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2018年12月20日 (木)

20181211伊勢神宮・外宮参拝へ……神宮暦を入手してきました(補遺というか、無駄話編)

20181211isejingu2  12月11日、思い立って伊勢神宮・外宮を参拝し、神宮暦を入手してきました (20181211伊勢神宮・外宮参拝へ……神宮暦を入手してきました)。記事はリンク先にありますが、そこに書き切れなかった内容を「補遺」として(というよりも「余談」、「無駄話」の類いです)。

Img_5828c 外宮さんの最寄り駅は、伊勢市駅。ここは、JR参宮線と、近鉄山田線の共Img_5832c 同駅。北側に近鉄、南側にJR。外宮に行くには、JR側から出なくてはなりません。近鉄伊勢市駅のホームにはあちこちに「伊勢神宮(外宮)はJR側出口へ」という表示があります。
Img_5815c
 今回は、近鉄で行ったのですが(それは、近鉄の方が料金が安く、乗り換えもなしで行けるからです)、わざわざ切符を買いました。近鉄は全線でICカードが使えるのですが、伊勢市駅でJRの改札を通ろうと思うと、切符を買わざるを得ないのです。JR東海では、関西線・四日市駅までしかICカードが使えないのです。なので、わざわざ。
C 冒頭の地図でも分かりますが、近鉄のホームからJR側の出口に行くには、Img_5840c 100m以上もありそうな連絡橋を通っていきます。ようやく改札口を出て、JR側の駅に。右は、JRの改札を出たところ。「↑伊勢神宮(外宮)」の表示の他、「赤福」や「おかげ横丁」の看板が目立ちます。近鉄電車も、伊勢中川を過ぎると、駅や沿線のあちこちに「赤福」の看板が目立ちます。
Img_5846c JR伊勢市駅。この写真は、本編にも載せました。ここから南西に直線でImg_5849c ほぼ500m行くと、外宮。右の写真もすでに載せましたが、伊勢市駅前の信号を渡って駅を振り返ったもの。鳥居があって、その向こうに駅が見えます。なんだか面白い景色。
Img_5852c 参道を歩いて行くと、。レトロな山田館という旅館があります。これも本編Img_6172c で触れましたが、その隣(伊勢市駅側)にもレトロな店。“ISE SIMA KANKO MIYAGE SIZUOKAYA”とあります。外国人観光客を意識したのでしょうが、ローマ字では通じないかも(笑)。さらにその近く、黒土塀が意表を突く店が。「伊勢菊一」だそうです。明治40(1907)年創業の刃物店「菊一文字金近本店」なのですが、平成23(2015)年に存続の危機に陥ってしまいました。そのため、日本文化を伝える場所として、リニューアルし「伊勢菊一」となりました。刃物店は存続し、さらに伊勢や、神宮を深く知ることができ、土産も売るところとなったそうです。これは後で調べて分かったことで、事前に知っていれば、寄って来たのにと後悔。
Img_5859c さらなる余談。山田館の玄関には、注連飾り。宇治山田での近鉄ハイキングの記事にも書きましたが(2018年10月8日:20181008近鉄ハイキング「路面電車跡を巡り名物二軒茶屋餅で舌鼓」へ(予告編))、伊勢志摩地方では、1年中注連飾りが飾られています。「蘇民将来(そみんしょうらい)子孫家之門」という文言が書かれています。「蘇民将来」とは、神に宿を貸した善行により茅(ち)の輪の法を教えられ、子孫に至るまで災厄を免れることを約束された説話上の貧者の名です。この山田館の注連飾りはさすがに立派。
Img_5865c 伊勢神宮・外宮に10時40分に到着。外宮は、正式には、「豊受大神宮(とImg_5875c ようけだいじんう)」。御祭神は、豊受大御神(とようけのおおみかみ)。御鎮座は、雄略天皇22年(西暦477年とされます)。雄略天皇は、第21代。この雄略天皇の御代に、天照大御神の食事を司る御饌都神(みけつかみ)として丹波国から遷ってこられました。豊受大御神は、また、衣食住、産業の守り神でもあります。
Img_5882c 外宮さんについては、本編でほとんど触れました。左の写真は、境内にImg_6075c ある案内図。せんぐう館 は見たかったところでしたが、平成29(2017)年10月の台風21号による 浸水被害があって、現在は復旧工事のため休館中でした。今年ではなく、去年の台風の被害だそうです。そういえば、忌火屋殿は、しっかり見てきませんでした。確か、入れないようになっていたと思いますが……。
Img_5928c 正宮から別宮(多賀宮など)に行く途中、南側に池があります。そのほとりのモミジ、まだ紅葉が楽しめました。「三ツ石(みついし)」がある南です。
Img_6046c 神域内、至る所に巨木があります。それだけに歴史を感じるものなのでImg_6045c すが、こういう巨木には、なぜだかパワーを感じてしまいます。皆さん、けっこう手を当ててパワーをいただいて行かれますので、私も(笑)。
Img_5965c 神楽殿です。ここでお守りや御札、神宮暦を授与していImg_6242c ただけます。御札もとおも思ったのですが(神宮大麻というもの。ただし、大麻といってもヤバいものではありません)、神棚がありませんので、断念。神宮暦の大と小をここで授けていただきました。
Img_6245c 著作権がありますから、あまりおおっぴらには載せられませんが、左は「大」の一月のところ。二十四節気やら、日の出、南中、日の入りから、月の出、月の入り、満潮・干潮が載っています。科学的データを基礎として、日々の天体、気象の詳細値などをまとめた暦で、ざっと見た感じでは、理科年表にも共通する編集です。
Img_6248c こちらは「小」の神宮暦。日の出や満潮時刻など天体と気象に関する身近な情報や農事情報がまとめられています。農家の方や、ガーデニングファン等に人気があるそうです。これは1月の欄の一部。「今月の農作業」が載っています。
Img_6250c 神宮暦は、高島何とかの暦のように、占いのたぐいは一切載っていません。伊勢神宮の神宮司庁が奉製し頒布しています。その前身となるものは、江戸時代初期から伊勢国の神宮周辺の暦師たちによって発行されていた、伊勢暦と呼ばれる各種の暦本です。後に伊勢の御師(おんし)が年末に神宮大麻とともに伊勢暦を配るようになり、全国に知られるようになりました。
Img_6068c 一通りお参りし、神宮暦も入手しましたので、外宮に入ってきた火除橋にImg_6069c 向かいます。この火除橋の手前、北側に、清盛楠(きよもりぐす)があります。平清盛が勅使として参向したとき、木の枝が冠に触れたために、西側の枝を切らせたという言い伝えにより、この名で呼ばれています。樹齢は1,000年に近いといわれ、二本あるように見えますが実は一株の大木です。伊勢湾台風で分かれてしまったそうです。幹周9m、樹高10m。
Img_6101c 火除橋を渡るとき、なんだか気になって左側(北西)見たら、こちらの方がImg_6104c 佇んでおられました(なぜだか、敬語になります)。アオサギさんでした。「やぁ」と声をかけたくなります(微笑)。
Img_6136c 外宮参拝を終えたのが12時頃。この日の天気予報は下り坂ということもあって、内宮さんにも行こうかどうしようか迷いました。Img_6137c 一応外宮前のバス停で時刻を確認に行ったのですが、内宮行きのバスがちょうど出るところ。明治36(1903)年から昭和36(1961)年まで伊勢には、路面電車・神都線が走っていました。惜しまれつつ姿を消してから50数年。第62回式年遷宮(平成25(2013)年)にあわせて、路面電車型バス(神都バス )となって生まれ変わったのです。宇治山田での近鉄ハイキングのときにも見ています(2018年10月8日:20181008近鉄ハイキング「路面電車跡を巡り名物二軒茶屋餅で舌鼓」へ(予告編))。
Img_6142c バス停の北(伊勢市駅側)に、石碑がありました。何はさておき、石碑の類いは見てこなければなりません(笑)。陽明学者の安岡正篤(やすおかまさひろ:明治31(1898)~昭和58(1983)年)の詩が刻まれていました。「戦敗れて萬家国旗を忘る/星条ひるがえる処惨として旗を看る/邦を興す正気はもと此に存す/願わくばこの民をして国旗を愛せしめん」とあります。「戦いに敗れて日本人はみな国旗を忘れてしまった。独立国家でありながら星条旗ばかりが翻っていて残念でたまらない。国旗こそ国を興す根源である。願わくばこの日本国民をして国旗を愛せしめんと」といった意味。第2次大戦に敗れ、日本人は国旗を忘れたが、国旗こそが国を興す根源である」ということで、国旗、国歌を大切にということ。
Img_6148c このあと、赤福「外宮前特設店」で「赤福盆」をいただいてきました。Img_6173c ¥210。赤福はやはり、伊勢で食べた方がいいですねぇ。さらに伊勢うどんをいただいて、伊勢市駅へ向かいました。駅前で世木神社に気づいて、お参りして帰途についたという次第。世木神社については本編でほぼ書き尽くしました。
20181211isejinguu1  外宮さんだけではありましたが、念願の伊勢参りもしてきましたし、興味Img_6228c 深い神宮暦も入手できましたので、充実した1日だったといえます。余談のさらなる余談。右の写真は、斎宮。電車が走っているときに撮りました。ここも一度は行ってみたいところ。近鉄山田線・斎宮駅のすぐそば。
 ということで、12月11日に行ってきた伊勢神宮・外宮の記事は一通り、終了であります。この記事では、つまらない余談、与太話となって恐縮です(いつも余談、与太話、無駄話ばかりだといわれれば、それまで)。

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コメント

おユキさん、こんばんは。

一月に2回も伊勢へは行きません(苦笑)。
先日のツアーの補遺(というか、与太話)です。

宇治山田駅には鳥居はありませんでしたが、この伊勢市駅は、外宮に近い(500m)ということもあってか、鳥居がありました。
巨大な常夜灯があったのは、外宮さんの前です。

蘇民将来の注連縄、伊勢へ行くと見た限り、ほとんどこれでしたが、我が家のあたりでも、これを飾っているお宅はあります。
疫病よけにはよいかも知れません。

2本並んだ巨木は、実は根元は1本。
分かれているのです。
木がねじれている感じでしたよ。

清盛楠は、巨木であり、由緒正しい木。
ネットで調べたら、伊勢湾台風は潮岬あたりに上陸し、その後、三重県と、和歌山・奈良両県境を通ったようでした。
進路の右に入ると、風雨が強いといいますから、もろに影響を受けたのでしょうね。

神宮暦は、来年のものですから、2019年1月からの暦が載っています。
あれ以来、毎日眺めています(微笑)。
お近くの神社でも授与をお願いできるようですよ(と誘っております)。
「小」は200円、「大」は500円です。

神宮に奉祀した巫女さんは、「斎王」です。
その御所を「斎宮」といいます。
「斎王」は、未婚の内親王または女王が務めました。
ここには、博物館もあり、かねてより一度訪ねてみたいと思っています。
今年も、近鉄ハイキングがあったのですが、行きませんでした。

おっしゃるように、もうすぐ大晦日で、「年越しの大祓」ですね。
初詣や、夏越しの払えは行くものの、最近は、年越し参りはすっかりご無沙汰。

投稿: mamekichi | 2018年12月20日 (木) 21時21分

mamekichi先生、こんにちは。

また伊勢へ行かれたのか?と驚きましたが、先日の思いつき弾丸ツアーの余談だったのですね(笑)。

駅前に鳥居があると、駅へお参りしてもご利益がありそうな、なさそうな?確かに面白い景色ですね。
規格外に大きな常夜灯があったのは、また別の駅でしたっけ。

蘇民将来の注連縄。
自分が人生の折り返し地点を通過したと思うと、急に有難みが増すように感じられます。
ちょっと欲しいかも。

二本並んだ巨木。
左に写っている木は、捻れて育ったのでしょうか。
木の皮が、斜めになっているように見えます。

木つながりで清盛楠。スゴイ割れ方ですね。
伊勢湾台風の威力、改めて想像を絶するものだったのだなぁ、と思いました。

そうそう、この日は、神宮歴をゲットしに行かれたのでしたよね。
来年一月からのことが載っているのでしょうか。
理科年表のリンクも拝見しました。
・・・欲しくなるじゃないですか。困りました。
あんまり興味を散らかすと、ゴールが遠くなるので、自制しているのですよ、これでも。
どうしてくださるのでしょう(と、先生のせいにしています(笑)。)。

斎宮。
斎宮って、東宮が皇太子を指すように、巫女さんの一番偉い「人」のことだと思っていたのですが、その敷地建物のことも斎宮というのですね。
人間宣言をする前の天皇・皇族の方々というのは、人なのか神なのか、何なのかが、微妙にぼやけさせられているので、難しいです。

もう少しすると、「年越の大祓」がありますね。

投稿: おユキ | 2018年12月20日 (木) 11時39分

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