« ミサゴ、再び飛来……京町毘沙門堂の謎 | トップページ | ジョウビタキ、シメ、シロハラ、ツグミ……ミニ畳をいただいた余談も »

2018年1月11日 (木)

近鉄ハイキング「高田本山専修寺『お七夜』と寺内町散策」へ(その1)……勝久寺、大乃巳所神社、魚歳食品

Img_1766c2

 予定通り、近鉄ハイキング「高田本山専修寺『お七夜』と寺内町散策」へ行ってきました。しかし、今日の津市、正午の気温が4.2℃、午前中は7m/s以上の強風という天候(こちらに津市のアメダス)。田園地帯もコースのかなりの分を占めており、風で煽られそうになりながら、実測で11.4㎞を完歩してきました。今回も3回くらいに分けて記事を書きます(教科書や論文の原稿とは違って、考えてから書くのではなく、書きながら考えていますので、ご容赦ください)。
180111haikingedobashic 近鉄名古屋線・江戸橋駅がスタート&ゴール。近鉄のサイトには約8㎞、また、配布されたマップには9.2㎞とありましたが、実際に歩いたのは、上記の通り、11.4㎞。自宅から桑名駅までの往復(2.2㎞)を加えると、13.6㎞! 最長不倒距離でした(笑)。実際に歩いたコースは、左の画像の通りです。江戸橋駅、勝九寺、大乃巳所神社、魚歳食品、石積神社、窪田の常夜灯、高田本山専修寺、一身田寺内町の館、下津醤油、おぼろタオルが設定されたコース。その他、例によって、寄り道(笑)。余分に立ち寄ったのは、一御田神社、江戸橋常夜灯、江戸橋工事現場であります。
Img_1766c 桑名駅を9時2分に出る松阪行き急行で、江戸橋には9時41分着。\690。4月から7月まで非常勤の講義に行くときと同じ電車に乗車。9時45分スタート。今回は、あみま倶楽部のスタンプのみ。KIPSポイントの付与はありません。スタートしていきなり道を間違えましたが、すぐに元のコースに戻ることができ、事なきを得ました(他にも同様の方多数……苦笑)。上浜保育園前を通過し、JR紀勢線&伊勢鉄道の高架を潜り、県道10号線へ。
Img_1776c 県道10号線を最初の立ち寄りポイントである、勝久寺へ向かう途中、北西の方向を見たものです。赤い○の中に、今日のメインの目的地である、浄土真宗高田派の本山・専修寺が見えます。コース半ばまでは、この専修寺を遠くに見ながら歩かねばなりません。近く遠い目的地でした(笑)。
Img_1783c こちらが、最初の立ち寄りポイントである、天台真盛(しんせいしゅう)宗日照山勝久寺(しょうきゅうじ)でImg_1787c す。国の重要文化財に指定されている仏像が3体、所蔵されています。木造聖観音立像、木造阿弥陀如来坐像、木造地蔵菩薩立像です。右の写真にある変額には、「國寶」とありますが、重要文化財です。いずれも平安時代の作という説明がありました。阿弥陀如来座像が、このお寺のご本尊です。残念ながら、本堂は閉まっており、拝観はできませんでした。
Img_1793c 寺の東側にある、石造の門柱。向かって左には「國寶 阿弥陀如来 天Img_1795c 台宗日照山勝久寺」と、右には「國寶 聖 観音 地蔵菩薩」と刻まれていました。境内には、由緒書などは見当たらず、詳細は不明。すぐ近くに上津部田(こうづべた)城址公園があったのですが、事前のリサーチ不足で、立ち寄りはできず。
Img_1800c_2 勝久寺を出て、一身田上津部田あたりの水田地帯を歩きます。冷たい、Img_1802c 北西の強風が吹きまくりでした。ダウンジャケットで、身体は寒くは感じないのですが、顔はもろに風に当たり、涙がチョチョギレ、鼻水も出てくるくらい。近くを歩いていた男性が、「こんな日に来るんじゃなかった!」とおっしゃって、思わず頷きそうになりました(苦笑)。歩きながら田んぼを見ると、すでに「畦塗り」がしてありました。「畦塗り」は、春の季語。もう米作りの準備がしてあるのに、ちょっと感動。
Img_1806c 県道10号線に戻り、北北西へ。「高田本山→」という看板も出て来ますImg_1812c が、まだまだ大回りしていかねばなりません。相変わらずの冷たい風。道沿いのお宅に蝋梅が咲いていて、少し和みます(微笑)。
Img_1813c 行く手には、国道23号線の中勢バイパスが見えてきます。中勢バイパスは、家内の実家に行くときに利用する道路。三重K-ABCアセスメント研究会で国立病院機構三重病院に行くときも、このあたりを通ります。ここらまで来ると、いささかなじみがあるのです。左手に小さく見えている建物は、三重県立看護大学
Img_1824c 中勢バイパスをくぐると、次の目的地である大乃巳所神社(おおのこそじImg_1828c んじゃ )の案内板が見えてきました。下調べをしたとき、ここも一応は確認した物の、立ち寄りスポットとは思いませんでした。
Img_1832c 御祭神は、大物主神(オオモノヌシノカミ)、大日霎命(オオヒルメノミコト)、豊受毘賣命(トヨウケビメノミコト)他、11の神様(こちらの神社のサイトをご覧ください)。大物主神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、大日霎命は天照大御神、豊受毘賣命は、豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)と同じで、伊勢の外宮のご祭神です。
Img_1839c
 創立の時期は不詳ですが、天慶5(942)年の大神主・大乃己所重久著のImg_1850c 縁起書(写)に大物主神御鎮座の記述があり、天慶以前の創立と考えられています。明治41(1908)年には須賀神社など11社を合祀し、昭和26(1951)年には、八幡神社など3社を分祀しています。大物主神の鬼退治の伝説があるそうです。戦国時代、織田信長の「回縁の変」にて社殿・社屋共に焼かれたようです。
Img_1843c 拝殿に向かって右側(東側)には、別のお社がありました。ここも、小生的Img_1845c には必見です。寄り道の本領を発揮です(笑)。よく見たら、「山の神」様が集まっていました。その数、10数以上。本殿の御祭神に大山津見神(おおやまつみのかみ)(大山祇神と同じ)がありましたが、その関係なのでしょうか。おそらく近くにあった山の神をここに集めたものと思います。
Img_1831c 一の鳥居のところの狛犬。向かって左が「子取り」、右が「玉取り」になっImg_1835c ていました。拝殿前も同様に、「子取り、玉取り」でした。「神社の見方(ポケットサライ、小学館)」によれば、「狛犬は「子取り」と「玉取り」で一対をなすのが通例。前肢で子どもの狛犬をあやしているのを子取り、玉(鞠)を押さえているのを玉取りという。これらが、それぞれ左右のどちらに配置されるのかは統一さ れていない」とありました(こちらでも言及)。
Img_1839c_2 この大乃巳所神社、拝殿に行くには、このような階段を上っていかねばなりませんでした。ときどきこういう神社があります。ウォーキング・ハイキングに参加し始めた頃には、こういう階段を見ると、ため息をついていましたが、最近は割と平気になりました。ちなみに、ここには、神宮遙拝所などは見当たりませんでした。この大乃巳所神社迄で、マップ上は、3.9㎞。まだ先の方が長いのです。
Img_1859c 大乃巳所神社を出ても、まだまだ水田地帯が続きます。途中碑陰になった田んぼには、氷が張っているのに気づきました。氷が張っているのを見るのは、今シーズン初めてです。
Img_1860c 次の目的地である魚歳食品へ行く途中、道沿いにこのような石柱がありImg_1863c ました。「嘉満池修築碑」と読めます。その傍らには、階段。これは、もう登って見てくるしかありません(苦笑)。登って見た景色が右の写真。ため池のようです。ネットで検索してみたものの、どういうところかについての情報は出て来ませんでした。
Img_1869c 大乃巳所神社から300mほどで、次の目的地である魚歳食品に到着。こImg_1871c こ、実はこれまでに何遍も前を通っています。まさに実家や、三重病院に行くときのルート沿いにあるのです。魚肉を材料に、はんぺい、天ぷらなどをつくっている会社です。敷地内には、右の写真のように、「はんぺい茶屋」があります。今日のハイキングでは、ここで揚げたて天ぷらの試食があるのです。
Img_1875c 先に写真を撮ろうと思っていたのですが、ここについたのが11時前で、ちょうど小腹も空いてきていましたし、あまりにもおいしそうでしたので、ついつい一口囓ってしまいました(爆)。それ故、こんな写真(苦笑)。まだ暖かくて、美味しかったです。「何も買ってこないように」という指示がありましたので、泣く泣く次の目的地へと向かうことにしました。ここまでで、マップ上スタートから4.2㎞。まだ先の方が長いのですが、今日はここまで。明日は、このすぐ近くの石積神社から再開します。

| |

« ミサゴ、再び飛来……京町毘沙門堂の謎 | トップページ | ジョウビタキ、シメ、シロハラ、ツグミ……ミニ畳をいただいた余談も »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

散歩」カテゴリの記事

歴史散歩」カテゴリの記事

コメント

おユキさん、こんばんは。

ハイキングにご参加くださり、ありがとうございます(微笑)。
「行った気になる」といってくださるのは、最大級の褒め言葉と、糧に思っておきます(苦笑)。

江戸橋方面に行くようになってから、伊勢別街道を歩いてみたいとか、高田本山専修寺に行かなくてはと思っていました。
そのため、おっしゃるようにモヤモヤが解消された気がします。

「買ってくるな」という指示、買い食いまでは禁止されてはいません(笑)。
が、しかし、最近、若い頃のようにたくさん飲み食い出来ないようになって来てしまっています。
痛し痒しであります。

これから近鉄で「酒蔵見て歩き」というイベントが目白押し。
ヤバいです(笑)。

投稿: mamekichi | 2018年1月17日 (水) 19時43分

mamekichi先生、こんばんは。

私は、ハイキング、遅れてスタート、という感じです(笑)。
「行った気になる」ハイキングですが。

今回は、江戸橋方面だったのですね。
通勤されながら、何かと気になるご様子だったので、少しモヤモヤが解消されたのではないでしょうか。

さて、ウォーキング・ハイキングの度に出される「何も買ってこないように」とのご指示ですが、「買って帰る」のがダメで、買って現地で飲み食いする分にはお咎めナシなのでは?という屁理屈を思いつきました。
お家の方の優しさかもしれません(苦笑)。

ただ、酔っ払って帰ると、エライ目に遭いそうですが・・・。

投稿: おユキ | 2018年1月16日 (火) 18時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ミサゴ、再び飛来……京町毘沙門堂の謎 | トップページ | ジョウビタキ、シメ、シロハラ、ツグミ……ミニ畳をいただいた余談も »