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2013年1月16日 (水)

干支と吉祥展(桑名市博物館)と九華公園へ……野鳥は証拠写真ばかり

Img_5302 冬に典型的な西高東低の気圧配置が緩んだお陰か、風ほとんどなく、気温は15時になってようやく8℃ほどになったものの、日向では暖かく感じられます。散歩日和です(微笑)。1月8日から、桑名市博物館では、新春恒例の「干支と吉祥」展が開かれていますので、見てきました。そのついでに、久しぶりに九華公園まで足を伸ばしてきました。

Eto1  さて、その新春企画展「干支と吉祥」展では、平成25年の干支である「巳Eto2_2 (巳)」をモチーフとした作品や、松竹梅や鶴・亀に代表される吉祥の文様映えが枯れた、新春にふさわしいめでたい作品が出品されています。リストは、この左右の画像の通りです。「蛇」というと、嫌われる動物の代表です。ある心理学者の研究では、人間は、生得的に蛇を嫌うという結果が得られています。このように、「巳」(蛇)は、人々に恐れ、忌み嫌われることが多い動物ですが、神の使いや、財宝の神である弁財天の化身ともいわれ、神秘的な力を持つとも考えられてきました。また、脱皮を繰り返す姿に、再生力、力強い生命力をイメージされることもよくあります。

20121206164213_2  左は、中村左洲の「巳」という作品です。中村左洲は、地元・三重県の画家で、「鯛の左洲」として知られています。桑名市博物館でも、昨年9月に展覧会が開催されました(2012.09.27、中村左洲展(桑名市博物館)へ、イソヒヨドリとまた新しい野鳥(?)も……【付記(10/9)】をご参照ください)。この絵、確か、「新春試作」と説明がついていました。右は、「鑑定団」ですっかり有名になりましたが、谷文晁の「巳の絵」です。この画には、松平定信が「賛」を書いています。当然、江戸時代の作品です。谷文晁は、26歳で田安家に奥詰見習として仕え、その後、奥詰絵師に出世します。そして、30歳のとき、田安宗武の子で白河藩主松平定邦の養子となった松平定信に認められ、その近習から、定信が隠居する文化9年(1812年)まで定信付として仕えています。松平定信の長男・定永が、桑名藩主に領地替えになりましたので、桑名市博物館には、谷文晁の絵や、松平定信に関する文化財がたくさん所蔵されています。今回も、松平定信の書が展示されています。

20121204113031  その展示品ですが、幸か不幸か、蛇(巳)に関するものは、案外少なく、それ以外の吉祥を示すものの方が多くありました。たとえば、こちらは、栗田真秀による「旭日双鶴図」です。栗田真秀は、桑名市のとなり、三重郡朝日町縄生出身の画家です。桑名の画家、帆山花乃舎に絵を学んでいます。今日は、平日ということもあり、小生以外には、男性お一人だけがいらっしゃいました。静かに鑑賞し、楽しめます。2月11日(月曜日・祝辞)まで行われていますが、原則として月曜日は休館です。ただし、2月11日は祝日ですので開館されます。入場は無料。

Img_5334  ところで、博物館のあとは、九華公園へ。これは予定通りのルートです。九華公園に着いた頃も、風は弱く、散歩に好適でした。公園内には、三々五々、歩いている方はありましたが、静かでした。そして、今日は、鳥たちも静かで、困りました。あまりいないのです。あの賑やかなドバトや、ヒヨドリ、カワウたちさえもが少ないのです。久しぶりに来てみれば、こんなことでした(笑)。

Img_5327  そのため、野鳥たちの写真も、今日は、「証拠写真」ばかりとなりました。まずは、外周の遊歩道の南、キッチン寿さん近くで、オスのジョウビタキ。やや離れ多ところでしたので、トリミングもこれくらいが限度。

Img_5340  公園内でも、出て来た野鳥は、種類も、数も限られていました。朝日丸跡Img_5347 では、こちらのメジロ(左)が、2~3羽。近くには来ませんでしたので、やや離れた木の枝にいるところです。右のコゲラは、二の丸跡の、鳥小屋の裏の木。逆光気味でしたし、かなり高いところにいましたので、これもこれくらいがやっとです。鳴き声はしていたのですが、木を叩く音は聞こえてきませんでした。ひょっとして、お休みなのでしょうか?

Img_5349  コゲラの近くには、シメが1羽のみでいました。日陰でしたし、枝が被ってImg_5356 しまいましたので、これまた「証拠写真」でしかありません。右は、管理事務所から北口の方へ行くところで見かけたカワラヒワです。かなり高い木の、高い枝にいましたので、下から見上げる写真になりました。何だかちょっと分かりにくいですね。吉之丸コミュニティパーク横の船入橋のところでは、すぐ目の前にカイツブリがいたのですが、素早く潜って、そのままどこかに逃走され、写真は撮れませんでした。

Img_5380  帰り道、蟠龍櫓を過ぎた、三の丸公園の東側では、ツグミと、ジョウビタImg_5387 キのオスに遭遇しました。ここでのジョウビタキが、今日は、最も近くで撮ることができたものです。ジョウビタキのオスといえば、博物館から九華公園への途中の歴史を語る公園のところでも見ています。そういう意味では、今日は、「ジョウビタキのオス」の当たり日ではありました。 

Img_5360  吉之丸コミュニティパークのところで、揖斐川を見ますと、3カ所ほどで、Img_5372 二艘の漁船がペアになって、網を引いているようでした。左の写真をクリックして拡大し、よくご覧いただきますと、それぞれの漁船から後方に向けて、ピンとロープが這っているのが見えます。右の写真は船が進んだところを後ろから撮りましたが、赤い球が見えます。2本のロープはここの辺りに収斂しています。

 今の時期ですと、おそらく白魚漁であろうと思います。1月8日の中日新聞朝刊によれば、前日・7日に白魚の初競りがあり、1㎏当たり、最高で\7,280の値がついたそうです。この日の水揚げは、46㎏あったといいます。その記事によれば、朝7時くらいから、5組10隻の漁船が、揖斐川河口で漁をしたとありました。体長は10cmくらいで、まだ例年よりも細身だったそうです。桑名近辺の料理店で、卵とじ、天ぷらなどで出される他、時雨店で、紅梅煮(醤油と砂糖で炊きあげる」にも使われます。漁は春先まで続き、今後さらに大きくなるようです。

 あけぼのや 白魚白きこと 一寸  芭蕉

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コメント

ミリオンさん
白魚漁は、1月5日に解禁されたようです。
紅梅煮は、100gで\1,000もしては、ちょっと手が出ませんね。

ジョウビタキ、今日は、3カ所で見られました。前にも書いたかも知れませんが、案外人家の近くにいる鳥のようですから、ミリオンさんのお宅の近くや、神社などの周りにもいるかも知れませんよ。綺麗な鳥ですから、ご覧になるといっぺんにファンになってしまわれるかも知れません。

投稿: mamekichi | 2013年1月16日 (水) 22時48分

今は白魚の漁の時期なんですね。
白魚の紅梅煮はまだ食べたことがありません。
寺町の時雨屋さんを覗いてみたら高くて手が出ませんでした。
庶民には縁がないようですね。

ジョウビタキのオスが綺麗に撮れていますね。
ぷっくりとして可愛いですね。

投稿: ミリオン | 2013年1月16日 (水) 22時01分

こころんさん、こんばんは。
お陰様で、一応体調も元に戻ってきたようです(どこが、「元」なのか、今ではよく分かりませんが……)。
今日は、鳥が少なかったですね。どういう条件が影響するのか、はたまた偶然なのか、未だによく分かりません。まだまだ修行が足らないようです(笑)。

白魚、初競りというのは、たぶんご祝儀相場で、高値がついたのでしょうね。紅梅煮、まだ食べたことはありませんが、一度くらいはと思います。しかし、100gで\1,000というのはけっこうなお値段です。

キクイタダキ、拝見してきました。羨ましいですねえ、小生未見の鳥がたくさん見られて。

カワセミは、縄張りがしっかりしていますから、一度見られたところにはたぶん出没すると思います。活動する時間帯というのもあります。野鳥の多くは、朝と夕方前くらいに餌を探すようです。沢南橋や、福島ポンプ場のカワセミは、11時前後によく見ていますよ。

投稿: mamekichi | 2013年1月16日 (水) 18時50分

お散歩に行かれたのですね。
体調が戻られたようでよかったです(^◇^)
鳥が少ないようでしたが、ちゃんと博物館で鶴を(^_^;)

白魚1キロ約7000円ですか。
100グラム700円。
貝新のページで紅梅煮100グラム1000円だから
こんな感じの値段がつくのですね。
おいしそう(^_^;)

日曜日に撮った鳥の写真が漫画みたいな鳥でした。
最初、メジロかなと近づいていきましたが
チョコチョコ動いて逃げられると思い5メートルぐらいから撮りました。
葉にピントが合ってしまい、いまいちのピントでしたが。
掲示板の方に貼ってみましたのでまたよろしかったら御覧ください。
たぶん、鳥の名前は合ってると思います。

あれから、カワセミに会えずです。
同じ場所でもう一度見るっていうことは確率としてどうなんでしょう?
あの時一時的に羽休めで止まったのかなあ。
そこを偶然に見てしまったとか(笑)

投稿: こころん | 2013年1月16日 (水) 17時37分

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