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2006年12月22日 (金)

冬至の日の研究室

 冬至です.ゆず湯に,小豆がゆ,カボチャの日です.地方によっては,にんじん,だいこん,れんこんなど,「ん」のつく食べ物を食べる風習のある地域もあるようです(暦帖二〇〇六による).名古屋の日の出は6:57,日の入りは16:44ということです.

 冬至とはいえ,当研究室は,いつもの金曜と変わりありません.Fjさんは,午前中からやってきて,修論の追い込み中です.一昨日預かった考察と,今朝届いた“まとめ”の添削を渡して,「この通りに直しなさい」と指示しました.午後は,基礎ゼミの1年生が2組,やってきましたし,メールを送るようにといっておいたもう1組も連絡してきました.それぞれに,必要な統計処理をして,説明を行っておきました.今年の1年生は,学習指導要領改訂後,最初の学生達で,いわゆる“2006年問題”の学生達です.学習指導要領の改訂にともない,高校でも総合学習を行い,また,選択科目が増えた学年です.基礎ゼミを通しての感想は,それよりも何も,いよいよ実感のない世代だな,ということであり,段取りの悪い世代でもあるな,というものです.このあたりは,以前にも書きましたので,くり返さないでおきます.まぁ,いずれにしても,入学を認めた学生達ですから,それ以降の責任は,われわれ教員の教え方にあるといわざるを得ません.

 3時からは,S研究員さんの英語セミナーでした.測定における信頼性や妥当性についての,かなり理論的な論文を読んでいます.英語論文ですので,日本人の感覚からすると,“これでもか”というくらいしつこく,例や根拠が上げられています.所々,難しいところがあり,Sさんも,エアポケットに落ちたように,よく分からないところが出てきます.こういうときには,英語力もさることながら,心理測定などの知識がある方が,断然有利になるものです.こちらは,年季が入っているだけに,そういう知識の量では負けませんし,“屁理屈”でも負けません(威張れることか?).

 Sさんのセミナーが終わった頃に,M1のOkさんや,助教授のKtさんがやってきました.Okさんは,感染予防のIc教授のところの実験セミナーに出ていました.Ktさんは,彼女の学位論文の要約が今日,締切なのだそうですが,「自分の論文でありながら,煮詰まってしまいました」と,気分転換に来たようです.

 夕方には,M2のMnさんがやってきました.全体的考察の部分が,あと少しで完成に至るところまで到達しています.が,正月は,実家に帰りたくないので,“論文が未完成,ということにしたい”のだそうです.私の方は,別に何ら構わないので,“教授が,まだゴーサインをくれない,ということにしておいて良いよ”と伝えておきました.

 その他,今日は,M善書店の営業のNsさんも,本を届けに来てくれました.以前,“M善さんは,殿様商売だ”というようなことを書きましたが,担当がNsさんに交替して以来,納品もスピーディになりましたし,新刊情報もきちんと届けてくれるようになりました(Nsさんが,若い女性であるから,そういう風に高評価するわけではありませんが……).彼女は,“学術情報ナビゲーション部”という,所属の名称に叶った仕事ぶりです.人間文化研究科のGt先生によれば,昭和30年代前半に生まれた男性達は,どういう訳か駄目だそうです.昭和30年に生まれた私も含まれるかどうかの境目ですが…….“支払いをきちんとしてもらうために”という理由だそうですが,今日以降は,納品書にハンコをもらうようにと言われてきました,ということでした.Gt先生によれば,校費から私費に変更したのに,ちっとも請求がないことがあり,昭和40年生まれの若い人が,逆転人事で,学術ナビゲーション部の副部長に就任し,チェックをした頃,処理されていない伝票が山のように出てきた,という話しもありました.

 さて,修論の進捗状況ですが,Mnさんは,Web Siteのスケジュール欄に書いたように,26日には完成という運びになりそうです.Fkさんについては,本文がメールで届いていますので,明日,それを確認する予定ですが,その結果次第ですね.Fjさんは,まだまだ努力が必要です.と思っていたら,Fkさんには,妹さんや,ご両親という強力助っ人が現れるようです.週末や,妹さんに,来週初めはご両親に,子どもさんの世話をゆだねて,修論に専念するといっていました.

 ということで,当研究室は,多少バタバタしていましたが,無事に冬至の日を乗り越えられそうです.

 そうそう,最近はありがたいことに,院生諸氏の夢に,私が出てくるということや,修論に関わることが出てくるということも減っているようです.何よりに思います.

 週末は,連休ですが,M2の院生達の通信添削の予定もあります.どうも皆さん,頭が回っていないようですが,breakも入れながら,自分の原稿を再度,再々度と確認してもらいたいと,強く願っています.

 院生の皆さんには,ゴールも近いことですから,“終末努力”の成果を見せてもらいたいところです.

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