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2018年2月22日 (木)

20180217酒蔵みてある記「伊藤酒造の銘酒「鈿女」と智積養水をたずねて」(その4)……ようやく伊藤酒造で「鈿女」を試飲して「完」

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 5.3㎞しか歩いていないのに、「その4」まで引っ張ってしまいました。ご容赦ください。椿岸神社、智積養水、西勝寺、そして伊藤酒造とわずか1㎞あまりの範囲内なのに、2回半も使っております。今回で、これも最後、いよいよ最終目的地の伊藤酒造に到着します。
Img_9663c 西勝寺の本堂前から測っても400mほどで伊藤酒造に到着します。創業は、弘化4(1847)年。まだ江戸時代。将軍は、第12代徳川家慶の頃。伊藤酒造さんのサイトによれば、「山田錦」を始め、三重県産の米を、また、仕込み水には、「智積養水(ちしゃくようすい)の伏流水」を使用しているそうです。智積養水の水は、鈴鹿山脈から湧き出る水で、その3に書いたように、「名水百選」に選ばれています。
Uzume
 伊藤酒造さんは、この「鈿女(うずめ)」を始め、「日本華」「猿田彦」「鈴鹿山Img_9695c 麓」というブランドの醸造元です。とエラそうに書きながら、実は、今回の酒蔵みてある記に参加するまでは、あまりよく知りませんでした(苦笑)。
Img_9664c まずは、酒蔵を見学させてもらいます。3枚前の写真にも写っていますが、Img_9667c 酒蔵の玄関には、この看板。たぶん琺瑯看板だと思います。いかにも歴史を感じさせます。玄関を入って、順路にしたがっていくと、まずは左手に「釜場」がありました。「写真撮影可 立ち入り禁止」とあります。洗米や蒸し米などの造酒工程を行う設備と思います。
Img_9671c 次は、発酵タンクの見学。酒蔵みてある記でも、醸造工程を見せてもらえImg_9674c たのは、今回が初めて。パレットなどで臨時の足場が組んでもらってあり、そこを登ります。ただし、この写真で、正面のタンクを見せてもらうのではありませんでした。発酵が盛んに進んでおり(前日は、タンクからあふれるほどの状態だったそうです)、まともに香りをかげないということで、ピンクのダウンを着た女性がいらっしゃる、右手のタンクを拝見するのです。女性が団扇を持っていますが、これで香りを仰いでもらって、「味わう」という次第。
Img_9677c 「撮影可」と言ってもらえましたので、何枚か撮ってきました。テレビなどでは見たことがありますが、実際に目にするのは、初めて。ぷくぷくと発行が、現在進行形でした。お酒というか、アルコールというか、香りがしっかり感じられます。お酒に弱い方ですと、これで酔っ払うかも知れません。
Img_9673c 発酵タンクの先には、お待ちかね、試飲コーナー(微笑)。このために、Img_9679c 雨、風をものともせずにここまで歩いてきたのです(大げさな!)。右の写真通り、鈿女の「特別本醸造 搾りたて生原酒」であります。
Sakaguramitearuki まさに、近鉄ハイキング・酒蔵みてある記のPRの通り、「蔵出しの一杯Img_9680c に、のどが鳴る」です。ただし、お断りしておきますが、小生、決して大酒飲みではありません。若い頃でも、二人で一升がせいぜいでしたから。右が、その「蔵出しの一杯」。蔵の中で、暗いところでしたから(オヤジギャグではありません)、ちょっとピントが甘め。しかも、先に一口飲んでしまいました(爆)。
Img_9683c 伊藤酒造さん、なかなかの商売上手と思えます。発酵タンクの見学→試Img_9763c 飲→即売会となっていて、これはもう買うしかないという流れになっていました(苦笑)。酒蔵みてある記では、試飲をしたお酒を買うことにしています。それで、ここでお買い上げになったのが、右の写真の通り、鈿女の「特別本醸造 生原酒」720ml入り。¥1,200なり。アルコール度数18度ということもあり、濃くて、やや甘めという感じでした。お陰様で、すでにしっかりと味わい尽くしました。
Img_9689c お土産も無事にゲットし、順路に沿って行きますと、次に、甘酒の振る舞Img_9688c いをしていただきました。写真に撮れば、どこの酒蔵のものか、判別するのは難しいのですが、これなかなかのものでした。もちろん、伊藤酒造さんの酒粕を用いたもの。今までのところではありませんでしたが、「どれくらい飲みます? たくさん? ちょっとでいい?」と聞いてもらえました。
Img_9690c 試飲が、有り体に言えば、小さなコップでしたので、ちょっともの足らないImg_9693c 気がしていました。それ故、この掲示が気になって仕方ありません(爆)。飲食ブースがあり、「ショット原酒」やら、「300ミリビン」やらを売っているようですし、つまみもあると書いてあります。
Img_9697c 道を挟んで、参加者がたくさん集まっているのが見えました。アンテナショップ「慕蔵(ぼくら)」と「わみん」を運営しているというのが、ここのようです。「慕蔵」の方は、酒の試飲と販売、量り売り、さらには、酒器やグッズの販売もしています。「わみん」では、地酒風味のソフトクリームを販売しているといいます。
Img_9711c こちらが、「慕蔵」というアンテナショップ。古い建物を利用しているようでImg_9705c した。上述のように、ここでも伊藤酒造がつくっている、さまざまなお酒や、おちょこ、徳利、酒粕などを売っていました。ここでは、知り合いの方に差し上げようと思って、鈿女の吟醸を購入してきました。
Img_9706c 「慕蔵」の中には、この写真のように、振るいすぎ在の仕込み桶を使ってImg_9709c つくられた階段がありました。踊り場は桶をそのまま使い、段板には桶の底板を加工したものが使われています。さらに、段板を承ける材木は、百年以上前に使われていた桜の柱が用いられています。何も買わなくとも、こういうものを見るだけでも、ここを訪れる価値があります。
Img_9716c 慕蔵の西に「わみん」があります。「地酒アイス」や、「酒シフォン」という看Img_9718c 板が見えています。「飲食ブース」は、ここでチケットを購入し、品物と引き替えるという仕組みになっていました。さんざん迷ったものの、結局、試飲以上に飲むことは止めておきました。というのは、まだゴールまで1㎞はありましたし、昼間から飲むと、歩くのがイヤになるとよろしくないからです。どなたか連れがあれば、別ですが……(と書きつつ、同行してくださる方を密かに募集しています……微笑)。
Img_9719c 酒蔵みてある記ではおなじみの光景ですが、座るところも用意してもらっImg_9724c てあり、酒、つまみを買ってその場で楽しんでいる方もけっこうありました。またいつかは、自分もこうやって楽しもうと思いつつ、伊藤酒造を後にします。
Img_9728c 桜町の中を500mあまり歩いて、近鉄湯の山線・桜駅に到着。11時45分Img_9731c_2 頃。ところが、小生が桜駅に着くとほぼ同時に四日市行き普通電車が出て行ってしまいました(11時44分発でした)。次は、12時10分。時間が合ったので、近くを歩いてみたのですが、特にこれというところはありませんでした。
Img_9733c やむなく駅に戻り、ホームに上がって待つことにしました。右の写真は、

Img_9742c

湯の山駅の方角をみたもの。御在所岳などには、雪雲がかかって、山は見えません。この日のハイキング、歩いた距離は、実測で5.3㎞。9時48分に高角駅をスタートしましたので、歩いたのは2時間ほど。
Img_9747c_3
 12時10分の普通電車・四日市行きに乗車。四日市で、12時28分発名古屋行き急行に乗り換え、桑名到着は、12時40分着。帰りも¥420、往復で¥840。ハイキングで歩いたのに自宅から桑名駅往復2.2kmを加え、合計7.5㎞を歩きました。距離は、普段の散歩に毛が生えたくらいですが、一生吹山を登ったのはけっこうしんどかったですねぇ。普段から高低差のあるところを歩いた方が良さそうです。
Img_9770c 土産の鈿女の「特別本醸造 生原酒」、家内に大好評でした。キャップにImg_9767c は、右の写真のように、「生」と大書されていて、気合いが入っているのを感じました。
Img_9751c 余談であります。帰りの近鉄電車の車内で見た広告。パッと見たところ、「風神雷神図」のようで、どこかの美術館の広告かと思ったのですが、さにあらず。よくご覧ください。電車の乗車・降車についてのマナーを促すものでした。
Sakura もう一つ、オマケ。今回のハイキングの記事を書くのにもネットでいろいろと検索したのですが、この「桜郷土史研究会」のホームページがかなり参考になりました。四日市は、富田四郷など地区ごとにホームページがあって、それぞれの歴史、名所旧跡などの情報が載っていて、これまでもとても勉強になりました。地元のことを知るのにも有用ですし、最近の歴史ブーム、お城ブームに鑑みると、情報発信、観光客誘致という点でも見習うとよいと思えました。

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コメント

こころんさん、おはようございます。
いつもありがとうございます。

ネットで調べていたら、椿大神社の中にも「椿岸神社」という同じ名前の神社がありました。
こちらは、天平20(749)年の古文書にも出てくるそうですから、椿大神社のものとは別なのでしょうね。
たくさんの神様が合祀されているのは、明治の「一村一社」政策のため、村々の神社をここに集めたからと思います。
三重県では、このとき9割以上の神社がいったん消滅したといわれます。

遙拝所は、「神宮遙拝所」は知っていましたが、皇居や橿原神宮まであるとは想像の範囲外でした。
やはり、実際に現地に行って、見るといろいろなことに気づけて、楽しめますね。

神社を調べるときは、ホームページのある神社はそれを見ますが、「神社検索(三重)」というサイトをよく利用します。
神社庁に登録してある神社しか出て来ませんが、便利です。
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-mie/kensaku-mie.html

福王神社の御祭神は、観光協会や、観光三重では毘沙門天になっていますが、神社検索では、タケミカヅチ神ですね。
毘沙門天は、仏像の四天王の1つで、北方の守護神だそうですから、神仏習合の影響があるのかと思いますが、その辺り、まだまだ勉強不足で、よく分かりません(^^ゞ

今回は、お酒も美味しかったのですが、本当に酒蔵を見学させてもらえたのはラッキーでした。

ハイキング、コースにもよりますが、おっしゃるように7~8㎞くらいでしょうか。
けっこう年配の方や、休日ですと若い方、お子さん連れの方もいらっしゃいます。
団体行動をとるわけではありませんので、自分のペースで歩けます。
そこも気に入っています。

両ヶ池、パンダガモがいます。
今シーズンは、下池の方ですが、ただし、岸からは遠いところにいることが多いので、双眼鏡か、大きな望遠レンズが必要です。

投稿: mamekichi | 2018年2月25日 (日) 08時00分

こんばんは
ゴールおめでとうございます(^^)/
鈴鹿の椿大神社の中にある椿岸神社の他に
四日市に同じ名前の神社があるのは目にしてましたが
こんな感じなんですね。
名前と御祭神が同じなので関係あるのかと思ってましたが
関係なさそうな感じですね。
それにしてもたくさんの神様が祀られて願い事が叶いそう。
四日市に多度神社は多度大社と関係あるようなことを
聞いたことありますが。
遥拝所を見つけるのも楽しみですね。橿原神宮もあるとは。
神社のHPで行ったことある神社を調べてみましたが
福王神社の御祭神がタケミカヅチ神となってて、
案内板でも見たことなかったのでえっ?と思いました。

またまたお酒を味あわれて楽しまれて(^^)
お誘いありがとうございます(^^;
もう少し歩く自信が持てたら考えてみたいと思います。
平均したら1ハイキングで8キロぐらいでしょうか。

両ヶ池にパンダがいるんですね?
珍しそうですね(^^;

投稿: こころん | 2018年2月24日 (土) 19時49分

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