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2015年8月 2日 (日)

石取祭は、“本楽”……朝は春日神社にお参りし、夕方は祭車を見てきました

Img_6721 今日は、石取祭の“本楽<ほんがく>”であります。13時から、北市場整列。18時半から、春日神社に順番に練り込む、“渡祭<とさい>”が行われています。今年は、40の全町内が参加していますので、渡祭も時間がかかるのではないかと思います。本当であれば、渡祭を見に行きたいところですが、取り敢えず、夕方5時過ぎから、寺町交差点から1号線の八間交差点までの八間通と、我が家のすぐ西の県道に並んだ祭車を見てきました。寺町交差点で見たのが、渡祭順13番でしたから、20数台見てきました。左は、寺町交差点のすぐ西から、1号線の方向に並んだ祭車を見た写真です。西を見ており、逆光でしたので、こんな写真です。

Img_6761  こちらは、1枚目の写真とは逆に1号線の八間交差点の東から、八間通を東に見たところです。祭車がずらりと一列に並んでいるのがお分かりいただけると思います。初めはここまで行くつもりはなかったのですが、祭車を見ている内に、ついついコーフンして(笑)、八間交差点まで行ってしまいました(子どもじみていると、我ながら思います)。

Img_6766  東鍋屋町の祭車です。これを載せたのは、格別な理由がある訳ではありImg_6767 ませんが、我が家と親しくしてくださっているお宅のご主人が、東鍋屋町の方だからです(苦笑)。ご主人がいらっしゃらないかと思って行ってみたのですが、あいにくご不在でした。十二張の提灯に「天武」と書かれていますが、町内に天武天皇社という神社があるからでしょう。天武天皇社は、天武天皇を御祭神にしていますが、壬申の乱の頃に、天武天皇と、夫人である、後の持統天皇が桑名お泊まりになったという故事にちなみます。

Img_6749  こちらは、我が家の子どもたちが小さい頃参加させていただいていた、今片町の祭車です。飾は、鏡獅子です。お世話になったとImg_6746 いうこともあって、この鏡獅子はとても気に入っていますし、親しみがあります。

Img_6785  その今片町の祭車の鉦太鼓です。祭車の後部にあります。この時間、まだ子どもたちが主になって鉦太鼓を叩いています。

Img_6737  片町の祭車です。天幕にある、「大」の字の印は、春日神社のマーク(といってよいのでしょうか?)です。こちらも子どもたちが、鉦太鼓を叩いています。太鼓は中央に一つ、鉦は4つ取り付けられています。

Img_6744  今北町の祭車の飾、桃太郎です。これもなかなか良いなと思っています。このように、人形が飾り物となっている祭車には、十二張の提灯はありません。

Img_6790  寺町の祭車です。右端の方は、おそらく祭事長の方と思われます。祭事長さんは、各町内の祭の最高責任者。右手に提灯を持っていらっしゃいますが、この提灯を持っていることが、最高責任者の証。祭車を進めるのも、止めるのも、また、時には交通整理の役にも使うという、大変権威のある提灯なのです。役員の方は、この暑さの中でも、羽織袴の正装で、大変です。この寺町などの祭車が並んでいるのは、我が家のすぐ西を走る県道です。13時から整列し始めますので、そこから渡祭が始まる頃まで、鉦太鼓が続き、賑やかなのです。

Img_6792  これは、通称“宿<やど>”といいますが、“集会所”です。祭りの期間中、少年、青年、中老などに別れ、各町内がこのような集会所を設けます。ここに集合し、休憩したり、食事をしたり、大人では酒を飲んだりするところです。この写真は、今片町の集会所です。笹飾に注連縄、提灯がセットです。

Img_6710  ところで、祭車を見に行こうとマンションの玄関に出たところ、諸戸氏庭園前に太一丸の祭車が出ていました。太一丸は、今では、石取り祭には参加していませんが、祭車はあります。諸戸氏庭園に祭車庫があり、そこに保管されていて、年に1度、虫干しの時に見ることができます。

Img_6702  今日は、聞くところによれば、石取祭に伊勢神宮の偉い祢宜の方がいらっしゃり、その方が見にいらっしゃったということです。飾り物は、神鹿です。石取祭保存会のサイトにある祭車一覧に載っている写真とは少し異なっており、神鹿の周りにあった提灯がありません。この祭車は、明治30年に建造されているそうですが、「四神」と「雷獣」の彫刻があるのですが、それは、あの高村光雲の工房でつくられたものです。天幕は、三井呉服店製だそうです。

Img_6703  神鹿もなかなか立派なものです。何回か見てはいますが、何度見ても見惚れてしまいます。諸戸家は、昔は3台の石取祭車を所有し、町内に貸し与えていたといいます。そのうち、旧東太一丸祭車は桑名市石取会館に寄贈されています。現在は、この太一丸で使用していた祭車のみ所有しています(こちらのサイトに情報があります)。

Rimg00220802  ということで、夕方5時前から小1時間、祭車を見てきましたが、午前中もRimg00230802 いつものように散歩に行っております(寺町、春日神社、内堀南公園、九華公園、住吉神社と、2時間近く、5.1㎞)。これら2枚の写真は、朝8時20分頃の春日神社です。まだ人の姿はほとんどありません。

Rimg00180802  石取祭という名の通り、町屋川(員弁川)で、石を取って来て、春日神社Rimg00190802 に奉納するという神事から始まった祭です。今朝は、すでにご覧のように各町内から奉納された石が、拝殿前に並べられていました。

Rimg00250802  春日神社の楼門前には、ご覧のように仮設スタンドのような施設が設けられていました。ここに向かって、各町内の祭車が、あらかじめくじ引きで決められた順序で、“渡祭“をします。渡祭の後は、午後10時頃から、祭車は田町交差点に集まり、4台ずつ“曳き別れ”の行事に臨み、今年の祭は幕を閉じます。今これを書いているのは、午後8時50分ころですが、窓を閉め、エアコンを使っているものの、外からは鉦太鼓の音が聞こえています。未明まで、この鉦太鼓は続きます。

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コメント

おユキさん、こんにちは。

石取祭は、春日神社(桑名宗社)のご神事です。
神社のお祭りは、たぶんほとんどすべてがご神事ではないかと思います。
それが、今の時代は観光資源になってきたということでしょうね。

娘の「また出たい」はどういう意味なのか聞いてはいませんが、おユキさんのおっしゃるようなこともあるかも知れません。
ただ、少年会の間(中学生まで)は、ほとんど遊び感覚のようですが、高校以上は青年会になり、状況も変わってきますから、大変かなという気がします。

祭車の飾はさまざまです。
十二張りの提灯がもっとも多いものです。

今朝、この記事に載せた写真のいくつかをプリントして、バールフレンドのお二人に差し上げたら、おユキさんと同じような感想をおっしゃいましたよ。

鹿は、奈良の春日大社では神様のお使いとされていますから、それで納得なさったのでしょうか。

ところで、ご質問について、焼きトウモロコシの屋台、出ていました。
気づいた範囲では1つ(たぶん他にももっとでていたと思いますが)。
営業時間は、そうですねぇ、昨日ですと、祭車の整列が13時からでしたから、そのしばらく前くらいからではないでしょうか。
というのも、人出もその頃から増えるからです。

私もこの頃あまり人の多いところはどうもなぁと思っていたのですが、昨日は、祭車を見て回っている内にだんだん楽しくなりました(笑)。
おユキさん、来年、ぜひどうぞ。

投稿: mamekichi | 2015年8月 3日 (月) 13時35分

mamekichi先生、おはようございます。

「石取祭」これは・・・見物して楽しむお祭りではありませんね。
お住まいの方には、夜の騒ぎに困ってしまう、ということもあるかもしれませんが、
3日間で行われる、一連の神事なんですね。

うわー、ほえー、と見入っていましたが、昨夜から少し涼しくなり、茹った脳ミソも冷めたようで、やっと気付きました。

娘さんの仰る、「また出たい」は、出演だけでなく、お祭りの時の、独特の人間関係も含めて、混ざりたいのだろうなぁ、と思いました。
<宿>での様子など、想像してしまいますもの。

祭車の飾、色々なんですね。
鏡獅子は、人かと思うほど生々しく、ドキッとしました。
太一丸の祭車は、神鹿なんですね。
鹿と聞いて、「ああ、なるほど」と、思ってしまうのは、何故だろう?と思いました。
祭車の飾が、鹿に見えるか見えないか、ということではないですよ(笑)。

色々と、感想が尽きませんが、ひとつ質問です。
焼きとうもろこしの屋台は、出ていましたか?屋台の営業時間は?・・・質問がふたつになってしまいました。

土日でもあり、人が多くて大変そう、と敬遠していましたが、行列はもちろん、皆さんが休憩している時間も、伺ってみたいと思いました。

投稿: おユキ | 2015年8月 3日 (月) 08時34分

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