2週間ぶりの休み
ようやく週末を迎えました.先週土曜日は仕事,日曜日は法事でしたので,2週間ぶりの,待望の休みです.今日,M2の3名の院生全員の研究指導を済ませましたので,持ち帰りの添削もありません.などと喜んでいると,院生の皆さんから,クレームがつきそうですが,皆さん方も,考えに考えて,真剣に書いた論文を添削するのですから,私の方も真剣に読んでのことです.ということで,ご容赦ください(皆さん方は,しっかり原稿を書いてくださいね).
今朝は,来週月曜日の桑名市立J小学校での研修会の講演資料を,教育研究所に届けてから出勤でした.当初は,家内にクルマに乗せてもらっていこうと思っていたのですが,最近,散歩をしていないなと思い直し,歩いて行きました.市役所経由で,駅までは約2㎞です.教育研究所は,市役所の建物の北側のKビル4階にあります.担当のHy先生,Ht先生と若干お話しをし,珈琲をいただいてから,出勤しました.ちょうど良い運動でした.
出勤しましたと書きましたが,実は,名古屋駅に着いたのが10時過ぎでしたので,JR名古屋タカシマヤの三省堂によって,本を見ていきました.K-ABCの関係でお世話になっている筑波大学のIs先生が,誠信書房から,“寅さんとハマちゃんに学ぶ助け方・助けられ方の心理学”を出版されましたので,それがないかと探しに行きました.\1,200で,大変おもしろい本ですので,ぜひご購入ください(私が,儲かるわけではありませんが……).Is先生は,日本の学校心理学の大御所でいらっしゃいますが,実に気さくな先生で,私は,日本K-ABCアセスメント研究会などで何度もご一緒し,アルコールをいただいて,一緒に騒ぐというお付き合いをさせていただいています.
ついでに,心理学の棚を物色していましたら,学生相談をしているときに何人かの学生の診察・治療をお願いした精神科のMr先生も,黎明書房から“街の名医のやさしい精神医学”という本を出していらっしゃいましたので,こちらも購入してきました.直接お会いしたことはないのですが,学生達の件でずいぶんお世話になっています.“はじめに”には,編集者から“気持ちが明るくなる本を書くように”と依頼があったと書いていらっしゃいますが,読みやすくてしかも,明るくなれそうな印象の本でした.こちらも,週末の間に読み終えたいと思っています.
さて,午後からは,M2の院生3名の論文指導が続きました.S研究員さんも予定に入っていましたが,急用でキャンセルになりました.修論締切までは,あと47日です.3名とも,次回の指導日は,いずれも12月に入ってしまいますので,いよいよ佳境に入ってきたというところです.しかし,3名とも,考察に関するところですので,容易にはオーケーが出ません.「何が書きたいの?」とか,「なんで,ここにこういうことが入っているの?」と,院生の皆さんの気持ちを逆なでするようなコメントが連発されます.
というのも,努力は十分偲ばれますし,何が言いたいか,好意的に解釈すれば分かるのですが,論文の文章として,読者に分かって欲しいものになっているかというと,まだまだ修行が足らない点が多いといわざるを得ません.あえて,要注意点を羅列すれば,次のようになるでしょう:
- 話し言葉ではなく,書き言葉で書きましょう
- 論文は,自分だけが分かっていればよいものではありません.読み手に理解されてこそ,論文としての意義があります
- 論文に使う言葉は,日常用語ではなく,論文らしい,もっともな言葉を選んで使いましょう
- 何を書きたいか,何を書く必要があるかを吟味し,それをメイン・ストーリーにしましょう
- 書いたものがすべてですから,説明や弁解の必要な文章は書かないようにしましょう
- また,質問されてから,理由や言い訳を考えるような無様なことは止めましょう
- 「そういう意味ではありません」という言い訳は,100%不可です
- 何といっても,自分で読み返してみて変だと思う文章は,相当変です
というようなことになるでしょうか?
分かりやすく,しかも論理的な文章を書くには,英文を書く際の,“パラグラフ・ライティング”の考え方が有用だと思います.mamekichiのホームページにその資料がアップされているのですが,「プリントして,もっています」と言うだけでなく,実際に活かしてもらいたいなと,切実に思うのです.
私が学部学生の時,恩師から,「他人に読んでもらう文章は,1ヶ月くらい前から書き始めて,推敲に推敲を重ねたものでないと,失礼だ」といわれた記憶があります.まぁ,そこまでは求めませんが,書き上げたら,提出前に,一度は目を通すようにすると良いと思います(というか,ぜひそうしてもらいたいと,願っています).
今日のM2の院生達も,ドキドキしながら来て,なるべく私から離れて席に着こうとしていましたが,無駄な抵抗でした.上述のように,気持ちは,自分も経験していますから,よく分かりますし,何が言いたいかもたいていは分かるのですが,ここで甘やかしては,“製造物責任”を問われるといけませんから,心を鬼にして,あえて厳しく対応しています(という割りに,ニコニコして,楽しそうだ,といわれるかも知れませんが……).
いろいろと冗談とも,本気ともつかない戯言を書き並べていますが,ここはひとつ,めげずに前向きに取り組んで,一山越えて,ワンランクアップしてもらいたいと思います.
明日は天気が良さそうです.紅葉も見に行きたいと思いますし,子どもたちは,釣りに行くようですので,そちらにも行きたいと思います.高血圧の治療を受けている内科を受診してこなければなりませんし,ゆっくりばかりしてはいられないようです.休日ですが,時間は有意義に使いたいと思います.
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