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2019年9月 7日 (土)

20190907近鉄ハイキング「お伊勢さん参りハイキング 昔も今もお伊勢参り~旅7日目~伊勢街道、旅人気分で津のまちから垂水へ」(予告編)

 今日も暑い中、近鉄ハイキング「お伊勢さん参りハイキング 昔も今もお伊勢参り~旅7日目~伊勢街道、旅人気分で津のまちから垂水へ」に行ってきました。近鉄名古屋線・津駅から同じく名古屋線・南が丘駅まで、コースマップ上は8.4㎞。今日の津の天気をアメダスで見ますと、最高気温は31.1℃ (14:34)でしたが、湿度が高い感じで、蒸し暑く疲れました。今日は、いつものように予告編で、主なところについて。今日もMさんと二人で参加してきました。

Img_8311c  受付は、近鉄津駅(津駅西口)で9時半から11時。桑名駅を9時1分に出る五十鈴川行き急行に乗車し、津駅には、9時46分着。¥690。前回と同じく、受付開始から15分以上経っていますので、空いていました。受付を済ませて、9時55分にスタート。

Img_8301c_20190907192901  こちらがコースマップ。今回もB4両面。津駅西口をスタートし、横断歩道橋を渡って津駅の東側へ。伊勢街道Img_8304c に出て、まずは四天王寺へ。ここは、津で最古の寺。ついで、日本三大観音の一つと言われる津観音寺。ここは大門商店街の北の端。大門商店街辺りで、平治煎餅本店と、とら家本家とお菓子屋さんに立ち寄ります。岩田川にかかる観音橋を渡って、南へ。いつぞや訪ねたことがある、閻魔堂と市杵島姫神社から、松源寺の地蔵堂を見て、思案橋へ。ここでは、いったい何を思案するのか? 垂水南の交差点で国道23号線を渡り、南が丘の住宅団地を通って、名古屋線・南が丘駅がゴール。コースマップでは、約8.4㎞。

190907kintetsuhikingtsu  こちらは、実測ルートマップ。津駅からしばらくは、国道23号線を縫うように伊勢街道が進みます。岩田から東にやや離れます。閻魔堂や市杵島姫神社あたりは昔の津の町の外れ。このあたり立ち寄り先がたくさんありました。八幡町に津八幡神社や、結城神社などがあります。香良洲道との追分を経て、西へ。東雲寺の南辺りで伊勢街道と別れ(伊勢街道は、「たるみ子育て交流館」の辺りから南につながっています)、近鉄南が丘駅に向かいます。近鉄ハイキングですから、近鉄の駅がスタート・ゴールになりますので、伊勢街道からは1㎞以上離れているものの、南が丘駅に向かうのです。

Img_8338c_20190907193001  途中、かなりすっ飛ばしますが、塔世山四天王寺。曹洞宗の中本山。津市で最も古い寺。推古天皇の勅願により、聖徳太子がImg_8352c_20190907195901 建立したと伝えられています。正確な創建の年代は定かではありませんが、平安初期と考えられています。もともと、かなり広い境内を有していたのですが、昭和20(1945)年、戦災で総門、中雀門、鐘楼以外はほとんど焼失しました。本堂と庫裏は戦後再建。現在は山門(江戸時代初期)がもっとも古い建築なのですが、聖徳太子時代の古瓦などを残しているそうです。ここには実にいろいろのものがありますが、今日のところは3つを取り上げます。なお、四天王寺の直前でスタートから1㎞、時刻は10時15分。ここは一度訪ねてみたかったお寺ということもあり、また、いろいろのものがありましたので、30分もウロウロしていました。

Img_8358c  まずは、織田信長、信包の生母である土田御前(どたごぜん/つちだごぜん、生年不詳 – 文禄3(1594)年)と、藤堂高虎Img_8364c_20190907193001 正室の久芳院(きゅうほういん)の墓。左の写真が土田御前の墓。本能寺の変で信長と孫の信忠が自害した後は、孫の信雄の庇護のもとにありましたが、天正18(1590)年の信雄の改易後は伊勢国安濃津の信包のもとに引き取られ、ここで亡くなっています。右の写真が、久芳院のお墓。

Img_8393c  こちらは、「芭蕉翁文塚」。元文2(1737)年に津の俳人菊池二日坊(ふつかぼう)が翁を偲んで建てたものです。塚に向かって左手には、その二日坊の「杖塚」もあります。芭蕉翁文塚の裏には芭蕉の略歴と由来が記されています。ちなみに、二日坊とは、医術の修行に出たものの、2日で帰ってきたからだというのは、安濃津歴史ガイドの方のお話しでした。さらなる余談。同行のMさんから、前回、「お寺には、なぜ○○寺という名前の他に△△山というのがあるんだ?」という宿題をいただいていました。「山号(さんごう)」といいますが、調べたところ、「寺院の名前の上に付ける称号」で、「もと、寺は多く山に建てられたため、その山の名でよばれたが、のちに平地の寺にも用いるようになった」ということでした。

Img_8459c  塔世橋を渡り、国道23号線を南へ。スタートから3㎞の手前で、平治煎餅本店に立ち寄り。平治煎餅の由来は、こちら。この由来にある平治のエピソードから「阿漕な」ということばができています(こちら)。講釈はともかく、ここでどら焼き(¥200)をMさんと二人で分けて食べてきました。二人で一つにしたのは、大門商店街でもう一ヶ所、和菓子屋さんに立ち寄るからです(微笑)。

Img_8467c_20190907193001  平治煎餅本店から津観音寺へ。正式には、恵日山観音寺大宝院、真言宗醍醐派のお寺。ご本尊は聖観音菩薩。浅草観音、大須Img_8478c_20190907202701 観音と並んで日本三大観音の一つとされます。去年(2018年)4月23日にも訪れています(20180423勝手に近鉄ハイキング「名古屋線・津新町駅から松菱、お城公園など」(その2)……乱歩の墓のある浄明院、阿漕平治に関わる上宮寺、西来寺、大門商店街から津観音)。

Img_8501c_20190907203301  津観音の南には、大門商店街があります。去年4月に訪れた時には、まだアーケードがあったのですが、老朽Img_8512c 化でその後取り壊されています。現在は、この写真のような状態。イメージがまったく変わりました。この大門商店街の南の端にあるとらや本家が次の立ち寄りスポット(右の写真)。ここは、いちご大福などが名物というか、いちご大福発祥の店(リンク先をご覧ください)。

Img_8506c_20190907193001  ただし、今日は「梨大福」をお買い上げ。これまた店内で食べてきました。2個入りで¥460(税別)だったと思いImg_8508c_20190907204001 ます。これ、なかなかの美味。梨は、久居の名産物。今日は、オッサン二人でお菓子を食べてばかり。我ながら笑えてきます。

Img_8547c  大門商店街から伊勢街道はさらに南へ。岩田川を観音橋で渡り、津球場の南で左折し、東南へ向かいます。5.5㎞の手前で、天台宗阿古木山眞教寺と市杵島姫神社。眞教寺は、通称の閻魔堂で知られています(左の写真で向かって左)。閻魔王座像や円空作十一面観音立像などがあります。眞教寺は、慶長19(1607)年、津藩二代藤堂高次公が建立したと伝えられています。ここは、ちょうど津の城下への南の入口にあたり、悪霊や疫病が津の町に入らないようにとの願いもあって、閻魔大王坐像が据えられたと伝えられています。市杵島姫神社は、通称「べざいさん」。この神社は建武年間(650 年ほど前)からこの地にあり、当時伊勢の国司であった北畠氏が守り本尊としていたご神体を、天正4(1576)年の岩田川の戦い(同年11月)で敗れたとき、家臣が岩田の清長院へ預けたものがこの土地に移ったといいます。主祭神は、市杵島姫命。ここは、今年4月27日の近鉄ハイキングで来ました(20190428近鉄ハイキング「『阿漕』砂浜ハイキングと津グルメ散策」へ(その1)……津新町駅をスタートし、三重刑務所、真教寺・閻魔堂と市杵島姫神社へ)。

Img_8556c  閻魔堂と市杵島姫神社の先には、神明神社。ここも4月27日の近鉄ハイキングで来ています(20190428近鉄ハイキング「『阿漕』砂浜ハイキングと津グルメ散策」へ(その2)……教圓寺、神明神社、山二造酢を経て結城神社へ)。ここは、御祭神が屋根に作られた天窓の上に祭られているという、大変珍しい神社です。御祭神は、大日孁貴命(オオヒルメノムチノミコト;天照大神の異称)です。天窓の向こうに祀られていますから、地元では「まんどさん」と呼ばれています。

Img_8555c  このあたりは、昔からの建物がまだたくさん残っています。写真のような雰囲気。格子や軒の低い二階づくりの家なみです。Img_8576c 昔からの建物には、これは「卯建」とはいえない気がしますが、防火壁が設けられています。スタートから6.2㎞のところに松源寺。天台真盛宗のお寺。ここの山門脇には、弘法大師作と伝わる地蔵を祀る地蔵堂があります。宝暦年間(1751~1761年)、松源寺に立ち寄ったあと、富士参りに向かった度会郡の人が富士山中で道に迷っていたら、旅僧に姿を変えた地蔵に助けられたといいます。

Img_8596c  松源寺の先に「明治天皇津八幡町御小休所碑」。明治13(1880)年7月9日、明治天皇はこの地を通られ休憩されました。この頃、明治天皇は、三重県内を行幸されています。7月4日~6日には三重県庁、裁判所、師範学校、津中学校を御巡覧。さらに、7月11日・12日に、亀山で大阪鎮台・名古屋鎮台の合同演習(軍事訓練)がおこなわれたのをご覧になっています。

Img_8611c_20190907193101  この先、垂水南交差点の手前に「思案橋」があります。ここは香良洲道との追分。旅人が、香良洲神社に立Img_8616c ち寄るかどうか橋の上で思案したことに由来する名称。江戸時代、伊勢参宮の折に香良洲神社を参詣しない人は、ここで遥拝したといわれています。石橋が残っていて、その側面には松・梅・扇が浮き彫りにされています。文政6(1823)年の銘があります。

Img_8623c_20190907193101  垂水南交差点を渡って、国道23号線の西へ。国道交差点を過ぎて、すぐに7㎞。12時40分Img_8633c 頃。伊勢街道もかなり田舎の道のようになっています。途中、珍しい信号があります。コースマップにも、「4分間待つ信号」とあります。これまでにここは2~3回、クルマで通ったことがあります。

Img_8655c  しばらく坂を登りますが、時刻は、12時45分頃。ゴールの南が丘駅までは、1㎞半ほどのはず。和菓子を2Img_8649c_20190907193101 つ食べたものの、お腹も空いてきました。南が丘駅は、以前、この近くにある三重県運転免許センターに行くときに降りたことがあり、周辺には食べ物屋さんも何もないことが分かっていました。最悪、津まで戻って昼を食べようと思っていたのですが、成就寺を過ぎた坂道の途中に喫茶店がありました。Mさんと相談し、ここで昼食を摂ることにしました。これが大正解。というのも、この先、南が丘駅までの間には、やはり食事ができるところがなかったのです。焼きそば(¥650)を昼食に。失礼ながら、あまり期待しなかったものの、けっこう美味しくいただけました。エアコンが効いた中で涼み、休憩もできました(微笑)。

Img_8658c  このあとはひたすらゴールを目指します。南が丘の住宅団地は、近鉄が開発した団地。南が丘駅は、この住宅団地のアクセスのために平成元(1989)年に新たに開設された駅。駅の辺りは、かつては津新町駅~久居駅の中間の不便な場所で、青谷という地名。津市立斎場(火葬場)が付近にある静かな土地でした。現在は、急行停車駅。南が丘の住宅団地をしばらく歩いたのですが、塾とか、葬儀屋さんとかはあったものの、食事ができる店は歩いたところにはありませんでした。

Img_8674c_20190907193101  ゴールの近鉄名古屋線・南が丘駅。13時45分頃到着。実際に歩いたのは、9㎞(四天王寺や、津観音などで歩き回りましたので、もう少し歩いていると思います)。いやぁ、今日も蒸し暑かったですねぇ。14時半までは、参加紀念マグImg_8694c_20190907193101 ネットがもらえるということで、無事に7個目をいただいてきました。

Img_8683c_20190907193101  これであみま倶楽部のスタンプは、23個目。ゴールしてすぐの13時49分に名古屋行き急行Img_8691c がありましたので、それに乗車。桑名には、14時40分着。¥750。右は、ALKOOによる今日の歩数。歩いた距離は、ハイキングで9㎞、自宅と桑名駅の往復が1.8㎞。したがって、10.8㎞と思います。今日も蒸し暑くて、かなり疲れました。歩く距離はさほど苦にはなりませんが、蒸し暑いのは叶いません。

 今日のハイキングの記事は、9/1の「20190901近鉄ハイキング「お伊勢さん参りハイキング 昔も今もお伊勢参り~旅6日目~伊勢街道、旅人気分で河芸から潮風薫る江戸橋へ」が終わったら、その次に書きます。

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