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2016年9月27日 (火)

妖刀「村正」を見る……桑名市博物館にて

Dscn9252_800x600  曇りときどき晴れという天気ですが、湿度が高く、陽が出るととくに蒸し暑く感じます。午前中は、所用があり外出。午後からは、散歩に行こうか、迷ったのですが、見逃すといけないと思い、桑名市博物館の“特別企画展「村正 」-伊勢桑名の刀工-”を見てきました。噂によれば、かなりの人気だそうです。

Dscn9253_548x800  「村正」は、名刀とも、妖刀ともいわれ、その名はかなり知られていると思いますが、桑名の地でつくられていたということをご存じの方は少ないかも知れません。「ブリタニカ国際大百科(デジタル版)」の記述によれば、村正は、「伊勢、桑名の刀工。室町時代中期以後、代々活躍した。文亀・天文年間(1501~55)に同名の刀工が数台あるが、永正年間(04~21)の作品に傑作が多い。相州正宗の弟子と伝えるのは年代的にも根拠がなく、作風もむしろ美濃物(関物)の系統に近い」とあります。村正の屋敷は、走井山の下あたりにあったと伝わっていると、「新・桑名歴史散歩」に書かれています。また、お墓は、これも、言い伝えですが、南寺町の仏眼院にあるそうです。「千子宗入禅定門(せんごそうにゅうぜんじょうもん)」「承応四年(1655年)正月十六日」と刻まれているそうですが、何代目の墓かは不明といいます(桑名ふるさと検定 くわなのいろは)。

 「村正」は、よく切れることから多くの武士たちに求められたようですが、その一方で、徳川家に祟るといわれた数々の妖刀伝説があり、いろいろ興味深いところです。しかし、尾張徳川家は家康の形見として村正を伝承し、現在では徳川美術館に所蔵されているそうで、まさに「伝説」なのかも知れません。徳川美術館は徳川家康が村正を嫌ったのは「後世の創作」であるとしているといいます(Wikipediaの記述)。今回の展覧会でも、徳川美術館が所蔵する村正が一振展示されています。

Muramasa1_563x800 屁理屈、講釈はさておき、今回の出品リストは、左右の画像の通りです。桑Muramasa2_563x800 名市博物館のサイトのここにpdfファイルがあります。博物館の今回の展覧会についての説明は、こちらをご覧ください(今回展示されている刀剣の写真も、一部見られます)。村正の銘のある刀が20振ほどそろっています。私は、刀には詳しくはありませんが、確かに美しい物がそろっていました。一見の価値があると思います。実は、見に行きたいとは思っていたのですが、「妖刀」といわれる物は、ちょっと怖いなという気もしていたのですが、実際に見てみたら、とくに刃紋の美しさには見入ってしまいました。

 博物館の展示、いつもなら平日は空いているのですが、今日、小生が出かけた3時過ぎには、10名ほどの方が観覧しておられました。女性もいらっしゃったのには驚きましたが、最近は、「刀剣女子」ということばもあるそうですから当然なのかも知れません。

 会期は、10月16日(日)まで。桑名市博物館(三重県桑名市京町37-1)にて。開館時間は、午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)。入館料は、一般(高校生以上)は500円、小中生以下無料。交通アクセスについては、ここをご覧ください。原則として、月曜日休館です(祝日のときは開館)。

Dscn9257_800x557  余談のようなものです。小生が、観覧しているとき、CBC(中部日本放送、名古屋の放送局)のロゴが入った機材を持った女性が2人、入ってこられ、スタッフと打ち合わせをしておられました。「テレビの中継だったら、写るのは嫌だな」と思ったのですが(いつぞや、メ~テレの「昼まで待てない」という番組で、七里の渡し跡あたりを歩いている様子が、VTRに写り込んでいたことがあったのです……苦笑)、CBCラジオの中継のようで、ちょっと安心しました(爆)。

 VTRに写り込んだという「失態」についてのブログ記事もあります(2013.4.27、すし清で大長藤とアゲハチョウ、桑名別院のアヤメそして恐れていたとおり……)。メ~テレのサイトのここには、証拠写真が今までもありました(苦笑)。

【付記(9/27夜)】

 博物館に行くと、「図録」があると買ってくるのですが、今回の「村正」展の物は、売り切れていました。よほど人気があるのでしょうね。予約もできるようでしたが、今回はパス。本物のイメージの方が大切であります。

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コメント

ミリオンさん、おはようございます。
村正、是非ご覧になるといいですよ。
「刀剣女子」とやらで、女性の方もいらっしゃいました。
刃紋の美しさに魅了されるかも知れません。

1本だけ撮影できるというのは、残念ながら、気づきませんでした。
有料展覧会なので、もう一度行くというのもちょっと……。

ところで、「妖菓村正」を7つの菓子屋さんが、展覧会の会期中、売り出しているそうですね。
博物館でも扱っていたら、よく売れそうです(微笑)。

投稿: mamekichi | 2016年9月28日 (水) 08時56分

gentaさん、おはようございます。
ミスターさんとボスさんも村正、ご覧になってきたんですね。
私もようやく見てきました。
「物干し竿」のような長刀、ありました。
1m以上の長さがあったと思いますが、あんなに長くては、鞘から抜くのも大変な気がします。
走井山にある村正屋敷跡の案内板、3年くらい前に見ました。
次のところに過去記事があります:
http://ogasawara.cocolog-nifty.com/ogasawara_blog/2013/04/post-407a.html

ところで、ミスターさんもボスさんも、七里の渡し跡から福江町まで歩かれたとは、結構健脚でいらっしゃいますね。
負けないようにしなくては(笑)。

投稿: mamekichi | 2016年9月28日 (水) 08時51分

こんばんは、村正の妖刀見てみたい、まだ日にちがあるからと中々行けないでいます。
ツイッターを見てると若い人は結構見に行ってるようですね。
1本だけ撮影できるそうですね、刀の数え方は1振・2振と数えるんですね。
実物を見るとぞくっとするか、美しいと感じて見入ってしまうかな?
妖刀村正とコラボの和菓子の妖菓も食べてみたいです。

投稿: ミリオン | 2016年9月27日 (火) 20時41分

mamekichi先生、こん@@ワン!
先日、ミスターがボスといっしょに旧東海道を七里の渡しから出発して福江町の方までお散歩をしてきたと言ってたんだけど、その途中(小雨が降ってきたのもあって)、桑名市博物館に立寄り、村正展を見てきたと言ってたんだワン。去年、走井山の石段の途中にある案内板を見て、あの有名な村正が桑名に住んでいたということを初めて知ったというぐらい無知なミスターだけど、改めてこんな凄い刀鍛冶が桑名にいたということにいたく感激したみたいだワン。日本刀の刀身が意外と短いことに驚いたみたいで、確かに実用品と考えてみたら背筋がゾッとするものの納得できたみたいだワン。
佐々木小次郎の「物干し竿」も如何ばかりかというような凄い長刀もあったみたいだけど、あんなのは振り回せないんだワン!

投稿: genta gonta | 2016年9月27日 (火) 19時43分

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