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2019年3月10日 (日)

20190310近鉄ハイキング「昔も今もお伊勢参り~旅1日目~東海道、旅人気分で七里の渡しから富田へ」……雨天決行にて「完」

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 テレビ局によって微妙に天気予報が異なり、若干迷ったものの、9時の時点では降っていませんでしたので、予定通り、近鉄ハイキング「昔も今もお伊勢参り~旅1日目~東海道、旅人気分で七里の渡しから富田へ」にいってきました。「旅1日目」とありますように、桑名・七里の渡しから12日(12回)かけて、東海道、伊勢街道(参宮街道)を歩いて、伊勢参りに行くという、実に魅力的な企画。案内にも「雨天決行(荒天中止)」とありますから、取り敢えず出発。
Img_5839c 受付は、近鉄桑名駅。桑名駅の西口(いつも利用するのは、東口で、こちらImg_5841c はJR桑名駅)。9時半から受付開始ということで、9時に自宅を出て、残念ながら電車に乗っては行けませんので、徒歩にて(微笑)。西口まではほぼ1㎞。9時20分に到着。並んでいたのは、60名あまり。
Img_5848c 配布されたコースマップ。今日は、マップ上、約12㎞です。マップも両面のタImg_5850c イプ。近鉄名古屋線・桑名駅(西口)をスタート、七里の渡し跡、春日神社、とらや饅頭、桑名市博物館、矢田立場、東海道 つたや、町屋橋跡、朝明橋、富田の一里塚跡、富田菓庵 清華堂と回って、近鉄名古屋線・近鉄富田駅がゴールになっています。このうち、七里の渡し跡から、富田の一里塚跡の少し先までが、旧・東海道。桑名市内の初めの方1/3くらいは、いつもの散歩コースと似ています。
190310kintetsuhikingkuwanaall 結果的には、桑名市内の吉津屋見附跡あたりを歩いている頃から雨が降り始め、どこにも立ち寄らず、唯ひたすら歩いてきました(苦笑)。実測ルートマップも、コースマップとほとんど変わりません。今回、全体の図にはスタート、ゴール、距離しか入っていませんが、ご覧のように、桑名から南東にほぼまっすぐ、かなり広い範囲を歩きましたので、入れる余地がなかったのです。
190310kintetsuhikingkuwana1 もう少し詳しくした実測ルートマップ。スタートから町屋橋まで。七里の渡し跡に朱い星印を入れましたが、ここが、船を下りて、陸路での東海道のスタート。今日のルートは、ほぼ旧・東海道となっています。
Img_5858c 9時半に桑名駅西口をスタート。予想していたものの、朝、駅まで行ったImg_5862c ルートを逆に辿って、拙宅マンション前を通り、住吉入江の玉重橋へ。向こうは見慣れた諸戸氏庭園。ハイキングに来たという気分があまりしません(苦笑)。右が七里の渡し跡。鳥居は、伊勢一の鳥居。伊勢神宮のご遷宮の際、宇治橋のところの鳥居が払い下げられます。東海道は、名古屋の宮からここまで海上七里をやって来て、再びここから陸路。
Img_5865c 七里の渡し跡から少し進んだ、桑名市川口町あたりの旧・東海道。私にImg_5868c はもう数え切れないくらいの回数、通ったところ。今回のルートも、何度か歩きましたので、地図は見なくてもゴールまで辿りつけます。右は春日神社。立ち寄り先に設定されていましたが、今日はパス。春日神社の前にあるとらや饅頭も立ち寄り先でしたが、見る限りどなたも春日神社の方には向かいません。とらやさんには、当てが外れたのではないでしょうか。ちなみに、他2軒のお菓子屋さんも、立ち寄る方はごく少数でした(東海道 つたや富田菓庵 清華堂)。
Img_5870c 春日神社の先にある歴史を語る公園。旧・桑名城の堀に面しています。ここは、桑名城の石垣がほぼそのまま残っています。ただし、残念ながら、漁船やプレジャーボートが係留されています。私が桑名に来た頃からのことで、石垣を楽しむのには不適。
Img_5873c 京町にある桑名市博物館。今日は、春季企画展「進みゆく日本画 ―近代を映す あまたの美―」を開催中で、入館料¥150が¥70になるのですが、また今度ということでパス。この先には、京町見附があり、枡形があったのですが(赤丸のところ)、今はありません。京町見附跡で左折し、南下。吉津屋を通って行くと、現在、鍛冶町となっているところへ。ここにも見附がありました(吉津屋見附跡)。ここには現在も枡形が残っています。
Img_5879c  枡形を経て左折し、東へ。少し先、今は「いもや本店」というプラモデル屋(マImg_5864c ニアには有名)のところで右折して、南下。桑名市内の東海道沿いには、左の写真の隅にあるような「東海道」の案内の石柱が立っているのですが、ハイキング参加者の中にはこれに気づかない方も多数。これ、洒落てはいると思いますが、もっと分かりやすいものにしてもらわないと不親切です。同様に、旧跡を案内する看板(右の写真)も、ほとんど気づかれないようです。これ、文字も薄くなっていて読めません。これも改めてもらいたいところ。余談はともかく、このあたりから雨が降り始めてしまいました。「予想より早くて参ったな」というのが実感。「近鉄益生駅か、伊勢朝日駅までは行こう、そこでダメならリタイア」と弱気の虫が……。
Img_5887c この前後、寺社が多数あります。すべて触れるのも今までの記事の繰り返Img_5893c しになりますから、いくつか選んで。左は、泡洲崎八幡社。この付近、旧泡洲崎の鎮守。右は、十念寺。墓地には、明治維新の際に桑名藩の責任を負って切腹した森陳明(もりつらあき)の墓があります。また、境内には七福神が祀られ、毎年11月23日に七福神まつりが開かれています。
Img_5903c 3㎞半あたりには、かつて七曲見附がありました。ここを右折し、東海道は西へ。鍋屋町という名前の通り、鋳物師などが集まっていたところ。その途中に天武天皇社。天武天皇を祀る、全国で唯一の神社だそうです。
Img_5922c 途中を端折りますが(この先もです)、4㎞を過ぎて、国道1号線を渡ると、Img_5928c 矢田立場跡に来ます。立場は、宿場と宿場の間にあって、旅人が休憩する茶店などが集まっているところ。さらに進むと、江場松原跡。現在は、日立金属の工場になっていますが、江戸時代は松原で、鈴鹿山脈もよく見えたそうです。このあたりには、城南神社や、了順寺などもあります。
Img_5939c さらに南に進み、スタートから5㎞を過ぎて、国道258号線を地下道で潜り、町屋川近くまで来ると、伊勢両宮常夜灯。このあたりは安永の立場。かつては、名物として「安永餅」が売られていましたが、現在は売る店はありません。東海道は、この常夜灯の前を通っており、現在の町屋橋の上流に橋がかかっていました。
Img_5941c 今は、こちら、国道1号線の町屋橋を渡ります。したがって、ここだけ、旧190310kintetsuhikingkuwana2 東海道のルートからは少し外れます。このあたりから、実測ルートマップはその2。右のマップには、古い橋があったところは黄色い線で示してあります。町屋橋を渡ると、三重郡朝日町に入ります。朝日町内では、東海道はほぼ一本道で、迷うことはありません。
Img_5947c 町屋橋を渡ったところで6㎞。時刻は、10時50分過ぎ。朝日町に入り、しImg_5949c ばらく行くと、山口誓子句碑と、縄生一里塚跡が続きます。山口誓子の句碑には、「露けさよ祷りの指を唇に触れ」とあります。水谷タバコ店の前。建立は、昭和25(1950)年10月。縄生の一里塚跡は、右の写真のように、小さな石柱が立っているだけで、見逃しそうです。江戸日本橋からは、97里といいます。
Img_5952c 近鉄伊勢朝日駅のところで7㎞。雨は小降りながら、降りImg_5959c 続いていますので、折りたたみ傘を差しながらの道中。朝日町内にも、お寺や旧跡がありますが、おおかたは割愛します。右は、浄泉坊。真宗本願寺派。桑名藩にゆかりのあるお寺で、山門には三ツ葉葵のご紋があります。参勤交代の大名は駕籠を降りて黙礼したと伝わる寺。
Img_5963c JR関西線・朝日駅近くにある西光寺。真宗大谷派。安永6(1777)年の銘Img_5965c のある梵鐘があります。ここのお寺には、右の写真のように、立派な松があり、松並木の名残かという気がします。
Img_5969c 朝日町柿の辺りには、桜並木があります。江戸時代には、松並木だったImg_5971c そうです。両側は水田で、民家はなかったともいいます。伊勢湾岸自動車道&北勢バイパスの手前、西側には、多賀大社常夜燈があります。弘化3(1846)に建立され、かつては燈籠番が毎夜火を灯したそうです。
190310kintetsuhikingkuwana3 多賀大社常夜灯を過ぎ、自動車道の高架をくぐると、すぐに朝明橋で、

Img_5985c

朝明川を渡り、四日市市松寺地区に入ります。松寺の辺りにも、寺社がたくさんありますし、松寺にも立場がありました。立場は朝日町小向にもあり、四日市の富田まで5つの立場があったといいます。
Img_5995c  JR関西線、三岐鉄道三岐線の西富田踏切の手前に、鏡ヶ池跡があります。聖武天皇が朝明頓宮に入る途中に池があり、そこに差しかかられたとき、突風で天皇の笠が池に吹き落とされました。それを村の少女が進み出て笠を拾い上げ、天皇に渡しました。馬上豊かな天皇の姿と、天皇を伏し拝む少女の姿が共に池に映って絵に描いたような美しい光景だったと伝わっています。文明年間に東海道のコースが代わり、この池の真ん中を通るようになり、池は分断されました。明治末期まで東海道の両脇にしばらくは池が残っていたそうですが、現在では、この昭和8(1933)年建立の碑だけになっています。
Img_6003c 東海道は、この先、三光寺(真宗本願寺派)の門前で左折し南東に向かImg_6008c_2 います。ここは、西富田町。今日のゴールも近くなってきました。ほぼ11㎞地点、西側(向かって右)に、富田一里塚跡があります。ここは、縄生の一里塚よりも立派な石碑が建っています。県指定の史跡(昭和12(1937)年11月指定)。四日市市内には4ヶ所の一里塚がありました。ここ富田の他、三ツ谷(海蔵川の北詰)、日永、釆女(杖衝坂を登りつめた先)です。日永の一里塚跡は見たと思いますが、他はまだ。これからのハイキングで確認できるでしょう。
Img_6011c 富田の一里塚跡の先の東海道。雨はかなり小降り。歩く人(ハイキングImg_6014c 参加者)も、距離が進むとバラバラになります。富田の一里塚跡を過ぎると、東側(左手)に八幡神社。康安2(1279)年に勧請されたといいますから、鎌倉時代。境内には、江戸時代から若者たちがトライしてきたという力石があります。
Img_6018c 富田八幡社の先に、「行啓記念道路碑」。大正天皇が皇太子の時代、ここを通られたことを記念して建てられたもの。大正天皇は、明治43(1910)年11月、第三師団と第十五師団の対抗演習を見学のためいらした途中、当時の三重県立第二中学校(旧制富田中学校、現在の四日市高校)に立ち寄られたのです。この碑の先で、東海道は右折。電柱に手作りの案内板が掲げられていて助かります。東海道は、さらに直進するのですが、今日は、次の交差点を右折し、ゴールの近鉄名古屋線・富田駅に向かいます(朱い星印のところ)。
Img_6026c こちらが、ゴールの富田駅。雨中を歩いてきてホッとしたせいか、ピントが合っていません(苦笑)。ゴールは、12時6分。約12㎞を2時間36分で歩いてきたことになります。ハイキング・ウォーキング参加史上、最速と思います(笑)。雨のせいで、どこにも立ち寄らず、ひたすら歩いたお陰。
Img_6029c 今日の参加記念品は、こちら。踏破記念マグネット。かなり大きいものでImg_6034c す。この伊勢参りの旅では、毎回、このようなマグネットがもらえるみたいです。子どものようでお恥ずかしいのですが、こういうものがもらえるとなると、「行かなくっちゃ」と思ってしまいます(苦笑)。あみま倶楽部のスタンプは、更新後、これで10個目。富田駅を12時16分に出る名古屋行き急行に乗車。桑名駅着は、12時22分。¥260。
Img_6039c 今日の歩数は、22,000歩あまりでした。桑名駅往復が約2㎞、ハイキングでは11.9㎞ですから、キョリ測で調べた限りでは、13.9㎞を歩いています。雨でしたので、どこも立ち寄らず、通過しつつ写真を撮るだけで、ひたすら歩いてきましたので、今日の記事はまとまりませんが、これにて「完」。
 なお、以下に今まで、今日のルートを歩いて書いた記事を掲げておきます。ご参考まで:
 これを見ますと、一昨年の秋、「旧・東海道ウォーク」を企画していて、そのときから東海道を歩こうと思っていたことが分かります。思い立っても、自分ではなかなか動かないものだ、と改めて感心しています(苦笑)。
Img_5834c  オマケのオマケ。ウォーキングシューズ、2代目、本日から導入です。前のものと同じですが、色違い。アディダスのランニングシューズ「SOLAR GLIDE M WIDE」です。残念ながら雨にはなりましたが、歩きやすくて気に入っています。

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コメント

ひらいさん、おはようございます。

雨が降っていなければ出かけるというパターンになっていますが、桑名市内吉津屋町あたりから降ってきました(10時頃?)。
予想より早くて参りました(苦笑)。

雨のため、どこにも立ち寄らず、前で写真を撮って通過しましたし、歩くスピードも速かったと思いますが、2時間半で12㎞は我ながらビックリしています。

月1~2回で、12月までかけて伊勢参りの予定(6~8月は休み)。

新しいシューズは、これまでも使っていたものと色違いで、同じもの。
これ、軽くて、伸縮性もあり、歩きやすいのです。
膝などを痛めるといけませんので、去年、Depoで店員さんに相談して勧められたものです。

ブログ、拝見しました。
サギ山、そろそろ確認に行きます。

投稿: mamekichi | 2019年3月11日 (月) 08時09分

mamekichiさん、こんばんは!

今日は昼前には雨が降って来ましたね、自分はなばなの里で遊んでる時に降ってきたので、そのまま帰りました。そして本日の近鉄ハイキング、いつものコースから富田までの12kmと、結構な距離を2時間30分で完歩と、かなりの早さ。最初のうちは軽快に歩けますが、1時間も歩いてるとどんどんペースが遅くなるので、これは凄いです。残り12回も楽しみですね。
新しいシューズも歩きやすそうです。

野鳥情報:ブログにも書きましたが、治水神社のアオサギも10羽程集まっておりました、本日はちょっとだけ見やすい所に居ました。少し南側の松の木は、カワウの糞なのか、広範囲に真っ白になっておりましたが、カワウ山は無かったです。

投稿: ひらい | 2019年3月10日 (日) 20時55分

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