寺での開湯1300年記念祭を訪ねて”へ……予告編)。6個入りを購入(税込み¥1,782;去年は¥1,501で、20%近い値上げ)。家内も娘も大好物なので、特別に(微笑)。四日市からは13時51分の名古屋行き急行に乗車して、桑名には14時4分着(¥300)。

Img_0326c  この日はかなり暑くて、風も強かったですし、菰野富士にも登って、疲れました。歩数は、ALKOOによれば、17,141歩。歩数もさることながら、今日は、湯の山温泉駅(標高は約135m)から菰野富士(標高369m)まで3.5㎞ほど歩く中で230mほどの高さを登りましたので、余計に大変でした(苦笑)。普段の散歩でも高低差のあるところも歩かねばと思いました(書くだけで、実行するかどうかはアヤシい)。そして、矛盾するようなことを書きますが、今度はチャンスがあれば、多度山(標高403m)にも挑戦しなくっちゃとも思い始めています。多度山にはいくつものハイキングコースが設定されています(こちら)。

Img_9882c  あみま倶楽部のスタンプは25個目となっています。次の近鉄ハイキングは、9月22日の「お伊勢さん参りハイキング 昔も今もお伊勢参り~旅8日目~伊勢街道、旅人気分で垂水から雲出へ」です。伊勢参りツアーですから是非とも参加したいと思っていますが、週間予報では微妙な天気(曇り時々雨)。何とか晴れて欲しいですねぇ。

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コメント

こころんさん、こんばんは。

いつもお付き合い下さり、ありがとうございます。

ハイキングに行くようになって、この菰野富士の存在を知り、一度は行ってみたくなったのです。
希望荘の入り口から、鈴鹿スカイラインをこのトンネルをくぐって登山口に行くのです。
予習しなかったら、本当にここか? と迷ったと思います(微笑)。

登るのは大変でしたが、眺めはよく、気分爽快でしたよ。

栗きんとん、値上げでした。
最初、値段を見てビックリ。
去年は確か¥1,500くらいだったのにと思いました。
出張販売ですので、栗きんとんは6個入りか、10個入りしか選択肢がありませんでした。
賞味期限も2日間といわれ、6個入りをチョイス。

さすがに美味しくいただきましたので、値段のことはあまりいわないことにします(微笑)。

投稿: mamekichi | 2019年9月22日 (日) 22時51分

ゴールおめでとうございます
菰野富士と聞いたことありますが
入り口はトンネルなんですね。
なんか異空間に行きそうで一人では潜れない感じがします^^;
青空の下、いい眺めですね。

栗きんとん、値上げですか。
昨年の値段を覚えてないと、これぐらいの値段だったかで
過ぎていきますけど、20%も上がってるんですね。
おいしいからいいですけど^^;

投稿: こころん | 2019年9月22日 (日) 10時59分

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