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2013年3月29日 (金)

Long and Winding Road……ようやく一区切り

Rimg00150329 小生にとっては、まさに、“Long and Winding Road”でありました。平成17年 (2005年)1月17日に、「プッツン」としそうな感じがして(実際には、すでに、十分プッツンしていました)、予約なしで診てもらえる精神科を探し、今の病院を受診しました。「立派なうつ病です」というのが、今も診ていただいている主治医・ I 先生の診断でした。それから8年あまり、本日、平成25年3月29日、ようやく、主治医から「もう大丈夫でしょう」と告げられました。お陰様で、これで、通院も終了ということになりました。

 いやぁ、心身ともにとても言葉では表せないような、それこそ“無間地獄”にでも陥ったRimg00220329かのように思えた時期もありました。先がまったく見えず、絶望とまでは行きませんでしたが、“将来”などという言葉が、自分の辞書から消えていた時期もありました。まったくの“無罪放免”とはいえないのでしょうが、体調の面はもちろんですが、心理的にもやっと一区切りついた、つけられたという気持ちです。

Rimg00230329 もっと感激があったり、思いっきりの解放感があったりするかとか思っていましたが、さほど でもありません。まぁ、年齢もしっかり50歳代後半になってしまいましたし、この8年あまりの間に仕事も失ってしまっていますので、手放しでは喜べないという側面があるからでしょう。

 うつ病であった場合、普通は、抗うつ薬を飲む必要がなくなってから半年間、症状が出なRimg00280329ければ、「寛解」と診断されます。小生の場合、昨年のゴールデンウィーク前から抗うつ薬を断薬しましたから、11月いっぱいでこの診断基準は満たしていました。しかし、頭重感、ボンヤリ感、ふらつきの3点セット、眠気、そして、便が出にくいことによる腹部の不快がありました。それも、時期によって変動が認められました。これらは、うつの時の症状と共通するため、主治医は、寛解の判断を保留しておられた訳です。

Rimg00340329 その後、とくに昨年末からの降圧剤の処方が、小生の訴えによって、いろいろと変化しました。それ以降の体調をよく見ていますと、どうもアムロジピン(カルシウム拮抗薬)の量や、服用期間と、例の3点セットその他の不調が連動しているように思われました。最近では、それは確信に変わってきていました。

 今日の診察でもこの主観的な見解をお話しし、主治医も了解してくれ、「うつは、もう大丈夫でしょう」ということになったという次第です。今朝の血圧は、140/90と、現在の高血圧の診断基準の値とピタリ同じでした(笑)。これは、内科でよく相談するしかありませんので、主治医からは、「もう通院もしなくてよいでしょう」というお墨付きをいただけました。

Rimg00470329  ということで、うつに関しての、私の“Long and Winding Road”は、本日にて、8年あまりを経て、一区切りをつけられました。いろいろとご心配いただき、ご配慮くださった皆様には、御礼を申し上げます。一区切りついたからといって、勝手気ままに何をやっても大丈夫ということはありませんし、老化もしておりますから、そういうことも難しいでしょう。まぁ、これまでと変わらずに、“淡々と飽きもせず”、晴歩雨読のモットーで、ボチボチと、静かに生活していくことにしようと思っています。

 ちなみに、主治医が、小生の「降圧剤の副作用によって、うつ様症状や、頭重感その他3Rimg00210329 点セットなどの症状が生じていた」という見解に賛成してくださった背景には、うつとして治療していた期間の、とくに後半、あれこれ抗うつ剤を変えても、その効果が見られなかったことをあげておられました。うつであれば、多少とも反応が認められるはずだから、ということです。

 うつと高血圧が合併するということが本によっては書かれていたり、降圧剤でうつ様症状が見られる、あるいは、降圧剤が、眠気、ボンヤリ感、ふらつき、意欲・気分の低下をもたらすという記述をしている本もあります。マイブックスにあげた近藤誠さんの本の趣旨ではありませんが、「医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする」というのは、100%かどうかはわかりませんが、ある程度は、正しいことのように思えてきます。

 調子に乗ってはいけませんが、降圧剤も、しばらく休薬して様子を見ようかという風に考え始めています。

 本日の桜は、諸戸氏庭園前の桜並木のものです。カメラは、Richo cx-3を使っています。ソメイヨシノの他、ヤマザクラも咲き始めてきました。サクラの種類の見分けも難しいものがあります。ヤマザクラとひとくくりで書きましたが、花の色合いが異なりますので、別品種なのでしょう。

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コメント

ぷ~やんさま
「不詳の師匠」の方が、先に卒業致しました(笑)。もちろん病気が病気ですから、「完治」ではなく、「寛解」ですから、手放しで、「不良老年」まっしぐらという訳には行かないと思っています。
そうそう、くれぐれも「生活リズム!」「適度な運動」ですぞ。苦笑いだけでなく、「冷や汗も」というところでしょう? 
それと、おっしゃるとおり、3月22日で満58歳を迎えております。もう「宮仕え」はあり得ないでしょうし、雇ってくれるところもないでしょう。窮屈で、こき使われるところは真っ平御免です。一応、自営業(儲かってはいません)の“社長様”ですから、この方が気楽で、これまでの知識、スキル(格好良くいえば、「学識」)を信用して、依頼していただく研修会の講師や、公職(特別支援連携協議会の委員、就学指導委員会の委員など)を、細々と続ける積もりです。

投稿: mamekichi | 2013年4月 1日 (月) 09時16分

チーママさん、小生の思いつきのような屁理屈からそこまで読み取っていただき、却って恐縮しております。汚いたとえではありますが、「屁とも思わなかった」様な出来事の影響を受けるようになったのでしょうね(笑)。まったくイヤになるという面ももちろん否定できませんが、現実は現実、新しい自分を発見して驚き、楽しむようになりたいものです。

投稿: mamekichi | 2013年4月 1日 (月) 09時07分

通院ご卒業おめでとうございますhappy01
先生は、ちゃんと実践されましたもんね、「生活リズム!」「適度な運動」…等々。私には耳にタコですが(苦笑い;)
私も先生の後に続けるといいなぁ・・・。

確か、先生と母はそんなに歳が違わなかったと思うので、もうすぐ還暦ですよね?
第二の人生、満喫できそうですか??
先生の場合は、「ちょい悪オヤジ」と言いつつ、「アカデミック」な日々を過ごされそうですけど・・・。wink

投稿: ぷ~やん | 2013年4月 1日 (月) 00時42分

「以前であれば、吹っ飛ばせていたものの影響をまともに受けるようになってきた」
あー これこれ 本当にそうですね。以前との違いは、この部分ですね。頭になかったです(^^)
なんだかちょっと気が楽になりました。
年とともに体も心も抵抗力が落ちている部分はあるでしょう。
そのあたりとも、上手に付き合っていかなくてはいけませんね。
ご教示 ありがとうございました♪♪

投稿: チーママ | 2013年3月31日 (日) 21時55分

チーママさん、ありがとうございます。
何度もお手数をおかけする結果となっていたようで、恐縮に存じます。
かねてから、小生は、ビンボー人の小倅を自認していましたが、それなりの努力、苦労はして、一応の社会的な立場につくことができ、ラッキーだったと思っています。そして、その後は、また元のビンボー人の小倅に戻ったということでしょう。自分でも、結局のところはトントンだなと思います。
まだ、血圧と体重のコトンロールが課題として残っていますので、この1~2年で何とかし、還暦から再スタートを狙っています(笑)。
ところで、チーママさんも、あれこれとお悩みのようで、何と申し上げたらよいかと思っています。
おっしゃるように、もともとの「性質」や、「タチ」は、ずっと維持されているでしょうから、その影響もあるかも知れません。
また、年齢が進み、高齢に近づくと、再び遺伝的な要因の影響が大きく作用するようになるといいますから、心理学用語でいう「気質」の支配するところが大きくなっているのかも知れません。
ひょっとしたら、諸々の背景には、やはり老化があるのかも知れないと拝察しています。自分自身のことを棚に上げている訳ではなく、自らの様子を振り返っても、老化してきて、たとえば、余力などかなり少なくなっていますので、ちょっとしたことで回復しにくいとか、以前であれば、吹っ飛ばせていたものの影響をまともに受けるようになってきた、ということかも知れません。
私も、どうやら、元来が、せっかち、短気ですから、他人様にあれこれいえる立場ではありませんが、時々は立ち止まりつつ、少々のことを笑い飛ばしつつやるしかないのか、という気もします。
最近では、BSプレミアムで放送されている、火野正平さんの「日本列島こころ旅」を見て、火野さんの「人生 下り坂 最高!」というフレーズが気に入っています(笑)。
以上、まったくまとまりを欠いておりますが、ご容赦ください。

投稿: mamekichi | 2013年3月31日 (日) 17時19分

春から縁起がいいですね(^^) 
ものみなすべて復活の時期。センセも新芽たちと同じように、健やかに今年が過ごせますように!!
同じ病に苦しむ方たちにとっては、希望の光ですね。
思わずも病気というご経験をなさいましたが、それなりに学んだこと経験したこともあったということで、人生の収支はトントン?
病はなってみて初めてその苦しさが分かりますので、人と向き合うお仕事のセンセには、このご経験はきっとお役立ちになりますね。  

実は、昨晩夜中過ぎにコメント入れたはずなのですが、見当たらない。いや、これは私の手違いなのでしょう。うーーーん。
おとといも、他2回ほどありましたし・・・
実はこのところ気分が下降気味でして(^^;;
穴の底まで落ちてはいないのですが、宙ぶらりんなところで停滞しております。ウサウサずの事もポイント高しなのかもしれませんが、それはあくまでも最後の一押しという感じがします。
眠れてはいますし、疲れも取れているのですが、常に不安傾向でいつもの不安ポイント(考えても仕方ない事がいくつかあるのです)の間を思考がグルグルしております。
こうなると、庭遊びをしてもチクチクしていても、感情が動きません。何かしているのですが、達成度も上がらず満足感もなしに時間ばかりたっている。何かしなくちゃと家の中をグルグルしているだけ。
こりゃいけないと認識したのは、先週下のポストの数字合わせの錠が開けられなくなった時(--) いつも帰宅時に無意識に近く動かして開けるのですが、その時開かなかった。
そうしたらちょっと気が焦って「あれ?これだった?こっちかな?」とやっても開かない。いよいよ頭がパニックになって、ひたすら無駄にグルグル鍵を回す自分。毎日していることができないのにショックを受けて、頭は何も考えられなくなる。 
それを、冷静に見ている自分がいました。 アーこりゃ駄目だわと(笑)
こんな状態ですから食欲も落ちまして(こういう時って、お腹すかないと思いませんか?)、3年ぶりに念願の53kg台になりました♪ 悪いことばかりじゃないさ!!

欝の症状というほどではないですが、更年期鬱の状態に近いものがあります。無感動・時間経過の感覚の喪失・食欲なし・堂々巡りの思考・常に胸苦しくて落ち着かない。花を見ても、きれいだとか感情が動かない。これにいつもしていることができなくなると、いっちょ上がり♪って感じなんですよね。
頭が重いとかぼんやりするとか、ふらふらするとかなら、何かしら薬をと思うのですが、感情ばかりは・・・どうしましょ?

やはりこうしたことは、性格の傾向とか質というものにかかわっているので、人間関係や生活状況に少し問題が出てきて、おまけに季節や天候的な環境要因が加わると、何かのきっかけで以前の状況に似たものに陥るのではないかと思っています。 もって生まれたタチというものですから、頭で理解しても体はいうことを聞きません。
そのあたりも含めてどうすればいいか、多少は理解しているつもりでも、こうなるとやはりガッカリするというのも正直なところです。
一番いいのは、何も考えずにじっとしていることなのですが、それって後で「時間を無駄にした。するべきことが出来なかった」と盛大に後悔する。 まったくせっかちと言うか、これもタチですねー(^^;;  
このタチに抵抗力をつけるというのは、なかなかに難しいものです。

そうした意味では、センセがお勤めをやめられたのは、大きなプラス要因だと思います。お子様たちも健やかにお育ちですし、奥様もお元気でいらっしゃいますので、どうかこれからはご自分のペースでお過ごしになられますように。そして、今度は血圧コントロールのプロになってくださいませね(^^)v 

投稿: チーママ | 2013年3月31日 (日) 13時02分

oneshotさん、いつもありがとうございます。
お陰様で、うつの方は何とか、卒業できました。一晩経ってみて、気分的に少し楽になった感じがします。おっしゃるとおり、失ったモノは多々ありますが、その一方で、加齢効果もあって、新たに見えてきたものもあります。そして、こころんさんへのコメントにも書きましたが、ブログで知り合うことのできた皆様との交流など、新しいつながりも得ることができ、そこから力と励ましをずいぶんいただいたと思っています。
oneshotさんとは、私の拙いセグロセキレイの写真にトラックバックを送っていただいて以来、いろいろと教えていただき、とくに感謝申し上げています。
もう少し、今やっている仕事や、障害のある子どもたち、そのご家族に多少とも支援となることをやりたいと思っていますが、当分は、今のスタイルで、晴歩雨読で、さらに体調を管理しないとともっています。引き続きよろしくお願い致します。

投稿: mamekichi | 2013年3月30日 (土) 08時41分

こころんさん、ありがとうございます。
小学生だった子どもたちが、愚息は大学になり、成人、娘は高校卒業ですから、ずいぶん長い期間だったと、我ながら感心してしまいます。ブログで知り合った皆様との交流からかなりの力と励ましをいただいたと思っています。
あとは、体重と血圧が課題ですが、薬や病院とはなるべく関わらないで解決した方がよいかも知れません。
もう少し仕事の部分を増やしたいと思いますが、しばらくはこれまで通り、「晴歩雨読」で行きます。引き続きよろしくお願いします。

投稿: mamekichi | 2013年3月30日 (土) 08時34分

静岡 Nさま
いつもお気遣いいただき、ありがとうございます。お陰様で、8年あまりを経て、無事(ほんとうにそうかどうかは、まだ今後の人生次第ですが……笑)、「卒業」できました。生き方は若干、軌道修正できてきているように思います。Nさんがいつか示唆してくださったように、仏教の勉強もしたいと思い、わずかずつ書かれたものを読んでいます。またその方面でも、導いてくだされば、ありがたいと思っています。

投稿: mamekichi | 2013年3月30日 (土) 08時30分

長かった闘病生活からの解放ですね、
通院しなくてよいということは素晴らしいことだと思います。
本当に、本当におめでとうございます。
失ったものもありますが、mamekichi先生の頑張りで、
これから少しずつ取り戻して行かれるものと信じています。
降圧剤の休薬などもその手始めとして試してみる価値は
ありそうですね。

投稿: oneshot | 2013年3月30日 (土) 00時59分

たいへんなご病気でしたが、克服おめでとうございます。
ご家族の方も安心されることでしょう。
今日の記事を読ませていただいて
心の中で「やったー」ととても嬉しく思いました。
これからも晴歩雨読で自然に触れて楽しいブログをお願いします。

投稿: こころん | 2013年3月29日 (金) 16時22分

おめでとうございました。そのうち静岡にも奥様とご一緒に遊びにきてください。

投稿: 静岡より | 2013年3月29日 (金) 15時13分

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