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2012年6月18日 (月)

雷様の落ちた井戸を見に行く……赤須賀神明社へ

 昨日、今日は、梅雨も一休みです。一昨日のブログにも書きましたが、今のところ、「晴歩雨読」のモットー通りに、雨が降らなければ散歩に出ております。

 昨日は、照源寺から播磨方面、大山田川から福島地内と、かなり歩いて来ました。帰ってきてGoogleマップで調べたら、5.5㎞も歩いていました。ただ、残念ながら、鳥など、めぼしい収穫はありませんでした。途中、川やポンプ場で、それぞれ20cm以上もありそうな食用ガエルを見かけたくらいです。その他、田んぼでは、オタマジャクシ、ジャンボタニシがいましたが、あまり魅力的な被写体ではありません(笑)。田んぼ沿いの水路には、ジャンボタニシの卵があちこちに産み付けられていますが、何となく毒々しいピンク色をしております。掲載するのがちょっと憚られましたので、ご興味のある方はネットで検索してみてください(例えば、こちら)。

Rimg0011  さて、本日は、台風が次第に接近してきているためもあってか、何だか蒸し暑く感じます。12時には、27℃を超えているようです。湿度は、57%です。9時半から12時まで散歩に行ってきました。今日は少し足を伸ばして、赤須賀の神明社を回って、九華公園、アピタというのが目的地です。左の写真は、その赤須賀にある漁港の様子です。ここから、シジミ漁や、蛤漁、白魚漁の漁船が出ていくのです。

Rimg00062  同じところから、北を見ますと、このように見えます。住吉あたりで見る風景とはまた異なっているのがお分かりいただけるかと思います。このあたりまでで、わが家からは、直線距離で1.2㎞くらいですが、かなり歩いて来たような気分になります。もう国道23号線も目の前ですし(最初の写真の赤い橋)、その向こうには、ナガシマスパーランドの遊園地にあるジェットコースターのコースが見えます。

Rimg0015  赤須賀神明社は、由緒書によりますと、永禄6年(1563年)9月に、三河国額田郡市場村の神明社から、そのご霊代を移遷奉祭したそうです。三河国市場村は、現在の、愛知県額田郡幸田町のことです。御祭神は、天照大御神です。赤須賀の氏神様として信仰されています。この赤須賀神明社には、独自の石取祭も行われています(毎年、8月14日叩出、15日試学、16日に本楽の日程です)。

 この赤須賀神明社までわざわざ行きましたのは、先日、桑名の民話で、「井戸に落ちて、生け捕りにされた雷様」という話が、伝わっており、その井戸が赤須賀神明社の境内に残っていると、何かで読んだからです。今までにも、この赤須賀神明社には、何度か足を運んでいたはずですが、「そんな井戸なんか、あったっけ?」という状態でしたので、近いうちに確かめに行こうと思っていたのです。

Rimg0021  ありました。それがこちらの井戸です。たぶん、井戸そのものはあったのIdokaminari でしょうが、こんな立派な囲いが設けられてもおらず、また、案内というか、説明もついてはいなかったのではないでしょうか。それがために小生、気づかないままだったように思います。ちょうど神社の本殿の前に、パンフレットが置いてあり、それを頂いてきました。右に、この民話が乗っているところを画像にして載せておきます。

 話は、概略以下のとおりです。

ある日の昼頃、お婆が飯を食べていると、俄に空がかき曇り、ピカピカゴロゴロと雷様がやって来ました。雷様は、久しぶりのお出ましでしたから、大暴れで、調子に乗っていました。しかし、乗る雲をしっかりと作ってこなかったので、暴れた拍子に雲の薄いところが破れてしまい、雷様は、真っ逆さまに落ちてしまいました。

落ちた先は、このお婆の家の井戸の中でした。お婆は、あまりに怖くて、布団をかぶっていたのですが、しばらくする内に、庭の方から、「助けてくれ」という叫び声がするではありませんか。お婆は、不思議に思って庭に出てみるのですが、誰もいる気配はありません。あちこちを探し回ってもどこにも誰もいません。

突然また、「助けてくれ」という声がします。翌耳をそばだてると、庭の井戸の中から、この声がするようです。お婆ガイドをのぞきんで見ると、中には、真っ赤な身体に、虎の皮のふんどしを着けた雷様がアタマに大きなこぶを作って、今にも泣き出しそうな声で助けを求めているのでした。

「これからは、この土地には決して落ちやせんから、この井戸から出してくれ」と鬼がいうのですが、お婆は、「何を言うとるか。人の家を何度も焼いているくせに」と、井戸に蓋をして閉じ込めてしまったといいます。

雷様は、「もう決してここへは落ちやせんから、蓋を開けて助けてくだされ」と。お婆が、「損なら蓋を開けてやるから、何かおいていけ」と。「今は何も大したものをもっていないが、今朝作ったばかりのヘソの佃煮ならおいていこう」ということで、雷様はお婆にヘソの佃煮を差し出しました。お婆がそれを一つつまんで口に入れると、今まで味わったことのないおいしさでした。そこで、お婆は、「こりゃ雷公、この佃煮はなかなかうまい。ワシにこの作り方を教えてくれ。そうすりゃ、すぐに井戸から出してやる」ということで、交換条件に雷様から、佃煮の作り方を教えてもらったそうです。

それから、お婆は、この佃煮を作って、市場で売るようになり、これが体操美味しかったので、大繁盛したそうです。しかし、お婆には、ヘソは手に入りませんので、代わりによく似た蛤の身を佃煮にしたといいます。これが、有名な桑名の時雨煮の始まりだとか。

 いやぁ、なかなか楽しい話ですねぇ。雷が、井戸に落ちた話は、各地に伝わっているようです。例えば、こちらのサイト(雷伝説MAP)にリストが載っています(ただしこのサイトには、赤須賀の話は載っていませんから、これがすべてではないと考えられます)。東京台東区の三島神社にも似た話があるといいます。

Rimg0034  ところで、赤須賀神明社の境内には、神馬が三体ありました。一体は、Rimg0031 鳥居の左、青銅製なのでしょうか。大きくて、立派なものです。もう二体は、境内のお社に鎮座しておられます(右の写真)。白馬で大きなサイズと、黒っぽい、小さなサイズのものです。いずれも、表情は大変柔和です。こちらの二体は、比較的最近、寄進されたもののようです。

Rimg0024  もう一つ、神社といえば、これですね。ご神木であります。赤須賀神明社のご神木も、かなり樹齢を重ねたもののようです。ご神木自体が、苔むしていますし、幹から他の草が生えてきていて、いかにも霊験あらたかという感じです。私は、鈍感なのでほとんど感じませんが、そちら方面に感受性の高い方がいらっしゃれば、何かのパワーを感じることができそうな気がします。

 このあと、九華公園内を一回りしてきました。花菖蒲は、園内3カ所の菖蒲園にもよりますが、今が盛りか、盛りをやや過ぎてしまったという様子でした。さすがに花菖蒲を目的に来られている方は、かなり少なくなっていました。

 そして、小生は、アピタの本屋に立ち寄って、今日発売のNHKの語学講座のテキストを入手し、ついでに1階の喫茶店で涼んできました。アピタにたどり着いた時点で、おそらく、4㎞近く歩いていたでしょう。かなり汗をかきましたので、ちょっと一休みという次第です。節電とはいえ、わが家にいるよりも涼しいのであります。

 明日からは、台風の影響がありそうです。この地方としては、今年最初になりますが、去年の紀伊半島のような被害が今年はないことを願いたいものです。

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コメント

ミリオンさん
ジャンボタニシは、Wikipediaによれば、南アメリカ原産で、1981年に食用目的で台湾から和歌山県と長崎県に持ち込まれたそうです。本当に食べたのでしょうかねぇ? と思ったら、『探偵!ナイトスクープ』で、スクミリンゴガイの卵は食べられるのかを検証し、専門家を巻き込んで料理したが、おいしく仕上げることは出来なかったそうです。ちなみに、Wikipediaには、「スクミリンゴガイ」という名称で載っていました。
ところで、雷様と佃煮の話は、面白いですね。他の何かをネットで調べているときに、赤須賀に雷様が落ちたという井戸がある話は見つけましたが、佃煮云々までは、私も知りませんでした。

投稿: mamekichi | 2012年6月18日 (月) 21時27分

ジャンボタニシの卵って見たことがありますが、
ピンク色で気持ち悪いですよね。
ジャンボタニシって食べられるんでしょうかね。

雷様がとったへそを佃煮から桑名のしぐれなどの佃煮が作られるようになったんですね。
そんな昔話があるのは知りませんでした。

投稿: ミリオン | 2012年6月18日 (月) 20時50分

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