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2014年6月18日 (水)

ドバトの不思議?!

 午前中からの雨で、久しぶりに梅雨らしい天候になった一日です。ただし、降水量はアメダスのデータではほとんど出ないくらいで、毎時間0~0.5mm程度。気温も上がらず、最高気温は未明の午前2時50分の22.8℃。ちなみに気温は、その後素超すずつ下がり、16時40分に最低気温の19.3℃ になっています。まだ下がるかも知れません。

 さて、昨日の長時間の外出の付かれも、今のところは、あまり残っていません(今のところで、明日くらいになって一気に疲れが出てくるかも知れませんが……笑)。ただ、この天候で、今日は散歩はお休み。

 そこで、今日は、“雨読”の日であります。一昨日、BIRDERという雑誌の7月号を買ってきましたが、その第2特集に“実は謎だらけの鳥、ハト類に迫る”が、興味深かったのでご紹介しましょう。念のためお断りしておきますが、今年前半、あの“STAP細胞騒動”で散々話題になったコピペや、剽窃ではありません。原典を示した上での引用、紹介であります(笑)。

 この特集の中で、普通にどこにでもいる、ハトである、あのドバトが取り上げられています(Wikipediaでは、カワラバトの項目に取り上げられています)。今日は、そこからの紹介です。

 ドバト(漢字では、土鳩または堂鳩)は、日本の固有種ではなく、日本にはいないカワラバト(河原鳩)を原種として、家禽化された品種だそうです。そのため、野鳥とは認められていないものの、日本に渡来したのは仏教伝来とほぼ同時と考えられています(仏教伝来は、ご存じの通り、538年です)。

 

神の使いとして長い間、神社仏閣に住み着いていたものが、鎌倉時代にはすでに鶴岡八幡宮の境内で観察されたとあります。ちなみに、Wikiによれば、室町時代から「たうばと(塔鳩)」、これに加え、安土桃山時代には「だうばと(堂鳩)」と呼ばれ始めている。「ドバト(土鳩)」いう語が登場するのは、江戸時代だということです。

 その後、伝書鳩やレース鳩として一般に飼われるようになり、さらにその一部が、野外に住み始め、駅前や公園など人が多いところで数多く見かけるようになったと考えられています。人が与える餌を主食とする“野良バト”ですが、個体数が多いため、オオタカやハヤブサの主要な獲物になっていて、自然界の一員として見落とせない野生動物なのです。

 原種のカワラバトは、アフリカ北部から中国までの温帯地方に住む野鳥で、人が飼い始めたのは、紀元前1万年まで遡るといいます。その目的は、食用、次いで、高い帰巣本能の利用、さらに飛び方や姿形、鳴き声を楽しむ愛玩用という面もあるようです。エジプトで母と料理が盛んだそうですし、フランス、中国でも普通に食用になっているようです(小生などは、ハトを食べるなど、考えられませんが)。

 帰巣本能の利用は多岐にわたり、また、古くから重用されていて、たとえば、旧約聖書にある“ノアの方舟”で、洪水の後に飛ばしたハトがオリーブの若葉をくわえて戻って来たことで、水が引いたことを知ったといいます。その後、伝書鳩は、軍事利用もされましたし、新聞社がニュースなどの伝達手段として用いていた時期もありました。余談ですが、小学生のときに、社会見学で新聞社に行ったとき、屋上に伝書鳩がたくさん飼われていたのを記憶していますし、小生が小中学生の頃には、ハトを飼って、レースに参加するという趣味が結構広く行われていました。レースは最近でも行われていて、数百㎞~数千㎞の距離を飛ばして、その正確さとタイムを競う競技があります。

 ドバトの羽色はさまざまですが、これは、古くからいろいろの目的のために時に的に後輩が行われた結果だそうです。また、ドバトが主に都会に住むのは、多くの人から餌を得やすいためのようです。しかし、原種のカワラバトが、主に岩場の多い海岸線や、岩山などの半砂漠的な環境だということも関係しているといいます。ビルが建ち並び、アスファルトで覆われた地面が多いというのが、これらの環境と類似しているというのです。さらに、マンションのベランダや、橋脚の下など、巣をつくる場所にも事欠きません。ドバトにとっては、街中は、“職住一体化した”良好な生息環境となっているため、世界中の大都市に多数住み着いているのです。

 しかしながら、最近、東京などではその数が減っているそうです。糞害に憤慨して(というのは、原典にはありません。付け足したオヤジギャグです)、東京では2005年から“餌やり自粛”を呼びかけ、その成果が上がって、23区内では大群はいなくなっているといいます。一例として、浅草寺周辺には、一時期は2,000羽もいたのに、最近では40羽ほどに激減したそうです。餌をやるヒットが少なくなったためと考えられています。この傾向は、鳥インフルエンザが問題になってから拍車がかかっているといいます。

 ただ、大群がいなくなった代わりに、生息地域は広がった可能性もあるそうで、全体に数が減ったかどうかは分からないといいます。この頃は、キジバトのように、草原や林床で自然採食するドバトも増えて来ているということで、今後の動向を見極める必要があるというのが、BIRDERの特集の結語です。

 散歩に行けばどこでも見かけるドバトですが、いろいろと知らないことも多々ありました。「何だ、ハトか」などと思わず、その行動や、生態についてはもっと関心を持ってみた方がよいかも知れません。

 以上、本日はドバトについて、BIRDERからの引用で、紹介させていただきました。と申しますか、本当のところを正直に書けば、お茶を濁させていただきました。ご容赦ください。ただし、ドバトについてもよく知らないことがあるというのは、本当のところで、それはたぶん、スズメや、ムクドリなどについても同様だろうと思います。

【出典】 BIRDER 2014年7月号、第2特集“実は謎だらけの鳥、ハト類に迫る”、pp.31~42、文一総合出版

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