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2012年4月26日 (木)

このふらつきその他3点セット、レクサプロの副作用でも、効き過ぎでもなければ何なのでしょうねぇ??

 天気予報通り、朝から1日、雨のようです。この雨の中、娘の通う高校は、春の遠足です。3年生は、京都へ。東山あたりまでバスで行き、あとは自由行動のようです。雨雲を見ていますと、京都の方はあまり降っていないように見えます。普段は、減らず口ばかり叩いておりますが、まぁ、遠足など行事は楽しんできてもらいたいと思います。

 さて、小生はといえば、2週間ごとの受診日です。昨日は、フラフラで夕方まで過ごしておりましたが、夜になっても、眠くて仕方なく、22時くらいに早々に寝てしまいました.実は、昨日もちょっと書きましたが、このふらつきその他は、薬のせいではないかと思い始めています。

 そこで、以前にも挑戦したことがありますが、「薬を飲み忘れて、様子を見てみようか」と、密かに思っておりました。ところが、昨日ばかりは、故意にではなく、眠気のあまり、本当に飲み忘れてしまいました(笑)。

 昨晩は、まぁ眠れた感じでした。朝もこのところは、起きてからボンヤリしていたり、寝たのに「疲れたなぁ」と思って目が覚めたりしていましたが、あまりそういう感覚はありませんでした。ただ、昨日と似ていたのは、8時過ぎくらいから、酷くはなかったのですが、いくらかフラフラはしてきました。

 こういうことで今日は、家内の運転で乗せていってもらい、9時15分過ぎに受付を済ませました。雨もあってか、割と空いている感じはしていましたが、今日は、わずかに20分ほど待っただけで順番が回ってきました。9時4分に診察終了、10時過ぎには会計も、投薬も終了と、1時間も病院似いないという、最近にしては珍しく、早く終わってしまいました。

 この2週間、ちょっと低空飛行で、ずっと、程度の変動はあったものの、ふらつき+モヤ/霞み+ボンヤリ感の3点セットが続いていましたし、昨日は特にふらつきが酷かったものですから、主治医にはそのあたりを詳しくお話ししました。そして、「副作用か、薬の効きすぎではないかという気もします」と話したのですが、「副作用ということは、考えにくいですね」というお返事。

 院生相手の論文指導であれば、「それじゃぁ、いったい何なの?」と突っ込むところですが、さすがに、病院では、小生はあくまでも患者という立場ですから、今日のところは控えてきました(笑)。多分そう聞いても、主治医も返答に困られるだけであろうという見当くらいはつきますし……。

 ということで、いつもの如く、レクサプロ10mg錠を半分に割った、特製の「レクサプロ5mg錠」を夕食後に1錠服用で継続、ということになりました。このレクサプロ5mgという処方は、昨年(2011年)の9月29日から続いています。ということは、もうこれでほぼ7ヶ月になります。この間、体調変動の波はあるものの、悪化はしていないと考えられます。そろそろ、薬なしでもやれるような気もしますし、それにトライしてみても良いように、自分としては思えるのですが、どうなんでしょうねぇ?

 ところで、このレクサプロについて、ふと思ったのは、力価(医薬品が一定の生物学的作用を示す量のこと)がどれくらいなのだろうということでした。現時点では、原典を確かめてはいませんが、2chの記述に次のようなものがありました:

レクサプロは米国での試験で10mgでゾロフト150mg相当と言われてます
これを単純に電卓計算するとレクサプロ10mgはパキシル60mg相当、エフェクサー140mg相当と同じ力価になります。
副作用は軽いとされています。
血中濃度半減期は平均30時間

ゾロフトは、日本では、ジェイゾロフトとして販売されています。力価は数値が小さいほど、効き目が強いことを示します。したがって、レクサプロは、少量で効果が強いと考えられます。エフェクサーも抗うつ剤ですが、日本ではフルパッケージの治験まで行われたものの、良好な結果が得られず、開発は中止されたようです。

 小生の場合、レクサプロを1日に5mg服用していますから、ジェイゾロフトに換算すれば75mg、パキシルでは30mgに、それぞれ相当します。ジェイゾロフトは、通常、25mg錠から処方を開始し、1日の最大量は100mgとされます。パキシルは、同じく、10~20mgから始めて、最大量は1日40mgです。ということは、小生は、パキシルでいえば、かなりの量を服用していることになります。パキシルは、診断当初(2005年1月)から、昨年(2011年)1月まで、ちょうど6年、服用を続けていました。おおざっぱに服用量の変化を見ますと、3年ほど40mg、その後は、20mgを飲んでいました。

 このように力価という観点から見ますと、小生が服用しているレクサプロ5mgというのは、かなりの強さになると思われます。そうなると、素人としては、最近のもろもろの不調は、副作用という疑念を捨てきれなくなるんですが、いったい何なのでしょうねぇ?

 また、密かに、自己責任で「飲み忘れる」ことをしてみるのでしょうか?? 現在の、「特製レクサプロ5mg錠」は、市販品では、10mg錠しかないところ、その錠剤を半分に割ってもらっています。これをさらに半分に割るというのは、ちょっと難しいものがありますし……。退薬症状が出たり、少々調子が悪くなったりしても、連休ですから特に約束もありませんし、急ぎの仕事がある訳でもありませんから、タイミングも良さそうです。もう少し考えて葉見ますが。

 もちろん、本来は、こういうことは勝手にやってはいけません。他人様から相談を受けたとすれば、小生でも、「主治医にご相談ください」と申し上げるところですから。矛盾しておりますが、お医者さん任せ、お医者さんだけ頼りでは、うつは治らないと考えているが故の、実験です。

Rimg0004  ところで、今日は、病院の裏手では、ウグイスも鳴いていましたが、こちらRimg0016 の野鳥も鳴いていました。コンパクトデジカメ(RICHO CX-3)しか持っていませんでしたので、ズームを目一杯にして、さらにトリミングをしても、これくらいの画像にしかなりませんでした。雨模様でしたので、余計に曖昧な写真となってしまいました。

 ホオジロのような気がしますが、確信は持てません。う~ん、次に行くときには、EOSS&望遠レンズを持っていきますかねぇ?

 なお、2chから引用した力価の原典は、American Journal of Psychiatry, Vol.168, 689-701, 2011に掲載されているとありましたので、後ほど確認し、付記します。

 それから、レクサプロで検索して、このブログにいらっしゃる方も多い様ですから、これまでのエントリでも触れましたが、参考サイトをまとめて掲げておきます。

持田薬品
http://www.mochida.co.jp/dis/medicaldomain/psychiatry/lexapro/index.html
 
wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%A0
kyuipin先生ブログ
http://ameblo.jp/kyupin/theme-10041250991.html
鮠の薬品ブログ(このブログ見るとQT延長の副作用は、ほぼ心配無いようです)
http://hayanoya.exblog.jp/16635406/

【付記】 上記の論文は、次のものでした:

J. Rush, H. Madhukar, M. Trivedi, J Stewart, A. Nierenberg, M. Fava, et al., “Combining Medications to Enhance Depression Outcomes (CO-MED): Acute and Long-Term Outcomes of a Single-Blind Randomized Study,” American Journal of Psychiatry, Vol. 168, No. 7, 2011, pp. 689-701.

 ネット上では、Abstractのみがフリーで読めましたが、Abstractの範囲では、残念ながら力価についての言及はありませんでした。この論文では、2つの抗うつ剤を組み合わせた薬物療法が、急性期(12週)と慢性期(7ヶ月)のうつ病で、SSRI単一療法と比較されていました。日本で発売されている抗うつ剤としては、レクサプロ、リフレックスが用いられていましたが、単一療法の方が併用療法よりも優れているという結果でした。

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コメント

匿名様
コメント、ありがとうございます。このエントリは、「人気記事ランキング」をご覧いただいても、現時点で第3位に入るほど、たくさん読んでいただいています。それだけ同様のことでお困りの方、疑問をお持ちの方がたくさんいらっしゃるのではないかと思っていました。
私自身は、ブログをご覧いただくと、けっこう、勝手に減薬、断薬をしていますが、その時の服用量を考えて慎重にやっているつもりでおります。本来は、勝手な減薬、断薬はなさらないでください。「退薬症状(断薬症状)」が出て、却って困った事態になりかねませんから。
まずは、主治医に、服薬語の症状、体調の変化、服用感をきちんとお話になり、その上で、副作用ではないかという疑問を伝えてください。
もし、万一、減薬、断薬をなさるとしても、複数の薬について行うとか、大量に減らしてしまうということは断じてお勧めできません。危険です。
レクサプロについては、錠剤で、割線が入っていますから、半分にして、5mgとする方法はあります。ただし、その前後の状態の変化については、きちんとメモをとっておき、主治医にお店になってください。
私の主治医の先生は、良心的で話もよく聞いてくださり、多剤を大量に処方するということはありません。しかし、印象としては、一般に精神科医は、症状に対して、薬で何とか対処しようとする傾向があるように思えます。医療費収入のことや、薬物療法を主体としたトレーニングを受けてこられたということが関係しているだろうと思われます。
それから、漢方薬は、西洋薬が診断に対して処方されるのとは異なり、症状に対して処方されます。その際、これまた西洋薬とは異なって、「証」を見て、慎重に処方されることが必要であり、重要です。こういう漢方流の診断が出来る先生出ないと、適切に使えないと思います。また、世間一般では、漢方には副作用がない、もしくは弱いと思われていますが、この「証」の判断を間違ったりしますと、副作用が出るようですから、そのあたりも十分ご理解になった上で、漢方を使っていただく必要があります。
医者任せではなく、治療、療養をしていくことは大切ですが、素人判断はむしろよろしくありません。私の考えでは、患者自身もそれなりに勉強して、知識を付けていくことが大切だと思います。その意味では、昨日(7/28)のエントリ(日本うつ病学会が、うつ病治療ガイドラインを公表;http://ogasawara.cocolog-nifty.com/ogasawara_blog/2012/07/post-7156.html)に書きましたように、心理教育がとても意味があります。
以上から、ともかく、まずは、主治医とよくご相談になることをお勧めします。

投稿: mamekichi | 2012年7月29日 (日) 20時59分

同じような疑問をもっており、興味深く拝読させていただきました。私の場合は、うつと診断され、睡眠導入剤のほか、アルブラゾラム0.4mgとレクサプロ10mgを処方されました。
副作用からか、1週間目で、ふらつきの症状、1か月経過し、湿疹や便秘の症状も出て、症状は改善しません。軽度や初期のうつ病に安易な抗うつ薬の注意喚起の記事を見て、効能より副作用のほうが心配で、暫く、レクサプロは中止して様子をみようと思います。体にやさしい漢方薬が良いと聞きましたが、どなたかご教示をお願いします。

投稿: | 2012年7月29日 (日) 20時24分

チーママさん、ありがとうございます。
幸いこれといってすることもない身ですし、次の予定は、連休明け。ということで、一度リフレッシュしてみようと思い、中断を選びました。やれるところまで、まぁ1週間くらいは、中断して、どうなるか見てみようと思っています。
その時の状態で、どうするかを考えてみようと思っております。ちょっといきなりすぎるかも知れませんが……。

投稿: mamekichi | 2012年4月27日 (金) 15時10分

「血中濃度半減期は平均30時間 」
となると、毎晩半錠でも常に高濃度。
飲む間を伸ばしてみる・・・
夜(朝・夜) 朝(夜・朝) 夜・・・
月曜は夜服用 次は水曜朝、 次は木曜夜・・・
これだと、血中濃度が半減期以下になる時間が6時間ある。

あるいは、二日飲んで一日休み
月曜夜 火曜夜 水曜夜はお休み 木曜夜・・・
この場合は、半減期いかになる時間は18時間あることになる。
いきなりこれは、難しいかしら?

いっそのこと、毎日1/4錠。
あるいは、「半錠2日、1/4錠1日」を繰り返す。

なーんて、私ならやりそう(^^;;
お医者様はデータどおりの指示しか出来ないのは、安全のため。でも実際「半錠」という量が、先生には正解だった。
この手の薬は反応に個人差がありますし、患者の申告以外判断の元はないわけですから、お医者様が変則投与を指示出来ないですよね。 でも個人差を考えれば、量の調節って大事な気がするのですが。 こうなれば、あくまでも自己責任で試すしかないかもしれませんね。

投稿: チーママ | 2012年4月26日 (木) 23時12分

みーおばさんさま
うつ病では、症状と副作用、それに退薬症状が重複していることが多く、たぶんお医者さんにも、そのあたりの区別は難しいのだと思います。そのため、患者の訴えが変わると、薬を変えるか、増やすかのどちらかの対応をしてみる、ということなのだろうと思います。
私の場合、あれこれかなりの薬を試してきましたので、もう選択肢が限られているということもあって、「とりあえず」このままということになる、と理解しています(笑)。
それから、今日書いたような、「力価」という考え方は、推測ですが、あまり考慮されていないように思えます。
SSRIを使うのも、うつはセロトニンのと里込みに問題があるという「セロトニン仮説」に基づく対処です。セロトニンだけが原因でうつになることもあるとは思いますが、すべてのうつがそうだとは思えません。これは、あくまでも「仮説」ですから、他の可能性を考えるというのが、本当は科学的態度、つまり、エビデンスに基づいた治療につながると、私は考えます。
長くなりますが、副作用ので方は、薬や個人によって共通する部分と、個人差がある部分とがあります。医者によっては、自分でも服用してみるという先生もあるようですが、少数派のようです。
ちなみに、レクサプロ、副作用はともかく、半分に割ってあると、とても苦くて、不味い薬です(笑)。
いずれにしても、薬は両刃の剣ですから、私自身は、必要最低限でやりたい、やって欲しいと思っています。

投稿: mamekichi | 2012年4月26日 (木) 19時50分

はやく先生のふらつきが、なくなると良いですね。
私も、サインバルタに変更した時、副作用は無いと言われましたが、最初の夜は吐き気で2時間しか眠れませんでした。3日間、我慢しました。滝汗でした。そのうち、そわそわしだし、気持ちが不安定になりました。それでも、主治医は副作用じゃない、飲み続けろと言われました。
絶対、副作用あると思います。
一回、精神科医も飲んでみるべきです。
患者の気持ちが、わかると思います。

投稿: みーおばさん | 2012年4月26日 (木) 18時26分

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