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2018年2月17日 (土)

20180217酒蔵みてある記「伊藤酒造の銘酒「鈿女」と智積養水をたずねて」(予告編)

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 朝出かけるとき、多度山の方に虹が出ていました。これはなかなか幸先がよいと思ったものの、豈図らんや(笑)。詳細は、また追々書きますが、酒蔵みてある記に行くと、寒くて、天気が悪いという「ジンクス」が再現されてしまいました(苦笑)。
Uzume 本日も、予定通り、近鉄ハイキング・酒蔵みてある記に行ってきました。「伊藤酒造の銘酒「鈿女」と智積養水をたずねて」であります。伊藤酒造さんは、三重県四日市市桜にあります。創業は、弘化4(1847)年といいますから、170年の歴史があります。「鈿女」「猿田彦」「鈴鹿山麓」「日本華」という地酒を醸造しておられます。
Img_9428c 集合は、近鉄湯の山線・高角駅。桑名発9時2分の松阪行き急行に乗車。Img_9425c 近鉄四日市で、湯の山線の普通電車・湯の山行き(9時30分)に乗り換え。車内は、近鉄ハイキングに行くと思われる人で賑わっています。高角駅到着は、9時41分。¥420。右は、高角駅に着く直前に撮った、今日歩くあたり。中央の山(一生吹山)に登るはず。
Img_9435c 近鉄・高角駅前。受付は9時50分からの予定でしたが、たぶん参加者が多かったのでしょう、すでに始まっていました。いつものように地図を受け取り、あみま倶楽部の会員証にスタンプを押してもらい(これで5個。まだまだです)、スタート。スタートは9時48分。
20180217kintetsuhikingitohshuzoc 今日歩いたコースは、この地図の通りです。赤丸をつけたのが、スタートの高角駅。南西から西に向かい、一生吹山(いっしょうぶきやま、標高109m)へ。水道局の配水池、毘沙門天を経て、東名阪自動車道をくぐります。くぐったところには、大師堂。北に向かい、桜町へ。ここでは、智積養水、椿岸神社、西勝寺を経て、目的地の伊藤酒造へ。赤い四角で囲んだ桜駅がゴール。2時間弱、実際に歩いた距離は、5.3㎞でした。余談ですが、いきなりコースから外れて、北西に向かう人がありました。向かった方角からすると、「山登り」を避けたか、あるいは、伊藤酒造へ直行したかと思われます。
Img_9451c 今日は、前回に倣って、予告編ということで、概要についてまとめます。Img_9456c 高角駅から次第に上り坂になります。目的地の一生吹山は、標高109mとはいえ、かなり急な坂道を登る羽目になりました(「羽目になった」と書きましたように、けっこうしんどかったのです)。登り切ったところに、四日市市水道局の「一生吹配水池」があります。ちなみに、坂を登る前には、「三滝西水源地」がありました。ここ一生吹山は、歴史的にいろいろな時券、エピソードがあるところです。詳しいことはまた本編にて。
Img_9468c 一生吹配水池のすぐ北には、一生吹毘沙門天。ここには、もともと、浅間神社(ご祭神は、木花佐久夜比賣命(このはなのさくやひめ):大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘、富士山の神とされ、浅間(せんげん)神社に祀られます)が祀られていたものの、明治42(1909)年に明治政府の政策で「一村一社の神社合祀」が実施されて椿岸神社に合祀されました。昭和3(1928)年、有志によって、信貴山より毘沙門天が勧請され、今日に至っています。
Img_9484c こちらが、毘沙門堂。山頂は小公園となっており、桜の名所にもなっているようで、4月3日の毘沙門天例祭の頃には桜が満開だそうです。ここには、御大典記念碑や、母子観世音菩薩像、七福神それぞれの御堂がありました。
Img_9504c 毘沙門天を10時15分を過ぎたくらいに出発し、ここからは、下り坂。ところが、この頃から、雨や霰がかなり酷く降ってきて、冷たい西風も吹きまくり(苦笑)。「ジンクス再現」というのは、このこと。結局、伊藤酒造に着く直前まで、こんな天気。やむなく傘を差して歩くことになりました。
Img_9509c 10時半頃、東名阪自動車道の下をくぐります。ここのトンネルでしばし休Img_9519c 憩。トンネルを出てじきに、左手(南側)に大師堂がありました。弘法大師を祀っています。江戸末期、このあたりを開墾し、田地化するさいに溜池をつくって灌漑しました。昭和初期、この水が永遠に絶えないことを祈って、徳志(篤志か?)の人が、水に縁の深い弘法大師をここに祀ったといいます。
Img_9515c このあたりは、東名阪自動車道の四日市インターチェンジの南西、5~600mほどのところ。雨・霰・風は相変わらず強く、傘を飛ばされそうになりながら歩き続けます。時々、「一体何をしているのか?」と思わないわけでもありませんが、リタイアして帰るにしても、ここからでは桜駅に行かざるを得ません(苦笑)。
Img_9537c_2 大師堂から800mほど。椿岸神社に到着。主たる御祭神は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)。天照大神が天の岩屋に隠れたときに、その前で踊り、天照大神を誘い出した女神です。それ故、ここの御利益の一つには、「芸能」が揚げられています。ちなみに、天宇受売命は、「天鈿女命」とも書きます。これが、おそらく、伊藤酒造の「鈿女(うずめ)」の由来でしょう。
Img_9551c 前回の近鉄ハイキングで訪ねた「高松八幡社」のところで、「神社はワンImg_9617c ダーランド」と書きましたが、ここも同じでした。相殿神もたくさんいらっしゃいましたし、ここで初めて見つけたものもあります。それは、右の写真にある、「橿原神宮遙拝所」です。橿原神宮は、もちろんあの、奈良県橿原市にある橿原神宮でしょう。西を向いて遙拝するようになっています。ネットで少しだけ検索してみると、大分県にもあるという記述(こちら)もありました。地蔵堂の陰になっていて、今日の参加者の方もほとんど気づく方はありませんでしたので、ちょっとした「発見」をした気分です。
Img_9628c ところで、智積養水(ちしゃくようすい)は? と思ったら、椿岸神社の西、西勝寺の前に流れていました。江戸時代につくられた灌漑用水で、昭和60(1985)年に環境省選定の「名水百選」に選ばれています。
Img_9629c こちらが、桜岡山西勝寺(浄土真宗本願寺派)。ここは、境内に「引石」Img_9644c があります。近くの矢合川(元は、生水川)は、雪解けや浮きの増水時には、川水が橋上を流れて危険だったそうです。そこで、この「引石」を橋の両側に建て、その間に綱を張って手すり代わりにしたといいます。綱を頼りに「南無阿弥陀仏」を唱えながら橋を渡ったのでしょう。
Img_9663c 山登りからスタートして4kmほどで、伊藤酒造さんに到着。今日は、まさImg_9677c に「酒蔵みてある記」でした。酒蔵の見学ができたのです。今月仕込んだばかりの発酵用タンクを覗かせてもらえました(右の写真)。ぶくぶくと泡立っていました。昨日などは、タンクを乗り越えそうなくらい発酵が進んでいるということでした。香りだけで十分酔えそうでした。
Img_9679c 見学した後は、いよいよ待望の試飲(微笑)。「鈿女 特別本醸造 搾りたImg_9680c て生原酒」であります。蔵の中で試飲させていただきましたので、ちょっと暗く(オヤジギャグではありません)、ピントが甘い写真になりました。「搾りたて生原酒」ということで、アルコール度数は18度。甘めの感じで、濃厚という印象。私印のコップが矢や小ぶりで、ちょっと残念でした。
Img_9688c 試飲のあと、甘酒の振る舞い。今日は、前回とは異なり、無事に甘酒もいただけました(笑)。こちらは、「どれくらい飲みますか?」と尋ねていただき、コップ一杯に注いでもらいました(笑)。暖かく、美味しい甘酒。
Img_9690c 試飲がちょっともの足らず、ウロウロしました(微笑)。飲食ブースがあり、そこで<ショット原酒>を売っていたからです(爆)。「生原酒が200円」とありました。「300ミリ瓶」が¥400とか¥600円ですから、0.5合くらいなのでしょう。あまり飲むと、帰り道に差し障ります。誰か相手がいれば、もうちょっと飲んでもよいのですが、ここはグッと我慢することにしました(苦笑)。
Img_9728c 伊藤酒造さんから、ゴールの近鉄湯の山線・桜駅までは1km足らず。桜Img_9733c の町の中を歩いて、11時45分に無事到着。到着とほぼ同時に、四日市行き普通が出てしまい(11時44分発)、次の電車を待つことに(12時10分発、普通電車四日市行き)。
Img_9747c 写真は、湯の山の方向。雪雲に隠れて、御在所岳をはじめ、鈴鹿山脈は見えません。四日市で、12時28分発名古屋行き急行に乗り換え、桑名到着は、12時40分着。¥420ということで、往復で¥840。ハイキングで歩いたのが、5.3㎞。自宅から桑名駅往復が、2.2kmですので、合計7.5㎞。距離は、普段の散歩に毛が生えたくらいですが、一生吹山を登ったのはけっこうしんどかったですねぇ。普段から高低差のあるところを歩いた方が良さそうです。
Img_9763c 今日の土産は、試飲させてもらったこちら。「鈿女 特別本醸造 搾りたてImg_9767c 生原酒」720ml。ちなみに、¥1,200でした。右の写真のように、瓶のキャップにまで「生」と記されていました。まだ、今日は飲んでおりません。
 明日以降、また順次、詳しく書いて行きます。今日は、予告編ということで、ご了解ください。

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