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2019年4月15日 (月)

三重・岐阜・愛知三県御衣黃ツアーは成功したか?……木曽三川公園や、アオサギの様子なども【船頭平河川公園の御衣黃について付記しました(4/15)】

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 天気はよくなったのですが、すごい風。5~9m/sほどの風が吹いています。ソメイヨシノもほぼ終わりましたので、そろそろ御衣黃も咲き始めただろうと思い、今日は、「三重・岐阜・愛知三県御衣黃ツアー」を挙行してきました(微笑)。残念ながら、愛知県では御衣黃は確認できませんでしたが、岐阜では思いがけないところで発見。詳細は後ほど。

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 まずは、市内の藤が丘デザイン公園へ。お子さん連れで遊びに行ったり、夜景を観賞したりするスポットでもあります。ここにImg_6036c は御衣黃が2ヶ所に計6本あります。御衣黃は以前から知っていたのですが、2年前にここにあるのを知って以来(2017年4月18日 :御衣黄を見に行く……コアジサシ営巣地と、長良川河口堰もチェック)、見に来ているのです。

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 過去2年は、ここにある御衣黃の花は、割りと咲きそろっていたと思うのですが、今年は木によって様子が異なっていました。寒暖が定まらなかったためかも知れません。藤が丘デザイン公園にいた時間帯は、雲がけっこうかかってしまい、また、風も強くて今ひとつという感じでした。駐車場が狭くて、すぐに満車になるのが、ここの難点。今週中にもう一度くらい見たいものです。

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 続いて、こちらへ。治水神社。岐阜県海津市海津町油島にあります。宝暦治水に携わった薩摩藩の平田靱負を治水の神としImg_1773c て、昭和13(1938)年5月25日に創建されました。今日改めて境内を回って、鳥居の手前にある社号を示した石碑の揮毫者が、あの東郷平八郎元帥でした。ここへ来たのは、御衣黃を求めてではなく、拝殿の背後にある鎮守の森で営巣するアオサギを見たいと思ってでした。

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 しかし、お参りをして境内を回っていたら、社務所の前に御衣黃と八重桜が咲いているのを見つけたのです。儲けものImg_6106c という感じ(微笑)。自分が知らないだけで、本当に思わぬところにあるものです。治水神社あたりも強風でしたが、御衣黃が咲いているところは、鎮守の森や、社務所で風が遮られていて、ゆっくり鑑賞できました。

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 こちらは同じところにあった八重桜。八重桜もシーズンを迎えたようで、藤が丘デザイン公園にも、このあと立ち寄った船頭平公園でも咲いていました。

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 アオサギの話しに行く前に、治水神社のあるあたりは、「史跡油島千本松締切堤」になっています。海津市海Img_1793c 津町油島にある堤防跡。木曽川・長良川・揖斐川の三川分流工事にともなって、分流堤に約1,000本の松が植えられた堤防です。宝暦3(1753)年、幕府が薩摩藩に治水工事を命じ、同藩は翌年春から1年間かけて河川合流部に締切堤を築造しました(宝暦治水)。この工事は困難をきわめて多数の犠牲者を出し、多額の工費を費やしたため、完工後に総奉行の平田靱負(ゆきえ)は自刃したといわれます(病死説もあります)。当時、平田靱負の指揮で九州から取り寄せて堤防上に植えられた多くの日向松(ひゅうがまつ)が帯状であったため、千本松原と称されました。左の写真は、上流方向を向いて(木曽三川公園の方角)、右の写真は下流方向(桑名方向)を撮っています。

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 治水神社に来た主目的は、アオサギの巣や、繁殖を見るためですが、折からの強風で、パッと見たところ、樹上にはその姿がImg_6146c ありませんでした。ズームレンズを望遠鏡代わりに見ると、何カ所かの巣にはアオサギがへばりついているように見えました。左の写真は、南側から神社の拝殿の背後の松の木を撮ったもの。中央と、下の方にアオサギらしき姿が見えています。境内を回ると、西側の長良川の中洲に避難しているアオサギが数羽。強風で巣にいられないのでしょう。巣にいるのは、卵があるところかと思うのですが、そこまでの確認は到底無理。

Img_1849c 神社の北にある木曽三川公園に回ってみてみたのが、これら2枚の写真。左の写真には巣が3つ写っていますImg_1852c が、左のものと、右下のものには親がいるようです。左のものにズームして見ると、右の写真。確かに、1羽のアオサギが巣に伏せるようにしているのが分かります。10数mくらいの高さなのでしょうが、この強風では大変です。

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 この強風の中、それでもめげずに巣材を咥えて運ぶ姿も見られました。野鳥たちの繁殖行動は、まさに本能的なものですから、「今日は、風が強いから作業中止」という、柔軟な対応は取れないのでしょう。左の写真のアオサギさん、自分の背丈より長い枝を咥えています。オスが巣材を運び、メスが巣をつくるのですが、大きい方がメスが喜ぶのでしょうか(笑)。オスも大変。ブロ友のひらいさん情報では、ダイサギもいたというのですが(2019.04.06~07 お散歩週報(オマケはN里))、今日は確認できず。

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 帰ろうかと思ったら、巣に帰ってくるアオサギも何羽か見られました。強風に煽られ、大変そうですし、着地というか、着木というか、バランスを崩しそうになっていました。

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 ついでに国営木曽三川公園木曽三川センターへもちょっとだけ立ち寄って来ました。チューリップ祭は、昨日で終わりましImg_1847c たが、まだそのままでした。エントランスあたりしか見てきませんでしたが、それなりに楽しめました。右は、ローアングルからチューリップ、水と緑の館・展望タワー(高さ65m)、青空を入れてみました。自分では気に入っています(苦笑)。

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 続いて、船頭平河川公園へ。ここは愛知県愛西市立田町。半日足らずで、三重・岐阜・愛知の三県を制覇(微笑)。写真は、木曽川文庫の建物。ここは、木曽三川に関する各分野の図書・研究論文等の収集保存を図り、先人の偉業を顕彰し、併せて今日的な治水のあり方を学ぶ場として建てられました。船頭平閘門の管理所も兼ねています。ここにも御衣黃があるはずなのですが、去年は、ハッキリ確認できませんでした(2018年4月10日:デザイン公園と船頭平閘門で御衣黄、治水神社でアオサギ)。

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 この木だったか、この木に向かって右にあったかと思うのですが……。写真のこの木、花は白く、八重咲きではありません。御Img_6206c 衣黃ではないと考えられます。他にもそれらしい桜は見当たりませんから、なくなってしまった可能性が大。したがって、愛知県では御衣黃は見つけられず、という結果。ハナモモを撮って、船頭平閘門も見てきました。

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 まだ時間がありましたから、桑名市長島町内へ。やはりひらいさん情報で、なばなの里にも御衣黃があるということで、道沿Img_6242c いや、駐車場近くを通過しながら確認したのですが、見つけられず。そのまま、某臨時駐車場へ。コチドリや、ケリ、コアジサシが過去に繁殖しているところ。今日いたのは、ヒバリのペア。1組か2組か判断しがたいところ。左のヒバリは冠羽を建てていますから、オスの可能性が高いと思います。右はともに行動していましたヶ、こちらがメスかなという気がします。

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 コチドリもいました。こちらも、移動しましたので、判断が難しいのですが、1組か、2組。左右の写真のコチドリは、近くにImg_6269c いましたから、ペアだろうと思います。右の写真のコチドリ、地面に嘴を突っ込んで餌となる虫を捕まえたところ。

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 虫を捕まえる前は、これらの写真のような行動をしていました。写真を撮っていたら、睨まれたような気もしImg_6266c ます(苦笑)。これら駐車場での写真は、すべてクルマの中からとっています。そうでないと、すぐに逃げられます。

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 駐車場には、ツグミも1羽。コチドリの近くにいたのですが、両者があまり接近すると、ツグミが嫌がって追い払っていました。

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 最後に(そんなにあちこち行ったのか、といわれるかも知れませんが、帰宅途中です)、長良川河口堰へ。こImg_6290c こはとんでもない強風。それ故、東端で魚道とカモの様子だけ確認。帽子が飛ばされるどころか、身体ごと吹き飛ばされそうでした(苦笑)。パッと見たところ、キンクロハジロばかり200羽以上。数えられるような状況ではありませんので、全くの印象。

Img_6286c 東側の魚道脇にいつも掲げられている吹き流しは、アユのぼりになっていました。アユが遡上する期間は、吹き流しではなく、このアユのぼりになっています。今年の初遡上は、3月2日で、これまでに6,919尾が遡上しているそうです(リンク先をご覧ください)。

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 ということで、三重・岐阜・愛知三県御衣黃ツアーは、岐阜で広いもの、あいちではちょっと残念な結果という結末でした。今週からは、江戸橋方面の非常勤の講義が始まります。去年よりも1週間遅くなりました。7月末まで毎週水曜の午前中、講義に出かけます。今年も大過なく終えたいと思っています。写真は、治水神社の八重桜。

【付記(4/15 20:30)】

E297eea2  こちらは、一昨年(2017年)4月18日に見てきた、木曽川文庫の御衣黃の写真です(2017年4月18日:御衣黄を見に行く……コアジサシ営巣地と、長良川河口堰もチェック)。木曽川文庫の建物の南にありました。今日の写真では、「この木だったか、この木に向かって右にあったかと思うのですが……」のところに載せた写真の辺りを南側(写真でいうと、左手)から撮ったものですが、やはり御衣黃はなくなったと考えるのが妥当と思われます。

 ひらいさんからいただいたコメントで、なばなの里の御衣黃の場所をきちんと把握しました。近いうちに行きたいと思います。ご関心がおありの向きには、コメントをご覧ください。

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コメント

チーママさん、こんにちは。

緑の桜、私も数年前までは知りませんでしたが、知った途端見たくなり、探しました。
しかし、散歩友達の方々でもご存じの方は少ないようで、「そんなものがあるの?」という反応がよく返ってきます。

それはさておき、ウコンは、すっかり失念していました。
まだ修行が足りません。
藤が丘デザイン公園のものには、御衣黃という名札がありましたが、社務所の前にあった桜には、名札はありませんでした。
ここはアオサギの巣もありますから、できればもう一度見て来たいところです。

ご指摘、ありがとうございました。

投稿: mamekichi | 2019年4月16日 (火) 17時22分

皆さん御衣黄を知らないとおっしゃる。緑の桜って、見たことがないと。
実は結構あるはずなのに、花が咲いているのに気が付かないってことが、結構あるんのだと思いますよ。
で、御衣黄とウコンの見分けが、個体差もあるので、これまた難しい。 社務所の前にあったのは、名札がありました? ぱっと見、ウコンのようにも思えて(^^;;;
まぁDNA的には、ほぼ一緒なので無理からぬところですね。

投稿: チーママ | 2019年4月16日 (火) 10時39分

ミリオンさん、こんばんは。

御衣黃は、数年前から見てみたいと思って、ネットで検索していました。
2年前に、藤が丘デザイン公園と船頭平河川公園にあるのが分かって見に行きましたが、初めて実物をご覧になると、きっと感動されると思います。
ブロ友のひらいさんのコメントにもありましたが、なばなの里にもあるようです。
お出かけになることをお勧めします。

治水神社南の千本松原で、松の木が白くなっているのは、カワウの糞のためです。

九華公園でも野球場南の照明灯の下の道路が真っ白になりますが、これもカワウのせいです。

コチドリさんから、睨まれました(笑)。
食事中のところを邪魔したようです。

投稿: mamekichi | 2019年4月15日 (月) 21時14分

こんばんは、御衣黄は緑色っぽい桜の花で緑色から花の色が変わるのですね。
まだ一度も見たことないです。
治水神社近くの松の木が白くなってる所がありますが、
下を通ると車にぽつぽつと白いのがつきます。
あれは木の薬剤か野鳥の糞で白くなってるんでしょうかね。
コチドリさんこっちを見て眼光鋭いですね。


投稿: ミリオン | 2019年4月15日 (月) 21時09分

ひらいさん、こんばんは。

昨日の研究会の助言者の役割も終わり、江戸橋方面の仕事も明後日ということで、隙間を狙って「御衣黃ツアー」を敢行したという次第(苦笑)。

C神社にあったのは、自分もまったく気づきませんでした(笑)。
「見れども見えず」というか、花が咲いていないと分かりませんね。

木曽川文庫のものは、やはりなくなったと考えられます。
一昨年(2017年4月18日)は、ありました(写真を追加しておきます)。
形あるものは,なくなるのも仕方ありませんが,残念です。
私も,記憶があやしいのかと思ったのですが、多分そうではなさそうです。

なばなの里の御衣黃、了解しました。
できれば、確認してきたいと思いますが、明日か、木曜以降です。

今日はすごい風でした。
治水神社のアオサギたちも大変そうでした。
最初は、巣にはいないのかと思いましたが、巣にへばりついていました。
あれは卵を抱いているからだろうと思います。

臨駐では、ケリも期待したのですが、今日はいませんでした。
河口堰は時間の都合もありましたが、あの強風では,管理橋を渡ることは不可能(笑)。

投稿: mamekichi | 2019年4月15日 (月) 20時33分

mamekichiさん、こんばんは!

おぉ~御衣黄ツアーですか! しかも半日で三重・岐阜・愛知の三県を制覇とは凄い! そしてC神社にも有るとは、全く気づかずでした、今度確認してみます。そして木曽川文庫、御衣黄は伐採されてしまったのですね、昨年は行けなかったのですが、物覚えが悪くなっただけだと諦めておりました。(笑) N里の御衣黄、実は道路沿いでは無く、C駐車場の観光バスが停まっている辺りにあります、C駐車場にある2台セットの自動販売機から南西方向に10m程の所です。フリーパスは不要ですが、B駐車場に車を停めて少しだけ徒歩移動が必要です。と言う事で先ほど会社帰りに、N里の御衣黄を撮影して来ました。(笑)
今日はもの凄い風でしたね、C神社サギ山のアオサギも、タマゴを落とさないよう、しっかり守ってますね、親の愛情は素晴らしいです。
今週末辺りは、臨駐、河口堰確認にも行かねばと思っておりますが、アオサギに会えないと寂しいので、結局サギ山になりそうです。(笑)

投稿: ひらい | 2019年4月15日 (月) 19時45分

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