2012年5月25日 (金)

どこへ行っても、病院は疲れます

 曇りときどき雨でした。ただし、アメダスのデータを見ますと、桑名では、降水量は記録がありません。まぁ、それくらい弱い雨だったということです。気温は、1日中、ほとんど19~20℃でした。

 さて、こういう中、昨日も書きましたが、腫瘍マーカーのフォローのため、旧・Y総合病院消化器科を受診してきました。前の職場に在職しているとき(休職期間中ではありましたが)、「55歳時総合検診」で、腫瘍マーカーの1つである「CEA」がチェックされ、それ以来、この病院の消化器科部長のO先生に診てもらっています。

 とは言っても、このところ、正常値よりもやや高めで安定しています。そのため、徐々にフォロー間隔も延び、今回は、昨年11月以来、半年ぶりの受診でした。この間、これも昨日書きましたが、Y総合病院は、地方独立行政法人となっていた桑名市民病院と合併し、「地方独立行政法人桑名市総合医療センター 桑名東医療センター」となっているのです。

 診察の予約時刻は、9時50分。ただし、採血がありますから、その1時間前には消化器科の受付を通ります。今日は、8時45分に受付を済ませ、採血の順番は30番で、9時10分過ぎには終了。あとはひたすら、診察時間待ちであります。

 こういう場合、たいてい、予約の時間より早く、順番が回ってくるということはありません。外来には、診察の進行状況がときどき表示されるのですが、最初にそれが出たとき、すでに「40分遅れ」となっていました

 結局、小生の順番が回ってきたのは、10時40分でした。50分の遅れであります。たいてい、いつもこれくらいの遅れですが、しかし、今日のタイトルではありませんが、病院で待つのは、それがどこの病院であっても疲れます。何もしていないで、ただひたすら待っているだけなのに、疲れます。本を読んだり、ウォークマンを聴いたりと好きなことをしているのですが、なぜ疲れるのでしょうねぇ? 誰か、この件について研究し、疲れない方法を見つけてくれませんかねぇ、と思うのであります。

 ところで、腫瘍マーカーのフォローですから、採血と、血液検査、生化学検査の結果が重要です。ターゲットの「CEA」は、正常値をやや上回ってはいますが、前回とほぼ同様の値で、「まぁ、いいでしょう」ということになりました。

 その他、いわゆる悪玉コレステロールや、中性脂肪は、前回よりも下がっていました。糖尿病という気配もありませんでした。減っていないのは、体重だけで、主治医のO先生からも、「半年たっているから、もう少し減っているかと思いました」といわれてしまい、さすがにこれには反論はできませんでした(爆)。

 ということで、今のところは、「単なるデブ」という状態でありました。体重については、前回消化器科を受診してから、3㎏ほど減って、現在、停滞状態です。体重は減りませんでしたが、血液検査や、生化学検査の結果は悪くありませんでしたから、まあ良しとします。

 次回は、11月の予定で、予約は入れませんでした。10月になったら、自分で予約を取るようにいわれてきました。この点も、これまでとは異なっています。結果が安定しているからでしょう。

 以上のように疲れ果てて帰ってきましたので、午後からは、30分ほどでしたが、爆睡し、さらに、プライバシーに属しますので、詳細は割愛しますが、とあるエピソードで、少々元気さに関して、パワーアップしている気もします。

 オマケの話。「次長課長」の河本さんが、お母さんの生活保護受給の件で問題となっています。夕方のNHKニュースまでもが取り上げていましたが、これはちょっとやり過ぎのような気がします。道義的には問題はあるとは思いますが、河本さんの会見についてのニュースを見る限りでは、福祉事務所ともきちんと連絡を取った上でのことだったようですから、とても「悪質な法律違反」とはいえないように思います。また、手続き的にも法律から外れたことをしていたとは思えません。

 私は、むしろ、この問題、どこから情報が出て来たかの方が重要であるように思います。つまり、生活保護を受けているということ自体、きわめて個人的な情報ですそれが、なぜこのように漏れてくるのか。「お笑い芸人である、河本さんのお母さん」であるが故に、このように大きな問題となっている(というより、正確には、されているのでしょう)。ごく身近な方から漏れたか、役所に勤務している方から漏れたとしか考えられません。

 しかるに、国会議員である片山さんや、世耕さんがこれを問題視し、厚労省に調査を指示していたというのは、行き過ぎのように思えてしまいます。国会議員による「口利き」の逆バージョンのような感じです。国会議員としては、他にもっとやることがあると思います。何だか、売名行為というか、目立ちたがり行為のような気もしてしまいます。

 マスコミも、それぞれの社なり、記者個人なりが、きちんと考えて、こういう情報に踊らされるのではなく、報道するなり、しないなりを決定してもらいたいと思います。それにしても、ヘンな世の中すねぇ。そう思えてなりません。もっと大事なことをきちんと報道してもらいたいものです。

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2012年5月24日 (木)

イマイチですねぇ……体調も、散歩の成果も、しかし、「社長の椅子」を設置(?)

Rimg0009  28℃くらいの最高気温の夏日、というのが、朝の天気予報でした。少々びびっておりましたが、薄雲が広がっていたお陰か、桑名では、26.0℃(12時)止まりでした。しかし、午後は、ずっと、25℃くらいの気温が続いていて、少々暑いかなという感じです。ただ、いつも書きますが、拙宅は、9階にありますので、北側の部屋の窓と、南側のリビングの窓とを少しずつ開けておけば、風通しは良く、これくらいの気温であれば、気持ちよく過ごせます。

 さて、昨日、体調は変わらずと書いたばかりですが、どうも今日は朝から、今ひとつ頭がスッキリせず、モチベーションもなかなかという感じでした。そういえば、肩こりもずっと続いていますから、脳への血流がやや低下しているのかも知れません。そうであれば、フラツキ、ボンヤリ感、眠気などが説明できるような気がします。 

Img_0532  ネットで検索してみますと、香川労災病院の小山文彦先生達のグループが、SPECTを用いて、脳血流を測定し、うつ病の客観的評価ができないかという研究をしていらっしゃることが分かりました。学術論文もいくつか発表していらっしゃいますが、「産業保健21」という広報誌の2008年7月号に、一般向けの解説が載っています(pdfファイルで、pp.20~21)。また、「勤労者医療(2007 AUTUMN)」にもあります。学術論文をお読みになるのであれば、こちらのサイトに紹介があります。

対象症例25例のうち、うつ病期には18例において、左前頭側頭部など、左半球に相対的な血流低下が見られた。このうち、寛解期にも検討できた16例では、そのうち12例で血流の回復が認められた。(平成19年12月現在)

 これが、きわめておおざっぱな研究成果です。その後も、小山先生のグループは、研究を継続しておられ、学術論文も発表しておられますし、労災関係のセミナーも開講されています。

Img_0571  もうひとつは、アカデミックな世界からはたぶん、怪しげに見られるかも知れませんが、整体の領域で、首、肩、背中の過剰な緊張を解消すると、脳血流が改善されるということを謳っているサイトも見つかりました。整体は、ひょっとしたら、うつや自律神経のアンバランス改善には、良いも知れないと思い続けてきましたが、トライしてみる価値もあるのかな、という気もします。

 まぁ、脳血流や、整体については、もう少し調べて、考えてみることにします。

Rimg0008  ところで、本日の散歩であります。欲しい新書があったのと、雑誌を立ちImg_0560 読みしたいと思いましたので、三洋堂へ行って来ました。ただし、どうもイマイチ元気が出ませんでしたので、行きだけ家内に車で送ってもらいました(実は、リサイクルのクルクル工房へ資源ゴミを出しに行く手伝いをするのと、バーターでしたが)。この頃、雑誌はほとんど買わず、立ち読みで済ませてしまうようになりました。新書は、欲しいものがあり、無事ゲット。

 桑名のような中小都市の書店ですと、新刊の本、文庫、新書も、発売日に入荷していることは少なく、たいていは、4~5日遅れ。それも、新書や、売れ行きがあまり見込まれない文庫ですと、1冊しか入っていないのが普通です。本好きとしては、これは何とかして欲しいなと思います。

Img_0511_2  ついでに、となりにあるエイデンに立ち寄って、CASIOの関数電卓を入手してきました。前から持っていたものがあるのですが、それは工学部に入学した愚息が持っていったまま返してくれません。どうやら、それなりに便利に使っているようですので、「返せ」とはいえなくなっていたのです。先日届いた、エイデンからのダイレクトメールを、今朝、改めて眺めていたら、CASIOのfx-373ES-Nが、何と、\1,480で売っているのでした。Amazonや、JohsinのWebストアよりもかなり安いのです。「今さら関数電卓なんか、要るのか?」という気もしましたが、「オモチャ」として手元に置いておくことにしたという次第です。ポイントも、余分に200ポイントつく、というのにも惹かれてしまいました(笑)。

Img_05542  ということで、帰りだけ歩いて来ました。2.6㎞ほど、福島地内の水田を通ってです。昼前でしたので、ちょうど気温もかなり上がってきたところで、けっこう暑く、汗をかいたくらいでした。帰り、道すがら、何枚か写真を撮ってきました。最初からの写真は、すべて今日、撮って来たものです。鳥は、ハクセキレイ(国道1号・宮前町交差点あたり)、ケリ(福島地内の水田脇)の他は、スズメ、ムクドリしかいませんでした。

Img_0531  水田は、ほとんどのところで田植えも終わっていました。一部、手で補植しないといけないであろうところに、苗が束になっておいてありました(4、5枚目)。たぶん、「あとで、補植しよう」と思って、そのままになっているのでしょう。そして、田んぼの中をよく見ましたら、タニシがいて、それが今要るところまで、グネグネと動いてきたと思われるあとがついていました。何となく面白くて、1枚、写真を撮ってみました。

 午後からも何となくスッキリしないまま過ごしておりました。午睡しても、ボンヤリ感は取れません。肩や、首も凝っている気がしますが、まぁ、こういうときもあるでしょう。明日は、久しぶりに、腫瘍マーカーのフォロー検診ということで、旧・Y総合病院消化器科を受診してきます。最近、市民病院と合併して、正式名称が、「地方独立行政法人桑名市総合医療センター 桑名東医療センター」となっています!一息ではいえません(笑)。朝食抜きで、採血のため、8時50分までに入らなければなりません。

Rimg0002  オマケ。こちら、「社長の椅子」であります(爆)。とはいえ、ここで仕事をRimg0007 する訳ではありません。わが家のベランダですから。そうですねぇ、正しくいえば、「社長のための、癒やしの椅子」でしょうか。椅子の周りや、背後のゴチャゴチャはご容赦いただくとして、右の写真で多少ご想像がつくかと思いますが、外がよく見えますし、今日のような、気持ちのよい風の吹く日には、たいそう心地よく過ごせます。この椅子、実は、愚息が家内のお腹にいる頃からわが家にあるという、由緒正しい椅子であります(単なる古いということで、物持ちが良いことを証明しているだけですが……)。

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2012年5月23日 (水)

九華公園の花菖蒲は別品種も開花、そして、レクサプロ断薬から4週間、体調に変化なし【訂正とお詫び、追記があります】

Rimg0148 ケアーンテリア君のエントリに続いて、今日の散歩についてのエントリ本編Rimg0163 です。暑くなるという予報でしたので、これまでよりも早めに、9時に出発、11時半帰宅という予定で出かけました。このところちょっとサボり気味でしたので、寺町から貝塚公園を経て、九華公園、そして、七里の渡し跡を通って帰ってくるというコースをとりました。結局、4.6㎞ほど歩いて来ました。最初の写真は、吉之丸公園でとりましたが、2本の桜の木〈記憶では、です〉が青々として、妙に気になる木でした〈笑)。右は、七里の渡しの「伊勢一の鳥居」です。鳥居は、伊勢神宮の遷宮がありますと、宇治橋のものが払い下げられます。

Img_0400 さて、貝塚公園についたのは、9時半前でした。この時間ですと、年配男Img_0402_2 性が数名、散歩していらっしゃいました。スズメやムクドリがあちこちにいましたが、その他には頭上の木からカワラヒワなどの鳴き声がしていました。枯れ木の時も写真が撮りにくかったのですが、葉が青々と茂ってきた今も、野鳥の写真を撮るのには難しい条件です。やっと撮ったカワラヒワです。

Img_0398  スズメたちは、何羽か集まって、一所懸命、餌をついばんでいました。何とImg_0399 なく、微笑ましい光景で、しばらく眺めておりました。そうしましたら、妙な行動をしているのがいるのに気づきました〈笑)。右をご覧ください。左と同じように見えますが、2羽が、何やら口と口を近づけているではありませんか? しばらく見ていましたが、どうも特定の2羽だけがこういう行動をしています。餌をやりとりしているのでしょうか? 人間サマと同じようにキスということではないように思いますが、いずれにしても、親密な関係なのでしょう(笑)。

Img_0377  こちらは、やはり木のてっぺん近くで、鳴きながら、何やらモゾモゾしていImg_0370 ました。羽繕いでもなさそうなのですし、風のせいでもありませんが、モコモコになって、誰だかよく分かりませんでした。シジュウカラかなという気はしていました。パソコンに画像を取り込んで拡大してみました。やはり、シジュウカラのようです。

Img_0405  九華公園の入り口で撮影しました。一瞬、またまた、「アジサイかぁ、早いな」と思ったのですが、この間も(桑名市博物館へ……市文化功労者・江川香竹・水谷桑丘展、5/6)、間違いをやらかしましたから(苦笑)。しかし、その時ご指摘いただいたように、オオデマリではないようです(葉っぱの形が違います)。【追記(5/25)】チーママさんのご教示では、「ビバーナム」だということです。「花はまるきり同じなのですけれど、葉っぱのふちがギザギザなのですね。オオデマリより、葉が薄くて柔らかそうで、全体に優しい感じがします」という特徴は、見てきた感じに当てはまると思います。ご教示、御礼申し上げます。


Rimg0120  菖蒲園の様子です。 もっとも西の菖蒲園ですが、また少し、咲いている品種が増えました。


Img_0433_3 Img_0441  「燎火<かがりび>〈肥後系)」です。2本、並んで咲いておりImg_0435 ました。毎度毎度思うのですが、「どこからこういう名前を付けるのでしょうねぇ?」それに、5000種を超える品種があるそうですから、新しい園芸品種を創り出したとして、名前を付けるのには、苦労があるんでしょうね。

Img_0452  もう一種は、「稲妻<いなづま>〈肥後系〉」という品種です。こちらは、紫系のImg_0458 花です。今日は、天気がよく、陽の光もよく当たっていましたので、それに映えて、花菖蒲も一段ときれいに見えた気がします。今日は、県内の自治体から団体で見学に来られたらしい一群もあり、少々賑わっていました。

 ということで、午前中はしっかり、散歩を楽しんでこられました。貝塚公園、九華公園とも、私にしては珍しく、腰を据えて、野鳥を待っていられました〈笑)。ただし、この季節、種類が少ない上に、木々の葉が茂っていますので、あまりよく見えず、少々残念でした。

 ところで、明日で、前回の精神科受診から2週間となります。つまり、フォーマルに断薬を試みることが認められて2週間です。ただし、その前に「勝手に断薬」をしていましたので、ほぼ4週間、抗うつ薬〈レクサプロ〉を中断していることになります。

 中間的な結論としては、体調に大きな変化はなし、ということです。悪化は、間違いなく、しておりません。その意味では、抗うつ剤を服用する積極的な意義は、あまりないと思われます。しかし、ときどき、「もう少し元気が欲しいな」と思うことはあります。

 夜は、一晩に一度くらい、目が覚めることがあったり、夢を見ていたかなと思うこともありますが、それなりに眠れています。「よく寝たな」と思えると、その比は調子がややよい感じですので、やはり良眠を得ることは大切なようです。昼間はなるべく活動量を増やして、夜、眠れるように注意していくことが必要です。

 これに対して、昼間の眠気やボンヤリ感、フラツキは相変わらず残っています。いずれも、程度はさほどではありません。レクサプロの成分は、もうほとんど身体からは抜けているでしょうから、これは抗うつ剤の副作用とは考えにくいでしょう。理由はよく分かりませんが、ひょっとしたら、こちらもずっと服用している「降圧剤」の影響かという気もしています。

 こういうときに、もっとも困るのは、診てもらっているお医者さんのうち、誰に相談すればよいか、ということです。最近、大学病院などでも、「総合内科」という診療科がありますし、イギリスなどでは、まずは登録した家庭医に診てもらったり、相談するシステムになっていると聞きます。

 高齢者の方など、あちこち不調が出て来られ、複数の診療科で、多種多様の薬を処方されていることが多いと思いますが、薬の副作用もけっこうあるのではないかと思われます。小生、密かに疑っているのは、副作用による症状を抑えるために、別の薬が出ている、というケースがけっこうあるんじゃないかということです。

 薬剤師会などは、「かかりつけ薬剤師」というのを提唱していた記憶がありますし、そのために、「お薬手帳」を導入したのではなかったかと思います。しかし、経験上、薬局では、どうも他の薬局で処方されている薬まで、確認はしていないようです。

 このあたりをきちんと整理してくれる、医療の専門家〈医師や、薬剤師〉がいてくれると、患者としてはとても助かると思いますし、不必要な薬の投与も防ぐことができ、結果として、医療費の軽減が実現しそうに思うのですが、どうなのでしょう?

 それとも、巷間噂されるように、あちこちで利権構造ができあがっていて、しかもそれらが複雑奇っ怪に絡み合っていて、今さらそれを何とかするのは、困難なのでしょうかねぇ?? なぁんて、思うのであります。

【お詫び】 5/23、22:30頃まで、カワラヒワと、シジュウカラ(推定)との写真が入れ替わっておりました。現在は、正しくなっています。

 

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ケアーンテリアで、諸戸家の「御曹犬」でした……諸戸氏庭園のワンちゃん

Img_0500 気持ちのよい気候の日となりました。陽もよく当たり、気温も上がってきています。11時現在、23.3℃です。風は、東の風、1~2m/sと、心地よく吹いており、絶好の散歩日和です。散歩の本編は、後ほどアップしたいと思います。先に、こちら、諸戸氏庭園の東の木戸の脇によく、大人しく座っているワンちゃんです。今まで、何という犬だろう? とか、諸戸家の飼い犬なんだろうか? と疑問を感じておりました。

 今日、散歩の帰りに見てみましたら、やはり、いつものように、いつもの場所に大人しく座って、周りを見ていました。今日は、このワンちゃんを世話をしながら、掃除などをしている男性の方と話をすることができ、小生のこれまでの疑問を解消することができました。

 犬種は、「ケアーンテリア」という、テリアの一種でした。Wikipediaによれば、「2009年現在の『ジャパンケンネルクラブ』の犬種標準では、FCI基準になり、体高はおおよそ28~31cmだが、体重と釣り合いが取れていること。理想的な体重は6~7.5kgである」となっているそうです。性格などについては、次のように書かれていました。ワールドドッグ図鑑にも、その由来や、特徴が掲載されています。

知的、活発、力強く、明るく、忠実である。他のテリア種同様に頑固で強い意志を持ち、獲物を追って地面を掘り返すことを好む。 強い狩猟本能があり、広範囲の訓練が必要であるが、高い知能を持っており、訓練性能も豊富に持っている。 反抗的だといわれることもあるが、子供との良き遊び相手になる。

もともと使役犬で、今でもスコットランドの一部で狩猟に使われている。多くのケアーンは独立心旺盛で、活発である。

Img_0501  このワンちゃんの名前はお聞きしませんでしたが、2000年生まれで12歳、オスということです。性格は温和で、普段、吠えることはあまりないそうです。

 そして、このワンちゃん、何と、諸戸家の御曹司ならぬ、「御曹犬」様でありました。諸戸家の御当主の飼い犬として、普段は東京のお屋敷で暮らしていて、御当主が桑名にいらっしゃるときには、同行してくるようです。

 桑名の諸戸家は、Wikipediaにも掲載されていますが、「日本一の山林王」といわれた一族です。

諸戸家(もろとけ)は、三重県伊勢・桑名の素封家で、「日本一の山林王」と言われた一族である。

日本一の山林王、諸戸宗家・本家の両家を合わせると、諸戸一族が所有する山林は巻間一万町歩といわれ、その財力や資産は数えることができないくらいの山持ちである。一族のこの富の源は初代諸戸清六にさかのぼる。

 いやぁ、しかしそれにしても、とんでもないワンちゃんと知り合い〈?〉になれたものです〈笑)。

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2012年5月22日 (火)

「無職」を返上、「自営業」に転身……スカイ・ツリー開業に合わせて、個人事業の開業を届けてきました

 薄曇り、ときどき雨という風情です。気温もほぼ20℃と、あまり上がりません。

 さて、今日は、大安ということもあって、かねてよりの予定通り、「個人事業の開業届」を税務署に提出してきました。というのは、半分くらい本当で、半分くらいはウソです〈笑)。「かねてからの予定通り」というのは、今週くらいに届け出ようと思ってはいましたが、「大安だから」というのは、「22日に届けよう」と決めて、確かめてみたら、たまたま大安だったということです。

 それと、あまり意識はしませんでしたが、東京スカイ・ツリーの開業に合わせようとしたのかも知れません〈爆)。

 冗談はさておき、今日、税務署に「個人事業の開業届出書」を、また、県税事務所に「事業等開始申告書〈個人事業税)」を、それぞれ提出してきました。事業の内容は、心理相談業であり、また、「屋号」は、これは正真正銘、予定通り、「桑名発達臨床研究室」と致しました。事業開始の日付は、少々遡りますが、5月1日としました。

 と書きますと、何やら大袈裟な手続きを済ませてきたかのように思われるかも知れませんが、実は、まったくあっけないものでした。桑名税務署、桑名県税事務所〈三重県桑名庁舎内〉のいずれも、拙宅からは、半径1.5㎞に位置しています。朝9時半、車で、税務署、県税事務所の順に回ってきたのですが、何と、10時10分には帰宅して、リビングでお茶を飲んでいるくらい、あっけないものでした。

 というのも、どちらも、書類は1枚ずつ。あらかじめ用意していき、それを確認してもらい「受付」または「収受」のはんこを押してもらって、提出したということです。税務署では、1カ所、「開業」というところに○をつけるのを忘れていたのを指摘されただけで、ほんの1~2分で終了。県税事務所では、こちらに掛けてお待ちくださいといわれたものの、担当者待ちで、書類はすぐにOKをもらい、あとは、3分ほど個人事業税〈県税〉の仕組みなどを簡単に説明してもらったという次第です。

 県税である、個人事業税の方は、年間290万を超すと、課税されるということでした。5月起業で月割りにしますと、今から12月末までに193万ほどになります。「こんなには儲からないよなぁ」と思いはしましたが、マジメに承ってきました。税務署は、所得税になりますが、こちらはこれまでも確定申告をしていますので、それと変わりありません。青色申告を選べば、課税の仕組みも変わりますが、290万も儲からないでしょうし、複式簿記で帳簿を付けるなど手間暇がかかります。青色申告をすれば、65万円の特別控除が認められますが、今回はパス。いわゆる「白色申告」にしようと考えています。ただし、青色申告について、きちんと勉強した訳ではありませんので、少し勉強しようと思っています(青色申告については、開業2ヶ月以内に申請すればよいようですから)。

 こういう次第で、手続きは今日行いましたが、5月1日に遡って、「無職」は返上致しました。代わって、いわゆる「自営業」と相成りました。個人事業主であります。まぁ、俗世間でいえば、「社長」に相当するのかも知れません。ただし、職員は、小生一人であります故、これぞ、正真正銘の「個人事業」かもしれません。

 県税事務所でもらった資料を見ますと、小生がスタートしようとしている相談業は、「コンサルタント業」に分類されるようです。課税区分としては、第三種事業ということで税率は5%です。

 一回りし終えて帰宅しましたら、家内は、「えーっ、もう帰ってきたの?」という反応でした。そして、「前は、教授夫人だったけど、今日からは、私は何になるの?」とご下問。「そりゃぁ、社長夫人に決まっとる」と答えました。「そうね、ほとんど儲からないだろう社長夫人ね」という、脱力促進的反応が返ってきました〈笑)。どうやら、さほど期待されていないようであります。まぁ、そりゃそうでしょうねぇ。自分でさえ、儲からないであろうし、他人様の弱みにつけ込むような商売をするものが、大儲けしてはよろしくないと思っておりますから。

 それはそれとして、「桑名発達臨床研究室」も、公的にスタートしたという次第です〈笑)。ただ、開業届提出までに整えようと思っていた、実際面の準備は遅れています〈笑)。ホームページのリニューアル、料金設定などなど。

 しかしながら、「桑名発達臨床研究室」名義の仕事は、すでにいただいています。それは、地元桑名市の「特別支援連携協議会」の委員です。こちらは、この協議会がスタートした当初からの委員を引き続きやらせていただいているという次第です。先日、本年度第1回の会合があり、その手当が、桑名発達臨床研究室としての初の収入となる予定です。来月以降は、ディスレクシア名古屋での心理アセスメント学習会の講師を依頼されています。このような、小生の専門領域としてやってきたことについての研修会や講習会、学習会の講師は、これからの仕事の柱の1つとして位置づけています。

 これらの仕事は、臨床心理士の仕事内容でいえば、「臨床心理的地域援助」になります。「特定の個人を対象とするだけでなく、地域住民や学校、職場に所属する人々(コミュニティ)の心の健康や地域住民の被害の支援活動を行うこと」です。まさにコンサルテーション活動ですから、上で触れたように、「コンサルタント業」であります。

 このほかには、WISC-Ⅲ、WISC-Ⅳ、WAIS-Ⅲ、K-ABC、DN-CASなどの知能検査、認知能力検査、K式発達検査などの発達検査を受けられた方や、ご家族を対象としたその結果の解釈についての相談、助言、学校で発達障害、知的障害などの子どもたちを担当される先生方へのこれらの検査を用いた心理アセスメントあるいは、特別支援教育についての指導、スーパーヴィジョンなどを主な仕事と考えています。これらは、心理相談ともいえますし、コンサルテーションともいえましょう。

 また、心理アセスメントや発達障害の子どもたちの認知特性、特別支援教育についての研究も細々と続けたいと思いますし、実践研究も含めて、研究指導や、共同研究も行いたいと考えています。

 まぁ、現在、体調は悪くなく、、体力も少しずつ戻ってきているとはいえ、まだ、十分ではありませんので、いずれにしても少しずつ体勢を整えていく積もりです。ただ、リアル相談室は設けず、ネットを介してのPR、クライエント募集、出張相談などを中心にしていく予定です。

 ところで、先ほど帰宅した娘に、「今日、個人開業届を出してきた。だから、君は、今日から、社長ご令嬢だ」といいましたら、「何をバカなことをいってるんだか?!」という、きわめて正しい反応が返って参りました。まぁ、地道にコツコツとやることに致します。

 なお、うつ病や、メンタルヘルスのことについては、まだ自分自身が十分には回復しておりませんので、他人様のことについても、客観的に見ることができないと考えています。故に、当面は、手を付けない積もりです。

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2012年5月21日 (月)

金環日食……曇りがちが幸い、写真が撮れました!

Img_0261 東海地方では、932年ぶりという金環日食でした。名古屋市科学館によれば、前回は、平安時代の1080年以来だといいます。といわれても、歴史上の出来事で、想像がつきかねるほど昔です。今回も、天気が心配で、中日新聞(2012.05.19)では、「世紀の天文ショーに期待は高まるが、太陽がリング状になる太平洋側は雲が広がりやすい見込み。雲の切れ間に、期待をつなぐことになりそうだ」と書かれていました。

Img_02612  しかし、幸い、わが家のマンション、北側の通路や非常階段から見ることができました。2枚目の写真は、1枚目のものをトリミングして拡大したものです。EOSS kiss X-5に、250mm望遠レンズをツケ、ズームをいっぱいにして撮影したのが、1枚目、それをトリミングして、MS-Office Picture Manager で自動修正したものです。カメラは、手持ちで撮影しました。本来は、一眼デジタルで、直接撮影をしてはいけませんが、幸か不幸か、曇りがちというのが幸いしました。日食グラスで見ていたら、見えないくらいの明るさでしたから、「これなら、写真が撮れるかも知れない!」と思いついて、という次第です。

20120521nisshokukuwana  こちらは、桑名市での日食の欠け方、見え方、時間の一覧です。最初の写真は、7時33分に撮影しました(f/7.1、シャッター速度1/400秒、ISO感度100)。左のデータは、市役所付近(わが家からは、南西へ約1.1㎞)ですから、さほど時間的経過は変わらないでしょう。7時33分ということは、最大の時刻は過ぎ、終わりがけに間に合ったというところです。

Img_0266  こちら左は、初めの写真に続いて、撮っています(残念ながら、写真のプロパティを見ても、秒単位の時刻までは記録されていません)。

Img_0288  次の、この写真では、月の陰が、太陽の下の端のリングと接しているようImg_0317 に見えます。プロパティでは、7時34分の撮影です。そして、右の写真は、7時38分撮影ですので、金環食は終了してからのものということになります。

Rimg0074  ちなみにこちらは、日食が始まって約20分後、6時36分の写真です。これ以降の写真は、RICHOのcx-3に、日食グラスをかぶせて撮影しました。この写真で、f/3.5、シャッター速度1/6秒、ISO感度1600です。ズームは使っていません。オートの通常モードです。

Rimg0077  6時37分の撮影で、ズームをいっぱい(約10倍)にして、さらにトリミング処理をしました(f/5.6、シャッター速度1/28秒、ISO感度1600)。日食グラスを通しますと、なかなかピントは合いません。これも、ピントは合っていませんが、欠けているのはよく分かります。

 もう1枚は、オートですが、夜景モードで撮ってみました。こちらも、やはりピントは合っていRimg0083 ません。まぁ、証拠写真です(笑)。1つ前の写真とほぼ同様の条件で撮れていました(シャッター速度だけが、1/290秒と変わっていただけです)。


 ということで、気をもみましたが、どうやら、世紀の天文ショーは、この眼と、カメラとで確認することができました。お隣さんは、一家総出で見ておられましたが、その他、拙宅マンションでは、けっこうたくさんの方が、北側の通路や、非常階段、さらには、マンション内の公園で、日食グラスを掲げて観察していらっしゃる光景が見られました。ご承知のように、好奇心が溢れ、講釈好きの小生にとっては、こういう一大イベントに、無事参加することができ、幸いでありました m(_ _)m

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2012年5月20日 (日)

心理テストによる心理アセスメント(テスト・バッテリーについて)

 日曜日です。恒例のアカデミック・バージョン、心理アセスメントについて、三重大学教育学研究科における過去の講義からご紹介してきました。今回の9回目で、一応最終となります。今日は、テスト・バッテリーについて取り上げています。

1.テスト・バッテリー(test battery)
 テスト・バッテリーとは、心理検査を行うに際して,人間の総合的理解のために,いくつかの検査をいっしょに施行すること,またその組み合わせ方のこと(阪口,1992)である。

 このテスト・バッテリーが必要となる、主な理由には、次のものが挙げられる。

a.1つのテストの効用と限界
 目的に合った心理テストを施行すれば,把握したい側面の情報はある程度は得られるが,多面的な人間の心理を把握するのに,1つの限られたテスト内容ではおのずと限界が生ずる。それ故、それぞれの心理テストの効用と限界を臨床心理士はよく理解した上で,その効用を生かして,かつ限界を補うようにいくつかのテストを組み合わせる意味があるのである。

b.テスト間の関連
 心理テストにはさまざまな種類があり,そこから得られる知見はそのテストが把握しようとする人格機能の側面や水準に応じてさまざまである.一方で,たとえば知能テストにおいて,回答のパターンや内容などから性格的側面の理解も可能であるし,投映法においても反応数や反応の質などから知的側面を理解することは可能である。したがって、このようにいくつかのテストを実施することにより、関連する結果をつき合わせ検討することで,対象者について、より理解が深まるのである。

2.テスト・バッテリーの組み方
1)テストの種類

 テスト・バッテリーの組み方について述べる前に、現行の心理テストについて少し整理しておく。

a.発達テスト
 乳幼児の精神発達や身体運動発達を測定するテスト
 新版K式発達検査2001など

b.知能テスト
 知能テストは実施様式から集団テストと個別テストに分けられるが,臨床場面では個別テストを用いるのが原則である。また、集団式テストは、最近も散られる機会はかなり減ってきている。
・ビネー式知能テスト……同一年齢集団におけるその子どもの位置が把握できる
・ウェクスラー式知能テスト……言語性IQ,動作性IQと全検査IQが把握でき,また下位テストごとに評価点が算出され,知能を構造的に把握することができる;さらに知能水準だけでなく,さまざまな臨床的症候群との対応の検討も可能;わが国におけるウェクスラー式知能テストには,幼児用のWPPSI,児童用のWISC-Ⅲ,成人用のWAIS-Rがある。

 なお、ここでは、この講義を行った時点の資料をそのまま掲載したが、その後、WISCはWISC-Ⅳに、また、WAISはWAIS-Ⅲに、それぞれ改訂されている。WPPSI日本版は、初版が1969年に発行されたままであったが、現在、WPPSI-Ⅲの標準化作業が行われている(日本版WPPSI-Ⅱは作成されなかった)。また、アメリカでは、最近、CHC理論に基づいた知能テストの開発が要請され、それが進展している。その影響もあり、最近のWechsler式検査も同様である。WISC-Ⅳでは、言語性IQ、動作性IQが廃止されたことや、下位検査の入れ替えがかなりあったことも、この理論に基づいた知能テストの開発の一環である。

c.学力テスト
 就学児には知能テストと併用することで重要な情報が得られる。とくに,学力不振児には有効である。すなわち、知能から期待される学力に到達しているか否か,またどこが優れ,どこが劣っているのかを診断することができ,治療方針にも役立つものである。

 ただし、日本では、きちんとした手続きを経て標準化された学力検査は存在していない。これは、日本では、学習指導要領が定められ、教科学習に就いては基本的に、全国といつのカリキュラムとなっていることも影響していると考えられる。アメリカでは種々の標準化された学力検査があるが、これは、州ごとに教育内容や、カリキュラムが異なることも関連している。

d.パーソナリティ・テスト
 パーソナリティ・テストは主に質問紙法と投映法に分けられる。
投映法……多様であいまいな刺激に対して,反応し,その人の人格特性を把握する方法
質問紙法……質問に対して「はい,いいえ」などで回答し,その結果から人格を把握する方法

Fig45  これら質問紙法と投映法の明らかにしようとしている心理的水準の違いTable467 を図4-5に示した。図から明らかなように、質問紙法はより意識的レベルに関係しており,防衛的努力を反映しやすいものを測定している。これに対して、投映法はより無意識レベルに関係していて,より深層の一次過程を表している。表4-6には、各意識水準に対応する主な心理テストを、また、表4-7には質問紙法と投映法の主な長所と短所を挙げたので、参照されたい。

e.その他のテスト
 以上の他によく用いられるテストには、以下のようなものがある。

・職業適性・進路適性テスト……職業適性や進路適性について主に質問に答える方法で,適性の領域や興味の領域などが得られる
・新版S-M社会生活能力検査……6つの領域の社会生活能力が把握できる;主に発達障害児の診断・指導・教育などに用いられる
・内田・クレペリン精神作業検査……パーソナリティ・テストとされる場合もあるが,むしろ作業能力の把握に向いており,教育・職場などで利用される
・ITPA言語学習能力診断検査……言語能力を10の機能について測定する.学習障害児や言葉の遅れのある子どもの診断と治療教育を目的に用いられる
・K-ABC……認知処理様式の把握と学習による習得度を把握することができる.主に学習障害児などの学習指導に用いられる
・田研式親子関係診断テスト……両親の子どもに対する態度の評価と子どもの問題徴候の診断ができる.親子関係の調整が必要なときなどに用いられる
・改訂長谷川式簡易知能評価スケール……痴呆の有無やその程度を測定するもので,テスト時間が10分程度で質問も少なく実用的

 なお、K-ABCは、KABC-Ⅱ日本版の標準化が終わり、近々刊行される予定である。また、このブログでも紹介してきているが、DN-CASも、Luriaの高次脳機能に関する理論や、DasのPASS理論に沿って、注意・覚醒、情報の符号化(継次処理・同時処理)およびプランニングを測定できる検査として有望である。

②テストの選択
 上記に紹介した以外にも多種多様の心理テストがある。これらからどのようなテストを選択すればよいのかという問題を次に考えてみる必要がある。

a.何を目的とするのか
 テスト・バッテリーの組み合わせを決定するにあたって,もっとも重要なことは「何を目的としているのか」ということである。すなわち、アセスメントの目的を明確にしないと、どのテストを選んでよいかが明らかにならないのである。

b.パーソナリティ・テストにおけるバッテリーの組み方のコツ
 パーソナリティ・テストの場合は一般的に質問紙法と投映法とを組み合わせることが多い。例えば、パーソナリティの理解を目的とする場合には,質問紙法としてYG性格検査やMMPI,投映法として深層心理の理解にロールシャッハ法,自己像や対人関係の理解のためにSCT,そしてバウム・テストにより全体像の臨床的把握,という組み合わせが多い。クライエントの心理的負担や時間的余裕などから質問紙法やバウム・テストを除く場合も実際の臨床場面では少なくない。

③クライエント側の諸条件
 テスト・バッテリーを組むときに、往々にして忘れがちであることは、テストの目的とともに、クライエントの諸条件を考慮した上でテスト・バッテリーを組むことである。

 例えば、クライエントが年少であったり高齢者であったりする場合には,長時間のテストは心理的・体力的に困難であり避けるべきである。また、統合失調症の急性期など,症状が不安定な場合もテストが可能か否か,どのようなテストなら施行できるのか,などを十分吟味する必要がある。

 心理テストは、どのようなテストであっても多かれ少なかれ,クライエントにとっては心理的負荷を課すものであるという点を十分考慮する必要がある。1回の心理テストの時間はせいぜい長くても1時間から1時間半までにとどめ,1回のテストの種類は多くても3種類までとすることが望ましい。

④検査者側の条件
 検査をする側に着いては、これまでも若干触れたが、心理テストの実施に際して,そのテストの施行法,結果の解釈に習熟していることが望ましいことは、いうまでもない。しかし,さまざまな心理テストのすべてに習熟しているというのは,簡単なことではないので,テスト・バッテリーを組むに当たっては,とりあえずは各種テストの中から1つずつ,習熟しておくことが望ましい。

⑤最終的なテスト・バッテリーの決定
 一般に治療や相談を求めてくる人たちは,多かれ少なかれ不安を抱いており,心理テストに対する不安もある。そのため、必要最小限のテストを施行すること,貴重なテスト結果を無駄にしないためにテストに対する熟練を心がけること,の2点は忘れないようにしてもらいたい。

 心理アセスメントの主体は、あくまでも対象者、クライエントである。そして、心理アセスメントの究極的な目的は、クライエントの幸福や、福祉の向上にあるという、基本を常に心に置いて事に当たっていただきたい。

 以上、今回で、心理アセスメントについてのシリーズは終了です。引用文献、参考文献は、第2回目(心理テストによるアセスメント(臨床心理アセスメント用具としての心理テスト その1))にご紹介しました。また、それ以外にも、折に触れて知能検査、認知能力検査、心理アセスメントに関する話題を書いています。「学問・資格」のカテゴリで検索していただければと思います。

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2012年5月19日 (土)

九華公園にて花菖蒲とメジロの声を愛でていたら、「オジサン」と呼ばれガックリ(苦笑)

Img_0099_2 こちらのネコ、なんともちょうど昼寝に具合のよいところを見つけて、ノンビリとしています。見ているこちらまで、何となく脱力してきそうです(笑)。午後からは、薄雲が広がっては来たものの、散歩をしていた昼前には、暑いくらいに感じられ、汗をかいてきました。

 話がそれましたが、このネコちゃん。どこにいたのかといいますと、こちらであります。九華Img_0100_2 公園の北門の門柱の飾りの中です。陽当たりもよいですし、日陰もありますし、昼寝には絶好の場所といえます(笑)。人目さえ気にしなければ、居心地、良さそうです。羨ましいですねぇ(笑)。ただし、体型からすると、小生にはとても入れませんが……。



Img_0165_2  さて、その散歩ですが、9時半から2時間ほどかけて、九華公園を一回り。Img_0111_2 4.4㎞ほどを歩いて来ました。散歩の目的の一つは、先日、咲き始めた花菖蒲、花や種類が増えただろうから、確認しようということでした。ご覧の通り、全体からしますと、まだまばらでしたが、比率からすると、倍以上に増えていました。

Kyuukahanashoubu_2  とはいえ、公園内に3カ所ある花菖蒲園のうち、花が咲いているのは、まImg_0113_2 だ1カ所のみ。右に地図を示しましたが、赤丸を就けたところだけです。扇橋近くの管理事務所の南のところだけです。

Img_0120_2  その花菖蒲ですが、まずこちらは、「除夜の鐘<じょやのかね>(肥後系)」です。花菖蒲は、背実も欠きましたが、5,000種類以上もあるようですが、これらの名前の由来、どこから来るのでしょうね。それにしても、「除夜の鐘」とは、ありがたい名前です。小生の煩悩も何とかしてもらいたいものであります。

Img_0141_2

 次も、紫系統の花菖蒲ですが、「和田津海<わだつみ>(江戸系)」です。系統は、Wikipediaによれば、主に3系統があるようです。次に、引用しておきます。

江戸系
    江戸ではハナショウブの栽培が盛んで、江戸中期頃に初のハナショウブ園が葛飾掘切に開かれ、浮世絵にも描かれた名所となった。ここで特筆されるのは、旗本松平定朝(菖翁)である。60年間にわたり300近い品種を作出し名著「花菖培養録」を残し、ハナショウブ栽培の歴史は菖翁以前と以後で区切られる。こうして江戸で完成された品種群が日本の栽培品種の基礎となった。
肥後系
    肥後熊本藩主細川斉護が、藩士を菖翁のところに弟子入りさせ、門外不出を条件に譲り受けたもので、「肥後六花」の一つである。満月会によって現在まで栽培・改良が続けられている。菖翁との約束であった門外不出という会則を厳守してきたが、大正時代にこれを売りに出した会員がおり、瞬く間に中心的な存在となった。

Img_0155_2  次は、ピンク系です。これは、「不知火<しらぬい>(伊勢系)」ということでした。桑名も、伊勢国ですので、「伊勢系」というのは、気になります。「伊勢系」は、Wikipediaによれば、「伊勢松阪の紀州藩士吉井定五郎により独自に品種改良されたという品種群で、「伊勢三品」の一つである。昭和27年(1952年)に「イセショウブ」の名称で三重県指定天然記念物となり、全国に知られるようになった」ということです。

Img_0131_2  前回咲いていました、「曲水の詩<きょくすいのうた>(肥後系)」は、このよImg_0153_2 うに、若干色合いが薄くなっているような気がしました。同じく、、「筑紫路 <つくしじ>(肥後系)」は、もう1本咲いて、2本が並んでいました。

Img_0190  ところで、小生、このところ、二の丸堀の方で(上掲の地図で、緑丸のとこImg_0211 ろ)、野鳥が出てくるのを待っていることが多いのですが、今日は、頭上で盛んにメジロが鳴く声が聞こえてきました。「チーチー チュルチュル チリツルツル」といった、長いさえずりです。2羽いたようですが、ようやく1羽だけを捉えられました。ご覧のように葉がかなり茂っていましたので、見つけるのも、写真に撮るのも苦労しました。

Img_0221  かなり高い木の頂上あたりでしたので、時折よろめきながらでありましたし、見上げてばかりいましたので、首が痛くなりました。小生のすぐ脇を何人もの方が通って行かれましたが、関心を示す方はありませんでした。それと、閉口したのは、散歩しながら携帯ラジオを聞いている方があったことです。イヤホンで聞くのではなく、スピーカーで、大音量とはいいませんが、周りにもよく聞こえてくるくらいです。鳥見からしますと、野鳥に逃げられかねませんので、ちょっと困るなぁと思う次第です。

Img_0233  鳥を求めて歩いていましたら、小生よりも年配の女性から声をかけられました。「ツツジももう終わりですね」という世間話をしていたのですが、話の中で、「オジサンは、桑名の方?」と聞かれ、一瞬、耳を疑ってしまいました(苦笑)。いやぁ、確かに正真正銘のオジサンではありますが、有り体にいえば、「あんたにオジサンといわれる筋合いはない」であります。もっと若い人や、子どもから「オジサン」と呼ばれれば、こちらも機嫌良く返事をするのですが、愕然としてしまいました。

 まぁ、「人の振り見て、我が振り直せ」といいますから、小生も、気をつけることにしますImg_0091 (笑)。が、高田純次さんみたいに、高齢女性に向かって、「お嬢さん」などと呼びかけたりしたら、余りよろしくはないのでしょうねぇ……。

 という土曜日でしたが、長年の習いか、ほぼプ~太郎となった今も、どうも休日という感じがしてなりません。具体的にいえば、多少は仕事をしたいと思うのでありますが、ダメですねぇ、気合いが入りません。それと、どういう訳か、何かの影響なのか、フラつきがなかなか収まってくれません。そんなにデリケートなのでしょうか? まさかねぇ。

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2012年5月18日 (金)

間近でケリを撮影、しかし、ガン見される!?……飛び姿は華麗です

Eclipsenagoya  月曜日(5/21)の金環日食の話題が盛り上がっています。今のところ、名古20120521eclipse 屋地方は、雲が多いかも知れないという予報です。この近くでは、名古屋市科学館のサイトに詳しい説明があります。こちらの画像は、その名古屋市科学館のサイトからお借りし、画像処理ソフトで、我が桑名市の地点に赤丸を入れたものです。名古屋からちょうど、南西に位置していますので、名古屋での見え方が、若干のタイムラグで同じように見えるのではないかと思います。右は、時間を追った見え方の予想図です。欠け始めが、6時18分ということですから、少々早起き、でしょうか。小生、このところ、5時には起きることが多いので、その点は大丈夫です(笑)。あとは天気ですね。「安全な観測方法」にしたがって、見たいものです。

 さて、昨日のお疲れ。主観的には、「さほどでもない」と思っていましたが、けっこう疲れていたようです(笑)。午前中の散歩は、いささかヨレヨレでしたし、昼食後は、久しぶりに2時間ほども、爆睡しておりました(爆)。

Img_9870  その散歩ですが、NHKのテキストの発売日でしたので、三洋堂桑名店を目的地に、9時半出発、12時帰宅でした。例によって、マジメな散歩ではなく、ブラブラ、あちこちで立ち止まって写真というものですから、時間の割りに、距離は、3.8㎞とさほどではありません。福島地内の水田では、田植えも終わっていました。棚田とか、里山をバックにした水田とかには負けるかも知れませんが、良い光景です。そう思います。

Img_9882  この水田あたりには、つがいと思われるケリが棲んでいます。今日も健 在で、水田に少し離れたところで、2羽が互いに鳴き交わしていました。今日は、今までよりも近寄ったつもりはなかったのですが、警戒するような声で鳴かれ、しかも、何度も小生の上空や、小生に向かって飛んでこられてしまいました。この写真、EOSS Kiss X-5と、250mmズームを用いていますが、かなりトリミングもしました。写真をクリックしていただき、拡大してご覧ください。何となく、小生をにらんでいるように見えます。そんなに睨まなくても、何もしませんよぉだ。

 もう一枚。こちらも、威嚇された感じでした。この写真、同じくズームアップしていますImg_9916_2 が、トリミングはほとんどしていません。つまり、小生に向かって飛んできた、と思われます。たぶん、「これ以上近寄るな!」という威嚇なのでしょう(爆)。しかし、それはそれとして、美しい飛び姿です。華麗といってもよいようにさえ思います。自分で撮影したものでありながら、ちょっとした感動ものです。広げられた羽には、透明感もともなっています。

 ところで、ヨレヨレになりながら、本屋には無事、たどり着き、NHKの「トラッドジャパン」と、「ニュースで英会話」のテキストをゲット。娘に頼まれた「songs」とやらいう雑誌の6月号も無事入手(今日も、元気にパシリを務めておりまする)。

Img_9970_2  帰り道は、修徳小学校の方を回って帰ることにしました。三洋堂のすぐ近くには大きな眼科病院がありますが、そちらからもケリの鳴き声が聞こえてきました。このあたりでは、これまでケリを見たことはありませんでした。左の写真では、右手前と、左奥に1羽ずつ見えます。こちらもつがいなのでしょう、鳴き交わしていました。

Img_9956  この右手前にいたケリ、実は駐車場の端に佇んでいました。駐車場に建つ建物の陰からそっと出たところにいました。むしろ小生の方がビックリしてしまい、ケリの方は、悠然としているように見えました。今までケリに出遭った中では、もっとも接近できました。わずか数メートル先にケリがいたという次第。

 このケリ、しばらく見ているうちに、駐車場から水田に降りて、餌を探し始めました。私がImg_9986 いるのには気づいていたと思うのですが、こちらのケリは、福島地内のケリさんたちとは違って、こちらは、友好的な性格のようです(笑)。


 しかし、何ですね、この頃すっかり「ケリ・ハンター」という趣であります。大げさにいえば、そういう「運命(destiny)」なのでしょうか? まぁ、それはそれとして、これだけの写真が撮れましたので、ヨレヨレ散歩としては上出来の部類でしょう。

 本日のオマケ、2題であります。

Img_0057  畷第一踏切下に棲んでいるウシガエルさまです(「この桜吹雪、散らせるもんなら散らしてみな(?)【訂正あります(4/17)】」で取り上げました(4/16)。相変わらずお元気なご様子で、何よりです。

Img_0051  どのくらいのサイズかよく分からないと思いますので、近くで甲羅干ししていたカメさんの大きさと比べてください。カエルは、中央やや右上の赤い円内にいます。大人のカメさん(と思われますが)と、ほぼ同じくらいの大きさです。

Rimg0005  そして、お棲まいはといえば、JR・近鉄・養老鉄道桑名駅の北、JRで言えImg_0044_2 ば、「畷第一踏 切」の真下です。この踏切(左の写真)、手前側からJR関西線(複線)、養老鉄道養老線(単線)、近鉄名古屋線の高架(複線)、さらに、もっとも奥には、養老鉄道の車庫へ入る引き込み線があります。そして、本日、鎮座しておられたのは、右の写真のように、養老鉄道の線路の直下であります。むしろこういうところの方が、安全なのでしょうね。その証拠に、小生のように、栄養たっぷりという体つきをしておられます(爆)。

Img_0082  オマケその2。こちらは、拙宅近くの、蓮見町にあるとあるお宅の2階の軒下です。何やら鳥の雛の鳴き声がするなと思って、あちこち見回して見つけました。巣の材料から見るに、ツバメのものではなさそうな気がします。ツバメであれば、泥が主体になっているからです。巣を見つけたときに、親鳥が飛び立ってしまい、それが何だったかはっきりしませんでした。大きさは、ツバメ程度ではありましたが……。また、課題が増えました。なかなか片付けられませんので、少しずつ宿題が増えていっております。

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2012年5月17日 (木)

日本版WISC-Ⅲ知能検査の信頼性係数その他にミスが見つかっています

 先のエントリー(今日は、会議……市の特別支援連携協議会)を書くのに、日本文化科学社のサイトを見て、WISC-Ⅲについて調べていましたら、「『日本版WISC-III知能検査』の信頼性係数の誤りに関するお知らせ」というお知らせが、4月11日付で出ているのに気づきました。

 まだWISC-Ⅲを使っていらっしゃる方も多いかと思いますので、話題として取り上げさせてもらいます。いずれも、『日本版WISC-III知能検査法』第1分冊「理論編」に載っているもので、次の3カ所です:

  1. 39ページ 表5-1 下位検査,IQ,群指数の年齢群別信頼性係数(rxx
  2. 42ページ 表5-3 下位検査,IQ,群指数の年齢群別測定標準誤差(SEm)
  3. 44ページ 表5-4 統計的に有意であるために必要なIQ間および群指数間の差

1と2については、普段の臨床でここまで参照されることは少ないかと思いますが、3は、「統計的に有意であるために必要なIQ間および群指数間の差」ですから、これらの間の有意差を判定するのに参照されることも多い表です。ここのミスは、「言語理解」の群指数と、「知覚統合」「注意記憶」「処理速度」の3つの群指数との間の有意差判定の基準が変わってきていますから、WISC-Ⅲの利用に当たって、影響がありそうです。

 第3の点は、1と2の信頼性係数のミスにより、必然的に生じた誤りです。

 関係者の皆様や、WISC-Ⅲを利用していらっしゃる方には、確認されることを是非お勧めします。

 なお、これに関連して「信頼区間」が変動することが考えられますが、これは、検証の結果、著しい不利益は生じないと判断されたということです。

なお、信頼性係数の修正により、第 3分冊「尺度換算表」の表 A-5において信頼区間が変動することが考えられます。その影響につきまして刊行委員会で慎重に検証いたしましたが、現在の表を利用した場合でも子どもに著しい不利益は生じないという結論になりました。つきましては、現在の換算表をこのままお使いくださいますようお願いいたします。

Wisc3correction  pdfファイルで提供されています「誤りに関するお知らせ」ですが、読者の方で、ご関心、ご関係がおありの方の便利のため、画像にコピーして、掲げておきます。正確な情報は、日本文化科学社のサイトで提供されていますpdf資料で、必ずご確認ください。




 出版社提供の訂正資料は、こちらをご覧ください……http://www.nichibun.co.jp/kobetsu/information/wisc3.pdf

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