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2008年11月 7日 (金)

社会保険庁の怪……本物のねんきん特別便

 昨日の診察でしゃべりすぎたせいか、待ち時間が長かったせいか、はたまた、朝方の雨のせいか、何となくtensionの上がらない日でした。

 大学の学部事務室の担当者の方からのメールで、あらかじめ知らせていただいていたのですが、とうとう、本物の“ねんきん特別便”がやってきて、転送してもらいました。今年の7月3日にも“ねんきん特別便”という記事を書いたのですが、それは、公立学校共済組合からの連絡によるものでした。共済組合からの書類は、正確には、“年金加入記録のお知らせ”というものでした。

 共済組合から届いた書類には、正しく、記録が書かれていて安心していたのですが、今日、届いた社会保険庁からのものには、怒り爆発とまでは行きませんでしたが、“さすが、社会保険庁! 評判通りだ”と思えました。先日は、家内のものが来ていたのですが、家内のものは、国民年金の加入期間や、私の扶養者としての第3号被保険者期間は、正しく記載されていたのですが、家内が自分で働いた、いわゆる厚生年金の期間がすっかり抜け落ちていたのです。

 そして、今日の私の分は、現在のN市立大学に転職した、平成4年6月1日以降の、193月分の加入月数しか記録が載っていないのです!今日の、社会保険庁からのものには、

「共済年金の加入期間の確認には、両者を併せてご確認いただきますよう」

に、とありました。しかし、

「社会保険庁では、各共済年金保険者が管理する共済組合員の方の年金加入記録については、各共済組合等から定期的に情報提供を受けて記録を更新し管理していますが、現状では、各共済年金保険者が管理する年金加入記録と社会保険庁の記録が一部相違している場合があります」

ということだそうです。さらに、

「今回お送りしました『ねんきん特別便』の公務員共済の組合員期間の共済組合名・支部名等が、実際に所属していた共済組合・支部等と相違している場合がありますが、公務員共済年金の将来の年金額に影響はありません」

とも書かれていました。どうして、お役所は、こういう、一度読んだだけでは理解できない文章を書くのでしょう。これでは、年配の方に届いたであろう、“ねんきん特別便”の内容を理解できない方が多かったというのも、さもありなんです。

 お役人様の説明は、おそらく、“正確に、誤りなく”と言うことを第一に考えるのでしょうが、そういう説明をすると、普通の市民、つまり素人にとっては、まずは、わかりにくいという結果になります。さらに、その多くの場合、それを聞く側にとっては、冷たく、突き放されたように受け取れてしまうのです。私自身も、自分の休職にあたって、とある責任のある方から受けた説明は、そのように聞こえました。具体的にばらしてしまえば、「お辞めになりますか?」とでも受け取れるような説明で、ずいぶん怒った記憶がありますし、今でも、その方の“顔も見たくない”という気持ちが湧いてきてしまうことがあります。

 結局、社会保険庁というのは、全くどうしようもない役所だとしか言いようがありません。もちろんその背景には、キャリア官僚とノンキャリア官僚の対立、労働組合の関与など、他の要因が関わっており、システムや組織上の問題があるだろうということは理解しています。しかし、国民の利益を守る役所ではないことは、私の場合を見ても明らかです。

 私の記録などは、当然、共済組合も、社会保険庁もコンピューターで管理しているでしょう。しかるにこのような有様です。もっと年配の方々で、紙ベースの台帳から、コンピューターベースの記録に移行したという世代の方のデータがどうなっているかは、想像するまでもない状態に陥っているのでしょう。

 ということで、1日の終わりにガックリというか、怒り心頭というか、あまりよくない状態にならざるを得ませんでした。もうちょっと国民の立場に立って、少なくとも、メンタルヘルスを低下させるようなやり方は、避けてもらいたいですねぇ。

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コメント

チーママさんのおっしゃるとおりですね。たぶん、休職規定を横に置きながら、それを元に説明をしてくれたのだろうと思いますが、相手の身に立つということは、忘れてはいけないと思います。そして、自分も気をつけなくてはいけません。

投稿: mamekichi | 2008年11月10日 (月) 08時41分

「・・・休職が認められれば、身分は保障されますが、どうされますか?」
って、最後の「どうされますか?」が余計です!
弱っているものに追い討ちをかけるような言葉です。
「・・・休職が認められれば、身分は保証されますので、お手数ですが診断書をお持ちください」なら、分かります。相手を気遣うなら、当然お仕事を続ける事を前提に話すはず。
そうした気遣いがないから、カチンと来るのです。
ものは言いようで角が立つの見本ですね。

投稿: チーママ | 2008年11月 9日 (日) 01時17分

チーママさん
お役人さん(まぁ、私も独立行政法人の職員ですので、半分ほどは、その仲間なのですが……)は、先日も書いた記憶があるのですが、“公僕(歴史的用語なのか、死語なのかもしれませんが)”なのですから、それを忘れてはいけませんよね。
それにしても、こういうときは、役人は誰も責任をとらないのに、このところの自治体の裏金事件では、公金横領で逮捕される人物がいるというのは、何とも矛盾を感じます。
基本的な制度設計からやり直しをしないと、信頼される組織にはなり得ませんね。
私の立腹経験も、正確に伝えようとしたあまり、「病休が○日を超えますと、職員としての身分がなくなります。しかし診断書を出していただいて、休職が認められれば、身分は保障されますが、どうされますか?」というのを、再発してすぐに、直接私に電話で「通告」されたために、怒り爆発となったのでした。大人げないとも思うのですが、うつが再発してすぐの相手に、電話で伝える内容でも、言い方でもないと思うのですが、どうでしょう?

投稿: mamekichi | 2008年11月 8日 (土) 17時29分

賛成一票!
まったく、こんな部署に給料を払っているのかと思うと、腹が立ちます。だから「民間企業に移行」って言われるんです。民間企業がこんな事をやったら、確実につぶれます。
お役所の用語は分かりにくくて、ご年配の方だけでなく、民間人には「結局なにがどうなってるの?」という事になります。日本語の用法など、知ったこっちゃないの文面ですから。
センセがお腹立ちになった方も、結局は四角四面で下手な事を言って責任を取りたくないのかしら?って思いますよ。
お役所の窓口でも、本当によくよく判って言っているのかしら?って思う事もありますし。で、結局何をしたらいいの?って腹が立つ事もあります。なにか、人の血が通っていないようなものの言い方なんですよね。 反面教師で学ぶことにしています。

投稿: チーママ | 2008年11月 7日 (金) 22時24分

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