
その跨線橋の下にあるイワツバメの巣。まずは、養老鉄道の踏切の南側(冒頭の写真では、手前側)。巣はたくさんあるのですが、肝心のイワツバメがあまり飛んでいないのです。1羽、あるいは、せいぜい4羽くらいが飛んでいるだけで巣には入っていきません。

代わりに(?)、あたりをスズメがけっこうウロウロしています。30分弱見てい

た結果、踏切の南側の巣に入ったイワツバメはゼロ。数カ所の巣は、どうもスズメが使っているようでした。雛らしき鳴き声はしているのですが、それはスズメの雛だったようです。

途中、70代くらいの男性から「ツバメ、来ている?」と声をかけられました。「イワツバメは巣には入らないものの、スズメが使っているようです」と返事すると、「へぇ~、あとでカメラを持ってくるわ」といって立ち去られました。

結局30分ほど観察して諦め、踏切の北側のエリアへ。こちらでは、複数

の巣にイワツバメがやって来ていました。ご覧のような行動をしていましたので、イワツバメのヒナがいるように思われます。しかし、去年ほどたくさんのイワツバメはいません。

踏切より北のエリアの巣も、スズメが占拠しているものがいくつかありました。養老鉄道の跨線橋、去年よりもイワツバメは少ないと考えられます。

くわな特別支援学校の前を通り、新宮西橋へ移動。この橋の下にも、イ

ワツバメの巣があります。ただ、ここは、道路から大山田川に身を乗り出して、真上を見上げなくてはなりません。老体には、観察条件がきわめて厳しいのです(苦笑)。

数えては来ませんでしたが、ここにも10以上の巣があります。そのほと

んどをイワツバメが使っているようでした。あたりを飛び交っているツバメも、跨線橋のところよりははるかにたくさん。

新宮西橋から、大山田川を下流方向へ。JR・近鉄の鉄橋下あたりには、

まだコガモが6羽。暑いのか、日陰に入って休んでいるコガモもいました。もういないと思っていたので、ちょっと嬉しくなりました。

コガモたちがいたあたりには、イソシギらしき姿も見られました。イソシギ

は、このあたりによくいます。沢南橋のところは、ミドリガメのオンパレード。写真は割愛します。コガモのメスが1羽だけ、堰の下を泳いでいました。今日見たコガモは、合計7羽。

次いで上之輪新田の水田へ。ケリが巣を作っていないか見ようと思ったのですが、このあたりは田植えがまだ済んでいませんでした。まだ、田植えの準備をしているところ。多度山など山は霞んでいました。黄砂が飛んでくるということでしたから、そのためと思います。
上之輪あたりでは、巣の材料を集めているスズメも見ました。繁殖期にも個体差があるようです。巣を作っていると言うことは、ペアリングはできているのでしょう。無事に産卵し、雛が育つことを願っています。

沢北川が揖斐川に注ぐところに船繋ぎ場があります。そこでは、オオバンが4羽いました。堤防から降りて行く元気がありませんでしたので、堤防上からズームしただけです。

甚内ポンプ場の樋管の先の入り江には、アオサギが1羽。しかし、さすが

にアオサギ、こちらの姿を認めるとサッサと逃げの態勢に入りました(苦笑)。

アオサギは、もう1羽いました。甚内ポンプ場の樋管あたりからは見えないところにいたようで、上のアオサギが見えなくなったあと、出てきました。左は、大山田川が揖斐川に注ぐ流れのところにいたもの。

伊勢大橋西詰交差点を渡って、福島の水田へ。ここでもケリを探したの

ですが、ペアらしき2羽がいたものの、巣はなさそうでした。このあたりも、田植えはまだでした。去年は、福島の水田で、ケリの攻撃を受けたことがあります。そのときは巣を確認しようとは思わなかったのですが、巣があったに違いないと思います(2016/5/24、イワツバメの巣を巡回、福島の水田ではケリに威嚇されました)。

結局、6.4キロを歩いて来ました。蓮見町、東方、上之輪、伊勢大橋、福

島と回ってきました。拙宅マンションまで帰ってきたら、公園にスズメ。2羽が一緒にいたのですが、そのうち1羽は、右の写真のように、テントウムシその他を咥えていました。きっと雛の餌なのでしょう。

小生にはほとんど関係ありませんが、ゴールデンウィークも終わり。帰省

していた愚息も、研修先に戻っていきました。明日は、新しい活動を始めます(微笑)。まぁ暇つぶしといえば、そうなのですが(苦笑)。午前中に出かけてきます。散歩に行けるとしたら、午後ですが、どうなるでしょう? 写真は、六華苑です。中に入らず、外から撮っています。六華苑も、諸戸氏庭園も、最近見ていません。近くにいると、案外行かないものです。
コメント
ひらいさん、おはようございます。
養老鉄道の跨線橋にあるイワツバメの巣は、去年も少しだけ、スズメが使っていましたが、今年は、踏切の南側はかなりの巣をスズメが占拠。
イワツバメはほとんど入ってきませんでした。
先にスズメが占拠したのか、空いているところを使ったのかよく分かりませんが、賢いですね。
アオサギさん、もっとおうように構えてもらいたいものです(苦笑)。
餌付けして仲良くなりたいくらいです(テレビでは、釣り人に寄ってきて魚をもらったり、民家にやって来てやはり餌をもらったりするのを見たことがあります)。
なばなの里、実は、家内の友人からチケットを2枚もらっていたのですが、家内が忘れていました。
昨日の夕方になって、「そういえばチケットがある」と言いだし、「イルミは今日までだ」と私が言ってから大慌て(爆)。
娘と二人で出かけていきました。
昨日は案外混でいなかったようですね。
今日は、「宴のあと」という感じでしょうか。
投稿: mamekichi | 2017年5月 8日 (月) 08時04分
ミリオンさん、おはようございます。
ツバメ、このあたりで見られるのは、普通のツバメと、イワツバメ、コシアカツバメの3種類です。
イワツバメは、普通のツバメよりもずんぐりしていて、腰のあたりが白いのが特徴。
もともとは海岸や産地の岩場にトックリ型の巣をつくることから「イワツバメ」。
しまむらの北(NTN側)の橋(新宮西橋あたり)で飛び交っています。
コシアカツバメは、先日、実家に行ったときに撮った写真を5月 3日 (コシアカツバメ……家内の実家にて)に載せてあります。
こちらは、腰のあたりが赤いというか、オレンジというかそういう色をしています。
投稿: mamekichi | 2017年5月 8日 (月) 07時58分
mamekichiさん、おはようございます!
ツバメの巣、スズメが使ってるんですね、ズルいと言うか賢いと言うか、生きる為の知恵ですね。イワツバメもあちこちで子育てしてるようで良かったです。この辺りは中々行く機会が無いですが、買い物ついでに寄ってみたいと思っています。
アオサギとは、一生仲良くなれる気がしないですね。(笑) 最近コサギもダイサギも同じような行動ばかりで、残念です。安心の場所だけが心のよりどころです。
昨晩、なばなの里イルミネーション最終日行って来ました、毎年そうなのですが、混雑も無くゆっくり鑑賞出来ました。実は昨日で完結では無く、本日ひっそりとしたなばなの里を見て、無事完結となります。(笑) あのギャップには、いつも驚かされます。
投稿: ひらい | 2017年5月 8日 (月) 06時12分
こんばんは、ツバメとイワツバメの違いがよくわからないですが、
よく見るツバメよりも小さめなのかな、鳴き声も違うんでしょうか。
スズメがツバメの巣をちゃっかり借りてるんですね。
空いてるのならあるものは利用しなくちゃですね。
投稿: ミリオン | 2017年5月 7日 (日) 21時04分