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2018年12月27日 (木)

20181223近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 酒蔵めぐり油正『初日』と桃園三地蔵」へ(その3)……真光寺からいよいよ油正で酒蔵見学と試飲をして「完」

181223kintetsuhikinghisai2  12月23日、年内最後の近鉄ハイキング「酒蔵みてある記 酒蔵めぐり油正181223kintetsuhikinghisai3 『初日』と桃園三地蔵」のその3です。今回でゴールできる見込み。光明寺、宝樹寺、栄松寺と回って、桃園三地蔵を拝観してきました。栄松寺でスタートから4.6㎞。栄松寺を11時に出て、この先、昔からの久居の町に入っていきます。右の実測ルートマップその3には、しまむらなどが見えますがこのあたりには来たことがあります。

Img_7154c 栄松寺から1㎞ほど、津市久居元町にある野辺山真光寺。11時25分着。こちらも天台真Img_7165c 盛宗のお寺。残念ながら、ここもネット検索では情報は出て来ませんし、久居城下案内人の方にいただいたパンフレットにも載っていません。このお寺は、かなり格式が高いお寺だったということで(久居城下案内人の方のお話し)、本堂の天井に、ご住職が江戸時代から明治時代にかけて葬儀や法要に出かけるときに使ったという駕籠が2つ下げてありました。
Img_7163c 山門の脇に地蔵堂があり、そこに石造の地蔵菩薩立像がおられます。高さImg_7158c 170cm。船底方の石に刻まれいます。体の割りに顔が大きく、優しいまなざしをしていらっしゃいます(津市指定文化財)。像には、慶長14(1609)年の銘があり、真光寺のために建立されたといいます。
Img_7166c 津市教育委員会の説明板。地蔵堂内に「石造五輪塔 3基」ともありまImg_7160c す。右の写真の端に写っているのがそれかと思います(が、5基ありますのでそのうちどれかは不明)。一石五輪塔(一本の石を刻んでつくったもの)。室町時代後半の天文年間(1532~55)につくられ、亡くなった人の供養に建てられたといいます。また、本堂には、鎌倉時代初期の作とされる木造地蔵菩薩立像があります(津市文化財)。
Img_7168c 境内にはこのほかにも、古いお地蔵様がいらっしゃいまImg_7171c したが、こちらについては詳細は不明。何らかの説明があるとありがたいのですが……。
Img_7156c 六地蔵様もおられました。
Img_7179c 栄松寺の先を右折し、昔からの町へ入っていきます。久居元町から久居Img_7181c 本町。商店街に向かいます。途中、神社が見えました。川併(かわい)神社です。門松がすでにしつらえられているのも見えましたが、油正さんも目前ですし、Gさんと一緒でしたので、寄り道はせず。創始は不詳ですが、このあたりは旧・野辺村といい、「野辺惣社」と称されて、久居城下設置以前は氏神であったといいます。戦国時代、荒廃していたものの、寛永2(1625)年、現在の本殿が造立され、また同7年には山城国宇治郡木幡神社より八王子を勧請したといいます。
Img_7183c 油正さんを目前にして通ってきた道を振り返ってしまいました(苦笑)。4Img_7185c 差路の交差点のすぐ脇にここまで来た道が通じていて、変則的な5差路になっています(左の写真で向かって左がここまで来た道)。中央の建物に「右すぐ江戸善→」とあります。さらに、西を見るとバス停が「江戸善前」となっています。気になります(笑)。これは何かすごいところかと思ったら、食器、包丁、金物類を売っているお店でした。
Img_7186c 与太話はこれくらいにして、いよいよ最大の目的地である油正さんへ到Img_7188c 着。12時ちょうど。スタートからは、6.2㎞。つい1ヶ月前に来たばかりのところ(2018年11月23日:油正さんの蔵開きと、かかしコンテスト……家内の実家方面にて)。
Img_7191c まずは、蔵見学へ。蔵の奥へと進んでいきますと、「初日(はつひ)」のしImg_7201c ぼりたてが出て来ています。「あらっぱしり」は、「荒走り(あらばしり)」。荒走りは、(もろみ)を圧搾濾過して、清酒と清酒粕に分離する操作をいい、あげふねとも呼ばれます。自動圧搾機が普及する以前は、酒袋(さかぶくろ)に醪をつめて、槽(ふね)の中にならべて搾ったそうです。まず、醪を酒袋(5~9リットル入り)につめ、槽(ふね)の中に並べて積みます。この間に、最初に出てくる白く濁った清酒を荒走り(あらばしり)というのです。
Img_7204c 早速、試飲をいただいてきました。前回、初めて飲んだときの方が、濃くImg_7208c て、アルコール度数も高いような感じがしましたが、微妙な差が分かるほどの通ではありません。決して「呑兵衛」ではありませんが、これは堪りません(微笑)。機会があれば、是非賞味なさることをお勧めします。
Img_7211c 試飲のあとは、これまたお約束の甘酒の振る舞いをいただいてきました。酒蔵で、そこの酒粕で造った甘酒も美味しいもの。何がどう違うか説明できるほどの味覚は持ち合わせていませんが、とにかく美味しい(微笑)。同行のGさんは、大吟醸の酒粕が欲しかったようですがあいにく売り切れ。
Img_7213c この日は、お楽しみ抽選会もありました。その商品は、油正さんのロゴ入Img_7237c りの前掛け。自分で使う機会はなさそうですが、これ欲しかったですねぇ。当選番号は、コースマップの番号の下2桁が72。残念。619番でしたから、掠りもせず(苦笑)。Gさんは、720番。惜しかった。
Img_7215c いつものように即売コーナーで、試飲した「あらっぱしり」を買ってきましImg_7241c た。720ml入りで¥1,400。ラベルには、「このお酒は、上糟(しぼり)中にくみ上げた“そのまま”の生原酒です。酒蔵でしか味わえない”味”をお楽しみください。含まれているもろみの発酵時のガスは、徐々に消えてしまいます。お早めにお召し上がり下さい」とあります。が、大晦日か、正月にと思って、冷蔵庫にキープ中。10日以内に飲むようにとありましたから、大晦日か元旦ならセーフ。
Img_7222c またもや余談。油正さんには、「油正ホール」があります。木造2階建、切妻造桟瓦葺の土蔵、149㎡のホールですが、もとは醸造のための米蔵兼精米所でした。江戸末期の建築で、登録有形文化財になっています。展覧会やコンサートなどが行われるそうです。
Img_7228c これにて、この日の近鉄ハイキングの予定は無事終了。久居本町の昔からの商店街を通って、近鉄久居駅へ。ゴールは、12時半。スタートから7.4㎞。Gさんは、これから四日市へ向かうということでしたので、一緒に久居駅を12時47分の名古屋行き急行に乗車。私は、桑名まで。13時40分に到着。¥820。一緒に行ってくださる方があるのも、また楽しという感じでした。
Img_7235c あみま倶楽部の会員証を更新して、この日でスタンプは3個目。これで、年内のウォーキング/ハイキングはすべて終了。新年は、まだ思案中。1月5日に近鉄ハイキングで伊勢神宮参拝のコースがあるのですが(特別企画ハイキング 新春初詣ハイキング 新春初願い・平成最後の伊勢神宮初詣~足神さんへもお参り~)、この日では伊勢も、近鉄電車も大賑わいでしょうね。まぁ、ゆっくり考えます。
Img_7196c オマケ。年末特別サービス(笑)。「初日」の樽の前で記念撮影。これらの樽は、伊勢神宮猿田彦神社二見興玉神社、護国神社、結城神社に奉納し、飾られた後、引き上げてきたものだそうです。まぁ、縁起物の一種。これで何か良いことがあるかもしれません(微笑)。

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